2011/08/12 - 2011/08/12
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かっちゃんさん
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NHK『プロフェッショナル』で取り上げられた岐阜の中華『開化亭』。
名店での修行経験がないことをコンプレックスに感じていたというこの店の料理人、古田さん。
そのコンプレックスをバネに、自分のこだわりを持ちながら常に新しい料理へと精進される姿に衝撃を受けました。
今では国内外問わず有名店のシェフをも魅了する名店となった『開化亭』。
今回はランチのコースをいただきましたが、お盆休み渋滞に巻き込まれながらもわざわざ出かけた甲斐がありました!
その後は犬山城へ足を伸ばし、天守閣からの眺めを満喫しましたよ〜。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
やってきました、開化亭!
ダメもとで数日前に予約を入れたら2名ランチOKとのこと!
お盆期間だったからかな? ラッキーです。
12:30に到着した時は外にも行列が。
ちなみに1階、2階はコースとかアラカルト、及び予約のお客様。3階は坦坦麺を食べに来たお客様・・・と分かれているみたい。(多分・・・)
そうそう、駐車場はありません。が、近くにパーキングがいくつかありました。 -
1階のカウンター、厨房がよく見えるお席に通していただきました。
お箸置きは亀さん。
さて、今回はランチ4000円のコースをお願いしました。 -
一品目。
“帆立・ウニ・バターの揚げ餃子”。
ソースが溢れるので一口で食べてくださいと言われたので、遠慮なくあむ〜っっっと一口。
こっ、この濃厚でかつジュ〜スィ〜な揚げ餃子はなんぞや!?
中華料理でバター?って思うかもしれませんが、これがまた合うんです。
口の中で余韻を楽しみ、思わずにんまり。 -
“前菜盛り合わせ”。
ひとつひとつの説明がなかったのでよくわからないのですが、四川料理のお店だけあって基本の味付けはスパイシー。
中でもサーモンは絶品。 口に入れた瞬間にとろけました。 -
“冬瓜・カニ・ジュンサイのスープ”。
優しいけど実に奥深い味。
このお店のベースとなっている上湯を存分に味わえます。
カニの甘みがまた素晴らしいのであります。 -
いつもの私たちなら迷わずビール→紹興酒・・・と盛り上がるのですが、この後かなりの距離を運転して帰らなければなりません。
というわけで、ウーロン茶。
お湯がなくなったら自分で「お湯下さ〜い」と申告しましょう。
頃合をみはからってスタッフがお湯を足してくれる・・・なんてことはありません。
次から次へとやってくるお客さんで、シェフもスタッフも大忙しなんですね〜。
このお店に求めるものはサービスにあらず。 純粋にお料理を楽しむべし! -
“天然ヒラメ・ホタテ・マツタケ・ヤリイカの炒め物”。
今回のお料理の中で一番感動したのがこちらでした。
まずヒラメ。 表面はパリッパリ、中はふわっふわ! 口の中に入れた瞬間、これまたふわ〜っと舌の上で消えていくような食感です。
ホタテは噛むほどにブランデーのような芳醇なスープが口いっぱいに広がります。
そしてマツタケ!
香りを楽しみ大事に大事にいただくあのマツタケ様が、なんとごろごろ中華の炒め物に入っちゃってます。
炒めることで香りが逃げないのかな・・・なんて心配は杞憂でした。
ひと噛みごとにマツタケの香りがふわわわわぁぁぁ。 素晴らしいです。
このお料理が運ばれる前。古田シェフが手際よく次々とマツタケの処理をされていたので、あれは夜のコースの仕込みかな・・・なんて思っていたんですよね〜。
幸せの一品でした。 -
こちらのお店では絶対に1階のカウンターを予約したいものです。
次々と素晴らしいお料理を作り上げていく古田シェフの無駄のない動き、中華なべをあおる姿を拝見すると、NHK『プロフェッショナル』での真摯な姿を思い出し、心してお料理を味わわなければ・・・という気持ちになりました。 -
“飛騨牛・なす・ゴーヤの炒め物”。
醤油ベースの甘辛味。ベースは控えめで濃すぎない味付けなのですが、唐辛子、花椒、その他香辛料によってパンチの効いた一品に仕上がっています。
ちょっとあれ?っと思ったのは、飛騨牛が若干固かったこと。
たまたまかな? -
シメは炒飯と坦坦麺から選べるので、一つずつお願いしました。
こちらが炒飯。この時点でかなりお腹いっぱいだったのですが、金華ハムのうまみが噛むごとに口に広がって、パクパクいただきました! -
こちらが坦坦麺。
このお店の名物で、ランチタイムにはこれだけを食べに行列に並ぶ人も多いのですが・・・。
もうちょっとコッテリが好みかな?
ゴマペーストは控えめ、辛さと上品なスープが絶妙だったのですが、わたしたちの好みがたまたま麺に絡むようなドロっとした坦坦麺だったため、それ程のインパクトはありませんでした。
ちなみにこの日見る限りでは、坦坦麺は古田シェフではなく、他のスタッフが担当しているようです。 -
最後のデザート。
杏仁豆腐とエッグタルト、そして揚げ菓子。
杏仁豆腐はこれまた上品な甘さ。 普段は杏仁がこってり効いたタイプが好きなのですが、コースの最後に出てくるのにぴったりの爽やか杏仁豆腐でした。
全品通して感じたのは、使っている素材が贅沢だな〜ということ。
それらの味を独創的に活かし、感動の一品を作り上げる古田シェフのお料理を味わえた、本当に幸せなひとときでした。 -
満腹のおなかを抱えて次に向かったのは犬山城。
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天守閣からの眺め。
かなり暑い日なんだけど、川からの風がすっごく快適ですよ〜!
高所恐怖症の方ならちょっとぞわっとするかも。 -
さて、4階には代々の城主の絵・写真が並んでおり。
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ふむふむ、つい最近の方までずらりと。
・・・んん? -
流し目男子に・・・君の瞳にカンパイ?
11代から一気にだんでぃ〜になる城主。 何があったんだ?
時間があればこの近くのオモシロスポット『桃太郎神社』とか、モンキーパークでお猿さんとたわむれたかったのですが、以前行ったことがあるので断念。
以上、美味しくて楽しい岐阜県の1日でした。
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