2007年米国国立公園国立公園グランドサークル・ドライブとハイキング（１１）ザイオン国立公園（その３）ザ・ナローズ

2007/05/15 - 2007/05/15

元々登山が趣味なので沢登りも小規模ながら体験してその楽しみも知っております。しかし最近はずっと遠ざかっておりました。
ここで素晴らしい体験を楽しんでおられる皆さんを見ると昔を思い出しこのチャンスに自分も歩いてみたくなりました。
幸いにもガイドから単独行動の許可とアドバイスを貰いヴァージン川べりの散策をする皆さんと別れて、まずホテルに戻って沢登りの軽装に替え町のスポーツ店に寄って水中用のウォーターシューズの中古を入手し、遡行中の心得のビデオを見てから再びバスでザ・ナローズの渓谷に向いました。
幸いにも天候は安定し雨による増水の心配はありませんが単独行動で、しかもガイドと約束した時間を守るためにそんなに谷深くは入れませんでしたが十分に遡行を楽しみ、またたくさんの写真も撮ることができ有意義な午後でした。
この沢の遡行はザイオン公園のハイライトと言うべきでこれを体験しなければザイオンに来た意味が半減すると言っても言い過ぎではないとおもいます。

エリア ザイオン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

ルート図です。時間がなかったのでオーダーヴィルの手前で引き返しました。
全長16マイルで踏破には標準13時間かかり、相応の用具の準備が必要です。
すなわち
ウォーターシューズ、ラバーソックス、ドライバッグ、長い杖、非常食と水、仮眠用具、防水パンツか送水スーツなどでこれらはスポーツ店で入手できます。これには不意の増水の対策も含まれています。

スポーツ店で見せていただいたガイダンス映画と昨日現地で見た遡行のみなさんの様子から、杖は持参の登山用でいいと判断し他にはウォーターシューズだけ中古を購入しました（10ドル）。
履き替えた靴は皆さんとおなじように岸辺に置いておきます。まれに両足の靴を紐で結んで首にかけて遡行する人もいましたが。
なお帰りにはウォーターシューズは誰かに使ってもらえるように遡行のスタート点に置いてきました。

初めは川幅が広く浅いので子供やスカート姿の婦人も水遊びの感覚で軽い散策をたのしんでいました。

両岸がだんだん迫ってきます。

水深は深くなったり浅くなったりします。初めは浅瀬を選んでいましたがやがて歩きやすいところを選ぶようになりました。

両岸が迫り光線が少なく届くようになると岩の色が微妙に変わり幻想的です。

時々広い岸辺があり乾いた岩で休憩しました。

渓谷が屈曲を増したところでは幻想味がいっそう増してきます

この辺で引き返すことにしました

同じところでも帰りに見る風景はまた違います。

スタート点近くに戻ると水遊びの人が沢山います。

ナローズ・トレイルの路傍で鹿がいました。

楽しい遡行を終わってザ・ナローズの渓谷入り口までもどりました。

バス停にて

バスを乗り換えたビジターセンターからの眺め

スプリングデールのホテルまでバスで戻りました。

ホテル前の花壇

ディナーのデザートです。いつもですが主食は撮りわすれました。
通常のツアーと異なりガイドが選んでくれたレストランで好きなものを注文していいのでいつも食事を楽しめたのがこのツアーのいいところです。
このスプリングデールのレストランも評判のいい、客の多いレストランでした。