2004年韓国国立公園と古寺巡り（９）松広寺

2004/11/13 - 1983/11/13

午前の華厳寺の後、求礼から順天まで列車で行きそこからバスで松広寺へ行く。荷物はいつものように駅で預かってもらう。よその国の小さい駅、それに日本ではロッカーが小さくて入らないことがよくあり、預けるところがなくて駅で頼んでも断わられることがあるが韓国ではどこも快く預かってくれる。
松広寺は通度寺、海印寺とともに韓国仏教の３宝名刹の一つで最も大きい。もとは新羅時代の韓国最古の禅寺だった。高麗時代に普照国師が堕落した仏教を正すために再建した中興道場で今は韓国最大の宗派の曹渓宗の主要な寺で国師を16人も出しており僧宝寺刹と云われており、今でも学ぶ多くの僧が生活している。
また韓国の寺院中で最多の寺院文化財（3国宝と多くの文化財）を所有いている。
また山内には７庵、１塔殿、56末寺、２教育機関がある。

この日の宿は順天の駅前の韓式旅館

エリア その他の都市(韓国)

門前町を通り抜けて

落葉の道を行くと案内図がでてきてそろそろ寺の境内らしい

川を隔てて僧坊が見え隠れ

お墓？

墓所？に入ってみるとこんな像も

寺を見ながら対岸を上っていく

曹渓山（元松広山）から流れ出る川の脇にこの寺がある。複雑な構造の建物は羽化閣

羽化閣は珍しく複雑にいろんな構造が組み合わさっているが、寺院には珍しいテラスがある。

川を横切る三清橋には屋根と門がある。正門に相当する。

三清橋の内部。屋根と門が付いている。虹橋とも云われる。

三清橋の屋根の彩色された天井

川には堰がある

三清橋の上流部

三清橋を渡って境内に入ると正面に本堂の大雄殿がある

大雄（宝）殿に近づく

本堂の内部。日本と違って金ぴかの仏像

本堂の前にある寺宝を納める建物