北京「不到長城非好漢」の旅

2012/10/13 - 2012/10/16

尖閣列島問題で、中国への不安のため、当初５名の予定が３名での北京旅行となりました。
私は、北京は３回目、中国へは１２回目の旅なので、それほど気にしていませんでしたが、回数の少ない参加者には、やはり不安なのでしょう。
表紙写真は、「不到長城非好漢」万里の長城に行かなければ好い男とは言えない。
毛沢東の字ですが、簡体字でないのがうれしいです。
私は万里の長城３回目なので、相当好い男でしょう。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

JALの成田・北京便は、尖閣問題の影響か、かなり空いていました。
食事も、ハーゲンダッツアイスクリームが付いていておいしかったです。

宿泊ホテルは、北京市内東南のTANGSHAN HOTEL(北京唐山大厦)です。
まあビジネスホテルです。
いままでの北京宿泊は、シャングリラホテル、ノボテル和平飯店、北京飯店だったので、だんだんレベルが下がってきて、ちょっと寂しい。

今回の参加者は３名だったので、私は一人部屋を料金追加しました。
まさか、大の男三人で、この部屋に泊まるのは勘弁ですね。
友人二人は同じ大きさのツインルームでした。
でも清潔で、毎日の清掃は問題ありませんでした。
（金庫が使用できない。トイレの水が止まらないの問題はありました。
ちなみにトイレは自分で直しました。）

2日目、ツアー料金に含まれる朝食です。種類は多いのですが。
結局、３泊しましたが、食事をしたのは１回だけです。
後は、現地ツアーの民家朝食と早朝出発のお弁当です。

温食の料理が並んでいますが、あまり温かくありません。
普通は、下から火で温めて保温するのだと思いますが、どの料理も温めていません。
正面右のコックさんが作る中華麺と、パン類はおいしかったです。
コーヒーもミルクをいっぱい入れて飲むとおいしいです。

ツアーに含まれている観光です。
世界遺産の頤和園。西太后の別荘です。
3年前の北京はフリー旅行だったので、ほぼ１日見学をしましたが、今回は３０分も居ませんでした。しかもツアーバスが行く道を間違えていました。
私は道を間違えなかったのに。

こちらも世界遺産の「明の十三陵」です。
中国人の観光客が大勢います。
15年前の見学時は、地下の墓室にも入り、感動したものです。
今回は、建物のみでした。
世界遺産に登録されたために、見れなくなったのかもしれません。

ツアーに含まれている昼食です。
数百人入れるレストランで、外人区画と中国人区画が分かれていました。
びっくりしたことに、席に着く前に半分ほど料理がすでにテーブルに並べられていました。中国では初めてでした。案の定、大分冷めていました。
格安ツアーなのである程度はやむを得ないかもしれませんが、いままでの中国旅行では無かったことです。

万里の長城です。
三回目の訪問ですが、目的の毛沢東の碑（表紙写真）を撮ることができて良かったです。
ところで、写真の広場になっている場所で、15年前に、私はスリに会いました。
ウエストバッグを開けられたサイフを盗られたのですが、私も気が付き、「コラッ」と怒鳴って、取り返しました。彼の逃げ足の速さにも吃驚しました。

10月中旬ですが、長城の上はちょっと寒いです。

ツアーに含まれている夕食です。
北京ダックレストランの全聚徳です。
料理はおいしかったのですが、紹興酒が一本250元（約3200円）したのには吃驚しました。日本の中華レストランでも、1000円しません。
ちなみに、青島ビール大瓶は30元です。

レストランでの酒が高く飲み足りないので、ホテルに帰った後に、ホテル近くのセブンイレブンに、紹興酒を買いに行きました。
ワイン、ウィスキー、ウオッカ、焼酎、日本酒、梅酒、眞露、中国の白酒など種類も豊富にありましたが、紹興酒だけありません。レジの店員に筆談で聞いたところ、無いとのこと。紹興酒は中国南部（上海の南の紹興市）の酒なので、北京の人は飲まないとのことでした。これも、紹興酒が高い理由のようです。ちなみに、コンビニではビール大瓶は、5元（約60円）ほどでした。

3日目は、現地半日オプショナルツアーを予約しました。
「胡同満喫と北京っ子生活体験」です。
写真は現地民家での朝食です。
私は、台湾、中国に40回ほど旅行していますが、いつもホテル朝食なので、初めての体験でした。おいしかったです。

ニッサン車のようですが、以下のシールを貼っていました。
「車是日本車、心是中国心」車は日本車だが、心は中国の心。
でしょうかね。メーカーマークも中国国旗のシールで覆っています。

オプショナルツアーの昼食です。
民家レストランでの昼食もおいしいです。
なんとビール1本サービスしてくれました。
追加ビールも安くて、大瓶10元（120円位）でした。

ツアーは天安門広場まで送ってもらいました。
ここから、自由行動です。

天安門に登楼しますが、荷物を預けなければなりません。
預け料金は、2元しました。

天安門楼上からの天安門広場です。
さすが中国の首都という感じです。

北京の銀座、王府井です。

北京在住の友人のマンションです。
マンション6棟の共用の庭には大きな池もありました。

近くの繁華街「三里屯」で雲南料理を食べました。
紹興酒は無いので、白酒（パイチュー）を頼みました。
私は飲みませんでした。

４日目の朝食は、レストラン開店前なので、お弁当でした。
私は、朝食は空港のラウンジで摂るので、お土産に日本に持ち帰りました。
かなりのボリュームです。
パンとリンゴはおいしかったです。あと水と卵は食べましたが、
牛乳とソーセージはワンちゃんにと、全部無駄にはしませんでした。

最後の夜は、三里屯のバー街に行ってみました。
外国人相手のおしゃれなバーを想定していたら、中国人相手の強引な客引きバーの一画でした。我々は、北京人の案内があったので、一人100元ですみましたが、要注意です。
店は変わったつくりで、舞台は奥ではなく外から見える道路側にあり、そこで小姐が交代で歌ったり、ダンスをしたりしています。

旅行は、格安ツアーのＪＡＬエコノミー便ですが、北京空港ではエアチャイナのファーストクラスラウンジを利用します。
プライオリティパス（楽天プレミアムカード等を取得するともらえます）が提携しているためです。

ラウンジでは、アルコールから春巻き、肉まん等食事、お菓子、フルーツ等いろいろあります。

さすが、ファーストクラスラウンジのソファですが、接客サービスは良くありません。
南の広州空港のラウンジは、サービスが良くて驚いたのですが、同じ中国でもいろいろあるものですね。

最後の機内食です。
機内は空いていました。
しかし、後ろの席だったので、食事サービスも遅く、和食も品切れで、洋食のみでした。おいしかったですが。