2011/04/29 - 2011/05/02
1262位(同エリア2167件中)
紅い翼さん
3泊4日の旅の1日目(2011/4/29)。
今年のGWは、うまい具合に休みも取れたので、
GW前半は、前々から訪れてみたかった、神々が住まう国・出雲に3泊4日の旅へ。
1日目は、博多から出雲市へ移動し、まずは出雲大社にお参り。
何と60年に1度のタイミングで行われる御本殿の特別拝観もでき、長時間かけてここまで来た甲斐があったなあと。
さらに、大社周辺を散策し、最後に、稲佐の浜の夕日を眺めて締めくくりました。
〔1日目行程〕
・出雲市駅~旧大社駅~一畑電鉄出雲大社前駅~出雲大社~島根県立古代出雲歴史博物館~阿国の道(連歌庵~出雲阿国の墓~出雲阿国終焉の地)~稲佐の浜
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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博多駅7:30発の新幹線のぞみ10号で、まずは広島まで行き、広島駅新幹線口9:00発の高速バス「みこと号」で、出雲市へ向かいます。
「みこと号」は特急と各停の2パターンありますが、今回は特急で。
GWだったためか、全席満席でした。 -
ほぼ定刻の12:30頃に、JR出雲市駅前に到着です。
博多からは5時間もかかりました…やっぱり遠いですね、出雲は。
駅前のホテルに荷物を預け、一畑バスに乗りさっそく出雲大社方面へ!
バス停には、バス会社の職員がいて、出雲大社への案内と切符の販売をしてました。
遠くからきた者にとって、こういう方々がいると安心です。
約30分、バスにゆられ、出雲大社正門前で下車します。出雲市駅 駅
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〔旧大社駅(国指定重要文化財)〕
ご参拝の前に、参道を南へ下り、宇迦橋を越えてさらに進み、旧大社駅へ。
この駅舎は、1924年に竣工し、1990年のJR大社線廃止まで使用され、現在も保存しているものだそうです。
和風建築の外装が歴史を感じさせます…。 -
駅舎の中は、天井が高く、シャンデリアなどもあり、外観の重厚さから一転して、大正時代の和洋折衷のモダンな感じでした。
保存状態もよく、当時の写真なども展示されてます。
ちなみに中にいる駅員さんは人形です。 -
時刻表も当時のまま。
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ホームには蒸気機関車が!
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この空間だけ時が止まったような静寂につつまれていました。。。
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ちょっと遅くなりましたが、旧大社駅の近くにあったお蕎麦屋さんで、出雲名物の割子蕎麦をいただきます。
やっぱり出雲蕎麦は食べないと! -
〔出雲大社〕
満腹になったところで散策再開。
まずは、一の鳥居である、「宇迦橋の大鳥居」をくぐって参道を進みます。
先に旧大社駅に行ったのは、参拝を一の鳥居から始めたかったこともあります。 -
〔一畑電鉄出雲大社前駅〕
参道の途中にある、一畑電鉄の出雲大社前駅。出雲大社前駅 駅
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中に入ってみると、こちらも天井が高く、ステンドグラスがきれいな駅舎でした。
ゆっくり電車に乗ってみたかったものの、今回は断念。 -
二の鳥居である「勢溜の大鳥居」に到着。
先程降りたバス停も、この鳥居のすぐ横にあります。 -
「下り参道」を進みます。
神社仏閣の参道で、下りのものはめったにないとのこと。 -
下り参道の右側奥にある「浄の池」。
参道から少し外れており、静かで池の水がとても澄んでいました。 -
三の鳥居である「松の参道の鳥居」。
こちらは鉄でできているそうです。 -
松の参道を進むと、右側に「ムスビの御神像」が。
大国主大神(おおくにのぬしのおおかみ)が、修行中に日本海の荒波の向こうから「幸魂奇魂(さきまたまくしみたま)」という魂があらわれ、縁結びの神になられた時の様子を表しているそうです。 -
最後の四の鳥居である「銅の鳥居」。これで四つ制覇!
ここを抜けていくと…。 -
「御仮殿」に到着!
現在、平成の大遷宮のさなかなので、出雲大社の祭神である大国主大神は、今はこちらにいらっしゃるそうです。 -
注連縄がとても太く立派。
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さらに奥に進むと、「八足門(国重要文化財)」が。細かく彫刻が施されています。
まったく知らなかったのですが、
この先にある「御本殿(国宝)」は、平成の大遷宮に伴い入れないのですが、実は今日(4月29日)から、御修造中の本殿をすぐそばで見れる特別拝観を行っているとのこと!
60年に1度しかない御本殿の檜皮葺き替えの様子などを、神社の方の説明を聞きながら、真近で観ることできました(写真撮影は禁止なのでありません…)。 -
特別拝観を終え、「特別拝観之証」と「御本殿大屋根檜皮古材」を記念に頂きました。
ちなみに、拝観には、服装の制限があるようで、Tシャツやジーパンはダメだそうです。
次に、御本殿を出て、境内の西側へ。
八百万の神々が宿泊されるという「十九社」が。 -
さらに進み、「神楽殿」へ。
GW初日なこともあってか、参拝の方が長い列をつくってました。
待てない性格なので先へ進みます。 -
こちらの注連縄は重さ5トンもある日本一の大きさだそうです。
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神楽殿のすぐ側にもきれいな池が。
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境内を一回りしたところで、次に向かいます。
GWだったためか、ちょっと人が多かったのですが、
境内の緑に囲まれた凛とした空間と社殿が、とても素晴らしいものでした。 -
〔島根県立古代出雲歴史博物館〕
出雲大社の境内を少し東の方へ向かうと、博物館が見えてきます。建物はとてもモダンな造りでした。
ちょうど企画展も実施していたので、常設展と一緒に見れるセット券(1,000円)で入館。
特に、常設展示している国宝の「荒神谷遺跡青銅器」と「加茂岩倉遺跡銅鐸」は必見だと思います。 -
〔阿国の道〕
博物館で少しゆっくりしたところで、そろそろ散策再開。
出雲大社から稲佐の浜までの1キロくらいの道は、阿国の道と名付けられています。
出雲阿国は、歌舞伎の始祖として一世を風靡した後、晩年はこの地に戻り、尼僧として静かに余生を過ごしたそうです。
こちらは、連歌庵にある阿国像。稲佐の浜 自然・景勝地
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連歌庵から少し進むと、阿国のお墓が。
今でも花がたむけられてました…。 -
さらに道を進むと、「出雲阿国終焉の地」へ。
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奉納山を登ると、「於国塔」が。
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「於国塔」からは、日本海が望めました…。
さすがにこのあたりまでは観光客はおらず、とても静かです。 -
〔稲佐の浜(日本の渚百選)〕
稲佐の浜に到着しました!
ここは、高天原からの使者である建御雷神が、大国主大神に国を譲るように「否、然(いな、さ)」と迫ったと伝えられるところだそうです。稲佐の浜 自然・景勝地
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海岸線と日本海が続きます。
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と、突如そびえる巨石の弁天島。
なぜここだけに岩が…とても不思議です。 -
そろそろ夕暮れ時。陽が日本海に沈みます…。
ここから阿国の道を戻り、一畑バス出雲大社バスセンターから、今日の宿がある出雲市駅へ戻りました。出雲市駅 駅
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夜は、ビールと地元の食材(しじみ汁、島根牛、割子蕎麦)で乾杯!
これも旅の楽しみですね。
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