2001年スイスの旅（１４）サースタール

2001/09/19 - 2001/09/19

モンテモロ峠から下りてきて昨夜はサースグルント泊る。バス停の真前がちょうど営業してる小さなホテルなのでそこに飛び込む。夜は地元の人達が飲みにやってくるいわゆるlokalとかgaststaetteを兼ねたホテルだ。便利、情報が豊富、地元の料理、安いなどなどで一人旅ではよく利用するタイプだ。都会の駅前旅館もこの類。
サンモリッツ、アッペンツェルそれに昨日のマクガーニャと明日のレッチェンタールでもこのgaststaetteを利用した。
夕食はカモシカ肉のステーキ。でも昨夜のイタリア側マクガーニャのワイン付きチキンソテーの方が味付けが微妙によかった。イタリア人は料理ではどうしてこんなに気が利くのだろうその半分でも集団秩序の改善に向けてくれたらいいんだけど。
次の朝、クロイツボーデン経由ホーサース行きのリフトはまだ頻繁に出ていると思ったらちょうど8時のが出たとこで次のは9時30分。シーズンオフ運転に思い知らされる。
ホーサースまで上がった人は地元の婦人一人と私のみ。ホーサースの小屋は人の気配がするが開けておらず10cmほどの新雪の積もったテラスで写真を撮るだけで中間駅のクロイツボーデンに引き返す。
ここからアルマーゲルアルプまでの道は花のプロムナードとして整備されておりミシャベルの山を眺めながらの散歩を期待した。勿論花のシーズンは過ぎているし新雪の後なので花のそばに設けられた小さな説明板も雪をかぶって半分読めない。どうせ学術語のラテン語とドイツ語なので面白くないが。
しばらく歩いて行くと先に歩いて行った二人が引き返してくる。「クランポンを持ってるかい。先の道は岩に氷がついているので戻ってきた」クランポンはアイゼンのフランス語だ。まあ様子を見てとそのまま歩いていくがやがて岩の多いガレ場が出てきて状況が悪化してきたのでアイゼンを持ってないしあきらめて引き返す。
そして仕方なくクロイツボーデンからトリフトアルプを通ってサースグルントにまっすぐ下るルートにする。
下山後今夜の宿の予定のレッチェンタールに移動する。

エリア サース・フェー(スイス)

クロイツボーデンからのレッギンホルン。その下にヴァイスミース小屋が見える。

クロイツボーデンからレッギンホルンを見上げる。中間あたりにヴァイスミース小屋が見える

上から見たトリフトアルプとミシャベル山群。右アルプフーベル、左アラリンホルン

トリフトアルプからのミシャベル山群。右からテーシュホルン、中央アルプフーベル

トリフトアルプからサースタールのサースグルントを見下ろす。右端のピークはストラールホルン？

トリフトアルプの真新しい教会

トリフトアルプからのミシャベル山群

ホーサースからサースグルントに下りてきた。夏シーズンが終わり、スキーシーズンの前の静かな村

この旅行記へのコメント （2）

• tsunetaさん 2008/03/09 10:00:02

  クロイツボーデンからのミシャベル連峰は素晴らしいでしょうね！

  4nobuさん！　こんにちわ。　サースフェーの旅行記拝見しています。
  
  初秋のスイスは素晴らしいでしょうね。　高山植物は駄目でしょうが、天気は安定しているのでしょうね。　この時期は黄葉は見られるのでしょうか。
  
  サースフェー地区のクロイツボーデン、ホーサース等に行っていないのでこれらの場所から見られるミシャベル連峰は素晴らしいのではないでしょうか。
  
  tsuneta

  4nobuさん からの返信 2008/03/09 18:53:39

  RE: クロイツボーデンからのミシャベル連峰は素晴らしいでしょうね！

  tsunetaさん　おひさぶりです。
  趣向を変えてエジプトの旅に出ていてこのページは少しお休みでした。これから努めなくてはと思っております。
  お問い合わせのスイスの黄葉ですが、この9月中旬はサースの谷ではまだ少し早かったようです。一方クロイツボーデンの標高の草は皆枯れて緑は失われていました。
  晴天率はいいのですができれば9月下旬ぐらいのほうが観光にはいいのかも知れません。その頃のスイスは経験がないものでハッキリしたことが言えずにすみません。
  
  今年のスイスは7/11ミラノ・イン　8/1ミラノ・アウトです。サンモリッツに7/12から7/19まで滞在です。