2010/06/22 - 2010/06/22
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Muffinさん
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大きなお釈迦様が寝そべるワット・ポーへ行ってきました。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)に比べてこぢんまりとしていて、一通り見学するのに1時間半ほど(ワット・プラケオの半分)でした。
全長46mのお釈迦様の大きさにはもちろん驚きましたが、なによりここで楽しみだったのは見学した後のタイ・マッサージ。
ワット・ポーはタイ・マッサージの総本山なのです。
Wat Pho (正式名Wat Phra Chetuphon Vimolmangklararm Rajwaramahaviharn)
http://www.watpho.com/en/home/index.php
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- タクシー
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Wat Pho
4つの仏塔は修復中で立ち入り禁止になっていました。
多くの方は寝釈迦仏像脇の入り口から入られるようです。
入場料 50B -
南側の入り口からスタート
ワット・プラケオは鬼の門番でしたが、ワット・ポーは中国風の仙人(Lan Than Nai Tvarapala)です。
門の上には陶器の花を纏った仏塔のような塔が付いています。 -
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石庭
境内にはラーマ3世が造った24の石庭があり、入り口近くはヨガ行者像が置かれていました。石は王宮から持ってきたそうです。
この像もどことなく中国風。よく見ると無理なポーズで座っています。 -
無数の小塔が本堂の周りに配置されていました
王族の遺骨が納められている仏舎利ですが、今は寄進次第で誰でも納骨できるそうです。
エメラルド寺院で見たような鮮やかさはなく、古いままのタイルのようです。(エメラルド寺院は'88に貼り替えられたのでガラスも光っていました)
外壁の4方に配置される仏殿の屋根(写真後方)は新しく塗り替えられたようで光っていますが、ワット・ポーは全体的に古いまま残している部分が多いようで、色は外装も内装も少しくすんでいます。 -
中仏塔
境内を囲む塀の内側には、本堂外壁の周りよりも少し大きい仏塔が建っていました。
ちょうど4つなのでラーマ1世〜4世の仏塔かと思いましたがこちらは違います。 -
本堂外壁の4辺に1つずつ仏堂があります
外には狛犬 -
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南の仏堂、5人の弟子に説法するお釈迦様
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西の仏堂、木の下に座る釈迦を雨風から護るナーガ(蛇神)
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石庭を造ったラーマ3世は木のトリミングにもこだわったようです
鹿? -
扉の中の人も彫り込まれた石塔
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本堂の外回廊に入りました
このお寺でも鬼が仏塔を支えています。 -
金使いの少ないお寺ですが、入り口などは見事な彫金がありました
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外回廊には244体、内回廊には150体の仏像が並べられています
信者からの寄進だそうで、中には真新しそうな仏像もありました。 -
英知の石板
回廊の柱には石板が掲げられています。19世紀タイの最先端の文学、歴史、科学などの知識を後世に残そうと彫り込まれたものです。
この石板は自然科学の何かの模型でしょうか? -
仙人様を修復中
上の部分の石は古そうです。足を彫っていました。 -
東の仏殿と内回廊内
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仏舎利塔は大理石でした
色が強烈なタイのお寺をいくつか見て回った後なので、ワット・ポーのおとなしい色がかえって新鮮です。 -
西の仏堂、菩提樹の木の下に立つお釈迦様
でも仏像はやっぱり金で大きいです。本堂脇の仏堂のお釈迦様に驚いているぐらいなので、大寝釈迦仏はどんなに大きいのだろうか…。 -
本堂
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金ですが古くなって渋い色に変わっています
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本尊
チャオプラヤ−川西のワット・サラシーナにあった金箔貼りのブロンズ像をラーマ1世がこちらへ移したそうです。
台座にはラーマ1世の遺骨が納められています。
仏堂も本堂も他のお寺に比べると信徒さん・観光客ともゆったりとした雰囲気で、お参りをした後にあぐらをかいてじっと仏様を眺めて何か考えている人や、壁画を見上げている人などいろいろです。 -
お釈迦様の生涯が描かれた壁画
深い青を基調にした落ち着いた堂内でした。 -
ラーマキエン物語を描いた螺鈿の扉
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本堂西側の東屋の中には人体図が貼り付けられています
屋根の内側の部分。
ラーマ3世はワット・ポーに医学の教育施設を設けました。東洋医学をもとに薬品の調合と身体マッサージが基本となって、タイ古式マッサージの総本山と言われる所以です。 -
人体のあらゆるツボを示した図
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鬼のツボもあります
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大寝釈迦仏の仏堂前はヨーロッパ人の仙人が護っています
日本で天狗=西洋人と同じように鬼に見えたのか? -
大寝釈迦仏像
体長46m、高さ15mの巨大なお釈迦様なので、狭い柱の間からは全体が見渡せません。 -
こちらの堂内も青い壁画で覆われていました
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足まで遠い…
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足下からようやく全体像が…
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扁平足にバラモン教(?何故)の宇宙観が螺鈿細工で108面
扁平足は超人のしるし…私も?! -
足裏の細工
大きな足裏でも108の図はさすがに小さくて、何が描かれているかわからない…。 -
優雅に見下ろす前面から背中に回ると、寝姿がマグマ大使みたいで…
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賽銭を小銭に両替して、1枚ずつツボに入れてお祈りしています
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枕も高い
そうそう、タイの昼寝枕はお釈迦様の枕のように三角形です。気持ちいいんだろうか…と買うのを思案中。 -
ラーマ1世〜4世仏塔
数多くある仏塔のうちでも一際大きい4塔はラーマ1世〜4世までの遺骨が納められています。
ちょうど修復中で近くでは見られませんが、それぞれの塔の色が違っていました。 -
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マッサージ場
全部の見学を終えて境内のマッサージ場へ。
市内でよく通うマッサージは2時間600B(+チップ100B)ぐらいですが、ここは少し高めで800B。
1時間360B(+チップ60B)のコースをお願いしました。
(1000円) -
マッサージ場内
個室はなく、ベッドが並んでいるだけなのに戸惑いましたが、着替え室は別にあり、荷物は枕元の棚の中に収められますので安心しました。
さすが元祖!効き過ぎます。
押しがかなり強く、終わった後はぐったりしてもう立っていたくないぐらい。家に戻ると爆睡しました。たぶんツボに効いたんでしょう。翌日は筋肉痛が残りますが、凝りはありません。
市内コンベント通り(シーロムとサートーンの間)にあるRuen-Nuad Massage Studio はワット・ポー系の公認マッサージだったと思います。揉み方や強さは同じ。マッサージ店の中では高級でラーマ5世時代の建物を使った1軒屋リゾートホテルのようなお店です。
42 Convert Rd,, Silom Bangkok
02-632-2662/3
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