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旅の2日目(2011/6/5)。<br /><br />空模様は梅雨前の微妙な曇り空に。<br />今日は、門司港から船で下関の唐戸へ渡り、路線バスで長府藩毛利家5万石の城下町である長府を散策することに。<br /><br />長府は下関からも遠くなく、静かな環境の中に見どころがコンパクトにまとまってあり、散策するにはちょうど良いところでした。<br /><br />〔2日目行程〕<br />・門司港~下関~長府城下町(長府藩侍屋敷長屋~功山寺~長府毛利邸~古江小路・菅家長屋門~横枕小路~乃木神社~忌宮神社)~長府庭園~下関~博多

関門海峡歴史探訪【2】~長府藩5万石の城下町散歩~

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2011/06/04 - 2011/06/05

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紅い翼

紅い翼さん

旅の2日目(2011/6/5)。

空模様は梅雨前の微妙な曇り空に。
今日は、門司港から船で下関の唐戸へ渡り、路線バスで長府藩毛利家5万石の城下町である長府を散策することに。

長府は下関からも遠くなく、静かな環境の中に見どころがコンパクトにまとまってあり、散策するにはちょうど良いところでした。

〔2日目行程〕
・門司港~下関~長府城下町(長府藩侍屋敷長屋~功山寺~長府毛利邸~古江小路・菅家長屋門~横枕小路~乃木神社~忌宮神社)~長府庭園~下関~博多

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 〔壇具川(だんぐがわ)と長府藩侍屋敷長屋〕<br /><br />一度唐戸から下関駅まで行き、荷物を預けるとともに観光パンフレットをもらい、準備は万全!<br />ちなみに下関の観光案内所でもらった「下関観光ガイドブック」は、地図も見やすくかつ内容も充実していてとてもいい出来だなあと思いました。<br /><br />サンデン交通バスで、下関駅から30分弱で城下町長府バス停に到着しました。ここから長府散歩を始めます。<br /><br />まずは壇具川沿いの道を進んで行きます。

    〔壇具川(だんぐがわ)と長府藩侍屋敷長屋〕

    一度唐戸から下関駅まで行き、荷物を預けるとともに観光パンフレットをもらい、準備は万全!
    ちなみに下関の観光案内所でもらった「下関観光ガイドブック」は、地図も見やすくかつ内容も充実していてとてもいい出来だなあと思いました。

    サンデン交通バスで、下関駅から30分弱で城下町長府バス停に到着しました。ここから長府散歩を始めます。

    まずは壇具川沿いの道を進んで行きます。

  • 河原に待機するカルガモ隊もまずは準備運動でしょうか?

    河原に待機するカルガモ隊もまずは準備運動でしょうか?

  • しばらく歩いてゆくと、長府藩侍屋敷長屋が見えてきます。<br />このあたりは侍町と呼ばれていた町筋だそうです。

    しばらく歩いてゆくと、長府藩侍屋敷長屋が見えてきます。
    このあたりは侍町と呼ばれていた町筋だそうです。

    長府藩侍屋敷長屋 名所・史跡

  • 静かな川沿いの石畳の道をさらに進んでいきます…。

    静かな川沿いの石畳の道をさらに進んでいきます…。

  • 〔功山寺〕<br /><br />壇具川に沿って笑山寺の横手に見ながら進むと、すぐに功山寺に到着します。<br />こちらのは1327年に創建されたお寺で、長府藩毛利家の菩提寺となっているそうです。

    〔功山寺〕

    壇具川に沿って笑山寺の横手に見ながら進むと、すぐに功山寺に到着します。
    こちらのは1327年に創建されたお寺で、長府藩毛利家の菩提寺となっているそうです。

  • 新緑に包まれた参道を奥へ…。

    新緑に包まれた参道を奥へ…。

  • そうしていると立派な山門がまずはお出迎え!

    イチオシ

    そうしていると立派な山門がまずはお出迎え!

  • 山門を抜けてさらに進んだところにある功山寺仏殿は、鎌倉時代末期に建造されたという貴重な建物で、現在は国宝に指定されている建物です。

    山門を抜けてさらに進んだところにある功山寺仏殿は、鎌倉時代末期に建造されたという貴重な建物で、現在は国宝に指定されている建物です。

  • 屋根の曲線がとても美しいですね〜。

    屋根の曲線がとても美しいですね〜。

  • 仏殿のななめ奥に墓所があるのですが、今は門が閉ざされていました。

    仏殿のななめ奥に墓所があるのですが、今は門が閉ざされていました。

  • さらに進むと、幕末の長州藩士三吉慎蔵のお墓があります。<br />そういえば大河ドラマの龍馬伝にも出ていましたね〜(筧利夫さんでしたっけ?)。

    さらに進むと、幕末の長州藩士三吉慎蔵のお墓があります。
    そういえば大河ドラマの龍馬伝にも出ていましたね〜(筧利夫さんでしたっけ?)。

  • さらに奥の片隅には、戦国時代の大大名大内家最後の当主大内義長のお墓もあります。<br />大内義長は1557年に厳島合戦に勝利した毛利元就に攻め込まれ、ここ巧山寺で自害したそうです。<br /><br />それにしても、大内家の当主と毛利家藩主のお墓が同じお寺にあるとは…不思議なものですね。

    さらに奥の片隅には、戦国時代の大大名大内家最後の当主大内義長のお墓もあります。
    大内義長は1557年に厳島合戦に勝利した毛利元就に攻め込まれ、ここ巧山寺で自害したそうです。

    それにしても、大内家の当主と毛利家藩主のお墓が同じお寺にあるとは…不思議なものですね。

  • 境内には幕末の長州藩士高杉晋作の回天義挙銅像も!<br /><br />ここ功山寺は、1865年高杉晋作が長州藩を再び倒幕へ導くために挙兵した地とのことで、これを記念したものだそうです。

    イチオシ

    境内には幕末の長州藩士高杉晋作の回天義挙銅像も!

    ここ功山寺は、1865年高杉晋作が長州藩を再び倒幕へ導くために挙兵した地とのことで、これを記念したものだそうです。

  • すぐ隣には下関市立長府博物館も。

    すぐ隣には下関市立長府博物館も。

    下関市立長府博物館 美術館・博物館

  • 〔長府毛利邸〕<br /><br />功山寺から歩いて5分ほどで、次の目的地である長府毛利邸に着きます。<br />こちらは、1903年に長府毛利家14代元敏公によって建てられた邸宅だそうで、現在は一般に公開されています。<br />

    〔長府毛利邸〕

    功山寺から歩いて5分ほどで、次の目的地である長府毛利邸に着きます。
    こちらは、1903年に長府毛利家14代元敏公によって建てられた邸宅だそうで、現在は一般に公開されています。

    長府毛利邸 名所・史跡

  • さっそく母屋の中に入っていきます(入館料200円)。

    さっそく母屋の中に入っていきます(入館料200円)。

  • 襖絵も立派ですね〜。

    襖絵も立派ですね〜。

  • 落ち着いた感じの中庭もあります。

    落ち着いた感じの中庭もあります。

  • 長府毛利邸には、1902年に明治天皇が熊本へ視察に行かれた際に行在所として使用され、その部屋の一部が「御宿泊の間」として今も当時のまま保存されています。

    長府毛利邸には、1902年に明治天皇が熊本へ視察に行かれた際に行在所として使用され、その部屋の一部が「御宿泊の間」として今も当時のまま保存されています。

    長府毛利邸 名所・史跡

  • 「御宿泊の間」あたりから、ちょっと小ぶりな回遊式庭園に出ることもできます。

    「御宿泊の間」あたりから、ちょっと小ぶりな回遊式庭園に出ることもできます。

  • 明治帝もこのお庭を散歩されたのでしょうか…。

    イチオシ

    明治帝もこのお庭を散歩されたのでしょうか…。

  • 〔古江小路・菅家長屋門〕<br /><br />長府毛利邸の東側には、練塀が今も残る古江小路が続いています。<br />その一画に、代々長府藩の藩医であった菅家長屋門が、建築当時の姿で残されています。

    〔古江小路・菅家長屋門〕

    長府毛利邸の東側には、練塀が今も残る古江小路が続いています。
    その一画に、代々長府藩の藩医であった菅家長屋門が、建築当時の姿で残されています。

  • この場所だけ時間が止まったかのような雰囲気です…。

    この場所だけ時間が止まったかのような雰囲気です…。

  • ぷらぷら散歩していると、こんなに小さな小路(横枕小路)も昔のまま…。

    ぷらぷら散歩していると、こんなに小さな小路(横枕小路)も昔のまま…。

    横枕小路 名所・史跡

  • その先には、長門国分寺跡がひっそりと残っていました。<br />周防国分寺は今も立派だったんですがね〜(http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10577525/)。

    その先には、長門国分寺跡がひっそりと残っていました。
    周防国分寺は今も立派だったんですがね〜(http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10577525/)。

  • 〔乃木神社〕<br /><br />明治の陸軍軍人である乃木希典は、(ここに来るまで知りませんでしたが)元々この長府藩の藩士の子として生まれ、この地で少年時代の一時期を過ごしたこともあるそうで、この神社は乃木将軍殉死後の1920年に創建されたとのことです。<br />

    〔乃木神社〕

    明治の陸軍軍人である乃木希典は、(ここに来るまで知りませんでしたが)元々この長府藩の藩士の子として生まれ、この地で少年時代の一時期を過ごしたこともあるそうで、この神社は乃木将軍殉死後の1920年に創建されたとのことです。

  • こちらが社殿です。<br />ちなみに今では学問の神様としても知られているそうです。

    こちらが社殿です。
    ちなみに今では学問の神様としても知られているそうです。

  • 境内にはこの銅像の他にも、乃木将軍が少年時代に育った家や宝物館があります。

    境内にはこの銅像の他にも、乃木将軍が少年時代に育った家や宝物館があります。

  • 〔忌宮神社〕<br /><br />乃木神社の東側の向かいには忌宮(いみのみや)神社もあります。

    〔忌宮神社〕

    乃木神社の東側の向かいには忌宮(いみのみや)神社もあります。

  • 散策を終えてバス停に向かう途中に、このような記念碑がありました。<br />やはり高杉晋作の影響力は大きいですね〜。

    散策を終えてバス停に向かう途中に、このような記念碑がありました。
    やはり高杉晋作の影響力は大きいですね〜。

  • 〔長府庭園〕<br /><br />最後に訪れたのは、長府毛利藩の家老格であった西運長の屋敷跡に整備された長府庭園(入園料200円)です。<br /><br />ここだけはちょっと離れていて、城下町長府バス停から下関方面に2つ進んだ市立美術館前バス停から向かいます。

    〔長府庭園〕

    最後に訪れたのは、長府毛利藩の家老格であった西運長の屋敷跡に整備された長府庭園(入園料200円)です。

    ここだけはちょっと離れていて、城下町長府バス停から下関方面に2つ進んだ市立美術館前バス停から向かいます。

    長府庭園 名所・史跡

  • 池が中央あたりにあり、その周りを散策する回遊式の庭園になっています。

    池が中央あたりにあり、その周りを散策する回遊式の庭園になっています。

  • こちらは2階建ての書院です。

    こちらは2階建ての書院です。

  • 庭園内には小ぶりな滝もあり、辺りはとても涼しげです。

    庭園内には小ぶりな滝もあり、辺りはとても涼しげです。

  • つつじの花はちょうどいい感じでしたが…。<br />

    つつじの花はちょうどいい感じでしたが…。

  • 紫陽花はこれからですかね〜。

    紫陽花はこれからですかね〜。

  • どうも今年は花の開花が遅れているみたいで、菖蒲園の菖蒲もまだまだでしたが…。<br />受付の方に教えてもらった、書院の前のほんの一画だけ咲いていました!

    イチオシ

    どうも今年は花の開花が遅れているみたいで、菖蒲園の菖蒲もまだまだでしたが…。
    受付の方に教えてもらった、書院の前のほんの一画だけ咲いていました!

  • こちらは紫に白色が混ざった感じの花色になっています。<br /><br />そろそろ庭園を後にし、路線バスで下関に戻ります。

    こちらは紫に白色が混ざった感じの花色になっています。

    そろそろ庭園を後にし、路線バスで下関に戻ります。

  • バスの車窓から何やら銅像が見えたのでちょっと途中下車してみました。<br />ちょうど関門橋の下にある平知盛と源義経の像でした。こんどは下関もゆっくりまわってみたいなあと。<br /><br />下関駅に戻り、高速バスで一路博多へ。

    バスの車窓から何やら銅像が見えたのでちょっと途中下車してみました。
    ちょうど関門橋の下にある平知盛と源義経の像でした。こんどは下関もゆっくりまわってみたいなあと。

    下関駅に戻り、高速バスで一路博多へ。

    下関駅

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