2009/04/16 - 2009/04/17
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jilllucaさん
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ほ乳類、特に犬猫は大好きな僕ですが、実は一番好きな動物はイリオモテヤマネコ。
好きになった理由は数年前、写真家・横塚眞己人さんのエッセイ”西表島ヤマネコ騒動記”を読んで「日本にはこんなにかっこいい猫がいるんだ」と思った事、それ以後何度か西表島に足を運びましたが、もちろん一介の旅行者にその姿を易々と見せるイリオモテヤマネコ君ではなく未だに実物は見たことがありません。
しかし、実物は見たことないものの、西表島に住む人々、行政機関がいかにイリオモテヤマネコを誇りに思い、守ろうとしているのかは訪島する度にひしひしと感じました。
今回久々に八重山諸島に行く機会があり西表島にも行きました、その旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10330070/とは別にイリオモテヤマネコ関連の事柄だけを纏めてみようと思います。
イリオモテヤマネコは西表島だけに住む野生の猫で、現在の生息数は100匹程度と推定されています。
学術的には1965年に生息の確認がなされましたが、島ではそれ以前から”ヤマピカリャー(山で光るもの)””ヤママヤー(山の猫)”という名で存在が知られていたそうです。
イリオモテヤマネコはイエネコとほぼ同じ大きさですが、四肢が短く、尻尾が太く、耳が丸いのが特徴です。
また、体毛は粗く、背中は黒褐色、体の側面は灰褐色で暗色の斑模様があります。
生息地は意外にも人間の生活圏と重なり標高200m以下の海岸に近い地域で、マングローブ、アダンなどの湿地林、シイやカシの林、河川や沢沿いに暮らしており、時はに水田や畑、道路等にも姿を現します。
イリオモテヤマネコは西表島の食物連鎖の頂点に立つ生き物で、その食性はバラエティに富んでいます、コオロギ、カエルにはじまり大きいものではヤエヤマオオコウモリやイノシシまで狩って食すそうです、また、ネコ科の生き物としては珍しく泳ぎも得意で夏はテナガエビを狩ることもあるそうです。
西表島の食物連鎖の頂点に立つイリオモテヤマネコは元々個体数が少ないのに加え、最近は交通事故、イエネコからの伝染病、野犬に襲われる等の理由で絶滅が危惧され国の特別天然記念物、国内希少野生動植物種、環境省レッドリストの最も絶滅の恐れが高い絶滅危惧IA類に指定されています、また、国際保護動物でもあり国際自然保護連合でも”絶滅寸前”に指定されています。
先述しました通り、観光客がたまに行ったくらいではその姿を見せてくれるイリオモテヤマネコではありませんが、西表野生生物保護センターではイリオモテヤマネコについての形態的特徴、生態、生息状況、保護対策などについて学ぶ事ができます。
また、同保護センターでは現在、交通事故が原因で前足に後遺症を持つイリオモテヤマネコ”よん”が飼育されています。
後遺症のためにもう自然に戻れない”よん”ですが、その野生性を守るために飼育員以外は直接その姿を見ることはできません。但しライブカメラでその様子を見ることができます、興味のある方はhttp://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/live/html/でご覧ください。
今回、久しぶりに西表島に行って驚いたのですが、島内唯一の道路と言って過言ではない国道215号線が改良され、かなり走りやすい道になっていました。
この道では、イリオモテヤマネコに係わらず貴重な動物の交通事故が多発しています。実際僕も今回の旅で、車の前を必死に横断する天然記念物セマルハコガメ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/pict/15839943/を見付けてブレーキを踏んだことがありました。
だんだん便利になりこれからも西表島を訪れる人が増えると思いますが、車を運転する際はくれぐれもスピードを出しすぎないようしてもらいたいと切に願っています。
そしていつまでもイリオモテヤマネコがこの素晴らしい島で暮らしていけますように・・・。
<参考文献>イリオモテヤマネコBOOK 西表野生生物保護センター
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西表野生生物保護センターは国道215号線から山側に0.7km程入った所にあります。
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あまり大きな建物ではないですが、ここに来れば西表島の生き物について多くを学べます。
僕の中では西表島一のお薦めのスポットです。 -
この施設の入館料は無料ですが、館内に動物のための募金箱がいくつかありますので是非入館料代わりに募金してあげてください。
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保護センターでは西表の希少生物や自然について学べます。
イリオモテヤマネコには1区画が与えられています。 -
イリオモテヤマネコの剥製です。
この子は残念ながら交通事故で命を失った子です。
イエネコと違い耳が丸く、尻尾が太いのがよく分かります。 -
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保護センターでは様々なモニタリング調査により、生息数の把握や生活環境の調査を行っています。
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住民の皆さん、観光客の皆さんが一体となって行っている希少動物の生息情報マップです。
オレンジのプレートがイリオモテヤマネコの目撃情報です。
船浦の南西地区では子ネコを連れたイリオモテヤマネコが目撃されたため、その地区では犬を放さないようにと警告が出されています。
皆さんも観光で西表に行った際にもしヤマネコを目撃したら保護センターへ通報してください。 -
保護センターで飼われている”よん”のライブ映像です。
この映像はhttp://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/live/html/でも見ることができます。 -
スタッフの方にお願いすると、視聴覚室でDVD”ぼくはよん”を見ることができます。
子供向けの構成ですが大人が見ても充分楽しめます、前足の後遺症にも負けないで機敏に動く”よん”の姿には感動させられます。 -
保護センターで購入できる”イリオモテヤマネコBOOK”です、イリオモテヤマネコについてとても丁寧に解説されている秀逸な本です。
価格は1,000円でその収益は動物保護に使われますので、皆さん是非お買い求めください。 -
保護センターを離れて島内でイリオモテヤマネコ関連の物を探してみました。
国道215号線のイリオモテヤマネコ目撃多発地点には”イリオモテヤマネコとびだし注意”の交通標識があります。 -
イリオモテヤマネコの交通事故発生地点には”ヤマネコいるよ 気をつけて!!”の標識。
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島内に(多分)1カ所だけある立派な看板。
実は、今回僕はこの看板を見たいがために八重山を旅行しました。 -
西表島大原港のターミナルに貼ってあったポスターです。
なんとも素晴らしいポスターで感動しました、この旅最大の収穫かも。 -
八重山諸島を結ぶ安栄観光の高速船のキャビンに貼ってあったステッカー。
ヤマネコを守るやさしさは西表島だけではなく八重山地域の誇りです。 -
イリオモテヤマネコと人の共生を訴える看板、島内で幾つか見ました。
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イリオモテヤマネコの身体的特徴をアップで。
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仲間川に掛けられている橋の欄干にはヤマネコの彫刻が飾られています。
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橋の四隅でポーズが違います。
これは獲物を狙っているのでしょうか? -
八重山のお土産。
このイリオモテヤマネコの威嚇の表情が結構ウケます。
石垣空港で買えます。
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この旅行記へのコメント (27)
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- 琉球熱さん 2013/01/26 01:46:43
- 感心しました
- jillucaさん、こんにちは
イリオモテヤマネコについて、非常にわかりやすくまとめられており、感心しました。
保護センターには私も数回足を運んでおります。最初の2003年に私は非常に幸運なことに、カメラ越しに「よん」を見ることができたのです。当然寝ていて動きませんでしたが(笑)…(でもお腹が上下していて生きていることは確認できました)
2011年に訪問した時に職員の方に伺ったところ、よんは既に他界、その後同じような境遇で保護された個体はないとのことでした。
また、集落からそれほど離れていない山林の中に、やまねこの生態研究を目的とした無人カメラが何台も設置されていることはご存知だと思います。
交通事故で死亡する彼らの行動圏が、驚くほど人間の生活圏に近いことの証左でもありますが、それゆえの悲劇と言うのはとても皮肉なことですね。
動物小説で高名な故戸川幸夫氏が最初に発見したのが舟浮と言われていますが、かつては珍しい存在ではなかったとか。
私も一度は見てみたいと思うのですが…
- jilllucaさん からの返信 2013/01/26 22:15:57
- RE: 感心しました
- 琉球熱さん
こんばんは。
> イリオモテヤマネコについて、非常にわかりやすくまとめられており、感心しました。
ありがとうございます。
そう言って頂けると頑張って旅行記を作ってよかったと思います。
> 保護センターには私も数回足を運んでおります。最初の2003年に私は非常に幸運なことに、カメラ越しに「よん」を見ることができたのです。当然寝ていて動きませんでしたが(笑)…(でもお腹が上下していて生きていることは確認できました)
> 2011年に訪問した時に職員の方に伺ったところ、よんは既に他界、その後同じような境遇で保護された個体はないとのことでした。
よん君はイリオモテヤマネコの暮らしを僕らに伝えてくれた本当に貴重な子でしたね。
ツシマヤマネコは保護センターやいくつかの動物園で見ることができますが、イリオモテヤマネコではモニター越しのよん君だけ・・・よん君には本来のイリオモテヤマネコの人生(猫生?)とは違い道を歩ませて申し訳なかったですが、本当にありがとうといいたいです。
> また、集落からそれほど離れていない山林の中に、やまねこの生態研究を目的とした無人カメラが何台も設置されていることはご存知だと思います。
> 交通事故で死亡する彼らの行動圏が、驚くほど人間の生活圏に近いことの証左でもありますが、それゆえの悲劇と言うのはとても皮肉なことですね。
対馬でも年末にツシマヤマネコの交通事故が重なって非常事態宣言が出されました。
もちろんヤマネコと人(旅行者も含めて)の営みを軽々に論じる気はないですが、もし、本当にヤマネコ(だけに限らず他の貴重な動物も)を守るなら、例えばせめてレンタカーだけでも30km/hのスピードリミッターを付けるとか・・・なんかいい策はないものでしょうか?
> 動物小説で高名な故戸川幸夫氏が最初に発見したのが舟浮と言われていますが、かつては珍しい存在ではなかったとか。
> 私も一度は見てみたいと思うのですが…
僕も一度は会ってみたいと思います、でも、会えないからこそ輝く存在のような気もしてます。
jillluca
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- norinoriさん 2010/10/30 23:23:28
- 大切な命!
- jilllucaさん、こんばんは。
2度程ダイビングで西表を訪れているのですが、私もあのポスターにはやられました。
訴えかけているような大きな目とま〜るい耳、思わず見入ってしまいます。
海が荒れ、上原港に行けず大原港にフェリーが着いて1本道の国道を走っていると、交通標識に何回もお目見えしました。
日中はなかなか無いようですが、夜になると夜行性の為か出てくるのでしょうね。
道路の下にトンネルを造るとか、土管で小動物用の通路を設置するとか、大切な命を守る為になんとか出来ないのでしょうか!?
観光地化の進む八重山で今尚、貴重な自然の残る西表のジャングルと共に、守られて欲しいと願わずにはいられません。
保護センターやライブ映像、じっくりと訪問させてもらいます。
私のこのパソコンの前には“いりおもて 山の猫”が左手を挙げてたたずんでいます。
では、また。
- jilllucaさん からの返信 2010/10/31 22:28:38
- RE: 大切な命!
- norinoriさん
こんばんわ。
> 2度程ダイビングで西表を訪れているのですが、私もあのポスターにはやられました。
> 訴えかけているような大きな目とま〜るい耳、思わず見入ってしまいます。
すごいポスターですよね!!これ。
僕はこれ見つけた時は涙が出そうになって、暫くその場で見入ってしまいました。
> 海が荒れ、上原港に行けず大原港にフェリーが着いて1本道の国道を走っていると、交通標識に何回もお目見えしました。
> 日中はなかなか無いようですが、夜になると夜行性の為か出てくるのでしょうね。
> 道路の下にトンネルを造るとか、土管で小動物用の通路を設置するとか、大切な命を守る為になんとか出来ないのでしょうか!?
あの国道がとても便利で走りやすくなっただけにその様な対策は急いで欲しいですね。
ただ、あの動物用の通路はどれくらい効果があるのかな?と個人的には思ってます。人間の思惑通りに動くかな?不安です。
予算の問題は当然あるのですが、やるなら徹底的にやって欲しいものですね。
> 観光地化の進む八重山で今尚、貴重な自然の残る西表のジャングルと共に、守られて欲しいと願わずにはいられません。
> 保護センターやライブ映像、じっくりと訪問させてもらいます。
本当にそうですね。
できれば、地元の方と動物たちが上手く共存できる仕組みを作って、我々余所者はそこにちょこっとだけおじゃまさせて頂く感じで、なんとか少なくとも現状維持出来るようにお願いしたいですね。
ライブ映像ぜひ楽しんでください。
jillluca
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- ちょびれさん 2010/10/19 19:54:51
- 自然との共存は永遠の課題
- ジルルカさん
こんばんわ。
絶滅危惧種のイリオモテヤマネコのお話、西表の人達の熱いそして暖かい思い
が伝わってきました。
元々は彼らのテリトリーであったであろう場所に後から人間が道路を作り、
住居を建て、生活スペースを狭めてきたんでしょうから・・・
猫科の動物って一度走り出したら犬と違って止まれないと聞いたことがあります。
引き返すとかとどまるとかが出来ないって。
特に夜行性なら夜の間に餌探しで歩き回るから余計事故に会いやすいのね〜
我が家のわりと近くでも朝になるとタヌキが事故にあってるのを良くみます。
一昨日だったか、アメリカでアニマルトレイルの話をテレビでやってましたが
交通量の多い場所では動物専用のブリッジとかの整備は早急に必要
でしょうね。
ちょびれ
- jilllucaさん からの返信 2010/10/20 21:49:48
- RE: 自然との共存は永遠の課題
- ちょびれさん
こんばんわ。
> 絶滅危惧種のイリオモテヤマネコのお話、西表の人達の熱いそして暖かい思いが伝わってきました。
実は、イリオモテヤマネコ大好きなので一生懸命書きました。
> 元々は彼らのテリトリーであったであろう場所に後から人間が道路を作り、住居を建て、生活スペースを狭めてきたんでしょうから・・・
イリオモテヤマネコは意外と人間と住む場所が似通っているようです、人間の害になる動物ではないので十分共存はできると思いますが、本当にあの立派すぎる道路だけは気になって気になって・・・ほんと離島とは思えないほど気持ちよく走れる道なんです・・・みんなで気をつけて悲しい事故だけは起こしたくないですね。
> 特に夜行性なら夜の間に餌探しで歩き回るから余計事故に会いやすいのね〜
> 我が家のわりと近くでも朝になるとタヌキが事故にあってるのを良くみます。
うちは六甲山の麓の住宅街にあるのですが、狸はあまり見掛けないです、アライグマや狐は見たことありますけど・・・最近はやりの熊が出てきたらどうしようと少々不安です(笑)
明後日から久々の関東遠征、千葉でレッサーパンダの赤ちゃん見てきます!!
楽しみです。
jillluca
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- zzr-cさん 2010/03/11 12:24:42
- 猫好き
- ジルルカさま こんにちは
zzr-cです。
プロフィールの好きな理由からこちらにお邪魔しました。
ジルルカさんは本当に猫が大好きなんですね。
あの看板を見るためだけに西表島まで行ったんですね〜
西表島って離島でもっと小さいイメージがありましたが、
交通事故があるくらいなので道路とか整備されてて
結構人も住んでるんですね。
自然の保護と人間の生活、どちらも大切ではありますが、
無くなってからでは取り返しのつかない物もあります。
考えさせられました。
zzr-c
- jilllucaさん からの返信 2010/03/11 21:18:26
- RE: 猫好き
- zzr-cさん
こんばんわ。
> プロフィールの好きな理由からこちらにお邪魔しました。
ありがとうございます。
西表島大好きです!!何度行っても飽きないんですよね・・・ただの島なのに・・・。
> ジルルカさんは本当に猫が大好きなんですね。
あれくらいの大きさの哺乳類でかわいいのには目がないですね(笑)
最近は犬、猫、レッサーですか・・・まあ、うちのジルとルカは別格ですが(笑)、その次にイリオモテヤマネコ好きです・・・それに、なんと言っても猫は絵になりますよね〜。
今、出張で韓国で、日曜はフリーなのでもし行ければ韓国の動物園にも行ってみようかなと思っています・・・レッサーさんとツシマヤマネコもいるようですよ!!
> あの看板を見るためだけに西表島まで行ったんですね〜
> 西表島って離島でもっと小さいイメージがありましたが、
> 交通事故があるくらいなので道路とか整備されてて
> 結構人も住んでるんですね。
あの看板は一見の価値がありますよ!!
マイルがたまったのでまた行きたくなってきました!!
実は西表島はかなり大きいです、確か石垣島より大きくて、沖縄本島の次に大きいんじゃなかったかな?(うろ覚えですが・・・)
道は島の東半分の海沿いに国道が1本あるだけなんですけど、以前に比べたらこの道が格段に走りやすくなってて・・・。
> 自然の保護と人間の生活、どちらも大切ではありますが、無くなってからでは取り返しのつかない物もあります。考えさせられました。
僕もそう思います、人間には人間の暮らしがあるのである程度は仕方ないのですが、出来れば上手く折り合い付けてお互い幸せに暮らしたいですよね・・・最近のトキのニュース見てつくづく思いました。
ジルルカ
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- mom_momさん 2009/10/02 16:11:16
- 西表島にいつか行ってみたいです。
- はじめまして、ジルルカさん
何度か、ご訪問を頂き、ありがとうございます。
動物と自然が大好きな@mom_momともうしますm(_ _)m
野生動物、イリオモテヤマネコは、まだ見たことがありませんが、
ニュージーランドのマウントクックで野生のネコ?を見かけました。
動きが速くて、写真を撮る事はできなかったですが、自然の中で生きる動物の逞しさを垣間見ました。
威嚇している姿なんて、うちのネコと同じだ〜なんて思いながら拝見していました。
野生動物が、交通事故など人間が原因で死に至らしめることほど、嫌なことはないです。
どんな動物であれ、生きているものです。命は大切にしたいですね。
mom_mom
- jilllucaさん からの返信 2009/10/03 22:14:45
- RE: 西表島にいつか行ってみたいです。
- mom_momさん
こんばんわ、はじめまして。
家では犬(ジルとルカ)を飼っているのですが、ネコ科大好きなジルルカです。
> 野生動物、イリオモテヤマネコは、まだ見たことがありませんが、
いや〜、イリオモテヤマネコはなかなか見れないですよ〜、僕は一時期、ヤマネコ見たさに西表島に足繁く通った時期もあるのですが、一度も姿を見たことはないです。
おなじヤマネコでもツシマヤマネコは保護施設や博多の動物園で見れるんですけど、イリオモテヤマネコは保護施設でも公開されたなくて・・・一度でいいから見てみたいです。
耳が丸くて意外と可愛いですよね、イリオモテヤマネコ。
> ニュージーランドのマウントクックで野生のネコ?を見かけました。
マウントクック登られたのですね、僕は麓まで行きましたが登らず仕舞い・・・今になって後悔してます。
それにしても、野生ネコ?いたんですか・・・実はヒョウの子供だったりして(笑)
旅先でネコに会うと僕はなんかほっとします、”あ〜ネコは何処でもネコだな〜”って。
> 野生動物が、交通事故など人間が原因で死に至らしめることほど、嫌なことはないです。
僕も同じです、彼らは話せないし、人間に主張する事もないですよね、だからこそ僕らが彼らの気持ちを斟酌してあげないと・・・。
開発を悪と決めつける気はないんですけど、そのしわ寄せが彼ら野生動物に行くのは嫌ですよね〜。
機会があれば是非西表行ってみてくださいね、そしてその周辺の島々も。
動物好きにはたまらなく魅力的な島々ですよ。
ジルルカ
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- babyananさん 2009/07/20 23:32:24
- 興味深いです!
- ジルルカさん、こんにちは!
お邪魔しに来ました〜
と、軽い気分(ごめんなさいっ)で拝見していたのですが。。。
深いテーマですね。考えさせられました。
沖縄へは、15年くらい前に行ったのが最後かな?もちろん、普通に海が目的でした。なのでこの旅行記で初めて知った事ばかりです。
イリオモテヤマネコ。
名前を知っている程度でしたから。
写真にある現地のイリオモテヤマネコに対する様々な配慮や、ジルルカさんの文章から、人々の彼らに対する意識がうかがえますね。
「イリオモテヤマネコは西表島の食物連鎖の頂点に立つ生き物で」
この文章が、とても印象的でした!
babyanan
- jilllucaさん からの返信 2009/07/21 23:27:05
- RE: 興味深いです!
- babyananさん
こんばんわ〜。
ほんとに来ていただいたんですね(笑)ありがとうございます。
> 「イリオモテヤマネコは西表島の食物連鎖の頂点に立つ生き物で」
> この文章が、とても印象的でした!
ありがとうございます!!実はこの文章はかなり感情込めた文章なんですよ!!ここに感づいて頂けるととても嬉しいです。
ライオンや虎ならまだしも、あんな家猫と大きさの変わらないヤマネコがその島の食物連鎖のトップにいるなんて・・・なんか素敵ですよね〜。
絶対に彼らを絶滅させたくないですよね〜。
西表もここ数年で結構開発が進んでるようです、僕は開発はある程度仕方ないのかなと思ってるんですけど、なんとか上手く折り合い付けてヤマネコと人間が共存できればな〜、なんて思ってます。
わざわざ旅行記見に来て頂いて本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ジルルカ
-
- ツーリスト今中さん 2009/07/05 05:54:51
- 絶滅危惧種!
- おはようございます。
ご無沙汰しています。
このところ、南の島づいているジルルカさんですね。
西表ヤマネコ(あえて西表は漢字に!)旅行記、
興味深く拝見しました。また得票数が凄いですね。
皆さんの共感を得てのことと納得をしています。
私も当然の一票です。
小笠原諸島の生態系を考えるにあたっても
(飛行機が飛ぶようになったら、、、、等も含めて)
人間が自然界に与える影響は計り知れないものがありますよね。
ジルルカさんの力作には到底及びもしませんが
私のエゾシカ被害の方もご覧頂ければ幸いです。
http://4travel.jp/traveler/kaorin/album/10349977/
ご自宅への猫ちゃん訪問記?もこれから拝見しますね。
- jilllucaさん からの返信 2009/07/05 10:31:29
- RE: 絶滅危惧種!
- ツーリスト今中さん
おはようございます。
ご投票ありがとうございます。
いや〜、僕もこの得票数にはびっくりしています・・・。
日本の片隅に住んでいる、一風変わったネコちゃんを紹介したかっただけなんですけど、4トラにはネコ好きの方が多いようで反響は大きかったです。
そしてなにより、あの表紙に使ったポスターの子猫の表情と文章が決定的だったのではないでしょうか?
あのポスター見つけた瞬間、僕は感動で固まっちゃいました!!
一方では増えすぎて困って、一方では減りすぎて困る・・・そもそも人間がコントロール出来る、あるいは、する、ものかも分かりませんが、彼らはただ一生懸命生きているだけなので、できるかぎり、応援してあげたいですよね〜。
今度時間が出来たら、もう一つのヤマネコ・ツシマヤマネコに会いに(こちらは会えるんです)、対馬と博多に行こうと思ってます。
ジルルカ
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- たらよろさん 2009/05/30 12:26:24
- イリオモテヤマネコ!!
- こんにちわ=!
いつも楽しく拝見させていただいております。
島あげてのイリオモテヤマネコとの共生、そして保護など
心温まる側面がいっぱいわかってかなり感動しました〜
ポスターの、優しい運転でお母さんを子猫のもとへ帰してあげてね♪
なんて、涙がでちゃいそうになりました。
素敵な言葉、そして島民の気持ちですね。
観光客も、しっかりその気持ちを持って観光しないといけません。。。と
ヒシヒシ感じました。
ところで、イリオモテヤマネコって家猫と同じくらいの大きさなんですね〜
知らなかったです。
もっともっと大きいのかと・・・
耳も丸くて本当に尻尾が太い。
私も実際にこのポスターや看板、ライブ映像に会いに行きたくなりました。
素敵なネコ情報、ありがとうございました。
たらよろ
- jilllucaさん からの返信 2009/05/30 21:43:14
- RE: イリオモテヤマネコ!!
- たらよろさん
こんばんわ〜。
そうなんです、イリオモテヤマネコって結構小さいんですよ〜、見た目も家猫っぽくてかわいいし、あの丸い耳なんて家猫よりも愛嬌ありますよね!!
ちなみに山猫の子猫もニャーニャーと鳴くそうですよ。
あんな小さな猫ちゃんが島の食物連鎖の頂点にいるなんて・・・なんて魅力的な島なんでしょうね。
あのポスターは帰りの高速船ターミナルで見つけたんです、意識的に山猫関連の物を探していたから見つけられたんだと思います。
それにしても、あの文章には僕も感動しました〜、あやうく現地で泣きそうになりました(笑)、このポスターとの出会いがなかったらこのイリオモテヤマネコ・オンリーの旅行記は作らなかったかもしれないですね。
確かに、彼らのすみかを奪っているのは人類なのですが、山猫のためにこんな素敵な文章を考えれる人類って生き物も捨てたもんではないな〜と。
願わくばいつまでも共存できればいいですね、あの一風変わった猫ちゃん達と。
ジルルカ
-
- 義臣さん 2009/05/05 17:07:08
- 夢
- 今日は留守番でもあり、、ゆっくり時間もとれ
八重山の旅行記拝見しました
沖縄へ一昨年初めてツアーで行った私のとって
此方の旅行記が夢のような世界です。
日本とは思えない風景に個人で無ければ見られない細かい所まで
いつかとは思いますが。。いい風景を沢山有難うございました
お礼は投票だけですが
義臣
- jilllucaさん からの返信 2009/05/05 21:04:42
- RE: 夢
- 義臣様
こんばんわ。
ご投票ありがとうございます。
八重山の島々は内地の人間にとってはほんと夢の様な世界でした。
何もかもが珍しかったです。
今回は石垣島、黒島、波照間島、西表島、小浜島、鳩間島、竹富島に足跡を
印したのですが、各々違う表情があって興味深かったです。
特に鳩間島の海の綺麗さには驚かされました。
このGWは家でおとなしくしていました、7日から小笠原行きます。
旅行記ご期待頂ければと思います。
ジルルカ
-
- こざくらさん 2009/05/03 22:22:55
- 猫の王様
- ジルルカさんこんばんは。
先日投票逃げして失礼しました。
私も23年ほど前に、西表島を訪れました。(かなり昔です(^^ゞ)
といっても、石垣島からオプショナルツアーで
先島スオーの木の板根、マリュード、カンピラーの滝を巡ってきたのですが。
マングローブをコノ目で見たかったのと、滝めぐりの道すがらイリオモテヤマネコにあえるかも?!という甘い期待に胸ときめかせて歩きました。
山道ではトカゲとカメレオンを目撃したにすぎず、現実の厳しさを思い知らされました。
そのころでも、船着場の売店に、この川の上流に山猫が泳いでいるのを見たという、新聞記事を掲げていたくらいですから、よほど目撃するのが難しかったようです。
私は、充分すぎるくらいに自然が残っていることに感動したものです。
地元の住民も容易には見れないほどの、手付かずの自然がありました。
でも、今は、交通事故にあう山猫が多いそうですね。
開発が進んでしまった結果もたらされる現象ですね。
本当に、人間はもっと謙虚であるべきです。
当時、石垣島で、テレホンサービスでイリオモテヤマネコの野生の声を聞きました。迫力のある王様の声でしたよ。
テレカも購入しました。
またそのとき滞在していた石垣、フサキリゾートのコテージで、イリオモテヤマネコと似た縞模様の猫発見し、興奮しました!ほんとそっくりさんでした。
以上、昔話でした。
イリオモテヤマネコよ永遠なれ!!
こざくら
- jilllucaさん からの返信 2009/05/04 09:02:35
- RE: 猫の王様
- こざくらさん
おはようございます。
いえいえ、ぼくなんて投票逃げ常習犯ですよ〜、お気になさらないように。
タイトルの”猫の王様”って言い得て妙ですよね、ライオンや虎までくると猫のイメージからかけ離れた動物界の王様って感じがあるし・・・仕草は猫っぽいですけど。
その点、イリオモテヤマネコは大きさも見た目も猫って感じで、あんな小さな子が食物連鎖の頂点に立ってがんばっている・・・まさに”猫の王様”ですね!!
僕ももう何度目かの西表ですけどヤマネコの影も見たことないですね。でもいいんです、姿は見えなくても、あの島にあの変わった猫ちゃんが居てくれるだけで。
人間の開発が彼らを追い込んでいるのも間違いのない所ですが、一方、他の動物の為にあのポスター→http://4travel.jp/traveler/jillluka/pict/15866255/の文章を考えれる人類ってのも捨てたもんじゃないと最近少し思ってます。
PS:円山のホッキョクグマの双子ちゃん可愛いですね!!
ジルルカ
-
- ちゃむたさん 2009/05/02 09:55:12
- 感動しました〜っ!
- 私のページへの訪問ありがとうございました。
表紙の写真に惹かれ、旅行記にお邪魔しました〜
そんなに興味がなかったのに、ジルルカさんの旅行記を読んだら、いろいろと考えさせられました。
そしてところどころにイリオモテヤマネコ♪
あの看板、インパクトありますね、かなり大きいのかな〜?
橋の上?の猫たちも見てみたいなぁ〜
ターミナルのポスター…
文言を読んで、涙が出ちゃいました。
西表島だけじゃなくて私たちの日常にも言えることですね。
時に悲しい場面に遭遇することがあり、その度に辛くなります。
優しい運転を心掛けたいです。
素敵な旅行記ありがとうございましたm(__)m
ちゃむた
- jilllucaさん からの返信 2009/05/02 15:49:41
- RE: 感動しました〜っ!
- ちゃむたさん
こんにちは。
こちらこそ、ご訪問&書き込みありがとうございます。
西表ではほんと至る所にヤマネコ関連の物がありますよ〜、でも、けしてヤマネコを売り物にしてないところが好きです、”ヤマネコを見れる施設”はないですし、”ヤマネコを見ようツアー”なんてのもないですし・・・ヤマネコ好きの僕もあの島では不思議とヤマネコの姿を見たいとは思わないんです、島のどこかに居てくれてるだけでいいと言うか・・・。
おおっ、つい熱く語ってしまいました(笑)
あの看板実物かなり大きいですよ、かっこいい看板ですよね〜、西表行ったら必見です(と言うか、まず見落とさないです)。
で、あのポスター・・・僕もターミナルで泣きかけました、あのポスター見てヤマネコだけの旅行記書こうと思ったんですよ。
貴重とか貴重じゃないに係わらず生き物には優しくありたいですね。
ジルルカ
-
- haru-oさん 2009/04/26 18:44:10
- こんばんは。
- イリオモテヤマネコも気になるのですが、
同様に絶滅危惧種の「ヤンバルクイナ」が
気になるので興味深かったです。
「人間は地球にとっては病原菌みたいなもの」と
誰かが言ってたようですが、最近は「まさにその通り」と
思っていたりして…
他の旅行記も読ませていただきます。
おじゃましました。
haru-o
- jilllucaさん からの返信 2009/04/26 21:34:25
- RE: こんばんは。
- haru-oさん
こんばんわ。
ヤンバルクイナもかなり交通事故で命を落としているそうですね。
ヤンバルクイナではないのですが、西表島の国道を走っているとよくシロハラクイナが道路を横断しているのを見かけます。
シロハナクイナは性質なのか身体的な問題なのかいつも轢かれそうになるギリギリまで道路にいるので心配になりますし、実際轢かれる事も多いそうです。
貴重かどうかは別にしてもできる限り野生の生き物は守っていきたいですよね。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
jillluca
-
- がんもさん 2009/04/25 22:21:58
- 印象的な表紙ですね
- jilllucaさん、はじめまして。
お邪魔します。
実はこちらの旅行記の表紙がすごく印象的で
どんな旅行記なんだろうなぁと思っていました。
私自身はまだ八重山諸島に行ったこともなく
ましてやイリオモテヤマネコとご対面したこともありませんが、
とても貴重な動物だということを改めて理解しました。
交通事故で亡くなったら悲しいですね。
人間が悪い影響を与えることなく、
イリオモテヤマネコさんたちが快適に暮らせますように。
とても素晴しい旅行記をありがとうございました。
がんもより
- jilllucaさん からの返信 2009/04/26 08:36:50
- RE: 印象的な表紙ですね
- がんもさん
おはようございます、書き込みありがとうございます。
あの表紙気に入って頂けて嬉しいです、あのポスターを西表島・大原港の待合室で見付けた時にあまりに素敵なポスターだったので感動してしまい、ヤマネコだけで一つの旅行記作ろうと決めました。
イリオモテヤマネコは西表島の食物連鎖の頂点に立つ生き物なので、もちろん強い生き物なのですが、どこか儚げで、どこかかわいらしい不思議な生き物で大好きです。
野生っぽさと猫っぽさの融合が魅力的なのかもしれませんね。
がんもさんも八重山行かれる機会がありましたら是非西表に行ってみてくださいね、いい島ですので。
他の島も島毎に旅行記書きましたのでお読み頂ければ嬉しいです。
jillluca
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2009/04/29 10:24:20
- 意外に近い
- 西表は、地図を見た限りではトンでもない場所にあります。
でも実際に行ってみると(直行便なら)自宅を出てから、わずか5時間で上陸出来ました。
西表に行こう!
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