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京都世界遺産めぐり「賀茂御祖神社(下鴨神社)」 <br />1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。<br /><br />下鴨神社という呼称があまりにも有名ですが、正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言います。<br /><br />ここには1年半前にも来ており、その時の旅行記も作成済みです↓建物などは、前回の旅行記の方がたくさん撮ってあります。<br /><br /><br />◎ 前回の旅行記<br />2008/08/02<br />http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10261055/

京都世界遺産めぐり 「賀茂御祖神社(下鴨神社)」 2回目

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2010/02/20 - 2010/02/20

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みにくま

みにくまさん

京都世界遺産めぐり「賀茂御祖神社(下鴨神社)」 
1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。

下鴨神社という呼称があまりにも有名ですが、正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言います。

ここには1年半前にも来ており、その時の旅行記も作成済みです↓建物などは、前回の旅行記の方がたくさん撮ってあります。


◎ 前回の旅行記
2008/08/02
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10261055/

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  • 鴨川<br /><br />この日の旅行目的は京都府立植物園に行くことで、下鴨神社に行く予定は無かったのですが、帰り際に出町柳駅近くを歩いている時に、大きな鳥居が見え、下鴨神社が近いことを知り(地理に弱いです)久しぶりに行ってみることにしました。<br /><br />

    鴨川

    この日の旅行目的は京都府立植物園に行くことで、下鴨神社に行く予定は無かったのですが、帰り際に出町柳駅近くを歩いている時に、大きな鳥居が見え、下鴨神社が近いことを知り(地理に弱いです)久しぶりに行ってみることにしました。

  • 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)<br /><br />壱の鳥居<br /><br />賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに古代の賀茂氏の氏神を祀る神社で、賀茂神社(賀茂社)と総称され、両社をもって一社のような扱いをされてきました。<br /><br />上賀茂神社の祭神である賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)の母の玉依姫命(たまよりびめのみこと)と玉依姫命の父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀ることから「賀茂御祖神社」と呼ばれる。

    賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)

    壱の鳥居

    賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに古代の賀茂氏の氏神を祀る神社で、賀茂神社(賀茂社)と総称され、両社をもって一社のような扱いをされてきました。

    上賀茂神社の祭神である賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)の母の玉依姫命(たまよりびめのみこと)と玉依姫命の父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀ることから「賀茂御祖神社」と呼ばれる。

  • 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)<br /><br />世界文化遺産の石碑。<br /><br />この写真の中に、今日のお供「おこげちび君」が隠れています。<br />

    賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)

    世界文化遺産の石碑。

    この写真の中に、今日のお供「おこげちび君」が隠れています。

  • 糺の森(ただすのもり)<br /><br />賀茂川と高野川の合流地点に発達した原生林で、およそ12万4千平方メートル(東京ドームの約3倍)の面積があります。<br /><br />この森には直径10センチ以上の樹木、約4700本が群生、その内樹齢200年〜600年の樹木、約600本が生い茂っています。<br /><br />

    糺の森(ただすのもり)

    賀茂川と高野川の合流地点に発達した原生林で、およそ12万4千平方メートル(東京ドームの約3倍)の面積があります。

    この森には直径10センチ以上の樹木、約4700本が群生、その内樹齢200年〜600年の樹木、約600本が生い茂っています。

  • 復元された古の小川「奈良の小川」<br /><br />この小川は、境内糺の森の発掘調査によって、この場所から幅約3m、深さ約0.4mの古代の流れの流路約60mが見つかりました。<br />平安・鎌倉時代の下鴨神社の様相を伝える「鴨社古図」に描かれた小川の一部で、その流れを復元しました。<br /><br />この小川の上流は、奈良殿神を祀る無社殿社地のナラノキの林を流れているところから「奈良の小川」と呼ばれています。<br />

    復元された古の小川「奈良の小川」

    この小川は、境内糺の森の発掘調査によって、この場所から幅約3m、深さ約0.4mの古代の流れの流路約60mが見つかりました。
    平安・鎌倉時代の下鴨神社の様相を伝える「鴨社古図」に描かれた小川の一部で、その流れを復元しました。

    この小川の上流は、奈良殿神を祀る無社殿社地のナラノキの林を流れているところから「奈良の小川」と呼ばれています。

  • 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)<br /><br />弐の鳥居<br /><br />

    賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)

    弐の鳥居

  • 縁結びの御神木<br /><br />この御神木は、右側のお社「相生社」の縁結びの神の御神威(おちから)によって、2本の木が1本に結ばれたものといい伝えられています。<br /><br />このことは縁結び、安産子育、家内安全の御神徳の現れであり、謡曲などに相生と謳われ、京の七不思議として古くから有名です。<br /><br />この御神木は4代目で、代々この糺の森に生まれるのが不思議なのだとか。<br />

    縁結びの御神木

    この御神木は、右側のお社「相生社」の縁結びの神の御神威(おちから)によって、2本の木が1本に結ばれたものといい伝えられています。

    このことは縁結び、安産子育、家内安全の御神徳の現れであり、謡曲などに相生と謳われ、京の七不思議として古くから有名です。

    この御神木は4代目で、代々この糺の森に生まれるのが不思議なのだとか。

  • 楼門 重要文化財<br /><br />高さ30メートル、東西の回廊とともに古代様式を伝えてきました。<br /><br />これらの建物は、21年ごとに造替されてきたが、1628年以降は解体修理をして保存されています。

    楼門 重要文化財

    高さ30メートル、東西の回廊とともに古代様式を伝えてきました。

    これらの建物は、21年ごとに造替されてきたが、1628年以降は解体修理をして保存されています。

  • 舞殿 重要文化財<br /><br />入母屋造り、檜皮葺<br /><br />賀茂祭のとき、勅使が御祭文を奏上され東遊が奉納されます。<br />また、御所が災害にあわれたとき、臨時の内侍所と定められています。<br /><br />

    舞殿 重要文化財

    入母屋造り、檜皮葺

    賀茂祭のとき、勅使が御祭文を奏上され東遊が奉納されます。
    また、御所が災害にあわれたとき、臨時の内侍所と定められています。

  • 舞殿と神服殿 重要文化財<br /><br />今日は気になった建物を、好きな方向から自由に撮影してみようと思っています。<br /><br /><br />◎ 神服殿<br /><br />夏・冬の御神服を奉製する御殿です。古代祭祀の神殿様式を伝える貴重な社殿です。<br />御所が災害にあわれた時は、臨時の御座所と定められていました。<br /><br />「開かずの間」と言われています。

    舞殿と神服殿 重要文化財

    今日は気になった建物を、好きな方向から自由に撮影してみようと思っています。


    ◎ 神服殿

    夏・冬の御神服を奉製する御殿です。古代祭祀の神殿様式を伝える貴重な社殿です。
    御所が災害にあわれた時は、臨時の御座所と定められていました。

    「開かずの間」と言われています。

  • 舞殿 重要文化財<br /><br />前回来た時は、ほとんどの建物に提灯が飾られており、ちょっと邪魔に感じましたが、今回は一つも無く、建物の本来の姿を見ることができました。<br />

    舞殿 重要文化財

    前回来た時は、ほとんどの建物に提灯が飾られており、ちょっと邪魔に感じましたが、今回は一つも無く、建物の本来の姿を見ることができました。

  • 橋殿 重要文化財<br /><br />入母屋造り、檜皮葺<br /><br />御陰祭の時、御神宝を奉安する御殿です。

    橋殿 重要文化財

    入母屋造り、檜皮葺

    御陰祭の時、御神宝を奉安する御殿です。

  • 橋殿 重要文化財<br /><br />平成二十二年 寅年<br /><br />

    橋殿 重要文化財

    平成二十二年 寅年

  • 橋殿 重要文化財<br /><br />平成二十二年 寅年

    橋殿 重要文化財

    平成二十二年 寅年

  • ひな壇<br /><br />売店の隣に設置されていました。<br />こういう神社にあるものなので、もしかしたら歴史のあるひな人形かもしれません。<br />

    ひな壇

    売店の隣に設置されていました。
    こういう神社にあるものなので、もしかしたら歴史のあるひな人形かもしれません。

  • 舞殿・楼門 重要文化財<br /><br />実はこの日は境内で結婚式が行われており、いろいろな場所で写真撮影をしていたので、なるべくその方たちが映らないように、気を使っていました。<br />

    舞殿・楼門 重要文化財

    実はこの日は境内で結婚式が行われており、いろいろな場所で写真撮影をしていたので、なるべくその方たちが映らないように、気を使っていました。

  • 輪橋(そりばし)<br /><br />輪橋の下に流れるのは御手洗川(みたらしがわ)です。<br />御手洗川は、みたらし団子の語源となった川だそうで、御手洗会(土用の丑の日、御手洗川に足をつけて無病息災を祈る行事)の時に茶店で売られた団子に由来するのだとか。<br /><br />ここに梅が一本、まだ三分咲きくらいですが、梅の花が咲いていました。<br />

    輪橋(そりばし)

    輪橋の下に流れるのは御手洗川(みたらしがわ)です。
    御手洗川は、みたらし団子の語源となった川だそうで、御手洗会(土用の丑の日、御手洗川に足をつけて無病息災を祈る行事)の時に茶店で売られた団子に由来するのだとか。

    ここに梅が一本、まだ三分咲きくらいですが、梅の花が咲いていました。

  • 光琳(りん)の梅<br /><br />尾形光琳(1658〜1716)が、このあたりを描いたのが「紅白梅図屏風(国宝)」です。<br />以来、この梅を「光琳の梅」と呼ばれるようになりました。<br />

    光琳(りん)の梅

    尾形光琳(1658〜1716)が、このあたりを描いたのが「紅白梅図屏風(国宝)」です。
    以来、この梅を「光琳の梅」と呼ばれるようになりました。

  • 梅と楼門<br /><br />★ トップ写真 ★<br /><br />初春らしい綺麗な写真が撮れました。<br />もうあと2週間くらい後だったら、もっと綺麗に咲いていたかもしれませんが、これくらいの蕾まじりの時も、若々しい感じがしてとても気に入ってます。<br /><br />

    梅と楼門

    ★ トップ写真 ★

    初春らしい綺麗な写真が撮れました。
    もうあと2週間くらい後だったら、もっと綺麗に咲いていたかもしれませんが、これくらいの蕾まじりの時も、若々しい感じがしてとても気に入ってます。

  • 梅と鳥居と橋殿<br /><br />

    梅と鳥居と橋殿

  • 輪橋(そりばし)を中心に<br /><br />

    輪橋(そりばし)を中心に

  • 輪橋(そりばし)と鳥居<br /><br />

    輪橋(そりばし)と鳥居

  • えとの社<br /><br />うま年生の守護社が映っていますが、それぞれの干支ごと、この周囲に社が設けられています。<br /><br />

    えとの社

    うま年生の守護社が映っていますが、それぞれの干支ごと、この周囲に社が設けられています。

  • えとの社<br /><br />絵馬に願い事を書いて・・・。<br />

    えとの社

    絵馬に願い事を書いて・・・。

  • 剣の間 重要文化財<br /><br />西回廊の床張の一間は賀茂祭(葵祭)のとき、勅使がここで剱を解かれる間です。<br /><br />式年遷宮寛永5年度(1628)造替。<br /><br /><br />

    剣の間 重要文化財

    西回廊の床張の一間は賀茂祭(葵祭)のとき、勅使がここで剱を解かれる間です。

    式年遷宮寛永5年度(1628)造替。


  • 楼門 重要文化財<br /><br />

    楼門 重要文化財

  • 糺の森<br /><br />この森には、本当に大きな木が多いです。<br />何百年の歴史を見てきたであろうこれらの木を下から眺めていると、我々の命がちっぽけに思えてきます。<br />

    糺の森

    この森には、本当に大きな木が多いです。
    何百年の歴史を見てきたであろうこれらの木を下から眺めていると、我々の命がちっぽけに思えてきます。

  • 糺の森<br /><br />◎ おしまい<br /><br />今回はこれでおしまい。<br />建物の写真は、前回の旅行記の方がたくさん載せてあります。<br /><br />ちょっと気まぐれに立ち寄ってみただけですが、梅が見られたのは収穫でした。<br />

    糺の森

    ◎ おしまい

    今回はこれでおしまい。
    建物の写真は、前回の旅行記の方がたくさん載せてあります。

    ちょっと気まぐれに立ち寄ってみただけですが、梅が見られたのは収穫でした。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • イロコさん 2010/03/11 15:23:49
    お久しぶりです
     私も3月8日に下鴨神社に梅を見に行って来ました。
    光琳の梅はちょっと時期を過ぎているようでしたが、
    それでも紅い楼門と写真を撮るときれいに見えました。
     しかし、私の旅行記はちょっといい加減でした、輪橋の事を太鼓橋と書いたり、糺すの字を間違えていたり・・。
    ちょっと修正しておきます。

     売店にお雛様飾りがあったんですね。
    梅見物に気を取られていたので、境内はあまり見ないまま次の場所に行きました。
     その季節にあったものがあるので、次からはゆっくり見て回らなくてはと思いました。

    みにくま

    みにくまさん からの返信 2010/03/11 19:49:51
    RE: お久しぶりです

    イロコさん、こんばんは〜。

    あらら、私達の少し後に下鴨神社に行かれたんですね〜。
    京都の梅は、だいたい2月28日くらいがピークだったみたいなので、3月8日だとちょっと遅かったかもですね。

    私の場合、写真を撮る時に、一緒にその建物の説明文を撮っておくので、後から旅行記の説明を載せる時に、それを見て書き込んでいます。
    といっても、私の旅行記の中にも間違いはいくらでもありそうですけどね〜(^_^;)

    ひな祭りが近かったので、ひな人形がおいてあったのだと思います。
    展示物の中には、期間限定っぽいものもあるので、慎重に見て歩かないと、見逃してしまいますね。


    では〜(^O^)/

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