2011/08/12 - 2011/08/12
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でかドラさん
那覇/本島北部(名護/本部)/本島中部(恩納/沖縄市)/本島南部(糸満/知念)/離島(久米島/宮古/石垣)の沖縄本島/諸島をぐるりと巡る旅。
49の有人島と多数の無人島から成り、最東端から最西端までは約1,000 km、最北端から最南端までは約400kmと広大な県域を持つ沖縄県。
亜熱帯で生物に好適な気候に恵まれ、沖縄本島北部には山原(やんばる)と呼ばれる森林が広がっており、ノグチゲラ、ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネといった天然記念物等貴重な生物が生息している。山原と沖縄本島の海岸線の一部、慶良間諸島等が沖縄海岸国定公園に指定されている。西表島一帯および石垣島の一部が西表石垣国立公園に指定されており、マングローブ林が広がるほか、イリオモテヤマネコ等の貴重な生物が生息しています。
観光産業も盛んで国内屈指の海の美しさを誇りダイビングスポットとしても有名で本島・離島を問わず海岸線は絶景が広がっています。また琉球王国のグスク及び関連遺産群の世界遺産、万座毛やおきなわワールド・琉球村等のテーマパーク等もあります。米軍基地がある沖縄は街並みも異国情緒溢れており、琉球文化と共に進化した独自の文化が楽しめます。
那覇/本島北部(名護/本部)/本島中部(恩納/沖縄市)/本島南部(糸満/知念)/離島(久米島/宮古/石垣)の沖縄本島/諸島の見所をぐるりと巡ってみました。
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行こうよ!おいでよ!沖縄ぐるり旅、今回は2000年に首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産(文化遺産)に登録された「玉陵」へ行って来ました。
玉陵(たまうどぅん)と読み琉球王国、第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓で、エジプトにあるピラミッド等と同じように王族のお墓のことで沖縄県最大の破風墓として知られています。
第二次世界大戦では日本軍総司令部に近かったため、首里城とともに集中砲撃により大きく破損してまいましたが、現在は復元されています。
沖縄をドライブしていると所々でお墓を目の当たりにしますが、本州とは違った独特の形状をしていることに気がつきます。そして沖縄県のお墓のデザインのルーツとなったのが、ここ「玉陵」とも言われており、沖縄独自文化を感じさせてくれました。
首里城から200m程と徒歩圏内にありますが首里城と違い花々しさはないため観光客の人気も首里城に比してあまり観光需要はないのかもしれません…。「玉陵」の敷地内には、展示施設などもあり、その展示品の数々は他では見られないようなものばかりでした。沖縄の文化を感じたい・学びたいという方は是非おススメですね!
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<玉陵>
http://www.odnsym.com/isan/tama.html
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<行こうよ!おいでよ!沖縄ぐるり旅>
【1】那覇空港
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10592865/
【2】世界遺産① 識名園
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593417/
【3】COCO GARDEN RESORT OKINAWA
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593422/
【4】沖縄美ら海水族館
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593445/
【5】海洋博公園(オキちゃん劇場/マナティー館/ウミガメ館)
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593697/
【6】おきなわ郷土村&海洋文化館
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593706/
【7】世界遺産② 今帰仁城跡
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593735/
【8】古宇利大橋を望むカフェ フクルビの絶景ランチ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593748/
【9】ナゴパイナップルパーク
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593772/
【10】ジンべエザメ体験ダイビングIN沖縄
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593106/
【11】フィッシャーマンズウォーフ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593787/
【12】御菓子御殿読谷村本店&沖縄海岸国定公園 残波岬
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593791/
【13】美浜アメリカンビレッジ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593799/
【14】世界遺産③ 座喜味城跡
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593800/
【15】読谷やちむんの里
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593994/
【16】ANA沖縄ハーバービュークラウンプラザ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595743/
【17】日本の道100選 首里金城町石畳道
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593960/
【18】創作琉球料理会席 首里殿内(すいどぅんち)
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10593971/
【19】慶良間諸島 体験ダイビング日帰り1日プラン
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595837/
【20】沖縄都市モノレール線 ゆいレール
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10594680/
【21】世界遺産④ 守礼門&園比屋武御嶽石門
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595750/
【22】世界遺産⑤ 首里城跡
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595770/
【23】世界遺産⑥ 玉陵
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595779/
【24】国際通り&沖縄グルメ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595796/
【25】第一牧志公設市場&壺屋やちむん通り
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595815/
【26】DFSギャラリア&フードコロシアム&しゃぶしゃぶ亭
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595820/
【27】日本100名水 垣花樋川
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10594005/
【28】ケイブカフェ&ガンガラーの谷ツアー
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10594014/
【29】知念岬公園
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10594351/
【30】カフェ風樹
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595734/
【31】世界遺産⑦ 斉場御嶽
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10595824/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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「首里城跡」記念碑
沖縄世界遺産観光、首里城跡の続編からスタートです。
守礼門を真っ直ぐ進むと首里城正殿方面、右側に進んでみました。 -
「琉球大学跡」
首里城周辺には大学や小学校などの文化施設が割と多いことが分かります。 -
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首里城公園の全体地図を発見したため思わずパシャリと撮影。
こうしてみるとかなり広大な敷地が広がっています。
首里城正殿から龍譚方面をぐるっと周ると所要時間は2時間以上かかりました。炎天下の中の2時間…そろそろ疲れも出てくるころかな… -
首里城公園入口方面を歩いて行くと芝生が広がった公園エリアがありました。
ここは観光客向けのお土産屋さんやお食事処もあり、小休憩するにはもってこいの場所でした。 -
赤瓦屋根のお土産屋さんがずらりと並ぶ…
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シ−サ−や首里城Tシャツなどなど
この後、国際通りへ向かう予定であったため、ここでは購入せず… -
休憩所入口、中にはトイレや観光案内所もありました。
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首里城・守礼門を後ろに首里城公園入口のバス停方面へ歩き、向かう先は…
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首里城から約200m程の場所にある次の世界遺産ツアーへ向かいました。
歩いて行くと左手には森が、右手には学校があります。
右手にあるのが「県立首里高校」
こちらかも世界遺産の目の前にある学校、教育施設が本当に多い! -
那覇市街地、最後の世界遺産へ向けて歩いていると世界遺産の説明をした石碑を発見しました。
石碑より抜粋
玉陵1972(昭和47)年5月15日 国指定史跡・国指定建造物
玉陵は1501年尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれ第二尚氏王統の陵墓となりました。墓室は三つに分かれ、中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋、創建当初の東室は洗骨後の王と王妃、西室には墓前の庭の王陵碑に記されている限られた家族が葬られました。全体のつくりは当時の板葺き屋根の宮殿を表わした石造建造物になっています。墓域は2442m2。沖縄戦で大きな被害を受けましたが1974年から3年余りの歳月をかけ修復工事が行われ往時の姿を取戻して今日に至っています。 -
那覇市街最後の世界遺産「玉陵」入口
首里城と違い、あまり観光客はいませんでした。
その理由はというと、中に入ると何となく分かる気がしました。 -
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世界遺産「玉陵」
後ろに見える施設で入場券を購入します。
購入すると展示品などが見られる施設も兼ねているため、一先ず入ってみました。
写真を撮るのを忘れた!?というよりあまり写真を撮るような雰囲気ではないものが展示されていました。
そう、ここ「玉陵」は実は沖縄王族のお墓で、展示品もお墓に関連するものばかりでした。骨壷が多数展示されていて、デザインは本当に豊富でした。王族のこだわりを感じさせるものもあり、色々と考えさせられる場所でもあります。沖縄の文化を学びたい!という方は本当におススメです。
有名な場所を観光したいという人にはあまりおススメできない場所ですね。
世界遺産とは言え、友達との会話や旅行雑誌で「玉陵」はそれ程注目を浴びる様なことはおそらくないだろうなぁ…と思えるので。 -
世界遺産恒例の記念碑を発見!
これで9つある沖縄世界遺産のうち、6つ目を制覇しました! -
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【玉陵】石碑より抜粋
第二尚王家歴代の陵墓であるこの玉陵は、首里城への要路綾門大道に臨み東は天界寺に隣接するなど重要な位置にあります。
墓陵内は、琉球石灰岩の高い石垣によって囲まれ全ての庭には珊瑚砂利が敷きつめられています。
東室、中室、西室の三基に分かれた墓堂は、自然の岩壁をうがち外部を切り石積みの家型とした沖縄特有の形式を持つ墓陵といえます。中室は、洗骨までの間霊柩を安置するのに使用し(シルヒラシ)、東室には洗骨後の王および王妃、西室にはそれ以外の家族の遺骨を安置したと伝えられています。
また、前庭左側に西面して建つ「たまおどんのひのもん」(尚真王二五、大明弘治十四年一五〇一)には、陵墓にまつわる当時の事情が伝えられています。
その他墓頂にある雌雄の石獅子や墓室前の高欄などからも琉球文化の粋をしのぶことができます。』 -
展示室を見終わった後は森の方向へ歩いて行きます。
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真っ直ぐ進んで行くと石垣が見えてきました。
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石垣の中央には角ばった入口、アーチ型門と違って四角い入口でした。
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イチオシ
丸みを帯びたアーチ型石門の座喜味城跡と違った趣の門が待っています。
城壁でよく見られる門とはやはり異なった造りにしたようです。
道も入口も直線的なイメージが多いですね! -
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イチオシ
入口の石門をくぐると殺風景な広場に出ました。
ここは何のための場所かなぁと考えると、ここは王族のためのお墓ですから、信仰心の強かった琉球王朝!何かの儀式などはこの広場で執り行われたのかなぁ? -
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沖縄ならではですが、周辺は全て石垣で囲まれていて、次の石門もやはり直線的なイメージの四角い門構えでした。
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イチオシ
門をくぐると一見してお墓に見えない大きな建物ですが、琉球王朝の王族達が眠る立派なお墓…
3つの部屋に分かれていて、個別に入るための階段がつけられていました。
向かって左側が東室、中央が中室、右側が西室です。東室と中室の間には円塔があります。 -
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イチオシ
観光客が他に全くいなかったので、落ち着いて見学することができましたが、やはりお墓ということもあり、首里城と違った気持ちで見学…
王族などのお墓でこんなに大きな建物は日本国内では見られないと思い、色々と観察してみました。 -
イチオシ
3つの墓室に分けられていますが、王と王妃によって墓室も異なる様で少し扱いを分けているそうです。
首里城と違った静まり返った空間…、本来お墓とはこういう場所でひっそりと佇んでいるものだなぁ… -
東室の左側は岩が盛り上がったような形をしていて、右側の円塔と同じくらいの高さになっていました。
それぞれに石造りの魔除けのシ−サ−像が建っています。 -
「玉陵」を見ると沖縄でよく見かけるお墓のデザインは、ここがルーツとなっているのがよく分かります。本州のお墓と違った形態で、石で出来た墓室、そして傍から見ると小さなお家?と思わせる様な形が多いです。
初めて沖縄に来られた方で、沖縄のお墓を見た時に、あれは何だろう?まさかお墓かな?と思った人は本当に多いはず! -
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石垣の門を通り過ぎて真っ直ぐ進んで行くと赤瓦屋根の建物を発見。
石碑より抜粋
【東の御番所(あがりのうばんじゅ)】
東の御番所は、法事の折には国王の控所として使用されました。ところが、太平洋戦争直前には、2間(約360cm)四方ほどの大きさしかなく、国王の葬儀に使用する龕(がん)(遺骸などを運ぶ御輿のようなもの)や、その他の道具類を保管する倉庫として使用されていたようです。
2000年に発掘調査を行ったところ、東西約18m、南北約12mにわたり、柱を支えた礎石や建物の周囲に巡らされた石敷、便所跡などの遺構が発見されました。さらに、瓦や釘、中国製の青磁や染付、壺屋焼の陶器などの破片も出土しました。
驚いたことに、西の御番所の部屋割を描いた図を反転させると、ほぼ柱の位置が一致することがわかりました。そこで、遺構や写真などを元に分析し、東の御番所を復元しました。復元にあたっては、砂などで遺構を保護し、もとの面より約45cm上げて整備を行っています。 -
まだ少し目新しい感じの建物でした。
こちらも再建したのかな? -
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周辺には大きな木々が生い茂っていました。
観光客人気はあまりない「玉陵」ですが、世界遺産に登録されるだけあって歴史的な価値もあり、沖縄独自文化のお墓のルーツがここにはありました。
時間がある方は、首里城から徒歩5分程度の場所にあるため、足を伸ばしてみるのがよいかと思います! -
午前中で世界遺産観光は終了!
午後からは再びバスでゆいレールの首里駅まで戻り、国際通り方面へ向かうことにしました。
バス停に到着する、20分待ち…、炎天下の20分待ちは辛かったですね…
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