2012/08/26 - 2012/08/26
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endless446さん
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イスタンブールを訪れるに当たり、トプカプ宮殿やアヤソフィアだけでなく是非ルメリ・ヒサル、黒海などを見たくなりました、ボスボラス海峡クルーズ船に乗るだけではなく、一日かけてバス、タクシー、フェリーを乗り継いで、ボスボラス海峡を一周した旅行記です。
前半では
カバタシュ、
オルタキョイ・ジャミイ
ルメリ・ヒサル
第二ボスボラス大橋
アナドル・ヒサル、
カンルジャ(Kanlica)
トラム、バス、タクシーを乗り継ぎ、ボスボラス海峡クルーズ船の桟橋まで行きます
後編は
http://4travel.jp/traveler/endless446/album/10704196
「コンスタンチノーブルの陥落」を読まなかったら通常のボスボラス海峡クルーズに乗っただけで、絶対に行かなかったコースです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー
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-
前編のコースは陸路編で
黄色線:ホテル--(トラム)--> カバタシュ
青線 : --(バス)--> オルタキョイ・ジャミイ (海峡を望むモスク)
青線 :--(バス)--> ルメリ・ヒサル (オスマントルコの要塞)
黄緑線:--(タクシー)--> アナドル・ヒサル (オスマントルコの要塞)
黄緑線:--(タクシー)--> カルンジャ (フェリー港、リゾート地) -
塩野七生の「コンスタンチノーブルの陥落」新潮文庫
この本を読まなかったら通常のボスボラス海峡クルーズに乗っただけで、絶対に行かなかったコースです。
過去2000年にわたりビザンチン、コンスタンチノーブル、イスタンブールと名前も支配者も変った都市のほんの30年間の事を書いた260ページの文庫本ですが、イスタンブールの観光ポイントの見方が深く、興味深くなること請け合いです。
たとえば、同じアヤソフィアに行っても、ワー凄い、綺麗 だけではなく、歴史背景を含めて理解すると過去アヤソフィアの同じ場所に立った、キリスト教徒の枢機卿やイスラムのスルタン マホメッドIIの思いを感じて一段と感慨が深いものです。 -
ホテルを出てKABATAŞ行きのトラムに乗り、ガラタ橋を渡っって終点のドルマバフチェ宮殿のあるKABATAŞまで行きます、。
-
カバタシュ駅は 海側から 桟橋、バス乗り場、タクシー、トラム、道路で海側のバス乗り場で休日の朝でもおお賑わいです
-
バス乗り場で 25E系統のSARIYER(サルイェル)行きのバスに乗ります
バスは頻繁に出ていますが、IETTのWeb
http://www.iett.gov.tr/en/main/pages/buses/156#
Route Serch の欄に 25Eを書き込んで 時刻表、停留所一覧、地図の表示が出来ますが、このリストは
SARIYERを出て SARIYER--> KABATAS--> SARIYERのバスと
KABATAS--> SARIYER-->KABATASの(それぞれの車庫?)始発時刻ですので頻繁にありま
しかしKABATAS・ですら時間は怪しいですし、途中のバス停には時刻表の掲示はありません。
バスに乗ろうと切符売り場を探していたら、整理係員みたいなオジサンが出てきて、一人2リラを要求され、現金で払いそのままバスに乗りました。後で思うに、あのオジサンとお金は何だったんだろう? 今思うと非常に怪しです。 -
尚
英語版のIETTのWeb は頻繁にサービス停止ですので トルコ語版を見る時の対訳は
路線番号/Hat Arama, 時刻/SAAT, (停留所の)詳細/DETAY, 地図/HARITA, 検索/BUL
From/Mereden, To /Mereye, 日にち/Gun, 時間/Saat
平日/is Gunleri Kalkis, 土曜日/Cumaartesi Kalkis, 日曜祭日/Pazar/Tatil Kalkis
8時40分発、山側にはイタリア人/ジェノヴァの租界地であったガラタ地区をオスマントルコの進入を防ぐ防壁が延々と続きます。
海側はドルマバフチェ宮殿などの大きな建物が続き、海はチラッと見える程度です -
KABATAŞから約10分でKABATAŞ LİSESİバス停で降ります、ここがオルタキョイ(ORTAKÖY)の街中のバス停です。
オルタキョイ(ORTAKÖY)と言う町の名前と同じ名前のバス停も一つ先にありますが町外れのボスボラス大橋の真下になります。
乗り過ごすと町にも戻るのに10-15分歩くことになりますので注意です。
バスによっては車内に NEXT STOPの表示板もありますが、画面が切り替わらず、動いていませんでした。
乗る時に運転手に、地図や文字で示して、降りるべきバス停、教えてくれるように身振りと地図で、御願いしました。 -
バスを降りて 、こんな路地を下ると海岸です
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オルタキョイの桟橋前広場
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オルタキョイ(ORTAKÖY)の港まで来て、がっかり、なんと、目的のオルタキョイ・ジャミイが補修工事中ではありませんか
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本来ならばこんな風景なのですが
補修中で全面工事用のシートで覆われていました
写真は パンフレットからです -
ここにも朝から釣りをする地元民
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レストランで、朝食を摂っている人もチラチラ
今日は日曜日ですが、毎日曜日の夕方にはこの辺りに市が立って大変賑わうそうです -
町のはるか上を、ボスボラス大橋が走ります
さっさと切り上げて、次のルメリ・ヒサルへ行きます -
バスに乗車拒否されました
次の25E系統のバスでルメリ・ヒサルへ行こうと来たバスに乗り込もうとして、バスに乗車拒否されました。
店で切符を買って来いといわれました、イスタンブールのバスは現金は受け付けないそうです
それじゃさっきKABATAŞのバス停で整理係りのオジサンに払った現金2リラは何だったんでしょうか。 -
運転手が教えてくれた通り、この酒屋で
1回券3.5 TL、二回券6.5TLの乗車券を買います -
このカードか、イスタンブルカードが無いとバスは乗れないようです
システムはJRのスイカと同じで、バス運転席の横にある機械にかざしてピーと音がして、
チカチカ光が点灯して引き落とされます。 -
ボスボラス大橋を過ぎるとバスはひたすら海岸線を走ります
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ボスボラス大橋が遠くなりました
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クルーザー係留があちらこちらに
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約15分でルメリ・ヒサル(RUMELİHİSAR)と同名ののバス停に到着。第二ボスボラス大橋の手前下です
バスは山側に有るルメリ・ヒサルの前を通り過ぎて200Mくらいのところにあるのですが、直前のカーブを曲がらないと見えないし、一段高い所にあるので、バスに乗っていると気がつきません、やはり運転手に御願いしておいたほうが良いと思います -
暫く、海岸沿いの道を戻ります
相変わらず、釣り人だらけです -
第二ボスボラス大橋ははるか上にあり、車が空中を走っているように見えます
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この辺りも、人で一杯ですが、ルメリ・ヒサルの観光客ではなく、この辺に滞在しているリゾート客です。
日本人とは旅行の行動が違うのでしょう、皆さんゆったり海を眺めながら喫茶/歓談しています。
我々は日本人ですので、彼等を横目でチラ,チラと見て、セコセコと早足でルメリ・ヒサル入り口を目指します -
ルメリ・ヒサルの看板です
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入り口前に、一応、有料駐車場もありました、
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では、入場料5リラを払って入ります
外にはレストランで お茶 をしている観光客がワンサといるのに中ほとんど人がいません
南塔、北塔か有り、南塔の方が高くて人気のようですが、あえて空いている北塔の方へ進みます。 -
船を攻撃する大砲の群れ
ルメリ・ヒサルはイタリア/ベェネツィアの租界地のコンスタンチノーブル(イスタンブール)を陥落させようとオスマントルコのスルタン マホメッドIIが1452年に4ヶ月で構築したといわれています。 -
砦の壁に開けられた穴から、大砲でドッカーンと外の海峡を通行する船を狙います
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劇場みたいな施設も有ります、トルコ軍の指揮官が兵士を前に演説をぶったのでしょうか
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城壁に登ります
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やはり城壁には穴が開いていて、海上の船を狙います
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一段と高い円形の踊り場で、見張り台の様なところまで来ました
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次は、その上の更に高い見張り台へ登ります
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先ほどの見張り台の向こうに第二ボスボラス大橋が見えます
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ここが入場できる限界でした
この丸い大きな本丸は立ち入り禁止でした -
ボスボラス海峡のここの幅は700メートル。「コンスタンチノーブルの陥落」を目指す、オスマン・トルコ軍が、このあと訪れる海峡の向かい側にある、アジア側のアナドル・ヒサル(赤い矢印)と両側に陣取り、 通行料金を払わないで通行する船を両側から ドカーン、ドカーンと大砲で攻撃しました
1452年11月 黒海から小麦を満載したベェネツィアの船をここで初撃沈し、コンスタンチノーブルの攻防が本格化します。船長は杭刺しの刑、船員30名は胴体を真っ二つに切られて全員死刑でした。 -
砦の階段は手摺なしでかなり怖い所も有ります
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ドイツ人のツアー客がチャータ船を砦の下の桟橋に付けて、大勢入ってきました。
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ここから南側の本丸まで砦の上を歩いて行けますが、
今日はここまで、 -
タクシーで第二ボスボラス大橋を渡り、対岸のアジア側の砦、アナドル・ヒサルを経て カンルジャ(Kanlica)のフェリー乗り場を目指します。
バス停のあたりに、タクシーの溜まり場がありました。 -
第二ボスボラス大橋は町のはるか上空、ヨーロッパ側の山の上から、アジア側の山の上に渡っており、入り口までグルリンコと相当遠回りして登らなくてはなりません、
有料橋ですので料金所があります。 -
橋に入ります
この橋は 日本のIHIが作りました -
ルメリ・ヒサルが下に見えます
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アジア側に入りました、これから又、グルリンコと大回りして海岸まで降ります。
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ルメリ・ヒサルと対の アナドル・ヒサルは 城壁と塔1つだけしか残っていません
しかも両者の真ん中を道路が走っています -
下車して写真を撮りましたが、カメラの設定を失敗、車窓からの城壁しか残りませんでした
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Webから拾った塔の写真です、運河の対岸から撮ったもので実際は狭い公園です
アナドル・ヒサルは、わざわざ行くところでは無いと思います。
しかし、第二ボスボラス大橋を経て カンルジャ(Kanlica)のフェリー乗り場に行く途中で必ず通ります、車を止めるスペースはあるので、タクシーの運転手に御願いして写真を撮る時間を貰いました(失敗しましたが)。 -
ルメリ・ヒサルからカンルジャまでアナドル・ヒサルでの写真停車と含めてのタクシーで20分、料金は25TLに5TLのチップをつけて 30TLでした。
カンルジャ/Kanlicaは高級住宅の立ち並ぶ町で、ヨーグルトで有名だとか、
ここもリッチで余裕なリゾート客でごった返していました
皆さん、午前中から、だらだら と屋外喫茶で歓談中。 -
フェリー乗り場から、第二ボスボラス大橋と対岸のルメリ・ヒサルが見えます
ここKanlicaでエミノニュ発でカンルジャ11:20分発のアナドル・カヴァウ行きのフェリーを待ち途中乗船します
後編
http://4travel.jp/traveler/endless446/album/10704196
に続く
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