2011/04/29 - 2011/05/02
188位(同エリア305件中)
紅い翼さん
旅の2日目(2011/4/30)。
今日は、出雲市から大田市に向かい、ほぼ1日かけて、世界遺産に選定された石見銀山を観ることに。
歴史的な街並みが今も残されている大森地区、自然の中に銀鉱跡や寺社が点在する銀山地区ともに、目新しい派手さはないものの、ゆっくり散策するにはとても良い空間でした。
その後は、今夜の宿がある玉造温泉へ…。
〔2日目行程〕
・出雲市~大田市~石見銀山(城山神社~石見銀山資料館~勝源寺~熊谷家住宅~観世音寺~羅漢寺/五百羅漢~龍源寺間歩~佐毘売山神社~大久保石見守長安墓~石見銀山世界遺産センター)~玉造温泉
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅の2日目。天気は今にも雨が降り出しそうな感じ。
まずは、石見銀山の玄関口であるJR大田市駅へ向かいます。
出雲市駅を8:07発の山陰本線アクアライナーに乗車。大田市駅には、8:42に到着しました。 -
〔石見銀山(世界遺産)〕
大田市駅からは、地元の石見交通バスで一路石見銀山へ。
ゴールデンウィークだからか、バスは立つ人も出るほどの盛況に。
(私が旅行で乗るバスはいつも大抵ガラガラですが…)
およそ25分で、最寄りの大森代官所バス停へ到着です。
地図で大体の行程を確認し、さっそく散策開始! -
〔城神神社〕
大森地区と銀山地区の真ん中には、銀山川が流れているのですが、
今回は、下流から上流へ順を追って進むことに。
まずは、一番下流側にある城神神社からです。 -
イチオシ
拝殿の天井には、「鳴き竜」の絵が…。
1812年にこの拝殿の作ったそうですが、色がとてもきれいに残っていてびっくり。 -
境内にあった樹齢およそ300年の松のご神木。
ささえるのも一苦労? -
〔石見銀山資料館(入館料500円)〕
神社のすぐ近くにある資料館です。
中はそれほど広くはないですが、当時の古文書や銀鉱石関係の資料が展示されていました。 -
〔勝源寺〕
川沿いの道からちょっと右に入ったところに「勝源寺」があります。
立派な山門です。 -
山門の桁にあった龍の彫刻。
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こちらが本堂です。
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境内には、年季の入ったお地蔵さまも。
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〔熊谷家住宅(国指定重要文化財)〕
元の川沿いの道に戻り、少し進むと、「熊谷家住宅」が。
こちらは、大森で最も大きい商家で、代々鉱山経営などに携わっていたそうです。重要文化財熊谷家住宅 名所・史跡
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イチオシ
落ち着いた街並みの中をさらに進んでいきます。
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川のそばに桜の木がありましたが、もう散り際でした…。
-
逆に河原には菜の花がいっぱい…。
-
イチオシ
〔観世音寺〕
ちょうど大森地区の中間くらいにある「観世音寺」。
本堂は修理中でしたが、ちょっと高い場所にあるので、街並みが見渡せました。 -
石州瓦独特の赤い屋根の建物が続いていました。
建物の高さも制限されているのか、街並みがとても綺麗。 -
江戸時代に公用で外出した役人等の指定宿だった「金森家住宅」です。
こちらは、外観のみ。金森家 名所・史跡
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一輪の花が…。
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〔羅漢寺/五百羅漢〕
大森地区の街並みを抜けると、「羅漢寺」(拝観料500円)に到着。
まずは、本堂にお参り。羅漢寺 寺・神社・教会
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本堂と道を挟んで反対側には、18世紀半ばに25年の歳月をかけて造立されたという「五百羅漢像」が。
赤い扉の中の洞窟内は、石造羅漢像がいっぱいでした。 -
岩肌を削った狭いところにも、洞窟や石仏が並んでいます。
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お地蔵さまにはいろんな表情がありました。
五百羅漢といわれる所以ですね〜。 -
ちょうど大森地区と銀山地区の中間にある銀山公園へたどり着きました。
ここまでは、街並みをゆっくりと観てきましたが、ここからはスピードアップして、一気に龍源寺間歩をめざすことに。
ここからは2キロ以上離れており、運動不足の体には結構きついなあ…。 -
道の途中にあった「豊栄神社」。
祭神は毛利元就公だそうですが、けっこう荒れ果てた感じが…。 -
こちらも途中にあった「福神山間歩」。中には入れませんでした。
いたるところに銀鉱への坑道があったんですね。福神山間歩 自然・景勝地
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川幅もだんだん狭くなってきました。
ずっと上り坂が続き体が…。 -
イチオシ
〔龍源寺間歩〕
ついに到着! -
さっそく入場料(400円)を支払い、間歩の中へ。
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中はひんやりしていて、人が1人やっと通れるような坑道が続いていました。
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坑道から、採掘のための横抗が無数に伸びていました。
天井から水滴が結構な量落ちてきていて、当時は、排水も大変だったのかなあと思いました。 -
このあたりもノミで削って採掘していたのでしょうか?
およそ300メートルの間歩を通り抜け、地上へ戻りました。 -
〔佐毘売山神社〕
龍源寺間歩から少し歩くと、右手に「佐毘売山神社」へと続く階段が見えてきます。 -
こちらの神社は、鉱山の守り神である「金山彦命」を祀っているそうです。
それにしても色々な神様がいらっしゃるものですね。 -
イチオシ
亀の像の口からお手水が。。。
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銀山公園への帰り道は、川に沿って整備されている遊歩道を進むことに。
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川にかかる、苔をまとった細い橋…。
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遊歩道沿いにある「清水寺」です。
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〔大久保石見守長安墓〕
さらに進んでゆくと、初代石見銀山奉行である大久保石見守長安の墓が、林の中にひっそりと残されていました。
初代銀山奉行も石見銀山が世界的に認められて本望でしょうか?
それともこれまでの静かな方がよかったのか…。石見銀山 名所・史跡
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〔石見銀山世界遺産センター〕
遊歩道の抜け、銀山公園に戻ってくると、既に13:00くらいに。
食事処を探すも、どこも待たなければ入れない様子。
ということで、先にバスで10分弱のところにある「石見銀山世界遺産センター」へ行き、展示室を見学(観覧300円)。
ちなみに、ここには400台は停められる駐車場があるそうですが、すべて満車で、車列が道路の結構先まで連なってました。 -
14:00過ぎに戻り、遅めの昼食。
地元で採れた山菜などが入った田舎御前をいただく。
歩いてばかりだったので、やっと一息つけました。 -
15:07発のバスで大田市に戻り、JRで今夜の宿がある玉造温泉へ移動します。
天気も何とか雨が降らずにすんでよかったなあと。大田市駅 駅
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玉造温泉駅には、16:33に到着しました。
駅舎には勾玉!。玉造温泉駅 駅
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〔玉造温泉〕
さっそく宿に荷物を預け、周辺の散策へ。 -
橋にも勾玉!!。
玉造温泉は、奈良時代に開湯したといわれる古湯だそうで、
玉湯川の両側にホテルや旅館がたくさん並んでおり、歩道や街炉などもとてもきっちり整備されていました。 -
元湯の柄杓置きにも!!!
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また、歩道のあちこちに、出雲神話にちなんだオブジェが置かれていました。
こちらは、八岐大蛇退治神話にちなんだものだそうです。 -
温泉街を抜け、近くにある「玉作湯神社」へ。
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境内には、古くからご神石として祀られてきた「願い石」が。
そろそろ夕食の時間なので、宿へ戻ります。 -
今日も夜は、島根牛とビール、そして温泉!
ゆっくり過ごす贅沢な時間です。
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