2007/09/05 - 2007/09/12
80位(同エリア253件中)
Seftonさん
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【旅へのいざない】
英会話の先生が、サンフランシスコ出身だったので、アメリカで雄大な自然が凄いところへ行きたいと話していたら、それならヨセミテへいけばよい。サンフランシスコから近いよ。ということで、有名なヨセミテへ行ってみようと計画に移した。まず、全体をつかむ為に、地球の歩き方「アメリカの国立公園」を購入。せっかくだから、全ページをみていたら、ザイオン国立公園の所で、いいようのない興奮を覚えた。一度焦点が向けられると、どんどん先鋭化していくのが自分。The narrowsが凄い。実際に見た事も無い凄い地形だ。あのポイントも凄いから是非行ってみ たい。毎日毎日が楽しかった。ごめんね!ヨセミテさん。出発の10ヶ月前のことだった。
【役に立った資料】
①ハイキングとなれば、詳細な地図が必要です。今はどうやって調べてヒットしたか覚えていないが、Nationalgeographic からZion Trail mapが発売されているのをつかんだので、さっそくネットで購入した。ついでにBryce Canyon-NPのTrail Mapも購入した。
②そのほか、レンタカー借りて移動するので、ラスベガスからブライスキャニオンまでの地図も購入し、Google mapと合わせてつかった。もちろん、航空写真やStreet Viewは多いに役立った。
③また、Frommer'sのZion&Brayce Canyon NPの本と、AFALCONGUIDEのHiking Zion&Bryce Canyonの本も現地のネットショップで購入した。こうして、必要な地図とハイキング案内書を確保した。あとは、どこで泊まるかなどはネットサーフィンして自分の行動計画に合わせて、経済面も考えて決定した。
【旅行時期の決定】
ハイキングが目的なら、天気がよくなければ、今ひとつ元気が出ない。そこで
ベストシーズンを検証した。ザイオンとブレイスキャニオンは標高がかなり異なり、同じ時期でも気温はブレイスキャニオンが低い。雨量や降雨記録日数は夏期の6月~9月が少ない傾向であること。7月~8月は自国民の観光客がかなり増える事。ザイオンでは、気温が40度近くなり、ハイキングにとって、熱中症のリスクもあること。など複数因子を検証しつつ、結局9月上中旬と決定した。日本発は秋台風のリスクが気になる
【ハイキングの準備に際し】
①基本は、日本国内のハイキングの時と同様ですが、
②ザイオンでは、最高気温が30度こえるので、十分な飲み水やミネラルウォー
ター用の粉末を準備した。
③The narrowsのハイキングでは、事前の気象状況の確認(雷雨等で大雨の時には、The narrowsでは逃げるところがなくなる可能性がある)。
④The narrowsでは、靴は、メッシュ加工された渓流用の靴(国内の渓流用でした)に、わらじを履く事にした。実際、かなり滑りを防いでくれた。また、足は冷えるといけないので、ダイビングブーツ用のソックスを装着。バランス保持の為には杖は必須。片杖でも大丈夫。
⑤また、スリップした時の事を想定し、カメラやビデオはAQUA PACに入れて行動した。
⑥ブレイスキャニオンでは、朝晩はかなり冷えるので、フリースとかゴアテックス等の防風着が役立った。
【ちょっと一言】
①ザイオン公園内はマイカー使えないので、ビジターセンターに駐車しなけt ればなりませんが、駐車場は 碁盤の目のようになっていなくて、円弧を描 くようなやや複雑で、どこもよく似たように見えます。どこに車を停めた のかしっかり覚えておくことを薦めます。
②ビジターセンターから2両編成のシャトルバスが頻発しています。無料です Hop on hop offです。運転士さんは、とてもユニークな解説をして、観 光客を笑わせようとします。日本と違いますね。バス停のアナウンスは運 転士さんがします。日本ならエレクトニック女性の声でしょうね。
【旅程】
期間:9月5日(出国)~12日(帰国)
1日目:関西空港---サンフランシスコ空港---ラスベガス空港---ハリケーン
*ハリケーンのモーテルに1泊
2日目:ハリケーンからザイオン国立公園へ移動。The narrowsハイキング その後、周辺自由散策。
*Springdaleのモーテルに宿泊
3日目:ザイオン国立公園内のObservation Pointまで往復ハイキング
その後、周辺自由散策。
*Springdaleのモーテルに宿泊
4日目:Springdaleからザイオン国立公園のもう一つのエリアである
Kolob Canyon観光 ---Ceder Brakes Nation Moment観光----
Panguich経由---Brayce Canyon国立公園へ
*Bryace Canyon内モーテルに宿泊
5日目:Bryce Canyon内 終日ハイキング
*Bryace Canyon内モーテルに宿泊
6日目:Bryce Canyon朝焼----Mt.Carmel Junction経由---
Zion国立公園南 Canyon overlook trailハイキング---ラスベガス
*ラスベガスのホテルに宿泊
7日目:ラスベガス空港ーーーーサンフランシスコ空港----出国----
8日目:関西空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ハリケーンという街で最初の1泊目。大きなスーパーマーケットもある小さな田舎町でした。ラスベガスから運転するのにはちょうど良い場所。このままSPRINGDALEまでのドライブでなくてよかった。ハリケーンは ZIONから少し離れているだけで宿泊料金が安かった。
-
国立公園内の無料シャトルバスでhop on hop off
クーラーはありませんが、バスが走る程天井から外気が入ってきます。
窓は開けられます。 -
2日目。ZION国立公園のゲートで入園料を払ってからは、もう周りの風景は これぞZIONという感じで展開していく。脇目運転進行中でしたよ。でもスピードはあげなかったが、後ろからくる車も クラクションならさんかったから、きっと脇目運転してたんだろう。もうどこもかも生まれて初めての凄い景観であり興奮。ZIONのホテルがある公園への道を左手に見ながら進むとヘアピンカーブの道路となるが、ここからの景観が とんでもなくすげえ!いや圧巻でした。思い返しても胸が熱くなって泣けてくる。
-
シャトルバス終点を降りて、さらにThe Narrowsの取り付け点まで歩いていくとやがて、川の水音が間近に迫り いよいよこれから始まる渓流の遡行がスタートする。
天気予報もばっちし。雷雨予報無し。わくわくしつつ、気を引き締める。結構
他の遡行者はいる。単独者やグループなど。僕は一人だけど。 -
草鞋 わらじ ワラジ WARAZI
SANDALS MADE BY STRAW TO PROTECT SLIP ON SLIMY ROCK OR STONE
周りは 皆 欧米系の方ばかりなので、わらじが珍しいかなと期待したが
興味持ってくれなかったみたい。WHAT IS THIS USED FOR?なんて誰も
言ってくれなかった。 -
両足わらじ男です。はい! CLASSIC JAPANESE !
SMARTですか? COOLですか? DASAIですか?
これって、なかなか滑り止め効果あるんです。結構 川床の岩なんかぬるぬるしていて、ワラジのおかげて、滑らなかったよ。でもだんだん朽ちてきて、ひもが切れてしまいました。登山靴用の予備紐を持っていたので、なんとか最後まで持ちこたえました。このワラジは、今も大事にとっています。 -
渓流には、中州ができて、木が茂っているところもある。ここではゆっくり休憩ができます。
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岩の模様がとても幾何学的で四方に大柱のように立ち並び見上げると、お互いがかなり接近しあっている。ハイカーが小さい。
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両側が絶壁で、日がささない。そんな渓流をひたすら進む。時間が許す限り。
-
中州もなくなり、岩がごろごろしているところも有る。
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川床の幅が狭まり、流れも速くなっているところもある。深くても膝あたりまでがほとんどであったが、前の人が歩いている状態をみて、どこが浅くてどこが深いか見分けないと太ももまで入ってしまうよ。ワラジのおかげでさすがスリップしそうにない。でもUターンのとき、3分の2帰ったところで、ワラジの紐がちぎれた。仕方なくワラジ外して歩いてみたら、滑りそうなところがあった。そこで予備の靴紐で 補強してワラジ再装着すtると、やっぱり滑らないね。
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鹿の仲間でしょう。野生動物は しばしば遭遇しました。七面鳥もいました。
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Temple of Sinawaveのバス停から見上げた Observation Point方面。垂直の絶壁が凄まじい。
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公園内シャトルバスのCourt of the Patriarchs View Pointというバス停で降りると
名前のとおりの展望台に着きます。周辺散策もとても気持ちがよかった。川の方に向かって歩くと橋がかかっているので、この辺りは とっても浄化されるほど、気持ちがいい。 -
どこも見渡してもこんな感じのとても印象的な岩峰群が展開する。
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Zion Human History Museum に車を止めると周辺はとてもいい眺めである。
時刻的には 日没が近い。東側のWatchman MountainからJohnson Mountainの稜線に夕陽が当たってきた。 -
Zion Human History Museum に車を止めて、夕焼けの岩稜の写真を撮りました。
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翌朝です。早朝(日の出頃)のシャトルバスに乗ってビジターセンターからWeepin Rockまで行った。すでに他のハイカー達もいましたよ。彼らは Angels Landingへ向かった。さてさて、Observation Pointへのハイキング出発。標高差は655m
だから涸沢から穂高岳小屋程度。登って行く方向をみても絶壁ばかり。どうやって、登っていくのだろうか?と思いつつ、意外にトレイルは緩やかに草付き斜面を登っていくのでした。登っていくにつれて、正面のCathedral Mountainに朝日が差し込んで
山が美しく燃える時。 -
Observation Point方面(右のピーク)にも日があたってきました。結構遠いなあ。
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ジグザグに上り詰めると、トレイルは左へ折れる。こんな岩の隙間をとおって
裏側に回っていく。ここから 比較的緩やかなのぼりが続く。景色も広い。 -
こんな感じで緩やかな上りです。写真では、水平なルートになっています。
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最後の部分は、ジグザクの上りが続きます。足下はコンクリートで固めているので
小石が邪魔にならず歩き易い。一歩一歩 キャニオンの景観らしくなっていくではないか!。もうすこしかな? 乾燥しているので汗はすぐに乾いた。 -
ついに来ました。標高1984MのObservation Pointです。嬉しくて仕方が無い。このキャニオンの景観は圧巻です。
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Cathedral MoutainとAngels Landing. どうして頂部は扁平なのだろうか?
頂部は森林が形成されているね。ここで大雨がふったら、滝となって
垂直の岸壁を落ちて行くのだろうか? -
北西の方向です。下はThe narrowsの取り付き点があるはずだ。
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キャニオンの底を覗いてみた。結構高度感あるね。誰かが後ろから押したら
転落するわ! 車道がみえますね。 -
下山中にみたCathedral MountainとAngels Landing.
川が、蛇行していますね。 -
下山道から見上げた、Observation Pointです。あそこへ行ってきたんだな!感激です。もう来る事無いかな。また来るかな?
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3日目は、ブレースキャニオンへ行く途中に寄りました。
ザイオン国立公園の中でも もう一つのエリアであるKolob Canyonです。
車で、いったんハリケーンから来た道を戻って、高速15号線に入ってからKolob Canyonの標識に従って出口をでて進むと、いよいよこれまた素晴らしい景観となっていきます。 -
Korob Canyonへの道は、最後は終点となっていて、ループ状になってUターンします。トイレもあります。ここに駐車場があります。このあたり これまでと違って
新鮮な印象の良い眺めが続きます。さて、ここを去って、いったん Cedar Cityから
Cedar Break National Monument(国定公園)を観光して、Bryce Canyon国立公園へ向かいました。 -
5日目: Bryce Canyonの観光を終えて、ラスベガスへ行きます。最後の夜です。
途中、Mt Carmel Junctionから いったんZion 国立公園の南ゲートを通ってから懐かしいSpringdaleに戻って、そこからハリケーンを通り いったん高速15号線に入って、一路ラスベガスへ。 ここはMount Carmel Highwayです。 -
この辺りは、また他のザイオン国立公園と何となく異なった風景ですね
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今日のイージーハイキングは、Canyon Overlook Trailです。駐車場はあまり広くないので、入口からやや離れた場所の広い路肩に車を停めました。ちょっと入口まで歩いたよ。このトレイルは、そんなに高低差ありません。
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見てください。しっかり柵ありますが、左手は、誤って滑り落ちたら深く狭い谷に吸い込まれて行方不明になるでしょう。
-
Zion 国立公園の看板です。 戻ってきました。これで とっても充実して素晴らしい体験ができたザイオン国立公園 そしてブレイスキャニオン国立公園とお別れです。
次回またお目にかかる事をこころより・・・・。
→ブレイスキャニオン編
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