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前回は万城目 学さんの「鹿男あをによし」の舞台・奈良を歩きました、今回は万城目さんとなにかと比較される森見 登美彦さんの「夜は短し 歩けよ乙女」の舞台を歩いてみました。<br /><br />万城目さんと森見さん、同じ京大卒で年齢も近いお二人、作品自体は万城目さんが「鹿男あをによし」や「鴨川ホルモー」の様にファンタジーのなかに妙なリアリティを混ぜていく感じ、そして一方の森見さんこの「夜は短し 歩けよ乙女」や「有頂天家族」の様にさらにファンタジー寄りに振った感じですが、僕はこのお二人の作品を読んでいるとどこか似た感性を感じてしまいます。正直僕は暫くの間、お二人は同一人物で作品(作風)によってペンネームを替えていると密かに疑ったりしてました(笑)。<br />作品に出てくる地名も共通点が多く、万城目さんの作品を読んだ方には森見さんの作品を、森見さんの作品を読んだ方には万城目さんの作品を是非読んで頂きたいと思います、きっと楽しめると思います。<br /><br />この「夜は短し 歩けよ乙女」は、京大生の主人公”先輩(私)”が後輩の”黒髪の乙女”に片思いし、外堀を埋めるために夜の先斗町で、古本市で、学園祭で、京都上空数百mで奮闘する物語、撃退されるのが恐く決して本丸は攻めず外堀をせっせと埋める・・・う〜ん、悲しいけど気持ちが痛いほど分かる・・・。<br />とにかく”先輩(私)”の奮闘の空回り(実は空回りじゃないけど)と”黒髪の乙女”の妙なかわいらしさがとても魅力的な作品です。

小説を歩く 森見 登美彦「夜は短し 歩けよ乙女」

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2008/06 - 2008/06

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jillluca

jilllucaさん

前回は万城目 学さんの「鹿男あをによし」の舞台・奈良を歩きました、今回は万城目さんとなにかと比較される森見 登美彦さんの「夜は短し 歩けよ乙女」の舞台を歩いてみました。

万城目さんと森見さん、同じ京大卒で年齢も近いお二人、作品自体は万城目さんが「鹿男あをによし」や「鴨川ホルモー」の様にファンタジーのなかに妙なリアリティを混ぜていく感じ、そして一方の森見さんこの「夜は短し 歩けよ乙女」や「有頂天家族」の様にさらにファンタジー寄りに振った感じですが、僕はこのお二人の作品を読んでいるとどこか似た感性を感じてしまいます。正直僕は暫くの間、お二人は同一人物で作品(作風)によってペンネームを替えていると密かに疑ったりしてました(笑)。
作品に出てくる地名も共通点が多く、万城目さんの作品を読んだ方には森見さんの作品を、森見さんの作品を読んだ方には万城目さんの作品を是非読んで頂きたいと思います、きっと楽しめると思います。

この「夜は短し 歩けよ乙女」は、京大生の主人公”先輩(私)”が後輩の”黒髪の乙女”に片思いし、外堀を埋めるために夜の先斗町で、古本市で、学園祭で、京都上空数百mで奮闘する物語、撃退されるのが恐く決して本丸は攻めず外堀をせっせと埋める・・・う〜ん、悲しいけど気持ちが痛いほど分かる・・・。
とにかく”先輩(私)”の奮闘の空回り(実は空回りじゃないけど)と”黒髪の乙女”の妙なかわいらしさがとても魅力的な作品です。

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  • 先斗町の風景<br /><br />物語は”黒髪の乙女”が夜の先斗町に足を踏み入れたことから始まります、その後を追う”先輩(私)”・・・ここから奇想天外のファンタジーワールドが展開されます<br /><br />

    先斗町の風景

    物語は”黒髪の乙女”が夜の先斗町に足を踏み入れたことから始まります、その後を追う”先輩(私)”・・・ここから奇想天外のファンタジーワールドが展開されます

  • 四条木屋町の風景<br /><br />”黒髪の乙女”は先斗町から西へ進み木屋町通へ

    四条木屋町の風景

    ”黒髪の乙女”は先斗町から西へ進み木屋町通へ

    木屋町通 名所・史跡

  • そして”黒髪の乙女”は老舗喫茶「みゅーず」(残念ながら既に閉店)で二足歩行ロボットめいたステップを踏み脇道へ、”先輩(私)”はここで彼女を見失います<br />”黒髪の乙女”はバー「moon walk」(作品中では「月面歩行」になってます)へ、ここで一風変わった人物と遭遇することになります<br />そして彼女は夜の先斗町をいつの間にやら主役として歩き摩訶不思議な一夜をすごすのです

    そして”黒髪の乙女”は老舗喫茶「みゅーず」(残念ながら既に閉店)で二足歩行ロボットめいたステップを踏み脇道へ、”先輩(私)”はここで彼女を見失います
    ”黒髪の乙女”はバー「moon walk」(作品中では「月面歩行」になってます)へ、ここで一風変わった人物と遭遇することになります
    そして彼女は夜の先斗町をいつの間にやら主役として歩き摩訶不思議な一夜をすごすのです

  • 一方、夜の先斗町で彼女を見失った”先輩(私)”は、その後外堀を埋めるため日常的に「ナカメ作戦(なるべく彼女の目にとまる作戦)」を実行<br />付属図書館で、大学生協で、自動販売機コーナーで、吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で「偶然の」出会いが頻発・・・しかし彼女はまったく意を払わず、「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血がでるほど繰り返す”先輩(私)”に天真爛漫な笑みをもって応えるのです「あ!先輩、奇遇ですねえ!」と<br /><br />写真は吉田神社

    一方、夜の先斗町で彼女を見失った”先輩(私)”は、その後外堀を埋めるため日常的に「ナカメ作戦(なるべく彼女の目にとまる作戦)」を実行
    付属図書館で、大学生協で、自動販売機コーナーで、吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で「偶然の」出会いが頻発・・・しかし彼女はまったく意を払わず、「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血がでるほど繰り返す”先輩(私)”に天真爛漫な笑みをもって応えるのです「あ!先輩、奇遇ですねえ!」と

    写真は吉田神社

  • 出町柳駅

    出町柳駅

  • 百万遍交差点<br />正面はもちろん京都大学

    百万遍交差点
    正面はもちろん京都大学

  • 下鴨神社 糺の森<br /><br />第2章「深海魚たち」はこの糺の森で行われた「古本市」が舞台<br />”黒髪の乙女”の心を掴む為”先輩(私)”が大奮闘します

    下鴨神社 糺の森

    第2章「深海魚たち」はこの糺の森で行われた「古本市」が舞台
    ”黒髪の乙女”の心を掴む為”先輩(私)”が大奮闘します

  • 京大の本部構内の風景<br /><br />第3章「御都合主義者かく語りき」は学園祭が舞台<br />ここでもいつのまにやら騒動の主役となった”黒髪の乙女”と彼女を追う”先輩(私)”<br />工学部屋上で行われたゲリラ演劇「偏屈王 最終幕」で”先輩(私)”に僅かな光明が・・・

    京大の本部構内の風景

    第3章「御都合主義者かく語りき」は学園祭が舞台
    ここでもいつのまにやら騒動の主役となった”黒髪の乙女”と彼女を追う”先輩(私)”
    工学部屋上で行われたゲリラ演劇「偏屈王 最終幕」で”先輩(私)”に僅かな光明が・・・

  • 叡山電鉄元田中駅<br /><br />第4章「魔風邪恋風邪」によると”黒髪の乙女”は元田中に住んでいるとの事<br />ちなみに作者のデビュー作「太陽の塔」のヒロイン・水尾さんも元田中に住んでおり、二足歩行ロボットダンスが得意だった<br /><br />

    叡山電鉄元田中駅

    第4章「魔風邪恋風邪」によると”黒髪の乙女”は元田中に住んでいるとの事
    ちなみに作者のデビュー作「太陽の塔」のヒロイン・水尾さんも元田中に住んでおり、二足歩行ロボットダンスが得意だった

  • 叡山電鉄<br />森見作品にはよく出てきて重要な役割も担います

    叡山電鉄
    森見作品にはよく出てきて重要な役割も担います

  • 物語の最後、外堀を埋め尽くした”先輩(私)”と”黒髪の乙女”が一緒にコーヒーを飲む約束をした喫茶がこの「進々堂」、実在の店でとてもシックで落ち着いたお店です<br /><br />ここであの素敵な温かいラストシーンが展開されるのです・・・あまりに好きなシーンなのでこの下にその文章をまるっと記します、これからこの作品を読む人はここから下は読まずに大切に取っておいてくださいね<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />”先輩(私)”<br />やがて扉の開く音がして、彼女が姿を現したことに気づいた。<br />私は頭を下げた。<br />彼女もぺこりと頭を下げた。<br />この記念すべき瞬間をもって、私は外堀を埋めることを止め、さらに困難な課題に挑む人間となった。読者諸賢、御容赦くだされ。そしてまた会う日までご機嫌よう。<br />さらば、外堀を埋める日々・・・。<br /><br />”黒髪の乙女”<br />先輩は今出川通に面した席に腰掛けていました。<br />窓から射し込む冬の陽射しが、まるで春のように、温かく見えました。その陽だまりのなかで、先輩は頬杖をついて、なんだかお昼寝途中の猫のようにぼんやりとしています。その姿を見た途端、私はふいに、お腹の底が温かくなる気がしました。まるで空気のように軽い小さな猫をお腹に載せて、草原に寝転んでいるような気持ちです。<br />先輩が私に気づいて、笑って頭を下げました。<br />私も頭を下げました。<br />かくして先輩のそばへ歩み寄りながら、私は小さく呟いたのです。<br />こうして出逢ったのも、なにかの御縁。

    物語の最後、外堀を埋め尽くした”先輩(私)”と”黒髪の乙女”が一緒にコーヒーを飲む約束をした喫茶がこの「進々堂」、実在の店でとてもシックで落ち着いたお店です

    ここであの素敵な温かいラストシーンが展開されるのです・・・あまりに好きなシーンなのでこの下にその文章をまるっと記します、これからこの作品を読む人はここから下は読まずに大切に取っておいてくださいね













    ”先輩(私)”
    やがて扉の開く音がして、彼女が姿を現したことに気づいた。
    私は頭を下げた。
    彼女もぺこりと頭を下げた。
    この記念すべき瞬間をもって、私は外堀を埋めることを止め、さらに困難な課題に挑む人間となった。読者諸賢、御容赦くだされ。そしてまた会う日までご機嫌よう。
    さらば、外堀を埋める日々・・・。

    ”黒髪の乙女”
    先輩は今出川通に面した席に腰掛けていました。
    窓から射し込む冬の陽射しが、まるで春のように、温かく見えました。その陽だまりのなかで、先輩は頬杖をついて、なんだかお昼寝途中の猫のようにぼんやりとしています。その姿を見た途端、私はふいに、お腹の底が温かくなる気がしました。まるで空気のように軽い小さな猫をお腹に載せて、草原に寝転んでいるような気持ちです。
    先輩が私に気づいて、笑って頭を下げました。
    私も頭を下げました。
    かくして先輩のそばへ歩み寄りながら、私は小さく呟いたのです。
    こうして出逢ったのも、なにかの御縁。

    進々堂 寺町店 グルメ・レストラン

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この旅行記へのコメント (10)

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  • よんよんさん 2009/12/04 13:23:48
    はじめまして
    はじめましてこんにちはー

    この本持っているので感動しました(笑)。
    実在するお店なんですねー!
    今度京都を訪れる機会があったら、最後の喫茶店是非立ち寄ってみようと思います。
    京都って素敵な喫茶店多いですよね。

    久々に再読してみようと思います。
    楽しい旅行記ありがとうございました♪

    よんよん

    jillluca

    jilllucaさん からの返信 2009/12/05 07:55:19
    RE: はじめまして
    よんよんさん

    おはようございます、 はじめまして〜。
    よんよんさんも”夜は短し〜”読まれましたか!!
    面白いですよね!!森見ワールド全開って感じで・・。

    > 実在するお店なんですねー!
    > 今度京都を訪れる機会があったら、最後の喫茶店是非立ち寄ってみようと思います。

    そうなんですよ、京大本部の近くにあって、とても雰囲気のいい喫茶店ですよ。
    ”夜は短し〜”の発刊以来訪れるファンが多くて、店内は撮影禁止になっているのが残念ですが、その分、落ち着いて喫茶を楽しめますよ。

    京都お越しの際は、是非ご訪問ください!!

    ジルルカ
  • miktyさん 2008/07/14 16:19:33
    こんにちは☆
    もしかしたらもしかするんですけど、旅行記投票していただいてました???
    いつもありがとうございます〜☆

    最近、ジルルカさんはmiktyゆかりの地のあたりに出没していらっしゃる確率が高いようで。
    どこかですれ違ってたりしないかしら?(^_^)

    ただいま京都は大雨雷のち晴となっております☆
    本日から祇園祭で人ごみを避けるため、引きこもりで旅行記を執筆中(笑)のmiktyより☆

    jillluca

    jilllucaさん からの返信 2008/07/14 18:41:09
    RE: こんにちは☆
    こんばんわ。

    1票!!入れましたよ〜。
    そういえばそうですね、miktyさんの足取りを追う?ように奈良、京都と・・・(笑)、どっかですれ違ってるかも!!
    京都も奈良もほんとうに近くていい街なんで何度も足を運んじゃいます。

    山鉾巡行17日ですよね、この時期の京都はほんとうにお祭り情緒があっていいですよね、街は混雑を極めるけど。

    それにしても夏らしくなってきましたね、この夏もいい旅しましょう。

    ジルルカ
  • ちっちさん 2008/07/13 19:46:58
    読みました(*^_^*)
    この土日で読みきりました。
    とーっても楽しかったです。そしてとっても可愛いお話でした。
    先輩のひとりごとが面白すぎて、何度も噴出しちゃいました。
    小さなことからコツコツとなんて言いながら、
    よく考えると大胆なことをしていますよね!
    火鍋食べたり空を飛んだり、落っこちたり、、
    ラストがまたとても素敵でした。
    こんな風にじ〜んと温かい余韻が残る作品、大好きです。
    この後の二人のまわりには、きっと小さな騒動が巻き起こったり、
    不思議で魅力的な人々との出会いがあったり、そんなこんなで
    楽しくて幸せな日々が訪れることでしょうね。
    (でも先輩はまた陰で空回り気味の奮闘をしたりもして。^m^)
    jilllucaさんの旅行記を拝見して、2度美味しい気分になりました。
    糺ノ森の写真を眺めながら、ここを歩きながら飲むラムネは格別だろうな〜とか、
    嵐の中、果敢にここを進んで行ったのね。とか、
    私も一緒に楽しい散歩が出来ました。
    ありがとうございました。

    jillluca

    jilllucaさん からの返信 2008/07/13 21:57:46
    RE: 読みました(*^_^*)
    同感です、本当に可愛い作品ですよね、読後感もとっても爽やかだし。
    冒頭で「この物語は”彼女”の物語」って書いてますけど、どうなんでしょうね?僕は男だから先輩目線で刹那さやワクワクを感じて読みました、女性は黒髪の乙女目線で読むんですかね?今度目線変えて読んでみたら新たな発見があるかもしれないですね。
    とにかく、先輩の外堀の埋め方の誠実さと黒髪の乙女の可愛らしさがなんとも言えずいいですよね、そして二人ともとても真っ直ぐな気持ちのキャラだし・・・読み終わる頃には二人の恋の進展とともに読者も幸せになれる、本当にいい作品でした。

    気が向けば他の森見作品や、万城目作品も読んでみてくださいね〜。

    ちなみに僕はこの土日で今話題の「クライマーズ・ハイ」読みました。

    ジルルカ

    ちっち

    ちっちさん からの返信 2008/07/13 23:39:07
    RE: RE: 読みました(*^_^*)
    たびたびすみません。

    > 女性は黒髪の乙女目線で読むんですかね?今度目線変えて読んでみたら新たな発見があるかもしれないですね。

    私の場合はどっちだったでしょうか。
    黒髪の乙女は、とーっても純粋でまっすぐでまっさらな、妖精のような女の子なので、
    目線をしっかり重ねることはできなくて(寂しい大人ですねっ)、
    隣りで一緒に歩いている友達目線だったかもしれません。^^
    「わっ。その人(例えば東堂さん)に付いて行くんだっ!どうなっちゃうのかな。ハラハラドキドキ」とか、
    彼女の冒険を応援しつつ、ドキドキワクワクしました。
    と同時に先輩を力いっぱい応援したりして。
    今思うと、
    あんな風に、自分の為にあんなにも奮闘してくれていた先輩を思ったら
    感動しちゃいますね。
    「逃げる間もなし!」と精神統一。の場面も男らしくて大好きです。惚れました(笑)。
    黒髪の乙女はあの後喫茶店で事の顛末を聞いたのでしょうね。(*^_^*)

    > 気が向けば他の森見作品や、万城目作品も読んでみてくださいね〜。

    はい!次は「有頂天家族」を読みたいなと思っています。
    万城目さんの作品もぜひ。読みたい本リストが出来上がって嬉しいです。
    しばらくは本屋さんで迷わずに済みそうです。

    クライマーズハイ、前から気になってはいるものの、手を出せずにいるのです。(沈まぬ太陽はずーんとコワかったので。)
    いかがでしたか?

    jillluca

    jilllucaさん からの返信 2008/07/14 11:54:28
    RE: 読みました(*^_^*)
    > あんな風に、自分の為にあんなにも奮闘してくれていた先輩を思ったら
    感動しちゃいますね

    ふふふ、でも男って女の子の気づかないところで奮闘しちゃうんですよね〜、先輩の「ナカメ作戦」の様に(笑)

    「有頂天家族」もなかなか面白かったですよ、途中少し間延びする感じもありましたけど楽しめました。
    森見さんの作品は「夜は短し〜」と「有頂天家族」以外はほとんどモテない男の心の中の話なので、同じような境遇(笑)の僕なんかは楽しめましたけど、女性にはなかなか分かりにくいかもしれないですね。

    クライマーズ・ハイは思ったより重くはなかったですね、ただ小説と事実が混ざっているので、読み訳が難しい感じがしました。

    ジルルカ
  • べるつくさん 2008/06/13 20:51:46
    森見作品の京都!
    はじめまして。
    いいですね! 森見作品の舞台をつないだ旅行記。すばらしいです。

    自分も次に京都に行ったら京大キャンパスで森見作品を読んでみたいなどと思っていました。
    先日千葉で電気ブラン(本物の)を発明した神谷伝兵衛の別荘の建物を見学してきましたが、つい偽電気ブランのほうを連想してしまいました。
    森見作品は登場人物が別の作品に顔を出したりするのがまた面白いですよね。

    小説の舞台の旅行記、自分も作ってみたいと思いつつ、そうすると再読しないと駄目かなとも思って未着手です。

    森見作品は一応すべて読んでいますが、万城目作品も未読ですので、そのうち読んでみたいと思います。

    jillluca

    jilllucaさん からの返信 2008/06/15 15:30:02
    RE: 森見作品の京都!
    はじめまして。
    書き込みどうもありがとうございます。
    森見作品の舞台めぐり面白かったですよ、現場を訪問した後に再度読むと情景が浮かんできて新たな視点で作品が読めてよかったです。

    京大キャンパスで森見作品を読むのもいいですが、喫茶「進々堂」でコーヒー飲みながら「夜は短し〜」なんて読むと最高でしょうね、「進々堂」はお薦めですよ、京大本部の近くです。

    万城目作品も是非読んでみてください、特に「鴨川ホルモー」はお薦めですよ、森見作品で頻出する地名がこちらでも頻出です。
    森見作品に内包する微妙な読みにくさ(笑)も万城目作品にはないのでスカッと爽やかに読めると思いますよ・・・是非是非。

    ジルルカ

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