2012/06/16 - 2012/06/17
122位(同エリア399件中)
窓際さん
さっ、ひとっ風呂浴びて
いぃ時間になったし、
いぃ感じでハラも減ったし、
お待ちかねの晩メシにでも向かいますか♪
なんせ憧れの『界 阿蘇』ですよ?!
いったいどんな晩餐になるのか
鼻の穴ふくらませて出発です(爆)
おっと!
記念すべき150冊目の旅行記だ!
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-
時間は予約時間の18:30前・・・
「霧雨じゃ。濡れてまいろう・・・」
とはいかないが、
小降りになってるじゃん、おい!(笑)
なので、カートのお迎えを呼ばずに
傘をさしてぶらぶらと坂をのぼる。
あ、このホテル、
頂上のロビー館から下る斜面に
“離れ”が点在する作り。 -
泊まった部屋は
ロビー館までわずかの場所だったんでね。
歩くのが楽しい距離(笑)
ちなみに普段は
50メートル離れると
クルマに乗ります(爆)
写真はスパ。
ロビー館の下。
行きたいが時間も無いし
カネも無い(笑) -
スパの横の階段を上がり
ロビーフロアへ。
ホテルの傘をたたみ
中へ入ると
すぐに案内を受ける・・・ -
ガラスの向こうには
レストランのテーブル席。
すでに一組の客。
胸も鼻の穴もふくらませ
中へ・・・・・! -
案内されたのはテーブル席。
ナフキンは竹のリング。
くはっ
ノってくるゼ(爆) -
まずはアペリティフ。
って、お好きな方には
ワインのデギュスタシオンも
あるそうですよ?
ま、和食なんで
ワインはいらんが・・・(笑) -
とにもかくにも
グラスで泡を頼む。
「テタンジュ」。
目の前でコルクを抜いてくれる。
注がれる黄金の液体。
弾ける泡。
放たれる芳香・・・
嗚呼っ やっぱスキだ!(爆) -
運ばれてくる先附。
「阿蘇赤牛とさくら肉
産山牛乳カッテージチーズ」
自家製カッテージチーズは
とにかくやさしく・・・
秀逸なのが、手前の赤牛。
8時間西京味噌に漬けたって
言ってたかなぁ・・・
水分が抜かれ、程よい塩分が足され
発酵のチカラによる旨みの凝縮? -
さくら肉は、うずらの温泉卵で。
黄身がトロっと
こりゃ最高のユッケ!(笑)
思わず酒がススムススム! -
八寸。
和食の華!
「初夏の恵み盛り合わせ」
華やかな盛り付けに
思わず歓声をあげる。 -
まずはグラスに入ったコレ。
思った以上に軽い木の取り皿に置き、
スプーンでいただく。
茄子、いんげん、海老。
夏の旨みを
出汁の香りが素晴らしいジュレで
閉じ込めてある。
このジュレ、もうちょっと
やわらかい方が好みだな。
結構しっかりしてたんで。 -
続いて奥から順番に・・・
鮪のヅケ、アボカドを包んである。
トロりとしたアボカドの油分と
赤身の旨さ。
うみゃぁ。
合鴨は夏みかんのピュレと。
脂の旨い鴨肉。
果物の甘酸っぱさはテッパン。
お猪口に入ってるのは
枝豆と苦瓜だったかな・・・
苦瓜、苦手なのだが
こうなるとさわやかで酒に合う。
熊本と言えば、からし蓮根。
これは何度食べても喜びを感じる(笑)
松葉にささっているのは
とうもろこしを葛で固めたモノだったか・・・
川海老のから揚げ。
バリバリと香ばしい。
最後に“丸十”。
丸十・・・薩摩藩の家紋。
要するに、さつま芋の揚げ物。
あられをまぶしてあったかな?
まわりはサクサクと、中はトロりと・・・ -
ダメ。
やっぱ一杯じゃ足りない(爆)
だって八寸ですよ?!
呑まなきゃウソっしょ!
ひとつずつが美味しくて
さっそくエンジン全開(笑) -
今年初めての“夏”を味で愉しむ。
やっぱ酒も無ければウソだろうと・・・ -
注文したのは
佐賀、『東一』。
はじめの一杯。
ひろがる芳香。
嗚呼! やっぱ旨いね、酒(爆) -
椀物。
「冬瓜の鶏つくね射込み」
って、なんてカッコいいお椀!
京都でいただくのとは
また違ったおもしろさ。
そっとフタに手をかける・・・・ -
あふれ出す吸い地の香り。
ダメ。
も、思い出すだけで
ヨダレ出る(爆) -
さわやかな茗荷、
甘く香ばしいトウモロコシのかき揚げ、
たたいたオクラ。
トマト・・・
その下には
お出汁がたっぷりシュんだ
冬瓜の中に、射込まれたつくね。
夏、満載! -
だんだん暗くなる窓外。
時間は7時過ぎ。
けぶる霧がまた
6月の風情・・・とでも言っとく?(笑) -
造里。
「城下かれい薄造り」。 -
GW頃から旬に入る
大分県の名産、“城下かれい”。
なんでも、
淡水の湧く海底で育つかれいだそうで。 -
それから
「料理長から特別の・・・」と
付け加えて出されたのが
鯖寿司! -
薬味をたっぷりはさみ
酢醤油でいただくかれい・・・
そりゃやっぱり平目の方が
ねったり旨いが
コレはコレで夏の味! -
鯖寿司も
〆加減の良い鯖・・・
北のカニやイクラにも負けぬ
西の美味! -
揚げもの。
「熊本県八代産
塩とまとの揚げ出し」
八代のトマト・・・
いつも行ってる博多の名店、
「ア・ラ・メゾン」で
初めていただいたのはいつだったか・・・
トマトの揚げ出し?!と
メニューを見た時から
かなり気になっていたのだが・・・ -
中はシャッキリしたトマト。
周りの衣がまた旨く
まごうかたなき“揚げ出し”(笑)
衣の油を中の酸味が中和する。
これ、旨いね!
も1個ちょーだい!(爆) -
とうに泡は呑み干して無いし
こうなると“酒”より冷たい
ビールが欲しくなる。
なので、オヤジが頼んだのは、 -
ヱビスの黒。
“素”で呑むには香りがキツくて
さほど好みでないのだが
これだけ美味を並べられると
これぐらいの主張がまた楽しい。 -
最後のおつゆも飲み干すと
器の底には“福”。
こちら、
この“福”バージョンが多い(笑)
なんだか
食べ終わるたびに
福をいただく気分で嬉しくなる。 -
お造里、二度目(笑)
「天草と豊後の幸」
って、何?!このビジュアル!
めちゃくちゃ萌えるんスけど(爆)
手前の3種は左から
天草の塩、納豆醤油?!
そして最後は九州の生醤油。 -
って、それだけでも萌えるのに
続いて来るのが・・・・
ぎゃあぁぁぁぁっ(爆) -
じゃ、左奥から。
関アジ。
オリーブオイルと柚子胡椒漬け。
そのまま食べるよう言われる。
んー・・・柚子胡椒はドコ?
普通にお醤油でいいかもな(笑) -
次は・・・カンパチだったかな?
そしてズイキ!
このスポンジみたいな断面の
里芋の茎。
葉はトトロの傘となるが
茎はシャキシャキと夏の歯ごたえで
特に味も無いのだが大好物(笑) -
関鯖。
納豆醤油で食べるよう言われる。
九州特有の醤油ほどではないが
甘めのお醤油。
やっぱ、青魚は九州!(笑) -
鯛。
スダチをしぼって
お塩でいただくよう言われる。
やっぱ鯛、旨いね。
ねったりと・・・
って、スダチは四国だよね?(笑) -
最後、目板ガレイ。
さっぱりとした白身は
塩分強めで
香りが最高の生醤油でいただく。 -
最後に伊勢海老。
やっぱ旨いね(爆)
も、プリっプリ! -
煮物。
「城下かれいの淡々煮」
上から木の芽、白髪ネギ、
ふんわりカレイの身、
香りのいいゴボウ、大根?
お出汁の香りがおいしく
ちゅるんといただくカレイ。
ほんの少し散らされた
お揚げさんの油の甘さ。 -
焼き物。
「豊後牛フィレ 山の香焼き」 -
って、また演出、すごくね?!
否が応でも盛り上がる!(爆)
スモークの上がる竹かごから・・・ -
器に取り分けてもらう。
お塩とスダチ。
九州と言えば
柚子かカボスだと思うけどね。 -
正直、そろそろ
お腹もいっぱいになってくる頃合い。
でも、
香ばしく香るスモーク、
焼かれた肉の香り。
やっぱ最高(爆) -
ヘレ肉なんでね。
案外おするすると(笑)
ものごっつい旨い。
スモークは、なんの香りだったか・・
すんまそん。酔って覚えてないです。 -
続いて運ばれるお鍋・・・
台の物。
って、太極(タイチー)だ!
これで食べるの、初めてかも!!
左がかつおだし、右が昆布だし。 -
「豊後牛に天草あこうのしゃぶしゃぶ」。
って、あこうって
あの高級魚?!
前回食べたのはコチラ↓
http://4travel.jp/traveler/madogiwa/album/10428731/
巻いて食べて欲しいと
雲丹も添えられる。 -
タレはポン酢と豆乳ベース。
ココで胡麻ダレが来ないのが
さすがだ(笑) -
しゃぶしゃぶ・・・
うわ、やっぱ、ひさしぶり!
眺めるだけで
その美しさに萌える日本人(爆) -
野菜は青梗菜。
その下には白髪ネギ・
食べきれないほどの野菜を
山盛り出されるとうんざりするが
実にシンプル!
そして今、よく産直で見かける
新鮮セレクト(笑) 旬なのかな? -
しゃぶしゃぶしゃぶ・・・・
-
珍しい豆乳のタレでいただく。
大豆の旨み。
やっぱ肉、うめぇーっ -
アコウのしゃぶしゃぶ。
あくまでサっと。 -
雲丹を挟んで・・・
嗚呼っ
やっぱしゃぶしゃぶ最高!(爆) -
って、結局、
雲丹はそのままのほうが
旨かったけどね。
アコウはホントに旨い白身だ。
あれから
山口「東洋美人」、大分「鷹来屋」と
お酒を重ね・・・
これで最後と
“生”を頼む(爆) -
飯物。
「大分県特別栽培ひとめぼれ
留め椀・香の物」 -
普段から食べるたびに
土鍋で炊飯している我が家。
炊き立てのごはんに慣れているが
くぅ〜っ 銀シャリ!
立ってるよ! ツブが立ってるよ!(爆) -
香りよくシンプルな赤だし。
秀逸だったのが
香の物、右手前。
熊本の“山うに豆腐”。
初めて食べた。
まさに酒盗!
発酵臭の香りの良さ、塩分の強み。
ペッタリと舐めながら
いくらでも呑める味、
いくらでも米食える味なのである(笑) -
デセールのメニュー。
各自ひとつずつ選択。 -
まずは、わたくし。
「淡雪チーズ 木苺ソースがけ」。
んー・・・
これはフツー。 -
オヤジの。
黒蜜のムース。
これは秀逸!
こっちにすりゃよかった。
黒豆が入ってる。
ねったり和風。でもうみゃーっ -
と、思ったら、
運ばれてくるバースデープレート!!
きゃぁぁぁぁぁっ
感激っす!
さりげなく言った“誕生月”ってのを
覚えていてくれたらしく・・・
グレープフルーツの酸味なソース。
ミルクのまんまのジェラート。 -
プレゼントまでいただく。
嗚呼、なんてすばらしい! -
オヤジはエスプレッソのW。
わたくしは、紅茶。
食って呑んで
すぐ寝られるオーベルジュの素晴らしさ!!
じゃ、まわりに店が無くたって
夜はこれから!
大暴れの話の続きは待て!次巻!(爆)
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