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 目的がてんこ盛りの旅行なので、そのたくさんの目的の一つの目的に絞った旅行記をいくつも掲載します。たくさんの日本の若い方が訪問して、蓬莱米と名付けられたジャポニカ米が台灣全土で生産される様になった理由を確認してもらえたらと思います。<br /> 今回と特に、本来は展示場を見ることができない木曜日に、明けていただけたことに感謝します。それに大學に通う晴れ男のご案内をいただけたのも、とても幸運でした。台湾大学の歴史と現在についても閲覧させていただきました。<br /><br /> この旅行記の詳細は HP でも盛りだくさんで公開しています。<br />[MS-DOS のたそがれに]<br />http://homepage2.nifty.com/~hit-o/page1.html<br />左メニュー24番をクリック

盛りだくさん台灣旅行(1) 蓬莱米を作った日本人を訪ねて

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2013/05/15 - 2013/05/18

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HIT-O

HIT-Oさん

 目的がてんこ盛りの旅行なので、そのたくさんの目的の一つの目的に絞った旅行記をいくつも掲載します。たくさんの日本の若い方が訪問して、蓬莱米と名付けられたジャポニカ米が台灣全土で生産される様になった理由を確認してもらえたらと思います。
 今回と特に、本来は展示場を見ることができない木曜日に、明けていただけたことに感謝します。それに大學に通う晴れ男のご案内をいただけたのも、とても幸運でした。台湾大学の歴史と現在についても閲覧させていただきました。

 この旅行記の詳細は HP でも盛りだくさんで公開しています。
[MS-DOS のたそがれに]
http://homepage2.nifty.com/~hit-o/page1.html
左メニュー24番をクリック

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
エバー航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  •  蓬莱米の生みの親、磯教授。戦前から戦後、長きにわたり台灣の米と日本の米を交配、数十年という長い期間をへて 65番目の交配種が台灣に合ったジャポニカ米だそうです。時の日本の総督によって「蓬莱米」と名付けられたそうです。簡単に書いてますが、現実に数十年ってこの馬力の持ち主はたくさんいないと思う。<br /> 僕は何度もコンビニや、飲食店でコメを食べましたが、日本のお米です。紛れもなく日本の米・・。戦後も研究を続け、日本に帰国してからは、毎年台灣から米が届いたそうです。それは台灣の人々の感謝の表出だったそうです。やっぱり・・台灣と日本はずっと以前から「真の友」だったんですね。

     蓬莱米の生みの親、磯教授。戦前から戦後、長きにわたり台灣の米と日本の米を交配、数十年という長い期間をへて 65番目の交配種が台灣に合ったジャポニカ米だそうです。時の日本の総督によって「蓬莱米」と名付けられたそうです。簡単に書いてますが、現実に数十年ってこの馬力の持ち主はたくさんいないと思う。
     僕は何度もコンビニや、飲食店でコメを食べましたが、日本のお米です。紛れもなく日本の米・・。戦後も研究を続け、日本に帰国してからは、毎年台灣から米が届いたそうです。それは台灣の人々の感謝の表出だったそうです。やっぱり・・台灣と日本はずっと以前から「真の友」だったんですね。

    磯小屋 博物館・美術館・ギャラリー

    戦前の日本の偉業をなした方に会いに行きました。 by HIT-Oさん
  •  実務を担当した末永博士。九州生まれの故人の、2つの内の一つの胸像は、当初、出身地の大野城市への寄贈を検討したようですが、断られたらしく(??) 福岡市にあると風の便りで聞きました。残念です。<br /> 実務は台中の試験場で営々と続けられたようです。やはり、烏山頭ダムを配備した台南での米の生産が主眼にあったのでしょう。と言っても、広大な台南での配水の不足は、有名な三年輪作という、三年に一回の米作という台灣特有の循環方法を考案、その農作方法は現在でも厳密に営々と継続されていると言います。その普及を積極的に説得した中島技師は烏山頭ダムの八田夫婦の墓前の脇に、生前墓として慰霊されています。<br /> 戦前の日本人がいかに偉かったのか・・、頭がさがる思いです。<br /><br /> 

     実務を担当した末永博士。九州生まれの故人の、2つの内の一つの胸像は、当初、出身地の大野城市への寄贈を検討したようですが、断られたらしく(??) 福岡市にあると風の便りで聞きました。残念です。
     実務は台中の試験場で営々と続けられたようです。やはり、烏山頭ダムを配備した台南での米の生産が主眼にあったのでしょう。と言っても、広大な台南での配水の不足は、有名な三年輪作という、三年に一回の米作という台灣特有の循環方法を考案、その農作方法は現在でも厳密に営々と継続されていると言います。その普及を積極的に説得した中島技師は烏山頭ダムの八田夫婦の墓前の脇に、生前墓として慰霊されています。
     戦前の日本人がいかに偉かったのか・・、頭がさがる思いです。

     

  •  磯小屋と呼ばれる、この展示場は、実は台北帝国大学が出来る前から存在した歴史的建造物でもあるそうです。現存する台北大学の敷地の中の最古の建造物だと知ってしまうと驚きます。<br /> 構内に立ち並ぶ、たくさんのレンガ造りの戦前の建物も素晴らしいものですが、それを大切に利用している台灣の人々の歴史に対する真摯な態度に出くわした気分です。Google Earth 緯度経度位置( 25° 0&#39;57.41&quot;N , 121°32&#39;28.85&quot;E)<br /> 通常の閲覧可能日は、水曜、土曜、日曜日の週三回。閲覧希望する場合は、事前に以下の FAX での申し込みが必要です。<br /> http://iso-house.agron.ntu.edu.tw/doc/%E8%88%8A%E9%AB%98%E7%AD%89%E8%BE%B2%E6%9E%97%E5%AD%B8%E6%A0%A1%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%AE%A4%E5%8F%83%E8%A7%80%E7%94%B3%E8%AB%8B.doc<br />

     磯小屋と呼ばれる、この展示場は、実は台北帝国大学が出来る前から存在した歴史的建造物でもあるそうです。現存する台北大学の敷地の中の最古の建造物だと知ってしまうと驚きます。
     構内に立ち並ぶ、たくさんのレンガ造りの戦前の建物も素晴らしいものですが、それを大切に利用している台灣の人々の歴史に対する真摯な態度に出くわした気分です。Google Earth 緯度経度位置( 25° 0'57.41"N , 121°32'28.85"E)
     通常の閲覧可能日は、水曜、土曜、日曜日の週三回。閲覧希望する場合は、事前に以下の FAX での申し込みが必要です。
     http://iso-house.agron.ntu.edu.tw/doc/%E8%88%8A%E9%AB%98%E7%AD%89%E8%BE%B2%E6%9E%97%E5%AD%B8%E6%A0%A1%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%AE%A4%E5%8F%83%E8%A7%80%E7%94%B3%E8%AB%8B.doc

  •  大學構内を突っ切る椰子の大道。とても広いので、歩いて回るのは体力勝負になるので注意が必要です。便利なレンタル自転車があるにはあるのですが、案内して頂いた Facebook お友達によれば、台灣国内の携帯電話番号の登録が必須で、僕の日本の iPhone では借りられませんでした。従って、涼しい内に訪問することが、日本人にとっては無難です。<br /> でも日本より進んでいる電子立国である台灣のことですから、貴方の訪問時は利用できるかもしれません。ちなみに僕は WiFi を台灣で利用しましたが、TAIPEI Free を日本で事前登録(+81 80***)しておいたら、難なくつながり利用できました。これは無料なのだから日本なんぞまだまだ遅れています。

     大學構内を突っ切る椰子の大道。とても広いので、歩いて回るのは体力勝負になるので注意が必要です。便利なレンタル自転車があるにはあるのですが、案内して頂いた Facebook お友達によれば、台灣国内の携帯電話番号の登録が必須で、僕の日本の iPhone では借りられませんでした。従って、涼しい内に訪問することが、日本人にとっては無難です。
     でも日本より進んでいる電子立国である台灣のことですから、貴方の訪問時は利用できるかもしれません。ちなみに僕は WiFi を台灣で利用しましたが、TAIPEI Free を日本で事前登録(+81 80***)しておいたら、難なくつながり利用できました。これは無料なのだから日本なんぞまだまだ遅れています。

    国立台湾大学 建造物

  •  [日本人、台灣を拓く]という本には感動的な記載がある。この蓬莱米が、国交のない台灣からインドへ20トン送られた。大飢饉に襲われたインドの気候に最適のお米だったからだ。食糧危機を脱したインドのジャポニカ米は蓬莱米だということにびっくりしてしまう。是非、読んでみることを薦めたい。<br /> だからというわけではないけれど、インドも親日の国。パール判事の東京裁判に対する文言には頭が下がる。そのインドとこんな形でつながっていることに、先達たちの努力あればこそと思ってしまう。台灣に行けば、日本が判るというのは本当だ・・。

     [日本人、台灣を拓く]という本には感動的な記載がある。この蓬莱米が、国交のない台灣からインドへ20トン送られた。大飢饉に襲われたインドの気候に最適のお米だったからだ。食糧危機を脱したインドのジャポニカ米は蓬莱米だということにびっくりしてしまう。是非、読んでみることを薦めたい。
     だからというわけではないけれど、インドも親日の国。パール判事の東京裁判に対する文言には頭が下がる。そのインドとこんな形でつながっていることに、先達たちの努力あればこそと思ってしまう。台灣に行けば、日本が判るというのは本当だ・・。

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