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9月24日<br />午後クロアチアの高速道路を南の終点まで走り、ツルヴェニ・グルム国境でヘルツェゴヴィナへ入国。日没頃に丘陵地帯の田舎道を抜けて宿を予約してあったモスタルに到着。<br /><br />9月25日<br />モスタル近郊の村ブラガイを観光し、午後にレンタカーで出発。ネレトバ川沿いを下り、河口付近のメトコビッチでクロアチアに再入国。さらに南下してモンテネグロのコトルを目指します。<br /><br />- - - - - -<br />2011年9月にクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロを<br />レンタカーで旅行してきました。39歳男性、1人旅です。<br /><br />○21日:羽田→パリ→ザグレブ → ラストケ → プリトヴィツェ泊<br />○22日:プリトヴィツェ観光 → ビハチ → コレニツァ泊<br />○23日:→ クニン → クルカ国立公園 → シベニク泊<br />●24日:→ スプリット → モスタル泊<br />●25日:→ ブラガイの砦 → ストン → コトル泊<br />○26日:コトル近郊の要塞 → ショコダル湖 → ブドバ泊<br />○27日:ブドバ近郊の砲台 → ヘルツェグノビ泊<br />○28日:→ ドブロブニク →(国内航空)→ ザグレブ泊<br />○29日:→ パリ→羽田

ブラガイで城の廃墟に登る 2011年レンタカー旅行3

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2011/09/24 - 2011/09/25

277位(同エリア422件中)

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みやじ

みやじさん

9月24日
午後クロアチアの高速道路を南の終点まで走り、ツルヴェニ・グルム国境でヘルツェゴヴィナへ入国。日没頃に丘陵地帯の田舎道を抜けて宿を予約してあったモスタルに到着。

9月25日
モスタル近郊の村ブラガイを観光し、午後にレンタカーで出発。ネレトバ川沿いを下り、河口付近のメトコビッチでクロアチアに再入国。さらに南下してモンテネグロのコトルを目指します。

- - - - - -
2011年9月にクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロを
レンタカーで旅行してきました。39歳男性、1人旅です。

○21日:羽田→パリ→ザグレブ → ラストケ → プリトヴィツェ泊
○22日:プリトヴィツェ観光 → ビハチ → コレニツァ泊
○23日:→ クニン → クルカ国立公園 → シベニク泊
●24日:→ スプリット → モスタル泊
●25日:→ ブラガイの砦 → ストン → コトル泊
○26日:コトル近郊の要塞 → ショコダル湖 → ブドバ泊
○27日:ブドバ近郊の砲台 → ヘルツェグノビ泊
○28日:→ ドブロブニク →(国内航空)→ ザグレブ泊
○29日:→ パリ→羽田

同行者
一人旅
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • 午後クロアチアからツルヴェニ・グルム Crveni Grm 国境を越えてヘルツェゴビナへ。ヘルツェゴビナで最初に通過した町リュブシュキー Ljubuski で丘の上に要塞の廃墟を見つけました(左写真)。夕闇せまっていたため立ち寄れずに通過しましたが、観光化されていない佇まいは魅力的でした。<br /><br />Google Map Ljubuskiの古城廃墟<br />http://maps.google.co.jp/maps?q=43.202486,17.549672&amp;hl=ja&amp;ll=43.202517,17.553298&amp;spn=0.011512,0.014441&amp;num=1&amp;t=h&amp;brcurrent=3,0x0:0x0,0&amp;z=16<br /><br />途中の街チトルク Citluk でバス停でヒッチハイクしていた55歳前後の男性を発見。この男性は不健康なまでに痩せていたので犯罪リスクは低いと判断して乗せてあげました。英語で話した限りでは、この男性はモスタル在住のクロアチア国籍の人で、仕事帰りとの事でした。なぜクロアチア国籍でヘルツェゴヴィナに住んでいるのか、この時は深く考えませんでした。男性はモスタル市街の西側、教会の近くで降りていきました。

    午後クロアチアからツルヴェニ・グルム Crveni Grm 国境を越えてヘルツェゴビナへ。ヘルツェゴビナで最初に通過した町リュブシュキー Ljubuski で丘の上に要塞の廃墟を見つけました(左写真)。夕闇せまっていたため立ち寄れずに通過しましたが、観光化されていない佇まいは魅力的でした。

    Google Map Ljubuskiの古城廃墟
    http://maps.google.co.jp/maps?q=43.202486,17.549672&hl=ja&ll=43.202517,17.553298&spn=0.011512,0.014441&num=1&t=h&brcurrent=3,0x0:0x0,0&z=16

    途中の街チトルク Citluk でバス停でヒッチハイクしていた55歳前後の男性を発見。この男性は不健康なまでに痩せていたので犯罪リスクは低いと判断して乗せてあげました。英語で話した限りでは、この男性はモスタル在住のクロアチア国籍の人で、仕事帰りとの事でした。なぜクロアチア国籍でヘルツェゴヴィナに住んでいるのか、この時は深く考えませんでした。男性はモスタル市街の西側、教会の近くで降りていきました。

  • モスタルでは観光案内所で予約していた宿を親切に教えてもらいました。宿は東側の旧市街の狭い路地の先にありました。<br /><br />宿に荷物を置いて夕食・お散歩に出発。まず有名なモスタルの橋「スターリ・モスト」を見物しに行きました。写真ではライトアップされています。巨大な橋です。

    モスタルでは観光案内所で予約していた宿を親切に教えてもらいました。宿は東側の旧市街の狭い路地の先にありました。

    宿に荷物を置いて夕食・お散歩に出発。まず有名なモスタルの橋「スターリ・モスト」を見物しに行きました。写真ではライトアップされています。巨大な橋です。

  • 橋のたもとの観光レストランで。店先に写真付きメニューがあり便利でした。玉ねぎの肉詰めとパンのセット。追加でイスラム風のピラフも食べました。「地球の歩き方」にも紹介されている有名店です。<br /><br />残念ながら店員のマナーは悪かったです。ウエイターが3ユーロの釣銭を勝手に自分のポケットに入れてチップにしてしまいました。

    橋のたもとの観光レストランで。店先に写真付きメニューがあり便利でした。玉ねぎの肉詰めとパンのセット。追加でイスラム風のピラフも食べました。「地球の歩き方」にも紹介されている有名店です。

    残念ながら店員のマナーは悪かったです。ウエイターが3ユーロの釣銭を勝手に自分のポケットに入れてチップにしてしまいました。

  • レストランを後にして、ネレトバ川の上流方向へ向かって散歩。防災無線のようなスピーカーから大音量でイスラムの祈りが流れていました。<br /><br />写真はネレトバ川沿いの夜景です。写真左側の川岸が真っ暗なのを、この時は特に疑問も感じませんでした。後で知りましたが、モスタルはこの川付近を境に東(写真の右側)がイスラム教徒地区、西(左側)がキリスト教徒地区に分かれているそうです。1990年代のボスニア紛争の最終局面では、両地区は敵味方に分かれて戦い、市街戦の舞台となった川の西岸が廃墟となったそうです。真っ暗な地区は市街戦の古戦場という事になります。

    レストランを後にして、ネレトバ川の上流方向へ向かって散歩。防災無線のようなスピーカーから大音量でイスラムの祈りが流れていました。

    写真はネレトバ川沿いの夜景です。写真左側の川岸が真っ暗なのを、この時は特に疑問も感じませんでした。後で知りましたが、モスタルはこの川付近を境に東(写真の右側)がイスラム教徒地区、西(左側)がキリスト教徒地区に分かれているそうです。1990年代のボスニア紛争の最終局面では、両地区は敵味方に分かれて戦い、市街戦の舞台となった川の西岸が廃墟となったそうです。真っ暗な地区は市街戦の古戦場という事になります。

  • 30分ほど歩くと長距離バスターミナルへ。待合室は夜で施錠されていました。30代〜40代の白人バックパッカーのカップルが、外で震えながら野宿していました。<br /><br />このあと駅前の通りを西に向かい、ネレトバ川の橋を渡り、ホテル Eroの角を曲がって宿へ戻りました。

    30分ほど歩くと長距離バスターミナルへ。待合室は夜で施錠されていました。30代〜40代の白人バックパッカーのカップルが、外で震えながら野宿していました。

    このあと駅前の通りを西に向かい、ネレトバ川の橋を渡り、ホテル Eroの角を曲がって宿へ戻りました。

  • 翌朝、宿とオーナーのおばちゃん。この女性はイスラム教徒のはずですが、まったく顔を隠していません。<br /><br />前日夜の散歩でモスタル観光は済んだ事にして、レンタカーで近郊の村ブラガイ Blagaj を目指しました。

    翌朝、宿とオーナーのおばちゃん。この女性はイスラム教徒のはずですが、まったく顔を隠していません。

    前日夜の散歩でモスタル観光は済んだ事にして、レンタカーで近郊の村ブラガイ Blagaj を目指しました。

  • 20分ほどでブラガイに到着。写真の白い建物が有名なイスラム建築です。この日は工事中のようで中にも入れずじまいでした。<br /><br />「地球の歩き方」によると、この白い建物は国の象徴ともされる美しい建物だそうです。しかし私には価値はサッパリです。隣接する石造りの建物とのバランスもいま一つです。スプリットのディオクレティアヌス宮殿に次ぐガッカリ観光地となりました。

    20分ほどでブラガイに到着。写真の白い建物が有名なイスラム建築です。この日は工事中のようで中にも入れずじまいでした。

    「地球の歩き方」によると、この白い建物は国の象徴ともされる美しい建物だそうです。しかし私には価値はサッパリです。隣接する石造りの建物とのバランスもいま一つです。スプリットのディオクレティアヌス宮殿に次ぐガッカリ観光地となりました。

  • ブラガイは一応観光地なので土産物屋があります。スカーフ屋?

    ブラガイは一応観光地なので土産物屋があります。スカーフ屋?

  • 白い建物でガッカリしたのを挽回すべく、道端にあった看板を頼りにブラガイの古城に登ってみました。照りつける日差しに汗だくになりました。<br /><br />近づいて見ると、古城は廃墟ですが巨大です。写真正面の城壁は高さ20m以上あります。

    白い建物でガッカリしたのを挽回すべく、道端にあった看板を頼りにブラガイの古城に登ってみました。照りつける日差しに汗だくになりました。

    近づいて見ると、古城は廃墟ですが巨大です。写真正面の城壁は高さ20m以上あります。

  • 古城の城壁内部。下部に人の通れる城門が見えています。その昔に館や、城壁に登る回廊があったと思われる城内は、いまは荒地でした。

    古城の城壁内部。下部に人の通れる城門が見えています。その昔に館や、城壁に登る回廊があったと思われる城内は、いまは荒地でした。

  • 実は、この城壁も上半分は最近修復したようです。まあ仕方ないです。<br /><br />写真には写っていませんが、城内に雨水の貯水槽と思われる深い穴がありこの乾燥した地中海性気候の夏にも水を湛えていました。

    実は、この城壁も上半分は最近修復したようです。まあ仕方ないです。

    写真には写っていませんが、城内に雨水の貯水槽と思われる深い穴がありこの乾燥した地中海性気候の夏にも水を湛えていました。

  • 古城を後にして、レンタカーで再出発。ネレトバ川渓谷を下って再びクロアチアへ向かいました。<br /><br />写真はメトコヴィッチの国境の検問所です。ここの審査は30秒ほどでした。旅行記その4に続きます。<br />http://4travel.jp/traveler/ivan_toby/album/10726235/

    古城を後にして、レンタカーで再出発。ネレトバ川渓谷を下って再びクロアチアへ向かいました。

    写真はメトコヴィッチの国境の検問所です。ここの審査は30秒ほどでした。旅行記その4に続きます。
    http://4travel.jp/traveler/ivan_toby/album/10726235/

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