2007/05/06 - 2007/05/06
236位(同エリア339件中)
アリヤンさん
3日前に、往復16kmくらいの山奥のシンチャイ村へ、ガイド無しで、行ってきたのは大きな自信になった。
今度は、片道14km、往復28km、高度差400mの、ターヴァン村へのガイド無しトレッキングに挑戦した。
地図を見る限り、こっちは舗装道路が続き、村々がそのワキにあることになっている。
ターヴァン村は、モン族とザイ族の住む村として紹介されている。
ザイは、街で今まで見たことの無い民族なので、興味しんしんだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝8時、ホテル出発。
村から街へ、セールス出勤中の、モン族の少女たち。
続々とやって来る。
彼等の村からは、ずっと上り坂のハズだ。
彼女たちは、息ひとつ乱れていない。
長年鍛えているので数キロ、10キロくらいはどうってことは無い様だ。 -
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検問所へ行くまでに、綺麗で立派な民家風の家が、整然と並んでいる。
これらはどうも別荘らしく、日本でいえば、大会社の福利厚生施設としての「山の家」みたいなものだろう。
共産国ベトナムでは、
「共産党○○公安局第389部山間部会議場」
とでも、名前が付いているのかもしれない。
所詮、庶民とは関係の無いものだろう。 -
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イチオシ
15000ドン(111円)の入村料を支払い、約8kmの下り坂を降りていく。
結構多くの外人が、モン族のガイドに連れられ、同じ方向に向っている。 -
この地図を参考に、今日のトレッキングコースを見てください。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/4-3.jpg -
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イチオシ
途中の茶屋で見かけた、モンの女の子。
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昔はこのような家に住んでいたのだろう。
ヤシの葉で屋根を葺いている。
(これはかなり立派な家) -
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途中の山道のアチコチに、このような幼い子供たちが、みやげ物セールスを仕掛けてくる。
お姉ちゃんの振りを見て、まだヨチヨチの妹も、何かを持って、手をコチラに出す。
男の子は絶対にみやげ物セールスはやらない。
キャッチ・セールスで、何度も相手にされない、 エンドレスな行為の繰り返し、一日中立っていても一銭にもならない日々、という辛酸を舐めて育つのだ。
そんな子供たちは、6才くらいから、子供の顔がオトナの険しい顔になってくる。
まだ3―4才なら、こうした可愛さ、あどけなさがある。
哀しいことだ。 -
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イチオシ
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田に水を入れて、これからモミを蒔く季節だ。
一部芽が出て青くなっている。
山の水がふんだんにある。 -
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顔に砂が付いたままの子供。
宿の人の話では、モン族の不潔さは有名で、バイ菌だらけで、対策に困っている、らしい。
それほど彼らは、衛生観念に無頓着らしい。
というより、無知なのか?
余裕がないのか? -
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この谷底の盆地上にラオチャイ村(モン族)、ターヴァン村(モン、ザイ族)がある。
先日、行ったシンチャイ(モン族)の谷より、かなり広く雄大。
大きな川もあり、土地も肥沃だ。
シンチャイ村などに比べ、その裕福さが伺われる。 -
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イチオシ
途中、ラオチャイ(モン族)を下に見ながら通り過ぎ、ずっと下り坂を8km、高度差約500m下って、やっとターヴァン村が見えてきた。
谷間の平野を、ザクッと削って、流れる川にかかる橋を渡ると、ワレワレが目指す、ターヴァン村だ。
もうヘトヘト、足がガクガク、お腹がペコペコ。 -
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村へ続く道端に座り込んで、おこわのオニギリと果物のランチをとっていると、ザオの人達が、何かみやげ物はイランかね?っと来た。
近在の村から来たのだろう。 -
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イチオシ
このつり橋を渡ると、ザイ族の住むターヴァン村だ。
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村の中に入っていくと、ザオ・ルージュの人がいた。
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モン族も居る。
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イチオシ
ザオやモンはよく見るが、ザイの人が見えなかった。
オット〜!
来ました。
ザイのおネエちゃんがオートバイで、2人乗りでやって来ました。
ブルーやグリーンやピンクの上着で、シンプルにまとめた服装が特徴。 -
ここの田畑は、結構広く、陽もよく当たるので、収穫は良いだろう。
ここの人達の表情は明るい。
ザイの人達は、あまり街に出て、民芸品のキャッチセールスをしなくても、生活は十分出来ている様子だ。 -
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イチオシ
現在使われている鉄の吊り橋の横に、昔、使われたであろう、木の吊り橋が保存されていた。
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橋のたもとには2,3台のジープが駐車していた。
ラオチャイで車を降りて、トレッキングでターヴァン村まで来る(約5km)ツアー客を拾うために、待っているのだ。
ここからそのジープに乗って、サパに帰るコースだ。
ワレワレのように、全て歩きで、ガイドも付けずに、往復するアホは、他に居ないようだ。
途中、オートバイで訪れる外人カップルはチョクチョク見かけた。 -
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これから8km、高度差500mを、全て登りで帰らねばならない。
かなりヘバっていたが、昼飯を食べて少し村で休んだので、まだエネルギーは残っている。
それにファンタスティックでマニフィックなシーナリーの連続が、疲れを忘れさせてくれる。 -
帰りの道をゆっくりと上っていく。
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頑張りました。
あと、3kmのマイルストーンのところまで、たどり着きました。
ウシさんもジッと見詰めてくれてます。
このマイルストーン、不思議なことに「サパまであと○km」という表示側は残っているが、反対側、つまり「○○村まであと○km」っという表示側は、ことごとく何者かに削り消されているのだ。
ワタクシの推理によると、「○○村まで○km」を消せば、訪れる外人は、どこがどこなのか?が分からない。
それがネライなのではないか?
つまり外人には分かりにくくして、わが村の商品価値を上げて、ガイド付トレッキング・ツアーの参加者を増やす、ことがネライではないか?
また、各村の入口などには、全く表示などない。
これでは、初めての人はサッパリ分からない。
でも、入口付近や周辺で、地元の人達に聞けば、親切に教えてくれる。
これでは、「頭かくしてシリ隠さず」ではないか。 -
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歩いて帰る外人さんとガイドに初めて会った。
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イチオシ
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サパの近くでは、街から各村へ帰る人達の、ラッシュアワーに出会った。
毎日、歩いたり、オートバイで通っているのだ。
ご苦労さん。 -
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サパの街では、相変わらず、モン・ギャルたちが、最後の追い込みをかけていた。
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さすが小さなモン・ジャリンコたちは、おやつをほおばりながら、帰り支度だ。
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山に日が沈む頃、皆さんわが村に帰る路につく。
かくして、ワレワレのトレッキングも終わった。
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