2011/09/06 - 2011/09/15
41位(同エリア1981件中)
なめさん
2007年9月以来2度目のスイスハイキング旅行です。
今回はベルン旧市街観光の後、ツエルマット基点で楽々ハイキングと展望台観光、そして、前回悪天候で断念したルッツエルン近郊のリギ山観光を行った。
この旅行記ではツエルマットのハイキングとリギ山観光に絞って書くことにします。
( 旅程 )
9月 6日 成田 10:20 スイス航空(LX161) ~ チューリッヒ ~ ベルン
6~8日 ベルン 2泊 @市内観光
8日 ベルン ~ ツエルマットへ移動
8~12日 ツエルマット 4泊 @ハイキング
12日 ツエルマット ~ Spiez ~ interlaken ~ ルッツエルンへ移動
12~14日 ルッツエルン 2泊 @ハイキング
14日 ツエルマット ~ チューリッヒ 13:00 スイス航空(LX160) ~ 成田 9/15 7:50着
( 手配 )
* 航空券:スイス航空HP(フリーバード) 約17.5万円/人(オール込) http://www.swiss-japan.co.jp/
* ホテル:旅ウエブ (楽天、エクスペディアなどの比較で最安値であった)
http://www.tabiweb.ne.jp/index.asp
* スイス国内交通:スイス国鉄 (現地で半額カード購入と同時に全行程を周遊券形式で購入。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
* スイス国内移動 *
成田発10:20のスイス航空(LX-161)はチューリッヒ(1)着15:50なので、ツエルマット直行(3時間30分)も十分に可能だが、今回は首都ベルン(2)に立ち寄り旧市街観光(2泊)の後ツエルマット(3)に移動し、4泊してハイキングを楽しんだ。その後、ルッツェルン(4)に移動してフイーアーバルトシュテッテ湖のクルーズとリギ山のハイキングを行なった。最後のルッツエルン〜チューリッヒ空港への移動は直行列車で1時間なので当日移動でも問題なし。 今回ベルンには2泊したが、旧市街を見るだけならば1泊/半日程度の観光でも良かったように思う。
(スイス国鉄SBBのFly Rail BaggageシステムとTimetableについて)
スイス航空〜スイス国鉄SBBの間には荷物の直送システムがある。
今回、重いハイキング装備などは成田空港のスイス航空カウンターでチェックインの際にツエルマット鉄道駅(3)まで直送した。Fly Rail Baggage料金:\2000/1個
また、乗換経路はホームページのTimetable機能を使ってプリントして行くと便利です。
詳細:http://www.sbb.ch/en/home.html -
* スイス半額カード *
スイスには、スイスカード、スイスパス、フレキシパスなど色々な割引パスがあるが、今回のような旅には半額カード(右)&周遊券(左)がお得です。スイスパスなどは現地で相当頻繁に移動しないと元が取れない;^^(多くのパスは登山鉄道などは50%割引しかならない)
今回はチューリッヒ空港駅で1ヶ月有効(最短)の半額カード(CHF110;左)購入と同時にスイス国鉄全旅程分の切符(2等/CHF119@50%割引;右)を周遊券にしてもらった。こうすると登山鉄道などの50%割引があるだけでなく、半額カードの欠点である、”切符購入に費やす時間”が節約できる。
スイス国鉄には、周遊券と言うシステムはありませんが、上記のように購入することで実質的な周遊券です。また、まとめて購入しても”半額”より安くはなりません。さらに、周遊経路を外れる場合はその区間だけ半額カードで購入すればよい。 -
* スイス国鉄SBBについて *
スイス国鉄の運行スケジュールは正確無比! 今回もSBBホームページで乗り換え時刻をプリントして行ったところ、6回の乗り継ぎは全てノントラブルであった。
IC(Inter City)などの幹線は2階車両が多く車窓を楽しむためにも荷物は軽いほうが良い、Fly Rail Baggageシステムを有効に使うことをお勧めします。
成田空港〜スイス国内のSBB駅:2000円 、 スイス国内の駅〜駅:CHF10 -
* チューリッヒ 〜 ベルン間の車窓 *
チューリッヒ〜ベルン間の1時間15分は遠くにアルプス山脈は望めるものの車窓を楽しむところまで行かない。
景色を楽しみながらツエルマット方面に行く場合はインターラーケン回りがお勧めだが時間はかかる。
ベルン回りでツエルマット直行:3時間30分
インターラーケン回りで:5時間30分
今回我々は、ツエルマットからの帰路をインターラーケン回りとした。 -
* ベルンのホテル City AM Bahnhof *
今回ベルン観光については触れませんが、利用したホテルだけ紹介しておきます。今回は駅から徒歩圏内という条件で検索し、ベルン駅前のビジネスホテル シティー アム バーンホフ ”City AM Bahnhof ”に宿泊した。ホテルの場所は駅前を出たところから確認でき、看板は"HOTEL City"(写真)となっていた。
予約サイト:旅ウエブ http://www.tabiweb.ne.jp/index.asp
料金:¥14250/Tw-STD朝食付 -
* City AM Bahnhof のスタンダードルーム *
部屋は広いが非常に簡素である。Tripadvisor の書き込みにビュッフエ朝食で取ってはいけない食物がある?(予約条件によりコンチネンタルのみ?)との書き込みが有ったが、現在その様な区別はしていないようだ。 -
* ホテルからベルン駅を望む *
部屋から見えるベルン駅(正面奥)にはレストランやCoopなど多くのお店があり非常に便利、旧市街観光で泊まるだけならお勧めできるホテルかと思う。
なお、ベルン旧市街は思ったより狭く、1日あれば一通りの観光はできるように感じた。 -
* 一路ツエルマットへ *
ベルン2泊観光の後、一路ツエルマットへ向かう。
ベルン〜ツエルマット間は前回(2007年)より1時間短縮され2時間で行くことができる。途中VISP駅で登山電車に乗り換えるとこのような景色が展開されアルプスハイキングへの期待が膨らんでくる。 -
* ツエルマット到着後 ホテルへ *
ツエルマットのホテルはマッターホルンビューのHotel Alfa zermatt(前回利用)と部屋の広いHotel Batterflyを比較したが、今回は居住性を優先して後者を選択した。
このホテルはBest Western グループに所属しており一定の3星レベルは確保されている。
予約サイト:旅ウエブ 料金:¥18000/Tw 朝食付 Wi-Fi有り -
* 花で飾られたベランダスペース *
このホテルからはマッターホルンを見ることはできないが、花で飾られたベランダで飲むビールは最高! -
* 広々した室内で部屋食 *
今回は夕食の多くをCoopで調達し、ホテルでの部屋食を楽しんだ。
3星ホテルにしては広い部屋に加えてテーブルなどの調度品が Hotel Alfa よりは充実している。ハイキングでマッターホルンには嫌というほどお目にかかるのでマッターホルンビューよりも居住性を優先させたのは正解であった。 -
* ハイキング その1 *
ツエルマット2日目、快晴の幸運に恵まれたのでグレイシャーパラダイス(クラインマッターホルン)展望台観光とシュバルツゼーからのハイキングに出かけた。 -
* ハイキング その1 コース説明 *
図の右半分(B)エリアが今日のコースです。
最初にツエルマットからブラッテン〜シュバルツゼー〜グレイシャーパラダイス(3883m)まで2本のロープウエイを乗り継いで上り、展望台からの絶景観光です。
その後、再度ロープウエイでシュバルツゼーまで下り、シュバルツゼー〜シュタッフェル〜ツムゼー〜フーリまでの赤線をハイキングした後、フーリからロープウエイでツエルマットに戻るコースです。
標準的なハイキング時間は3時間程度とのこと、、、 -
* シュバルツゼー行きロープウエイ *
ロープウエイ乗り場のブラッテンまではツエルマット中心部から1Kmほどの距離がある。
ロープウエイ料金:CHF47/人(ツエルマット〜シュバルツゼー〜グレイシャーパラダイス〜シュバルツゼー (ハイキング) フーリ〜ツエルマット) -
* シュバルツゼー付近から見るマッターホルン *
ロープウエイはぐんぐん高度を上げていくので、途中での乗り換え時間をタップリ取って高度順化をお勧めします。 -
* これもマッターホルンです *
途中で乗り換えた大型ロープウエイはマッターホルンを回り込むように進むため、この様な姿のマッターホルンも見ることができます。 -
* グレイシャーパラダイス(クラインマッターホルン)展望台からの絶景 *
グレイシャーパラダイス(氷河天国?)の名に恥じない見事な景観を楽しむことができます。
もちろんスキーも、、、、 -
* シュバルツゼー〜シュタッフェル〜ツムゼー〜フーリまでのハイキング *
100万フランの展望を堪能した後、グレイシャーパラダイス展望台からロープウエイでシュバルゼー(2583m)まで下り、ハイキング(その1)の開始です。ロープウエイ駅の近くにはレストラン(写真)があるのでマッタホルンを見ながら腹ごしらえも可能です。ここは多くのハイキングコースの基点となっているので道標をよく確認してから出発しましょう。 -
* シュバルゼーと礼拝堂 *
写真の道標からマッターホルン北東稜線の方向を見るとシュバルゼーと小さな礼拝堂が見えるので、礼拝堂が今回のハイキングコースの始まりです。ちなみに、〜ゼーとは〜湖という意味です。 -
* 礼拝堂 *
本当に小さな礼拝堂ですが、毎年地元の人たちが大勢集まって恒例のミサが行われる大切な場所だそうです。 -
* 礼拝堂の横でランチタイム *
我々はツエルマットの町でゲットしたサンドイッチで昼食を取る。
湖、礼拝堂、マッターホルン、、、このような景色の中では何を食べても美味しい。 -
* ハイキング開始直後の分岐点?? *
礼拝堂を出発してすぐにツエルマット方面と書いた分岐があった。おそらくフーリ方面へ牧草地を真っすぐ下るコースではないかと思うが?・・ここは太い道を選択した。結果として、シュタッフェルアルプ(StafelAlp)のレストランに着いたのでこちらが一般的なコースかと思います。 -
* 森林限界付近のハイキングコース *
アルプの中、太いハイキングコースを道なりに進んで行くと木立が見えてくる。
この辺りから森林地帯に入り、写真のようなハイキングトレイルとなる。 -
* レストラン&ロッジ シュタッフェルアルプ(StafelAlp) *
森林地帯に入りしばらく下ると、レストランシュタッフェルアルプ(StafelAlp)に到着する。ここは宿泊もできるので食事メニューも充実しているようだ。 -
* ハイキングコースの案内板 *
レストランの前にハイキングコースの詳細な案内板があった。
今回のハイキングは"START"から実線を歩き、現在は破線に変わるところにいる事が確認できる。全コースの半分弱を歩いて、残りのコースは樹林帯の平坦な谷を"FINISH"まで歩くことになる。 -
* ハイキングの再開 *
ここシュタッフェルアルプはハイキングコースの十字路である。
ここ以降のハイキングは道標のMatterhorn-TrailとFuri, Zermattと表示された矢印を目標にして進む、、、 -
* 道標の無い分岐? *
前期レストランを出発直後に道標の無い分岐がある。
我々は左折れの細い道を選択し、結果的に若干のショートカットができたようだ。Furi方面へは2本のハイキング道が平行していることが後で判明。 -
* シュタッフェルアルプの村 *
道標の無い細い道を分岐するとまもなくシュタッフェルアルプの村に入る。
ここにはキャンプエリアなどがあるがレストランなどは無いようだ。
村人に道を確認したところ問題なし、、ホッとした。 -
* アルプスの花について *
アルプスハイキングの楽しみには高山植物などのお花畑があるが、残念ながら9月にはほとんど残っていない。 -
* ハイキングコースの景観ー1 *
ハイキングの後半はツエルマットに向かって切れ込んでいる谷の中腹を歩くことになり、正面にアルプスの峰々を見ながら森林の中を進むのもまた楽し、、、。 -
* ツムットの村 *
シャーレ風の家やレストランなどが見えるツムットの村。
途中の道標を左に折れると、谷の反対側にあるツムットの村を通過してツエルマットまで下ることができる。この村には昔ながらのスイスの素朴な雰囲気が残っており、ねずみ返しの小屋なども有るそうです。体力に余裕のある方はこちらがお勧めです。ツエルマットまで歩いた場合、シュバルゼー〜ツエルマットの標準的な所要時間は4時間程度とのこと。 -
* ツエルマットの町を望む *
木立の間からツエルマットの町並みが見えてきたらゴンドラ駅のある Furiの村はすぐそこだ。 -
* Furi近くの分岐 *
Furi直前にある分岐、標識がイマイチ理解できなかったが、ここは右方向の山側を行った。おそらく左側は谷方面への道では無いかと思う。 -
* ゴンドラ Furi駅 *
前の分岐からまもなくゴンドラのFuri駅に到着。
今回、シュバルゼー〜フーリ間の1区間をゴンドラに乗らずハイキングしたことになるが、ゴンドラ料金は全区間と同額のようだ。 -
* スネガ展望台への地下ケーブル *
ハイキングの中休みを兼ねて、今日はスネガ展望台(2293m)とロートホルン展望台(3100m)のアルプス展望の一日とした。 -
* 大型ゴンドラでロートホルン到着 *
ツエルマット〜スネガ〜ブラウヘルト〜ロートホルンと地下ケーブルとゴンドラを乗り継いで標高3100mのロートホルン展望台へ到着。CHF32.5/人(往復) -
* モンテ・ローザ *
ロートホルン展望台からはブライトホルンやモンテ・ローザが目の前に見える。 -
* フィンデルン氷河 *
モンテローザの真下を流れるゴルナー氷河やフィンデルン氷河の迫力を見ると、ここまで来る価値は十分に感じられる。 -
* マッターホルンの前で *
展望台から見える景色をデジカメ動画として撮り、ユーチューブに載せました。
直接ユーチューブへジャンプできない場合は、下記タイトル又はアドレスをヤフーなどへ貼り付けてご覧ください
タイトル:ロートホルン展望台(3103m)
http://www.youtube.com/watch?v=ni7HZlUQaU4
動画の最初はフィンデルン氷河、モンテローザ、リスカム、ブライトホルン、マッターホルンの順だと思います。 -
* 絶景レストランでランチタイム *
ロートホルン展望台から大型ゴンドラ&ロープウエイを乗り継いで下ったところにあるスネガ展望台にはマッターホルンを正面に見ながら食事ができるテラスレストランがある。ここはツエルマットから地下ケーブルで3分、気軽に行ける人気スポットです。条件がよければ、展望台の下にあるライ湖(Leisee)まで徒歩数分で、湖面に映る”逆さマッターホルン”を楽しむことができます。 -
* ハイキング その2 コース説明 *
一日の中休みを取った後、2回目のハイキングに出発です。
図の左半分(A)エリアが今日のコース、ツエルマットからゴルナーグラード登山鉄道(GGB)に乗りリッフェルアルプで下車、グリュンゼー(Grunsee)〜グリンジゼー(Grindisee)〜ライゼー(Leisee)と三つの湖を巡り、スネガ展望台にゴールするコースです。このコースは森林限界に沿って歩くため、標高差が少なくゴールのスネガ展望台から逆に歩いても良い。 -
* ゴルナーグラード登山鉄道からの車窓 *
リッフエルアルプまでわずか2駅の距離だが、座席を進行方向の右側に取るとこの様な景色が楽しめます。 -
* リッフェルアルプ到着 *
ハイキングのスタート地点となるリッフェルアルプ駅に到着。
この駅舎の裏側から少し歩いたところに山岳リゾートホテルがあるので、スネガ展望台から逆コースを歩いた方はそこで食事を取ることもできます。 -
* ハイキングスタート地点の道標 *
スタート地点の道標は、駅舎から線路を横断した反対側にあるので、電車に注意しながら線路を渡ります。
道標には途中で分岐する色々な地名が書いてあるが、とりあえず Grunsee を目的地として歩き始める。 -
* ハイキングコース *
このコースは森林限界に沿ったほぼフラットな道を歩くので非常に楽チンですが、マッターホルンンを背にして歩くことになるので随所にマッターホルン観賞用のベンチが用意されている。 -
* フィンデルン村への分岐 *
スタートから1時間ほど歩いたところで、谷底にある Findeln村への分岐点がある。ここは右分岐して Grunsee,Grindjsee 方面へ進む。 -
* BARGHUSGRUNSEE RESTAURANT *
フィンデルン村への分岐からまもなく、Grunseeのすぐ手前には BARGHUSGRUNSEE と言う名のレストランがあります。 -
* グリュンゼー(Grunsee) *
前記レストランから数分、ハイキングコース右奥に最初の湖となるグリュンゼー(Grunsee)があります。後方にわずかにマッターホルンンが見えていますが、この程度では”逆さマッターホルン”にはなりませんね、残念! -
* グリュンゼー付近のハイキングコース *
グリュンゼー(Grunsee)は写真左上にあります。我々とは逆の方向を歩いていくハイカーも結構いました。マッターホルンを前方に見ながら歩きたい方は、スネガ展望台からリッフェルアルプへ向かう逆コースも良いかもしれません。 -
* ハイキング銀座? *
グリュンゼー(Grunsee)とグリンジゼー(Grindjsee)の中間地点にある分岐標識です。ご覧のようにハイキングコースだけでなくマウンテンバイクコースなど多くの道が入り乱れているので、自分の歩くコース全体を頭に入れてから歩くことが大事なようです。 -
* グリンジゼー(Grindjsee) *
道標を過ぎて、フィンデルン氷河が後退し荒涼としたモレーン原野や小川を超えると、木々に囲まれたグリンジゼー(Grindjsee)に到着する。
木立とマッターホルンのコンビネーションから”逆さマッターホルン”が最も美しく見える場所だそうです。今回は雲が取れてくれませんでした。残念、、、 -
* ライゼー(Leisee) *
グリンジゼーから緩やかな上り坂を登っていくとライゼーに到着する。
ここはスネガ展望台の直下にあり、条件がよければ湖面に映る美しい”逆さマッターホルンン”見ることができる。 -
* ライゼーに映るマッターホルン *
今回は気象条件が悪く見ることはできなかったが、これは2007年9月に撮影したものです。地下ケーブルでスネガ展望台まできた場合でも、是非ライゼーまで足を伸ばしてみて下さい。 -
* ルッツェルン(Luzern)へ向かう *
ツェルマットでのハイキングを楽しんだあと、一路ルッツェルンに向かう。
経路は、Zermatt〜(Visp)〜(Spiez)〜(Interlaken Ost)〜Luzern、このコースは( )で3回の乗り換えを行うため4時間25分かかりますが、途中では”スイス車窓の旅”を楽しむことができます。
今回は、乗り換えの簡便さを考慮して不要な荷物をチューリッヒ空港駅まで別送した。 Rail Baggageシステム料金は、スイス国内の駅〜駅:CHF10 -
* インターラーケン(Interlaken)付近 *
列車は、文字どうり湖(laken)の間(Inter)を走っており湖と町のコントラストが素晴らしい景色を見せてくれる。 -
* アルプの村 *
Interlaken Ostで3回目の乗り換え後Brienz駅を過ぎると、列車はクイックバックを行い、スイスらしいアルプの村々を通過していく。 -
* ルッツエルン付近の景色 *
Luzernに近づくと、列車はふたたび湖の畔を走行する。
まもなく古都ルッツエルンに到着だ。 -
* ヴァルトシュッテターホフホテル(Waldstaetterhof hotel) *
今回のホテルはルッツエルン駅の横、徒歩数分のところにあるヴァルトシュッテターホフ、、少々高いが、立地を優先させて奮発した。 ¥21250/Tw朝食付 -
* ツインルーム *
ホテルの外観とはまったく異なりホテル内部は近代的なディザイナーズホテルであった。各部屋の内装がすべて異なるとのこと。 -
* 新市街地からカペル橋を望む *
ルッツエルンのシンボル的な存在であり、花で飾られた橋と旧市街のコントラストが美しい。 -
* ルッツエルン駅前から旧市街地を望む *
今回は旧市街の観光については触れませんが、興味のある方は前回'07年9月の旅行記を参照ください。
http://4travel.jp/traveler/namesann/album/10190921/ -
* リギ山ハイキングマップ *
ルッツエルンからリギ山へはいくつかのルートがあるが、今回は(1)ルッツエルン/船1時間〜(2)フィッツナウ(Vitznau)/登山電車30分〜(3)リギ山頂〜帰路は(4)リギカルトバート(Rigi Kaltbad)でロープウエイに乗換〜(5)ヴェッギス(Weggis)船40分〜ルッツエルンに戻る半日〜1日コースを選択した。
交通費:CHF53(上記全行程をまとめて購入した場合の料金) -
* ルッツエルン〜フィッツナウ(Vitznau)行の湖船 *
ルッツエルン駅前の船着場からフィッツナウ行きの船に乗る。
フィッツナウまでの所要時間は約1時間、1日7〜14便
2階デッキはファーストクラス、エコノミーでキャビン内に座るためには早めに並んだほうがよさそう、、、 -
* フィアヴァルトシュテッター湖(Vierwaldstattersee)の景観−1 *
フィアヴァルトシュテッター湖の景観は、アルプスの展望がお好みの方は進行方向の右側が良いようです。 -
* フィアヴァルトシュテッター湖(Vierwaldstattersee)の景観−2 *
湖船の進行方向左側には湖畔の町並みが展望できるので、行きと帰りで両方を楽しむのも一考ですね。 -
* フィッツナウ(Vitznau)到着 *
ここからリギ山頂(RIGI KULM)まで登山電車で登ります。
フィッツナウ駅から乗る赤い列車はヨーロッパ最古の登山鉄道だそうです。 -
* リギ山頂(Rigi Kulm)到着 *
フィッツナウ駅からリギ山頂まで登山電車で30分、途中の景観は中々見ごたえがあります。 -
* リギ山頂からの景観-1 *
遠くアルプスの山々を望む。 -
* リギ山頂からの景観-2 *
フィアヴァルトシュテッター湖(Vierwaldstattersee)を眼下に望む。 -
* リギ山頂からの景観-3 *
リギ山頂にはビュッフェ形式のレストランがあります。 -
* リギ山頂駅 *
青と赤の登山電車が停まっています。
青の電車はリギの北山麓にあるアルト.ゴルダウ(Alth-Goldau)へ下る(所要40分)ので、ここからSBBでルッツエルンへ30分で戻ることができます。また、チューリッヒまで40分で行くこともできます。 -
* リギ.カルトバート〜ヴェッギスのロープウエイ *
我々は来た時と同じ赤の登山電車に乗り、フィッツナウの手前リギ.カルトバートで登山電車を降り、ロープウエイで湖船乗り場のあるヴェッギスに下りました。 -
* ルッツエルン行き湖船 *
ヴェッギスでフイッツナウから来た湖船でルッツエルンへ戻ります(所要約40分) -
* ホーフ教会 *
ルッツエルン船着場の直前で見えるホーフ教会は一見の価値があります。 -
* 駅中レストラン(D'BEIZ LUZERN) *
ルッツエルン駅の構内には沢山のレストランがありますが、中二階に有りホームを見渡せるこのレストランがお勧めです。ビールとパスタでCHF20程度と比較的安い、、、 -
* チューリッヒ空港駅の荷物引き取り場所 *
最終日、チューリッヒ空港駅の構内でツエルマットから別送しておいた荷物を引き取る。引き取り場所は、空港に向かうコンコース手前広場にある。 -
* スイス最後のコーヒータイム *
残念ながら、チューリッヒ空港では無料Wi-Fiのサービスが整ってなかった。 -
* Good-Bye スイス *
スイス航空〜成田便(LX-160)は13時発、成田着-翌朝7:50の夜行便です。
今回のスイスも前回と同じ9月の訪問であったが、前回同様に天候は安定しておりハイキングを堪能することができた。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- makikasu2004さん 2018/06/12 16:16:58
- ハーフパスについて
- 8月にスイスへ旅行するため、繰り返しブログを拝見させていただいております。
参考になることが多く、とても助かっております。
レンタカーでツェルマット手前の駅Taschまで行きその後レンタカーでグリンデルワルトまで移動し、それぞれを観光したいと思っています。
スイスには色々なパスがありますが、今回ハーフパスを日本で購入し、なめさんのように周遊券風チケットをスイスの駅で利用できれば…と考えています。
このチケットを購入するには、大きなチューリッヒ駅などでしか無理でしょうか?
ツェルマット手前の駅Taschのような小さな駅でも、購入できますでしょうか?
また、ユングフラウヨッホなどへの山岳鉄道を含むことは可能でしょうか?
質問ばかりで申し訳ありません…
よろしくお願いします。
-
- rikufuuさん 2016/07/02 00:20:23
- スイスカードについて
- Q&Aではありがとうございました
チューリッヒからベルン→グリンデルワルト→ツェルマット→ルツッェルン→チューリッヒの旅程なんですが、半額カードのほうが安くつきそうでも毎回チケットを買うのが大変な気がしてスイスカードにしようかと思っていました。周遊券にして購入する方法がいいですね
その場合、時間まで指定して買うのですか?
先にチケットを買うことで毎回チケットを買う手間がなくなるのはすごくありがたいことを教えて頂きました
ありがとうございます
- なめさん からの返信 2016/07/02 17:48:38
- RE: スイスカードについて
- 時間まで指定して買う必要はありません。
〜なめ〜
> Q&Aではありがとうございました
>
> チューリッヒからベルン→グリンデルワルト→ツェルマット→ルツッェルン→チューリッヒの旅程なんですが、半額カードのほうが安くつきそうでも毎回チケットを買うのが大変な気がしてスイスカードにしようかと思っていました。周遊券にして購入する方法がいいですね
>
> その場合、時間まで指定して買うのですか?
> 先にチケットを買うことで毎回チケットを買う手間がなくなるのはすごくありがたいことを教えて頂きました
> ありがとうございます
- なめさん からの返信 2018/06/13 17:12:39
- RE: RE: スイスカードについて
- > 時間まで指定して買う必要はありません。
>
> 〜なめ〜
>
>
> > Q&Aではありがとうございました
> >
> > チューリッヒからベルン→グリンデルワルト→ツェルマット→ルツッェルン→チューリッヒの旅程なんですが、半額カードのほうが安くつきそうでも毎回チケットを買うのが大変な気がしてスイスカードにしようかと思っていました。周遊券にして購入する方法がいいですね
> >
> > その場合、時間まで指定して買うのですか?
> > 先にチケットを買うことで毎回チケットを買う手間がなくなるのはすごくありがたいことを教えて頂きました
> > ありがとうございます
-
- tommyさん 2013/05/10 13:38:02
- ハイキングの計画について
- 楽しく旅行記を見させて頂きました。
私も8月にチェルマットに3泊する予定なので、参考になります。
ハイキングする際に事前に日本で計画を立てられましたか?
その場合どのような情報を元に計画を立てられたのでしょうか?
スイスカードを使われたのですね。
スイスカードでは登山鉄道だけでなく、チェルマットの全てのロープウェイも
半額になるのでしょうか?
- なめさん からの返信 2013/05/10 17:59:37
- RE: ハイキングの計画について
- 地球の歩き方などの旅行書とスイス政府観光局からもらった資料を参考にして、事前に何コースか考えておきました。ハイキングコースは、お天気や体調によって現地で変更できると良いと思います。
スイスカードではなくスイス半額カードを使用しました。もちろん登山鉄道やロープウエイも半額となります。ハイキング主体でスイス国鉄を頻繁に使わない場合はその他のカード類よりも有利な場合が多いようです。
〜なめ〜
> 楽しく旅行記を見させて頂きました。
> 私も8月にチェルマットに3泊する予定なので、参考になります。
>
> ハイキングする際に事前に日本で計画を立てられましたか?
> その場合どのような情報を元に計画を立てられたのでしょうか?
>
> スイスカードを使われたのですね。
> スイスカードでは登山鉄道だけでなく、チェルマットの全てのロープウェイも
> 半額になるのでしょうか?
-
- 敏じぃさん 2012/06/19 05:30:33
- スイス航空? はとっくに経営破たんしていますよ。
- こんにちは
初めまして
旅行記楽しく拝見しました、ちょっと気になったので余計なことかもしれませんが掲示板に書かせていただきます、
スイスへの往復は「スイス航空」で行かれたと書いてありますが、スイス航空はかなり以前に経営破たんして、当時の大株主のクロスエアー(LX)が経営を引き継いだはずです、当時のスイス航空は航空会社コードがSRでした、私のスイス旅行記の最初のほうはこのスイス航空で出かけています。
現在のLXは「スイスインターナショナルエアーラインズ」です。
- なめさん からの返信 2012/06/19 12:59:42
- RE: スイス航空? はとっくに経営破たんしていますよ。
- 了解、会社名が正確でないと言うことですね?
スイスインターナショナルエアーラインズ=スイス国際航空=スイス航空、と省略したわけです。
> こんにちは
> 初めまして
>
> 旅行記楽しく拝見しました、ちょっと気になったので余計なことかもしれませんが掲示板に書かせていただきます、
> スイスへの往復は「スイス航空」で行かれたと書いてありますが、スイス航空はかなり以前に経営破たんして、当時の大株主のクロスエアー(LX)が経営を引き継いだはずです、当時のスイス航空は航空会社コードがSRでした、私のスイス旅行記の最初のほうはこのスイス航空で出かけています。
> 現在のLXは「スイスインターナショナルエアーラインズ」です。
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