2013/09/30 - 2013/10/10
4909位(同エリア16422件中)
窓際さん
とうとう、である。
どれほど憧れたことだろう。
予約までとって
行けなかったコトもあった。
くっ 苦節何年?!
パリに来たかった理由のすべて!
憧れの、ランブロワジーへ!
「神々の食べもの」、L'Ambroisieへ!
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-
20時。
フラッシュを始めたエッフェル塔を
車窓から眺めながら、
初めてのヴォージュ広場を目指す。
結局、彼女のフラッシュ。
今回の旅では、コレが最初で最後となる。
特にどうってことない広場の一角に
ひっそりと・・・・
あぁぁぁぁぁぁぁぁっ -
あれよあれよと招き入れられるのは毎度のコト。
一番手前が、あの!タペストリの間。
残念!我らは二番目の部屋へ。
あのタペストリ・・・
何世紀のものだって、言ってたかな?
翌日堀越シェフに伺ったのだが・・・
お席には、荷物を置く場所が無い。
「あのー・・・」とカバンを見せると
サイドテーブルの下が、物置のようで。
そういうのは、デュカスの方が良かったな。 -
まずはもちろん、泡をお願いする。
わたくしが口に入れるものの中で
最も愛するもの。
見せられたブテイユは
ドン・リュイナール。
あれ?!
ランブロって、ルイ・ロデレールだと
聞いてたんだけど・・・・ -
本国は“盛り”がいいねぇ〜っ
イタリア後のラ・ペで呑んだ
ホンモノの泡にも感動したが
いや・・・・なんか、も・・・・
すごい!
コレで1杯48ユーロ。
凄まじい値段だが、
日本でボトル買うのを考えれば格安。 -
今夜のメニュー。
拡大可能にしてあります。 -
まずは・・・・
グジェールの上に
サワークリームのような・・・
濃厚で美味しくて
キャビアの塩分と・・・
ピールはなんだったかー・・・
むちゃくちゃ感動したのは覚えてる。 -
パン・・・・は2種。
ぬくくはなかった。 -
サーヴ用のテーブル?では
ちょっと減るたびに
どんどん積み上げ直されるパン(笑)
あの山積みパンが面白かった。
ちなみにそのテーブルの脇で
客にケツ向けて伝票書くのは
日本人的には、どうかと思うんだけどね(笑) -
ブール。
お塩が入ってる方だったような。 -
アミューズ。
流ちょうな英語でなんか説明してくれたのだが
まったく分からない(爆)
食べてみる。 -
栗のヴルーテ?
とろとろの下は、フォアグラのとろとろ?
スプーンの上は
黒トリュフのアイスクリーム・・・
だったか?(笑)
あ゛ーっ 忘れたなーっ
とろっとろに、ふわふわで、
だけど濃厚で・・・・
のっけから超旨かったのは覚えてる。 -
ワイン。
適当にソムリエ氏に選んでもらう。
高いワインを売りつけようとする気は
まったくないらしい。安心。 -
後から明日行く堀越シェフに教えてもらった。
彼も名物ソムリエ、クリストフ氏。
でも、なんかちょっと怖そう。
あの、ハリー・ポッターが大きくなったような
若いにーちゃんが、弟子なのかな?(笑)
いつも読んでるブロガーさんが
「デーブ・スペクター似」だと称していた
パスカル氏がやって来て、メニューの相談をする。
このパスカル氏が、どう見てもフロア責任者らしい。
で、オヤジがパスカル氏に聞く。
「この他に、なんかお勧めはありますか?」
するとパスカル氏、
メニューには載っていない、
あの・・・・・・! -
白トリュフ、勧めてくれましてね(爆)
えぇ、頼みますよ?
だってあたくし、
カルティエでもなーんも買わずに
ガマンしたんですもの!(爆)
激しくいい香りのするふわふわのスープ。
さんざイタリアで食ったセップは
生なスライス!
そこへ、うやうやしく手袋をして・・・・ -
ぎゃぁっ
でた!
アルバ産白トリュフ!
キタ!
コレ、初めて! -
ぐっはぁ!
なんちぅ香りじゃ!
でもね? -
先にこっちを食べてね?
と、言われる。
今、手書きでいただいたメニューを見ると
Chaud-Froid d'oeufs・・・
温・冷、それぞれのタマゴ。 -
別に冷たくはないタマゴ(笑)
でも、これがもぉっ!
なんかね?
ふわトロなタマゴ。濃厚!
その上に、ザクザクと白トリュフ!
あと、ナッツ。
鼻腔に広がるエロすぎる香りに
完全にノックアウト! -
続けて、あたたかい方のタマゴに
スプーンを入れる。
ふわふわに加熱されたメレンゲの中から
とろぉ〜っと流れ出る黄身!
タマゴの再構築。
クルトンは・・・・いらんな。
油っこい。
まわりのふわふわソースも
スライスされたトリュフも絶品なのだが・・・
なんじゃ?!このセップは?!
もぉ・・・なんてんだろ?
スパイシーにも思えるほど
弾ける香り!
何、コレ!このキノコって、こんなスゴイの?!
ぎゃぁっ オヤジ、グッジョブ!
よくぞこのメニュー外メニューを
聞きだしてくれた! -
そして、二皿目・・・・って、
メインの前に
そんな食べられるのか?!(爆)
でもね?パスカルさんが
マダムの分は、「スコシ」にするから
白トリュフも
食うといいって言うんですよ・・・(笑)
写真はオヤジのエビごまカレー。 -
ランブロと言えばコレ!なメニュー。
驚きました。
えぇ!
驚きました!
ラングスティーヌ?!
いや、違うでしょ?コレ!
海老の甘みたっぷりなんだけど
もっと、ふわっふわ。
食べると消えてっちゃいそうなふわっふわ!
ぷりっぷりじゃないですよ?!
ふわっふわ!
濃厚なクリームに、
ちょっとスパイシーなソース。
嗚呼・・・・
世界には驚かせてくれるものが
まだまだある! -
わたくしは、スズキとキャビア!
パスカルさん、これ、
「スコシ」じゃないし(爆)
フルサイズでbarの身が3切れ?
なので、3分の2な盛り付け。
本来なら旋回して花のような盛り付け。 -
このスズキがまた、抜群に旨いのである。
もぉ・・なんつぅか、
さっきのふわふわの海老とは違い
こっちはぷりぷり。
パサ感なんてあるわけもなく
弾力がクチの中で最高と申しますか・・・
下にはアーティチョークのスライス。
そして、クリームなソースに
ぎっちり並ぶ、豪快なキャビア!!
やわらかなソースに、みっちりした身のスズキ。
キャビアを惜しげもなくすくって
旨みと塩分をプラスする・・・
食っても食っても無くならぬキャビア!
何年も憧れて、そして来た甲斐があった! -
ぴったり、21:30。
オヤジが選んだ今夜のプラ。
ブレス鶏の丸焼きが出来上がってくる。
昼もチキン。
夜もチキン。
オヤジはチキンが大好きなのである(爆)
いや、まぁ、わたしもふたり以上で頼む、
“大きな肉”が好きですしね(笑) -
昔行ったタイユヴァンとは違い
胸もモモも、一皿で・・・
うわっ 焼きトリ風でかわいい(笑) -
ソースをかけてもらい・・・
-
付け合せはセップとナッツ。
でも、はじめにいただいた
セップが強烈すぎて・・・ -
パリパリな皮の下に、ナッツがみっちり。
焼き鳥の方は、フキみたいなのが挟まって
やっぱりナッツをかけてある。
ガルニチュールのセップにも
茹でたナッツみたいなの。
そして、甘辛いソース・・・
んー・・・ごめん。
正直すでに結構お腹がふくれた状態で
この味の連続はちょっとー・・・
ずいぶんオヤジに助けてもらう。
あ、火入れはよく、お肉みっちり。
でも・・・・
満腹。ギブ(爆) -
お皿を下げてもらう。
もぉダメ。
もぉ、鼻から出る。
ごめんなさい。
もぉ許してください。
もぉ水も入りません。
するとやってくるパスカル氏。
「27年前(だったか?)から
メニューにあるチョコケーキ、
スコシ!スコシだから食べませんか?」
あー・・・
コレが例のお勧めのチョコケーキかーと・・・
しかし、パスカルさんが言うなら
命がけで食うかーと・・・(笑)
スコシね?!スコシよ?!と
お願いする(爆) -
泡は・・・
えぇ〜い!
こうなりゃヤケだとピンクの泡を。
ボトルは上の写真。
あとでレシート見たら
ロゼシャンの方が安いしー(爆)
清水の舞台から、無駄に飛び下りちまったぜ。 -
グラニテ。
なんのシャーベットか
もっかい呼んで聞き直したけど
分かりませんでした(爆)
プラムとか、スモモ系? -
で、キタ。
「スコシ」じゃねー(爆)
でもね?
見てくださいよ・・・・ -
この断面。
洞爺湖で食った、
ブラスのオリジナルクーランも旨かったが
よく切って盛り付けたな!って思えるほど
ふわふわトロトロ・・・
アイスは普通に美味しいバニラだったが
おかしいなぁ・・・
あんなに満腹だったのに、
ペロッと別腹発動(爆) -
要するに、今夜、
メニューを開いた時から感じていたことだが
肉料理に、魅力が無い。
まぁ、悔いは無いが、もし、次があるなら
ムリにお肉を頼まなくてもいいかもと・・・
ミニャルディーズ。
満腹でもなぜか手が出る旨さ。 -
特筆すべきは手前のカヌレ。
バリっと香ばしい皮。
やさしく濃厚でむっちりした中身。
ちゃんとしたカヌレって
やっぱ旨い! -
じゃ、おまけの写真。
トイレはこの程度。
場所的には、最初の写真の
右側に見えてる窓となる。
長年3つ星を維持している
超有名レストランとは思えぬアメニティ。 -
ははっ
そんなトコロに気を遣わなくても(笑)
トイレットぺーパーの写真で話すことでもないが
ずっとこのパリで
3つ星を維持し続けてきた、この名店。
お父さんのベルナール氏は
今ではもう、ランチにしか出ていないと聞く。
パリ一店舗だったこの店も、
マカオに進出が決まったと
見たのはいつだったか・・・。
息子さんのマチューさんの代になったら、
星は落とされるだろうと、皆がウワサする。
でも・・・・
やっぱり来てよかった!
憧れたパリを、
わたしはココで十分楽しめた!(笑) -
最後に酔ったアタマで
ソムリエのクリストフ氏に
撮影の許可を願いでる。
なんだ。
怖そうに見えてたけど
笑うと優しいヒトだったのか(笑)
別れ際に、マダム・パコーとも記念撮影。
パコー夫人、皮?の真っ赤なミニスカ(笑)
23時前。
最高の夜だった。 -
おまけの写真。
泥酔でふらふら帰る我らを捕まえて
手渡してくれた今夜のメニュー!
しまった!忘れてた!
よくぞ手渡してくださった!
あ、ネコは関係ありません(笑) -
で、中を開けると・・・・
今夜食べたメニューが
白トリュフも含め、
ワインもすべて書いてくれてある。
感激。感動。
我が家の宝物となった。 -
ホテルに戻り、お風呂に入り
夕方、モノプリで買っておいた泡を開ける。
うん、よく冷えてら。
しかし、フランスのホテルなのに
こんなグラスしか無いなんてね(笑) -
その、モノプリで買った泡。
10.55ユーロ。
コレがね?
旨かったですよ?(爆)
帰って行く添乗員さんに
もらったメールのゴーフル、
ラムレーズン味をアテに開ける。
うん。おいしい。 -
12:12。
パリ最後の最高の夜だった。
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