イタリア周遊　10日間?　ローマ～帰国

2008/05/13 - 2008/05/22

イタリア周遊の最終都市、ローマです。
「ローマは一日にして成らず」というように観光場所はたくさんあります。
今回の旅行は一部ですが、ローマを充実しました。

旅行初日から天候にすごく恵まれていましたが、最終日のローマではどしゃぶりの中での観光となりました。

エリア イタリア

きのこのフェトチーネ

午前中はずっと移動で、ローマに着いてすぐ昼食です。

チキン

パンナコッタ　ベリーソース

美味しかったのですが、ボリュームがありました。

真実の口

写真を撮るのに普段は1時間くらい並ぶそうですが、
私達はラッキーなことに5分程度でＯＫでした。

サンタ･マリア･イン･コスメディン教会

真実の口はこの教会前にあります。

カンピドーリオ広場

ミケランジェロの構想による敷石の美しい広場。
ローマの七丘の一つでローマ神の最高神であったユピテルやユノーの神殿があり、ローマの中心であり、現在もローマ市庁舎が位置しています。

ヴィットリオ･エマヌエーレ2世記念堂

ヴェネチア広場に面した巨大な記念堂。ローマのランドマークです。初代イタリア国王のヴィットリオ・エマヌエーレ2世を記念して1911年に完成。
白亜の大理石を使った堂です。正面は騎馬隊です。

ユリウス・カエサルの銅像

ローマ人の中のローマ人ガイウス・ユリウス・カエサルです。
銅像下に印字されているＳ.Ｐ.Ｑ.Ｒとは、「ローマの元老院と市民」の意味です。古代の国家ローマとその市民の栄光と誇りを現します。

フォロロマーノ

古代ローマ帝国の政治と経済を担った中心地で「ローマ人の広場」という意味だそうです。
核時代の皇帝が建てた凱旋門や神殿があります。

コロッセオ

西暦80年に4万人の奴隷を使い、わずか8年で建造させた円形闘技場。

コロッセオへ入場します。

コロッセオ内部

コロッセオは6万人を収容でき、完成当初は競技場に水を張り、奴隷同士に海戦をさせたそうです。
人間と人間、人間と猛獣の闘いなど、どちらかの死によって終了するという死闘があったようです。

コロッセオ内部

コロッセオはローマ帝国の崩壊後、人間によって破壊されました。コロッセオの破壊活動は蛮族のためだけではありません。住民が大理石や鉄を建材として運び去ったりしたそうです。10世紀には住居として使われ、それを不動産屋が売ったり貸したりしていたと言われています。

コンスタンティヌス凱旋門

ミルヴィオ橋の戦いの勝利を記念し315年に造られました。高さ25ｍ。コロッセオ横にあります。
パリの凱旋門はこの門を参考に造られたそうです。

ローマ
メリア ローマ アウレリア アンティカ（MELIA ROMA AURELIA ANTICA）2連泊

ミートソースのペンネ

パルメザンチーズをかけると一層美味しかったです。
今回の旅行でホテル内のレストランでの食事が3回ありました。ホテルでの食事はどれも美味しかったです。
しかし、飲み物は少々高めです。

豚肉のクリームソース煮とほうれん草のソテー

レモンのタルト？？

美味しかったのですが、甘かったです。

ヴァチカン美術館

16世紀の初頭ユリウス2世の時代から歴代ローマ教皇のコレクションが一堂に会する美術館です。

「最後の審判」

システィーナ礼拝堂内部は私語が出来ないので、ここで絵の説明をしてもらいます。
これはミケランジェロ作の「最後の審判」の説明です。

ヴァチカン美術館内へ

館内は作品の種類や年代別に20以上の美術館や博物館に分けられており、総面積4万2000?、展示コースの総延長は7kmにも及ぶそうです。
全てを一日ではまわれません・・・

天井にもたくさんのフレスコ画があります。

ラビスラズリの青が印象的な床の絵

ビーコ・コンソルティ作「聖なる扉」

システィーナ礼拝堂からサンピエトロ寺院大聖堂
（寺院の総面積は約1万5200?）へのアトリウム（玄関廊）で、最初に目にする大扉です。アトリウム５つの大扉の右端、聖年祭の為、スイスのカトリック信徒が寄贈したものだそうです。

ピエタ（悲しみの聖母）像

サンピエトロ寺院大聖堂を入ってすぐ右側にあります。
ミケランジェロが23歳の頃制作しました。

ベルニーニ作の祭壇と天蓋

上部に見えているクーポラの胴輪にはラテン語で「あなたはペテロである・・・天国の鍵を授けよう」と書いてあるそうです。

聖ペテロのお墓

キリストの使徒ペテロ。死後初代ローマ法王の座に就きました。
奥は栄光の司教座です。

サン･ピエトロ広場

大規模な行事の際には約30万人の人々収容できるそうです。建築家ベルニーニが設計を担当し、1667年に完成しました。

広場を囲む回廊の上には140体もの聖人たちの像と、284本の大理石の円柱が並んでいます。

サンタンジェロ城

テーベレ川の畔にある円形の城で、直径64mの円筒状です。139年に皇帝の霊廟として建築。590年のペスト蔓延時に教皇が城内で祈願すると上空に大天使ミカエルが現れたという伝説が残っています。現在は博物館で、バロックの天才ベルニーニ作品が並ぶ堅牢な城塞です。

ナヴォーナ広場

１世紀に競技場として造られ現在は市民や観光客の憩いの広場です。天に向かって立つ17ｍのオベリスクの下の部分は残念ながら修復中でした。

パンテオン

ミケランジェロが｢天使の設計｣と称賛しました。
初代パンテオンの消失後、西暦118年に皇帝ハドリアヌスが再建。以来、その原形を留め、現存する古代ローマ建築で最も保存状態がよい建築物だそうです。

海の神トリトーネの噴水

バルベリーニ広場にある噴水。４頭のイルカに支えられています。

昼食　ミネストローネ

この日は雨で寒かったので温かいスープが美味しかったです。

サルティンボッカ

子牛を叩いて薄くしたものです。
あっさりしていました。

チョコレートムース

スペイン階段

17世紀スペイン大使館があったことからこの名がついたそうです。
普段はこの階段にぎっしり人が座っているのですが、雨なので階段には人がほとんどいません。

スペイン広場

バカルチャの噴水からブランドショップが集まるコンドッティ通り。
ツアー予定ではここで2時間ほどの自由時間があったのですが、雨がひどいので急遽変更になりました。
今回参加したツアーの皆さんはブランドよりもスーパーマーケットに興味があり（もちろん私も）、テルミニ駅地下のスーパーとローマ三越（休憩場所もあるので）に行きました。
しかし、スペイン広場のお店は雑貨屋も多いようで、また来る機会があればゆっくり散策したいです！

トレヴィの泉

バロック様式の壮大な噴水。古代ローマ時代の水道を利用して1762年に完成しました。
肩越しにコインを1枚投げると「ローマに戻れる」2枚だと「願い事が叶う」（2枚の説はいろいろあるようです）3枚だと「恋人と別れられる」だそうです。
私は1枚。「今度は旦那と来れますように！」

カンツォーネディナー

今夜は旅行最後のディナーです。
ステキな歌声でした。

タコのマリネ

ボンゴレスパゲッティ

今回の旅行で出たパスタ類はすべて美味しかったです。

海老と魚のグリル

海老は美味しかったのですが、お魚は小骨が多く食べにくかったです。

イチゴとバニラのジェラート

今回、街のジェラート屋さんで3回食べました。
ココナッツ・カプチーノ・ピスタチオ。
本当はもっといろいろな種類のジェラートを食べたかったです。
ちなみにジェラートは２ユーロ位〜です。

フィウミチーノ（レオナルド･ダ･ヴィンチ）空港

帰りもヘルシンキ乗り継ぎです。
フィンランド航空　AY782　11:25（日本時間18:25）発
ヘルシンキ　15:45（日本時間21:45）着です。

フィンランド航空　AY079　ヘルシンキ　17:15発予定が35分近く遅れ　17:50発

行き同様ロシア上空を通って帰国です。

飛行機の中からです。

これは2回目の機内食です。
1回目撮るのを忘れてしまいました・・・

ムーミンとスナフキンの飛行機でした。

中部国際空港　8:45着
無事に日本に帰って来ました〜。出発は遅れましたが、到着は予定より10分早く着きました。


この旅行記を見て頂いてありがとうございました。