2006/06/08 - 2006/06/17
411位(同エリア439件中)
あっぽさん
2006年6月のイングランドの旅、パート2です。
オックスフォードから路線バスでミルトン・キーンズへ。
そこで念願のBON JOVIのショウを2回見て、レンタカーでハルへ。
BON JOVIのUKラストショウ見た後世界遺産のファウンテンズ・アビーへ行きました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- アシアナ航空
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-
さて、すでに路線バスでオックスフォードからミルトン・キーンズに移動しました。バスの運賃はけっこうお高かった(2000円ぐらい)でしたが60分ぐらいで割と楽に移動できました。
BON JOVIライブのためのここミルトン・キーンズと次の町ハルは友人と合流します。ライブチケットやホテルチケットは一緒に取りました。友人はロンドンシティエアポートから電車でミルトンに入りました。
ミルトンとハルは観光地ではないためガイドブックには載ってないし、英国観光庁に問い合わせてもなにも情報がなく、ネットでもあまりわからず、ほんとに大変でした。
なんとかタクシーを利用して10時頃会場について整理番号をもらって開場まで7時間ぐらい外で待ちました。
この写真は待っている人たち。
座席のない野外会場ですので早く着た順で入れるからみんな朝から並んでいます。 -
会場の外に作られたマーチャンダイズ。Tシャツは20ポンド(4500円ぐらい)なのでそんなに安くはありません。日本のマーチャンダイズよく見なかったので比較はできませんが、たぶん同じぐらいでしょうか。
左の奥のクレーンの向こうに会場があるのですが、周りからはまったく見えません。あたりはコンサート会場と言うよりも森林公園のようなところです。
あとで知りましたが駅から遊歩道を15ー20分ぐらい歩くようなところでした。
ミルトン周辺には宿泊するホテルが少なく、部屋を取るのは苦労しました。なんとかとれたものの、タクシーで駅まで、または会場まで1500円かかる僻地のくせにイベント期間用特別料金として普段80ポンドのところを150ポンドぐらい取るようなぼったくりホテルでした(ホリディインエクスプレス)。
こんなことならロンドンから通った方がましだったかもしれません。ロンドンのヴィクトリア駅近くからシャトルバスが定期的にでています。
またこのBON JOVIのロンドン公演は最初はロンドン市内にも近いウェンブリーで行うはずだったのが会場の新築が間に合わずミルトンに振り替えになったため、ロンドンから電車の特別特急が運行されたようです。
車で来るのが楽ですが、帰りは一斉に帰るので大渋滞です。
帰り道はタクシーもだめです。大勢がいっぺんに利用しようとするのでパンクするのです。しかも会場近くは帰る車で大渋滞のため交通規制になりタクシーは会場に近づけません。駅まで歩いてタクシー乗り場に並びました。 -
さて、250番あたりの整理番号で入場してステージ前に陣取りました。
列で言ったら4列目ぐらい。ステージから1列目までが日本よりも近いので、日本の4列目よりも前な感じです。
会場は芝生の原っぱですが、一応大まかに区分けしてあり、一番前の一角に入るにはゴールデンサークルというカテゴリのチケットを持っていないとはいれません。もちろんスタンド方面のチケットよりも高いです。
入場時の荷物チェックはあってもいい加減で、しかもチェックするのは「ペットボトルを持っていないか」だけ。カメラ、録音はまったくチェックしません。
写真取っていても怒られません。
この時期イギリスは夜9時過ぎにならないと暗くなりません。夜までずっとかんかん照りの野外にいるのはつらかったです。すごい腕が日焼けしました! -
会場のまわりぐるっと1周の通路がありますが、そこにこのような食べ物屋さんの車屋台がたくさんでています。
しかしメニューは皆似たり寄ったりで、主にハンバーガーばっかりです。ドリンクペットボトルは500mlで2ポンド(500円)、バーガーは4ポンド(1000円)以上します。高いです!
わたしはそんなにまでして食べたいものがなかったので、我慢してしまいました。でも暑いからペットボトルは2,3本買いましたが。
自分でカロリーメイトでも持っていけばよかったなあと思いました。 -
会場をぐるっと回ってステージの一番後ろから眺めてみました。原っぱで周りのほうは坂になっています。
スープ皿のような形ですね。
ステージ前だけは混み合っていますけど、周りは芝生にまったりと腰を下ろしてのんびりピクニックみたいな感じですね。
「ナショナルボウル」と会場名はついていますけど、屋根もイスもないし、トイレも簡易トイレだしステージも組立だし、食べ物屋もトラック、チケットオフィスもプレハブだったので会場らしい設備はなんにもないところです。
日本でも野外ロックフェスはこんな感じなんでしょうか?行ったことないんですが。
待ち時間には100円均一で買った折りたたみイスがとっても役に立ちました!
ステージ近くもそれなりに混んでいますが押されたりはしなくてわりとよかったです。
ただしタバコが苦手なわたしには地獄のように皆タバコを吸うのでつらかったです。
友人によるとヨーロッパのファンはスモーカーがすごく多くてアメリカのほうが少ないんだそうです。
次はぜひアメリカにツアーに行きたいです。 -
これはイギリスで食べたもので一番おいしかったもの。
「ジャケットポテト」です。
つまり皮付きのジャガイモ。
じゃがバタ状態にしてたべます。
素材のままのほうがおいしいっていうことでしょうか。
わたしは残念ながらおいしいイギリス料理には巡り会えませんでした。 -
こちらがUKツアー最終公演のハル。
もちろんこちらでも朝から並んでいます。
でもミルトンよりもさらに上の奥まったところ(ヨーク近く)にあるハルではだいぶ人が少なかった。
なぜここが追加公演で最終日なのか。ナゾです。 -
ハルの会場はKCスタジアムといって普段はたぶんサッカーをやっているのでしょう。
ミルトンの原っぱよりもかなり「スタジアム」のかっこうがついています。
スタンドは座席、屋根があって、グラウンド部分は屋根がない。
そのため雨が降ったときに結構濡れてしまいました。
100円均一で雨合羽も買っていくべきでした。 -
ハルで友人がそろそろ米が食べたい!というので中華料理に入りました。
中華の店でウーロン茶を期待して「ティー」ください。といったら当たり前のようにミルクティーが出てきました。
さすがです。
スープはびっくりするぐらいしょっぱくて、チャーハンはびっくりするぐらい量が多かった。
そして味は・・・・。
次回は絶対食料をいっぱい持ってこよう!!と改めて思いました。
いつもはカップ麺とかスープとかおせんべいとかいっぱい持っているんですけど、この旅行のときはほんとに準備する時間がなかったので。
今回泊まったところは良いホテルばかりじゃないけど、全部お湯を沸かすポットはありました。
自分で持って行かなくても不自由しなそうです。 -
おいしい食事には縁がありませんでしたが、朝食だけはどこでもおいしく食べられました。
だから朝食いっぱい食べて昼抜かして夜お菓子を食べてました。 -
イギリス人は几帳面なところもあるけどやっぱりかなりおおざっぱなところもあります。
なんどもいい加減な道案内で迷いました。
それとこの写真見てください。
赤いトラックは交差点を曲がるところ、ではなく、この位置に車を駐車して荷台の荷物を下ろしているのです。
車が少ないから渋滞にはなっていませんが、それにしても、ねえ。 -
ミルトン・キーンズからレンタカーを借りて最後の空港で返すように予約していきました。
しかし地方都市でレンタカーを借りるにはその地方の営業所まで結局タクシーで行かねばならず、余計な出費と時間がかかることがわかりました。
また借りたところと違うところに返すにはまた手数料がかかります。
最初に空港で借りて、最後に空港に帰すのが一番いいみたいですね。
今回は海外で初めて車を運転するので最初はすこしビビリでした。
イギリスは日本と同じ左側通行なのですぐになれましたが。
ほとんど渋滞も信号もなく快適です。 -
こちらがファウンテンズ・アビーです。
むかあしの修道院が廃墟として残されています。
今回の旅行のためにハルを調べ、ハルの近くの町ヨークに行こうかと思って調べていたのですが、車だしどうせなら不便なところのあまり人が行かないところに行こうと思いヨーク近くの世界遺産としてこちらを見つけました。
予定通りけっこう辺鄙なところにあり、観光客は少なかったです。
この日はイギリスっぽい曇り空、廃墟にはぴったりです。夕暮れとか似合いそうですが、前にも書いたとうり夜10時ごろにならないと夕焼けになりませんので今回は無理。 -
ここはピーターラビットで有名なナショナルトラストが所有、経営しています。
あえて修復せず、自然な廃墟にしているところがミソなのです。
無料のガイドツアーもあるのですが、1時間くらいかかって詳細な説明(もちろん英語)しながら一周するというので時間短縮のためにパスして自分でひとまわりしました。
じつはここに来るまでにけっこう道に迷ったのでもう午後3:30ぐらいになってしまっていたのです。 -
学校行事で来ているらしい子供一行もいました。
社会化見学か、スケッチか。
晴れていれば、そして時間がたっぷりあればのんびりしたいところです。
入り口ゲートのある建物には売店、カフェがありますが、そこから5分ぐらい歩いたこの修道院跡のまわりにはみごとになんにもないのです。
のんびり散策するしかないようにつくられているのです。 -
こちらは水車小屋です。
いまでも水車は回っています。
当時の暮らしを伝える資料館になっています。 -
水車小屋の周りもちゃんときれいにガーデニングされています。
修道院跡のまわりの芝生も、そのあとに行く庭園も案外手間隙かかってお手入れされているのですね。 -
入り口で説明の地図、パンフレットは渡されますが、現場にはあえて説明のパネルやロープなどの無粋なものは一切なく、ただただ、廃墟があるのです。
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このアーチ構造がいまでも石の重みを支えています。
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黒ずんだ石の構造物と芝生の緑が美しいコントラストです。
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この突き当りにはきっとすばらしいステンドグラスがはまっていたのでしょうね。
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修道院住居部分にかわいいお客さんを見つけました。
どちらもよちよちとかけっこしていました。 -
十分廃墟を堪能した後は、広大な庭園のほうに散歩に出かけました。
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この川に沿って、地図を頼りに歩き続けました。
思ったより庭園は遠かった。 -
これがどうやら水の庭園のようですが・・・。
道から降りる場所がわからず(もしくはほんとにないのかも)近づけませんでしたので。
木の陰になっていてよくわかりません。
ちょっとがっかり。 -
だいぶ先に行ったところでようやく水辺に近づけるところを発見しました。
これは川を横切る橋の上から取った写真で、この視線の先に先ほどの庭園があるのです。
ここからアビー(修道院のこと)近くのゲートとは違うほうのゲートはすぐ近く。
敷地がL字になっているのでもと来た道をアビーから帰るより、こちらの出口をでて外を回ったほうがいくらか近そうなのでそうしましたが、そちらも結構大変でした。
緩やかに見えて結構アップダウンのある敷地だったみたいで。
そのゲートでてから結構のぼってもどったのでした。
きつかったです。
きっとツアーならこっちの出口にバスを回してもらえるのでしょうけど、自分で止めた車まで戻らなければいけないので・・・。
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