2010/01/23 - 2010/01/23
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みにくまさん
今回のシンガポール旅行のメインイベント、結婚式に参加しました。
シンガポールの結婚式といっても、いわゆる結婚披露宴の他に、様々な儀式が一日をかけて行われます。
その模様は↓の旅行記で紹介しています。
◎ シンガポール式結婚の儀 〜序章〜 「新婦宅での準備」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10425269/
◎ シンガポール式結婚の儀 〜第一幕〜 「新郎の試練」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10425819/
◎ シンガポール式結婚の儀 〜第二幕〜 「新婦の家にて」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10426134/
◎ シンガポール式結婚の儀 〜第三幕〜 「新郎の家にて」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10426905/
◎ シンガポール式結婚の儀 「調印式」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10427434/
今回はいよいよ結婚披露宴の様子を紹介します。
■■□□■■ シンガポール旅行 10年01月 ■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10423031/
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披露宴会場前
シンガポールの結婚披露宴に出席するのは、これが2回目になります。
前回はもう10年以上前だと思います。
実は後から教えられたのですが、その前回の会場と、今回の会場は同じ場所らしいです。 -
受付
まずは受付で名前を書き、紅包(アンパオ)に御祝儀を入れ、この籠に放り込みます。
実は私達は、予め御祝儀は幾ら包んだらいいのかを、現地の友人に聞いたのですが、何度聞いても御祝儀はいらないというので、おかしいと思いながらも手ぶらで会場を訪れました。
そしたらやっぱり、必要だっていうじゃないですかー。
相場は一人150S$(約9750円)前後。
たまたま現金を持っていたので、紅包(アンパオ)だけ余ってる人から借りて事なきを得ましたが、えらい大恥をかくところでした。 -
披露宴会場
この日の会場は、こんな感じの席の配置になっています。
10人掛けの大きなテーブルが26個。
ステージ前にVIPテーブルが2個ありますが、ここに新郎新婦をはじめ、親族の方が座ります。
日本だと親族の席は、下座にありますが、VIPと書かれた中央のテーブルに親族が座ってしまうところに、シンガポール式の面白さがあります。
ちなみに私達の席は16番テーブルでした。 -
披露宴会場
19:00〜23:00
シンガポールの披露宴の特徴として有名なのは、”参加者が開始時刻に集まらない”というのがあります。
私達は調印式から参加しているので、19時の時点では会場前にいたのですが、この時にはまだ全然人が集まっていません。
みんな適当に1時間とか遅刻してくるのが普通なので、披露宴自体もどんどん後ろにずれ込んで始まります。
19時半、20時・・・
20時半くらいになって、やっとみんな会場の席に付き始めるくらいのマッタリ具合。
でも、いくら始まりが後ろにずれ込んでも、終わるのは絶対に23時半より遅くはならないのだそうです。
何故か?
ホテルのスタッフも早く帰りたいから、いい加減な客に付き合ってくれないから(^O^) -
結婚アルバム
シンガポールでの結婚式で重要なアイテムとなるのがアルバム。
皆さん、かなり気合を入れて写真を撮り、綺麗なアルバムに編集して記念とします。
もちろん、プロのカメラマンを始め、プロの業者に任せることになります。
けっこうな費用がかかるそうですが、結婚するカップルは必ずやることなので、この手の市場はかなり発達しているようです。
シンガポールの各地でそれらしき記念撮影を行っている場面を良く見ますが、それらはアルバムに載せる写真の撮影会の現場なわけです。 -
結婚アルバム
前回私達が参加した結婚披露宴では、アルバムは披露宴の最中にテーブルの間をぐるぐる回って閲覧するようになっていたのですが、今回は会場の前に1冊置いてあるだけでした。
前回のアルバムに比べ、大きさが倍くらいの大きなものだったので、これをテーブルで閲覧したら、大変だし汚れたりしそうなので、こういう方式にしたのでしょう。
アルバムの写真は後ほど紹介するとして、会場の方に行ってみます。 -
披露宴会場
私達の座った16テーブルから、ステージの方向を撮影しました。
まだ3割くらいしか人が席についていません。
特にVIP席の親族が一番最後に席に着くところが面白い。 -
披露宴会場
出席者の服装がまた面白い。
とりあえず、服装は自由な感じで、部屋着みたいな恰好で来ている人もいたり。
シンガポールでは、ドレスコードがフォーマルであっても、ジャケットは着なくていいというような風習になっているので、みんな上はシャツだけです。
ネクタイも付けている人の方が少ないくらい。 -
披露宴会場
食事は中国料理のようです。
お馴染み丸テーブルに、いろいろとセッティングされています。 -
記念撮影
みにくま君とちびくま君もしっかりと出席しています。 -
プレゼンテーションプレート(飾り皿)
かと思ったら、普通に最初の料理はこの上に乗せるそうです。
フレンチと中国料理じゃぁやっぱり全然違うか・・。 -
新郎新婦の入場
フロアが真っ暗になり、入口にスポットライトが当たる中、新郎新婦が間もなく入場しようとしています。 -
新郎新婦
あぁっ!
せっかくの場面なのに、こんなに暗かったら綺麗に撮影できない(+_+)
ほんと、人を撮影するのって難しい。
今まで動かないものばかり撮っていたので、人の撮り方を全然知らないのです。。
もっと強力で柔らかいストロボが無いと、こういう場面での撮影は難しいということが分かりました。 -
新郎新婦
そして、入場した後、間髪入れずにケーキカットに。
はやいいっ、準備できない!
なかなか展開が読めないですねー。
さて、この後はしばらく料理タイムになります。 -
前菜盛り合わせ
メニューがあるわけでなし、料理の説明を日本語でしてくれるわけでもないので、何が出てきたのかよく分からないまま食べました。
この写真の中では、上のゴマ団子のようなものが香ばしくておいしかったのと、その右隣の蛸の煮物の食感がプリプリで味付けも良かったです。
下の巻物は、どう見てもカリフォルニアロールなのですが、どうしてここで出てきたんでしょうね。 -
スープ
定番、ふかひれスープ。
とても飲みやすい味付けで、かなり美味しいです。 -
蒸し海老
シンガポールの海老が美味しいのは何度も書いているとおり。
この海老もプリプリで良かったのですが、食べにくいのは何とかならないものか・・・。
殻がそのまま付いているので、手でバリバリはがして食べるのですが、日本人にとっては手が汚れるのが我慢ならない。
フィンガーボウルが用意されていて、手を洗えるのですが、匂いまで完全に消し去ることはできなくて、トイレに行って石鹸で洗うまで、けっこう嫌な気分が続きます。
しかもこの海老、剥き方を失敗すると、汁がこちらにブハーっと飛んできます(飛んできて大変なことになりました)。
服とかが汚れてしまって最悪。
ほんと、カニとか海老とかの食べ方、なんとかならないのかな〜。 -
パリパリチキン
こんなに美味しい鶏料理は、久しぶりに食べました。
ゴマ風味の皮がパリッパリになっていて、身はしっとり、味付けも薄味で私好み、バッチリでした。
元々私は鶏が苦手なのですが、せっかくなので一口でも食べてみようと思い手を付けたのですが、これが美味しくて、お替わりしちゃいました。 -
新婦
私達が食事を楽しんでいる間に、新郎新婦がいつの間にか退場し、お色直しをして再入場しました。
相変わらず綺麗に写真が撮れないので、撮影に力が入りません・・。 -
乾杯
新郎新婦と親族の方がステージに上がって、乾杯の音頭をとります。
「ヤァァァァム・セーン!」
この時、ヤァ〜〜〜のところは、極力長く伸ばした方が良いとされ、息が切れるまで大声で叫び続けます。 -
乾杯
前回の披露宴では、各テーブルで「ヤァァァァム・セーン!」をやっていたのですが、それだと全部まわるのにとてつもない時間がかかるので、今回はステージ上で3回くらいやっただけでした。 -
煮物
アワビとブロッコリーとしいたけ。
けっこう立派なアワビが出てきました。
これは味付けは悪くないですが、素材としてはイマイチかな。 -
新郎新婦
そのころ、ステージ上では、新郎新婦が何やらパフォーマンスをしています。 -
新郎新婦
パフォーマンスというよりも、周囲の盛り上げ役達から、いろいろ無理難題を言われて、それに応えているみたいです。
このように、シンガポールの結婚披露宴では、新郎新婦が周囲からいじられまくります。
テーブルを回っている間も、ひっきりなしに飲まされたりしているので、新郎はこの時点でかなり朦朧としていたのではないでしょうか。
日本の披露宴とくらべて、圧倒的な無秩序感が漂っています。 -
魚料理
全部の料理は、大皿で出てきた後、一人分に取り分けてくれます。 -
魚料理
何て名前の魚なのか分かりませんが、シンガポールでよく出てくるものです。
魚自体はタンパクで、あっさりしています。味付けはやっぱり日本人好みでした。
もしかして、シェフは日本人か? -
魚料理
凶暴な魚の顔。 -
焼きそば
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焼きそば
伸び伸びになったインスタントうどんのような麺。
まぁ、シンガポールではごく普通に好んで食べられているやつですね。私はほとんどこちらの麺類は食べませんでした。
シンガポール人って、麺のコシが苦手なんですよ。
誰に聞いてもコシは嫌い。日本のさぬきうどんを食べさせると、あまりいい顔をしない。
ただ、最近では日本のラーメン屋などが、シンガポールにも大量進出しており(一風堂・山頭火など)、コシのある日本麺も、シンガポーリアンにかなり受け入れられてきているとか。 -
白玉ぜんざい
日本で言ったら白玉ぜんざいですが、中国料理だと何て呼ぶんでしょうね。 -
白玉ぜんざい
見た目には白玉ぜんざいですが、濃厚さと甘さが全然足りなくて、やっぱり別物。
美味しいと言えば美味しいですが、最初にイメージしたものと、かけ離れてしまっていたので、ちょっと残念な感じがしちゃいました。
それはそうと、この白玉ぜんざいを持ってきてくれたところで、ホールスタッフの仕事は終了した、とでも言うかのように、お茶入れや皿の片付けなど、ほとんどの給仕をしてくれなくなりました。
自然、料理も飲み物も徐々に無くなり、新たに持ってきてもらおうと思っても、スタッフがほとんどいないということになって、私達は宴の終了が近いことを暗に知らされるのです。
◎ 中国料理の給仕に対する仮説
「サービスはデザートを運ぶところまで、それ以降は一切のサービスをしない」
こんな法則があるかもしれないと思いました。
この時の食事に限らず、今回の旅行で何度か感じた結果です。 -
i-PHONE
現地の友人がみんな持ってて、特にこんなパズルゲーム?みたいなのにハマっていました。 -
記念撮影
私達のテーブルにも新郎新婦が回ってきて、記念撮影をしました。
私のカメラは、プロのカメラマンに預けて代わりに撮ってもらったのですが、やっぱりボケてる(ニヤリ)。
さて、19時から数えると4時間というけっこう長い時間をかけて行われた披露宴ですが、記念撮影が終わったら基本的には終了と考えて、各自帰ってしまってもいいというような空気になります。
前回の披露宴では、みなさん勝手に席を立って別の席に行ったり、部屋を出てロビーで談笑したり、中には早々と帰ってしまう人がいたり、そして宴会の半ばに遅刻してくる人が居たりして、その無秩序さが目立ちましたが、今回は前回に比べると、かなりまとまりがありました。
前回からの約10年の間に、服装や時間に対する認識など、キッチリする方向に変わってきているのでしょう。 -
結婚アルバム
大きくしっかりした本に、シンガポール各地で撮影した写真が印刷されています。
これだけ立派なアルバムを作るのには、かなりコストがかかるでしょうね〜。
でも、一生の記念になるものなので、みなこういうところには惜しみなく金をかけるようです。 -
結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
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結婚アルバム
◎ おしまい
これで、シンガポール式結婚の儀は完結です。
私が中国語が理解できれば、もっと詳細で正しい情報が伝えられたかもしれませんが、英語すら不自由な身では仕方がありません。
お伝えした情報は、私が感じたこと、たぶんこうだろうということも多々含まれておりますので、間違ったこともあるかもしれませんが、その点はご了承願います。
★ May your wedding day be a new beginning to everlasting happiness! ★
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この旅行記へのコメント (2)
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- かおにぃさん 2010/02/10 00:18:11
- 旅行記楽しかったです♪
- 今回の旅行記は、普段のぞけない文化を見れてとても楽しかったです♪
私も以前、台湾で親戚の結婚式に参加しましたが、
披露宴(?)に来るお客さんは、シンガポールの方と同じよう
家族以外は、開始時間が過ぎてから、ぱらぱら集まる感じでした。
服装も結構自由で、なんか新鮮でしたね。(笑)
確かに、宴が終わるとサーっと皆さん引き上げていきました。
それは、「財産をすべて食いつぶさないように」と
教えてもらったような気がします。
新郎新婦宅での儀式も、
台湾と似てる所と違うところあって、すごく楽しめました♪
台湾では、婚約式と結婚式がありましたよー。
機会があれば、ぜひ参加してみてください♪
これからも旅行記楽しみにしてます♪
- みにくまさん からの返信 2010/02/10 10:31:50
- RE: 旅行記楽しかったです♪
かおにぃさん、こんにちは〜。
シンガポールの結婚式の旅行記をみていただき、ありがとうございます。
へぇ〜台湾の結婚式ですかー。面白そうですね〜。
台湾って行ったことが無いので分かりませんが、中国の文化圏だとすると、私が参加したシンガポール式(中国風)の結婚式と似ているかもしれませんね。
「財産をすべて食いつぶさないように」
面白いですね、いろいろな国にいろいろな考えに基づいた風習が根付いていて、そういうことを知るのはとっても新鮮です。
婚約式ですか〜。
私は呼び方がよく分からなかったので、結婚の儀(披露宴の前)としましたが、もしかしたら”婚約式”でいいのかもしれませんね。
台湾には友達いないな〜^^;
次回はシンガポールでも、キリスト教方式の結婚式に出席できたらいいな〜と勝手に考えていますw
では〜!
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