2007/05/09 - 2007/05/17
225位(同エリア350件中)
アリヤンさん
5月のサパは、気候が良い。
高原性気候で、5月は涼しすぎるくらいだ。
連日蒸し暑い、あのハノイからみれば、まさに天国のようだ。
ここは居心地が良く、結局、3週間近く居ついてしまった。
眺望No.1のFamilly Guest Houseに移った、9日―17日の9日間の、サパの街を切り取ってみた。
住めば都、長く居れば居るほど、それまで見えなかったモノが見える。
周囲には、知り合いが確実に増える。
生活がドンドン、楽しくなってくるのである。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
山がある。
谷がある。
良い空気がある。
色とりどりな民族が居る。
サパ茶がある。
良い宿がある。
良い人々が居る。
安くて美味いものがある。 -
花がある。
そう、サパは、バラの花でも有名だ。 -
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サパの朝は、近在の村からやってくる、モン族、ザオ族のオートバイの音で始まる。
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よく見ていただきたい。
どちらも4人乗りだ。
手前のは分かりにくいが、背中の赤ちゃんと、挟まれた子供合わせて、計4人だ。
時には5人、というのもある。 -
ここにはソ連の遺物、ロシア製のオートバイがまだ現役で走っている。
ミンスクというブランド名。
(おそらくベラルーシの首都、ミンスクに工場がある?) -
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黒モン・ギャルが、近くの隠れ家や村から繰り出してくる。
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イチオシ
赤いスカーフはザオ・ルージュ(赤ザオ族)、大きなカンザシはザオ・レン族。
どちらもザオ族だが、どうして格好が違うのか?
今後の研究課題です。 -
市場の入り口では、一番人気の赤飯の「おひつ」がカラになりそうだ。
これで朝8時。 -
市場の外でも、色んな商品の売り子たちが、準備万端ととのった。
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黒モン・ギャルたちも、所定の場所にフィックス。
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赤ん坊を背負ったヤン・ママたちも、高級ホテルの玄関に位置する。
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背中の赤ちゃんたちも、臨戦態勢に突入!
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あい染めの帽子が似合っている。
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鼻水たらしながら準備する赤ちゃん。
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かわいく着飾っているが、裸足だ。
5月とはいえ朝早くはまだ肌寒い。
裸足では冷たかろう。。。 -
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少数民族の人たちの足元。
老いも若きも一律、このアメゴムぞうりを履いている。
国からの支給品?
それともこれが一番履きやすい?
イヤ、一番値段の安いゾウリなのだろう。 -
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イチオシ
かくて、サパの一日は始まる。
市場前の混雑。
(これは日曜日の風景) -
他民族の民芸品の品定め。
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今日は日曜日。
キリスト教会のミサがある。
驚いたことに、お参りに集まるのは、殆んどモン族の人たちだ。 -
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こんなところでキリストさん?
ホンマかいな、と覗いてみると、熱心に祈りを捧げるモン族の人々がビッシリ。
当方にとっては、意外な光景だった。
さしづめ、安土桃山時代のキリシタンは、かくあったのか?と思う。 -
多神教のアニミズムがベースのモン族に、一神教のキリスト教?
ワタクシの頭は混乱するばかりだ。
世の中には、理解不能なことがあるものだ。 -
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同じ日曜日に、市内の商家で人が死んだ。
葬式が執り行われていた。
朝早くから民謡か?
スピーカーから、なにやら摩訶不思議な旋律が流れてきた。
葬式のある家を覗いてみて、ぞっとした。
棺おけの両側に、黒装束で、頭から足まで白いガーゼ生地を被った「死者の使い?」らしき人たちが、前かがみで立っていた。
おぞましい「黄泉(よみ)からの使い」か?
一日中お経か? 民謡か? お祈りか?
ワケの分からない謡いが続き、夕方には近所中の人たちが、棺おけを押し立てて、墓場に行列する。
ワレワレ日本人にとっては、なんとも気味の悪い儀式だった。
行列の中に、焼き芋売りのおばちゃんが居て、ニコニコ手を振ってくれたので、救われた。 -
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イチオシ
さて、居心地の良い宿です。
通称"Familly Guest House"と言われている。
地下1階、地上2階建て。
全ての部屋からは、障害物なしの絶景が楽しめる。
他のどんな高級ホテルにもない、景色の良さだ。
これで一泊US$5(地階),US$7(1階),US$8(2階).
ワレワレは交渉して、1階の部屋をUS$5.-で住み込んで居た。
Twin Bed room, Hot Shower, Toilet付き。
ホテル街の南のハズレ。
近くにバンブー・サパホテルがある。 -
我がホテルのオーナー姉妹(ザオ族)。
お姉さん(左)はキン族(ベトナム人の主流)と結婚したけど、子供が出来ず、悩んでいる。
商売上手な姉御肌。 -
ホテルの兄ちゃん(英語がしゃべれる。キン族)。
非常に優しく親切。 -
ホテルのオーナーは、ホテルだけではなく、ソフト・ストーンの彫り物の製作所、販売店、ビア・ガーデンと多角経営。
これはホテルのロビーで、石を磨いている女性。
毎日、朝から晩まで磨いている。
気が良いオバちゃんだ。 -
つい最近、「生ビール一杯、たったの3000ドン(22円)!」の看板をたてて、ビア・ガーデンを始めた。
サパ初の、価格破壊の新規店。
半信半疑で飲んでみると、これがウマイ!
あっさり系のサパ・地ビールだった。 -
右側の兄ちゃんは、ホテルのレセプショニストの兄ちゃんの実の兄貴で、英語はサッパリだけど、勘定の数字英語だけはしっかりしている。
大変気の優しいナイスガイ。
ここには、カワイイ妹もウェイトレスで働いている。
ここの兄妹も、ホテルによく顔を出していたので、ワレワレとは顔なじみとなってしまった。 -
毎晩、結構な人が集まる。
安くてウマイし、兄ちゃんも妹もメチャクチャ愛想が良いのが人気の秘密か?
ある日なんぞ、ドイツ娘が10数人一度に押し寄せ、大騒ぎになったこともあった。 -
サパは山の上で基本的には狭い。
土地を拡張するには、山の岩を削って広げる。
大変な作業だ。 -
こんなボロな発電機で、電気を起こして、掘削機を使っていた。
でも、主流は人力で、岩を削っていた。 -
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街にはスーパーもあり、湖公園もある。
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イチオシ
ホテルの部屋からの景色は絶景だが、行きつけのレストランのテーブルからの景色も絶景である。
かくして、ワレワレのサパ生活は、中々終わることが無かった。
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