私のバリ島一人旅　　その?　バリアンに会う

2005/12/08 - 2005/12/17

バリ島の雰囲気にも大分慣れて、リゾート気分を満喫していた私だったが、この日は以前より興味があったバリの占い師、俗に言う「バリアン」という人達に見てもらおうと予約をしていた。

予約をしたのはバリでも結構？有名なバリアンの人だったけど、ガイドが通訳をしてくれるという事で(サペではない別のガイド)、一抹の不安を抱えながら（笑）、ウブドの山奥までやって来た。


何だかお寺みたいな所に案内されて、少し待たされたが私の前には現れたバリアンは、８０歳位のおじいちゃんだった…。「え？、写真の人と違うんだけど誰？？？」と聞いた所、掲載してた写真は２０年程前のらしいって話である。。。さすがバリです（笑）
そんな始まりだったが、名前の通っているバリアンらしく、不思議な力があるらしい（本当に！）　日本で言うと江原さんみたいな感じである。
ネシア語らしい言葉でガイドに話しているので良く解らない部分もあったが、当たる部分もあり面白かった♪


バリ人はよくこの「バリアン」という人の力を頼ると言う。
信仰心が強いせいもあるが、事あるごとにバリアンの助言を信仰するらしい。バリアンの力も白と黒があって内容によっては人を殺める事もあるらしいけど、そういう事は恋愛ネタで多いらしい（笑）←あくまでも聞いた話…。
そういう訳でこの「バリアン」という人は村では崇められてるらしい。多分日本でもこんな時代があったはず…。


色んなバリアンがいるけど（ちゃんと選んだ方が良いですよ）、是非占いに興味のある人にはお勧めです！



バリアン体験の後、クタのディスカバリーモールへ出かける。さすが話に聞いていた通り、大きい！
しかもスタバもあり、早速ラテを飲みに行った。
値段はバリ価格ではなかったけど、懐かしい味にホッとした（笑）　モール内は色んなお店が入っていたがざっと見て、モール内のスーパーマーケットへ行く事にした♪
途中のエスカレーターで一人のバリ人の男の子に声をかけられ、軽く無視していたが、今度は日本語で話してきた。
「来たか！ジゴロもどきっ！」と心の中で思いつつ（笑）、あまりにしつこいので
「アンタと付き合ってる時間は無いよ」と冷たく言うとどこかへ行ってしまった。
やれやれ…と思いつつ買い物を楽しんでいると、またさっきの男の子が現れた。
こいつやっぱりジゴロだな…と確信を持った私は「何か用？」と言うと、今度は流暢な日本語で話してきた。

仕方無しに話を聞いてやると、３年程日本にいたらしい。どうりで日本語がうまい訳だ。
名前はアリスと言うらしいが、そんな女みたいな名前、やっぱり胡散くさい（笑）
疑う私をよそにアリスは勝手に人の買い物の荷物を持ち、運んであげると言う。
やばい、やばいと思いつつどんどん歩いていくアリス。怒っても仕方ないと思いアリスの話を聞く事にした。話した感じは普通の男の子だった。年の割にはしっかりしてる感じだったが、まだまだ疑いは晴れず。日本が懐かしくて日本人の友達が欲しいって言っていた…。


こうして疑いから始まったアリスとの出会いは、その後私のバリ友達となる(笑)　人の縁とはどこで繋がっているのか解らないと感じた一日だった。


続く…。

エリア バリ島(インドネシア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー

バリアンとの写真。
バリ版の江原さんです(笑)