2013/05/15 - 2013/05/18
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HIT-Oさん
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たくさんの目的の内の、ひとつの目的別の旅行記の欠片です。2013/5/17に facebook でお知り合いなった方に無理やりお願いして、車で案内して頂きました。感謝感激でした。
写真では見ていたものの、現物を間近に見るド迫力はものすごいものでした。こんな建造物を戦前の日本人が作り上げていたことに驚愕してしまいます。当時は、鉄管を日本から船で運んだそうです。
1999年の大地震でまさにこの部分の水管が破損、水の配水機能は停止したようです。そして、その時初めてこの水管の重要さを思い知った新社の農家の方々が、その再建に着手します。数年後に完全復旧。現在ではその復旧日には感謝祭が行われているさうです。
破損した旧水管は、歴史的建造物として指定されており、写真の通り錆びないように真新しいペンキが塗られ、新しい水管と並列して保存されています。そして、この成り立ちを記載した記念公園も作られており、詳細な説明に出会うことができます。
たくさんの若い日本人の人たちが訪問して確認する事を期待しています。戦前の日本人がいかに偉かったのか、台灣の人は皆知っているのに、日本人は知りません。日本は数カ国の悪意に満ちた国々の押し付ける自虐史観に埋もれています。現場に行けば、貴方もスッキリします。先達たちの誇りに会えます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー タクシー 飛行機
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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今回のツアーの指定飛行機、初めてのエバー航空、BR195便。
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往路で寄った、台鐵新烏日站(駅)。新幹線(高鐵HSR)で台北から台中へ移動して、台鐵に乗り換える新駅。ここは台南の新駅とは違って、悠遊カードでの利用はできないようです。新設駅なのでモダンな作りですが、閑散としてます。その理由は乗り換えて台北へ行く時間と、台鐵で直通の自強号の移動時間とが大して変わらないからのようです。
新社へ一番近い豊原駅へ移動に利用しました。でも帰りは、上記の台鐵に載って帰りました。料金があまりに違うので、地元の方にすれば当然の結果かも・・。案内頂いたお友達の指摘でした。 -
記念公園の写真です。広々していますが、大型バスは無理です。
白冷土川(シュウと読む)、はいわゆる灌漑用水路ですが、川というより水管でもって人工的に作り上げられた水路です。無動力で営々と水を運び続けてきました。その素晴らしさ、更に江戸時代の金沢、兼六園の水をお堀へ運搬するために考案された「逆サイホン」という仕組みを、大型化して当地で建設されたものです。
その素晴らしさと、その建設の歴史は今やパイプ管のすぐ脇の記念公園に網羅されています。車で乗り入れ可能なので、自動車を利用するしか方法がありません。このような公園ができている事自体、台灣の人々にすればこの建造物がいかに台灣にとって価値あるものであるかの表出です。
山の中であり、台中市内からは避暑地として有名な地域でもあります。緑地の斜めに見える水色の管が山をかけ登っていく水管です。簡易トイレも設備されており、少しづつでも観光する方が増加してくれたらと思います。 -
1999年9月21日、台灣は強烈な地震に襲われます。近くには地震博物館があるほど、この新社地区の揺れもすごかったようです。その経緯がかかれています。
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そのモニュメント左側。
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その右側。
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山側へ登っていく水管。この中を水が登っていくなんて信じられますか?。新社という山側へ届けられる水が、新社の農業を支えています。しいたけの大産地だけでなく、豊富なたくさんの種類の果樹生産、かつてはサトウキビ生産など、肥沃な新社の大地に水を運び届けています。
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もう一度、道路側から山から駆け下りてくる水のための配管。もちろん、カメラを持つ僕の背中には、山を登るために配管が鎮座している・。
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全体を写真にしたいけど、出来ない・・。せいぜいこれが一番広々した写真。巨大すぎて近距離からではこの写真が限界。
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その脇にある、小川をまたぐ橋。なぜか「日台友好の橋」との記載がある。現在のところ詳細不明。
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その新社の農家を訪問して頂いた桃の写真。採りたてをいただけたので、あまりの旨さにびっくり。こうゆう、採りたての硬い桃を食べたのは、数十年ぶり。昔、山梨の農家を訪問した時に食べて依頼でした。
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その果樹園。この肥沃な土地が、あの金属製のパイプ管で成り立っているという現実に畏れ多い冷気を感じた場所でした。
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蛇足ですが、その記念公園で見つけた珍しいトンボの写真です。さすがは、時期にはホタルの景勝地としても有名な避暑地、新社です。
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台鐵、豊原駅。レトロな部分が残っています。駅は戦前の作りだと思います。なにかタイムスリップしたような気分なりました。
ここまで読んでくれてありがとう。機会があったら、是非、日本人の先達たちの偉業を見る旅に出かけてください。
この旅行記の詳細は HP でも盛りだくさんで公開されています。
[MS-DOS のたそがれに]
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