★トランジットで立ち寄った台北１０１★

2003/08/02 - 2003/08/02

◆まずは一言◆
　２００３年の八月。父が亡くなっておよそ一ヶ月。元々予定していたプーケットに行きました。エアはCIをセレクトしたため、帰りは台北にて一泊することになり、グランドハイヤット台北をチョイス。理由は、台北１０１が近く、街全体が比較的整っている地区だったからです。
　プーケットから５時間弱で台北に着いたのが、確か２３時を回っていました。タクシーでは料金がかさんでしまうというよりも、出来るだけバスを利用して様々なシーンをカメラに納めたかったのでそうしました。空港の窓口でチケットを購入し、バス停へ移動。さて、どのバスかな？？深夜にもかかわらずバスはゴンゴン発着していき、どのバスに乗ったらいいのかかなりとまどいました。このバスかと思って乗ろうとすると、運転手は違うよと表情一つ変えずに告げられること３回。どうにか４回目でグランドハイヤット方面行きバスにたどり着きました。気づいてみると排気ガスと汗でシャツがぐっしょりになっていたのを覚えています。

◆表紙の写真◆
台北１０１と現地の人々


　

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー

実際には深夜到着だったけど、写真は昼間のもの。ロビーを包むようにそびえ立つハイタットリージェンシー台北。

ロビーはこんな感じ。吹き抜けがより広い空間を演出しています。

リセプションです。深夜担当のスタッフの英語がやたらと速かった・・・

ホテルもビックなら観葉植物もビック。何ていう名前でしょう？？

ベッド周り。確かベッドは堅めだった。

トランジットなので荷ほどきは必要最小限で終わり。落ち着いたら２４時を回っていたので、ルームサービスでヌードルとハイネケンで訪台湾を祝う。

翌朝は抜けるような青空にそびえ立つ要塞のような建物発見！！！空まで届いてしまいそうな台北１０１。

台北は亜熱帯気候だけに椰子の実があり、１０１を涼しげに演出しています。

　台北101は、台湾台北市信義区にあり、高さ508ｍで地上101階＋地下5階からなり、名前はこれに由来します。7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工しました。
　しかしアラブ首長国連邦で建設中の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」の高さが2007年8月12日、531.3メートルとなり、世界一の超高層建築物の記録を樹立してしまった。設計は李祖原建築事務所、施工は熊谷組を中心としたJVにより行われました。総工費は約600億元。

１０１は、27階から90階にかけて、逆台形をした8階分を一節として、8つの「節」が縦に連なる構造です。24階から27階にかけて、中国の昔の貨幣（乾隆通寳）をイメージしたオブジェが各方位に設置されています。ちなみに、ここまで数字の8が多い理由は、中華圏において、8は縁起の良い数字であるためです。

空にそびえるバベルの塔のようです。

　１０１は環境設計や安全を踏まえ設計されたそうです。例えば外面のガラスは8トントラックが乗っても耐え得るほどの強靱さを誇り、さらに紫外線や熱量を2/3カットする性能を持ち併せ、内部が暖まるのを防ぎ冷暖房を効きやすくしているそうです。
　また杭は8本の巨大な柱で、支持層（岩盤）の下30メートルまでしっかり打ち込まれているそうです。

中正紀念堂をタクシーの窓からパシャリ。

空港に向かうタクシーの中からパチリ。台北では歴史のある有名なホテル・圓山大飯店。