2006/12/11 - 2006/12/14
668位(同エリア854件中)
miuさん
キリマヤリゾートはナコーンラチャシーマ県パクチョン市にあります。…と言ってもイメージできませんが、バンコクからは日帰りで行けるカオヤイ国立公園の近くにあります。
さてバンコクから車で約3時間。
途中、PBワイナリーに立ち寄ってランチのあとはキリマヤリゾートに直行です。
写真はメインダイニングの前のプール。
アマン系のアジアンリゾーツ感が溢れています。
http://www.kirimaya.com/resort/index.html#
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
PR
-
エントランス。
-
レセプション。
-
メインダイニング。
タイ料理は元々大好きなので、3日ともここで食事をしたのですが
実は3泊のうち、他の宿泊客で賑わっていたのは2泊目だけ。
1泊目と3泊目は、私たち以外の宿泊客がほとんどいないようで、
レストランもプールサイドもいつもガラガラでした。 -
4つあるテントヴィラの中でも一番奥の604号室を部屋指定した私たちはカートで移動。
-
テントヴィラ。
テントと言っても180?の広さで快適。
非日常感120%です!
ルームチャージは日本円で約10万円ですがホテル独自のパッケージプランがあるので、予約するときは是非トラベルエージェントを通さずにダイレクトに予約してください。
私はどうしても一番奥のテントを予約したくて、しかも英語で予約する自信がなかったので、1年も前にエージェントの「ホテルタイランド」を利用して予約していました。
ところが、数ヶ月前になって、改めてホテルの公式サイトを見るとホームページリニューアルと共にお得なパッケージプランが発表されています。
ホテルに直接メールしたところ、ホテル側としてはウェルカムという返事だったのですが、結局トラベルエージェントがプラン変更に同意してくれず、正規のルームチャージでの宿泊となってしまいました。 -
ウェルカムフルーツ。
あまりにたっぷりなので3日分かと思うくらい。
すみません、食べられません。 -
ベッドルーム。
-
約2メートル四方のプライベートスパ。
これは到着3日目に初めてお湯を張ったところ。
経緯は後ほど…。 -
シャワーブース、トイレ、パウダールームのスペース。
-
私は最高に気に入って、ぜひまた泊まりたいお部屋なんですが、新婚カップルの、特に女性はツライかも。
だって、トイレはこの囲いだけ。
とてもオープンなスペースですから。
あと、なぜか歯ブラシが置いていなかったので、
それだけは持参する必要がありそうです。 -
ウッドデッキ。
滞在した4日間のほとんどを、このデッキで本を読んで過ごしました。
橘玲「マネーロンダリング入門」
森田実「小沢一郎入門」
横山秀夫「クライマーズハイ」
と、3日でちょうど3冊。
持って行ったビジネス書は二人とも読まずじまいで、いつしか「睡眠薬」と呼ばれるようになりました。 -
リビングスペースも広くて、大きなソファというよりデイベッド。
夜はこんな風にキャンドルライトでムードたっぷり。 -
あっという間の3日間。
最後のディナータイムも例によって他のお客はゼロ。
弾き語りのお兄さんが、ずーっと私たちのテーブルの側で歌ってくれました。 -
朝靄。
この向こう側はゴルフ場ですが、いつもとても静かです。 -
実は、今回大きな勘違いに2日ほど悩まされました。
チェックインのときにも、チャーターしていた個人ツアーの日本語ガイドのプクさんが側にいてくれたのですが、
通訳付ということで、ホテルスタッフがタイ語で説明したことを、プクさんが日本語で説明してくれます。
大きな誤解は、このプライベートスパの横で。
ホテルスタッフの説明を、プクさんが日本語に訳して
「コノオ風呂ハ1回ダケ無料デス。
2回目カラ、1回1500バーツナリマス。」
部屋の?バスタブが有料?確かに普通よりは大きいけど…。
日本人的には考えられないことなので聞き返しました。
「私たちは3泊するけど、その間に1回だけしかお風呂に無料で入れないんですか?」
彼女はスタッフにタイ語でなにやら確認し
「ソウデス。1回ダケデス。」
と自信を持って答えます。
釈然としない気はしましたが、その日は風邪気味で浴槽に浸かるつもりがなかったので、
そのまま放置。
翌日は、どうしようかと思ったもののまだ風邪は完治しないし、部屋のお風呂にいちいち1500バーツというのも
結構納得がいかないので、もう少し風邪が良くなってから入ろうと放置しました。
「おかしいよね、いくら大きなバスタブだと言ったって。もともとが1泊3万バーツもするんだから、だったらお風呂代1500バーツくらい上乗せして
宿泊費込みにしてくれればいいのに…。」
などと、文句タラタラ。
その誤解が解けたのは到着して3日目の朝。
この点だけは納得いかなかったものの、全体としてとても素敵なホテルで気に入ったので
朝食後レセプションに出向いて
「気に入ったのでまた来たいから、他のルームタイプ、テラススイートも見せてください。」
とお願いしました。
ホテルスタッフに案内してもらってテラススイートを見学してみたところ、
こちらのバスタブは普通の広さ。
そこでスタッフに英語で
「このお風呂も1回だけ無料で使えるけど、後は有料なんですか?」
と聞いたところ、
「そうです。滞在中1回はフローティングフラワーとアロマバスサービスがあります。」とスタッフの答え。
アロマバスサービス?
単に浴槽にお湯を張るんじゃなくて?
そうだったんです。
プクさんが「お風呂」と訳したのは、正しくはアロマバスサービス。
スタッフがアロマオイルやお花やキャンドルでゴージャスなバスタイムを演出してくれるというもの。
「1回無料だけど、2回目からは有料」なのはこのサービスで、
バスタブにお湯を張って使うのはごく当たり前にいくらでもできることだったんです。
部屋に戻って二人で大笑い。
英語の会話ならわからなくても「aroma oil」とか「candle」とか、いくつかのキーワードで推測できそうなのに、
プクさんとスタッフがタイ語でやりとりしていたのでわからず仕舞い。
プクさんの「お風呂」訳がとんだ誤解を生んだんですね。 -
このプクさん、日本語はタイで勉強しただけで在日経験がないらしく、ヘンな日本語がとってもお茶目。
道すがら
「サラブリ県デハ白土デマス。」
「はくど?何?それ。陶器の粘土?」
「チガイマス。白土イイマス。」
「セメントの材料?」
「チガイマス。」(困った顔して)
「日本語デ白土イイマス。」
…知りませんでした、その日本語。
でもいまだに白土が何かは謎です。
ちなみに彼女が
「ハクドイイマス。」
と繰り返す間中、思う壺ダンナが横でニヤニヤしながら
「ハンバーガー屋は?」
「ドーナツ屋は?」
「お尻は?」
と執拗にボケてました。
そう、彼女の「ハクド」の発音は、大阪弁の「マクド」「ミスド」「おいど」と同じイントネーションだったのです。
やめてくれ、こっちは風邪気味でツライんぢゃ。 -
と言う訳で、最終日の午前中、チェックアウトまでたっぷり時間がありましたから
アロマバスの予約。
アロマバス開始前。 -
約束の9時にはスタッフが3人、たくさんの荷物を抱えて部屋までやってきます。
お湯を張って、アロマオイルやバスソルトを振り入れて… -
フラワーキャンドルを回りに飾り…
-
花びらをたくさん浮かべて完成。
30分かけて、素敵なアロマバスが準備されました。 -
とにかく素晴らしいリゾートホテルでしたが、
まだ知られていないために宿泊客がとても少ないんです。
自然の中の、非日常感溢れる至福の3日間はあっという間に過ぎていきました。
さて、最後はキリマヤ野生動物編です。
宿にこだわるコミュニティ「本物の高級宿を楽しむ」を立ち上げました。
よろしかったら、情報交換しましょう。
http://4travel.jp/community/main/10000186/
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