2010/12/22 - 2010/12/26
16806位(同エリア28202件中)
poisonさん
- poisonさんTOP
- 旅行記10冊
- クチコミ7件
- Q&A回答12件
- 24,353アクセス
- フォロワー0人
安くておいしいものを探して1人旅。
おなじみの小龍包の名店のほか、地元の人が訪れる食堂や夜市などでも食べ歩いてきました。
中国茶やスイーツも堪能しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ジェットスター・アジア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回は、1人だったので旅費を安くあげたかったのですが、直前に思い立って予約したので格安運賃での予約はなかなか取れず…。
でも、航空機はジェットスターで、税・燃油費・手数料込み32,155円のチケットを入手。
安いし、帰国便の出発時間が昼過ぎだったのも決め手のひとつでした。
飲み物や機内食などサービスは付いていないけれど、台北までなら2時間余り。
食事も到着後に食べたかったので、ちょうどいいかなと思いました。
空港から市外へは、リムジンバス(片道90NTS=日本円で約250円)に乗り、台北駅へ。
そこから地下鉄で双連駅まで初乗り料金20NTS(同55円)で移動。
ホテルは、地下鉄駅から徒歩10分のところにある「華泰王子大飯店(グロリアプリンスホテル)」に宿泊しました。
安宿でもよかったのだけど、直前では残っていなかった…。
でも30%オフのプランをゲットし、なんとかそれなりの値段に。
プリンスホテル系列なので、サービス、機能とも申し分ないものでした。
アジアの市街地のホテルにしては広いし、空調も自室でオフできる(冬でも冷房が入っていて寒い宿が多いらしい)。 -
ウェルカムスイーツとして、パイナップルケーキが置かれてました。
これ、すごくおいしかったです。
これまで、パイナップルケーキのイメージは「カロリーメイトのパイナップル味みたい」と感じていて、あまり好きではなかったのです。
でもこれを食べて価値観が変わりました。
バターたっぷりの香り高い生地。
中のジャムもおいしい。
ホテル内の飲食部にて、12個入りの箱380NTSで販売されているそうです。
お土産におすすめ。 -
ホテル到着は21時を過ぎていたのですが、近くにある小龍包のちょっとした有名店「京鼎楼」にて、晩御飯。
やっぱりこれを食べなきゃね〜っていうことで、小龍包(10個170NTS=日本円で450円くらい)。
1個が、結構大きい。 -
スープはコクのある味で、コラーゲンたっぷりという感じ。
最高に美味しかった。
ぷるっとした皮もいい。
でも、中国料理は1人じゃさみしい。
量が多いから、分け合っていろんな種類を食べたいものね。 -
さらに、「ワンタン麺」(130NTS=日本円で350円くらい)。
このワンタン、ちょっと緑色かかってますよね。
肉よりも、葱や大根の菜っ葉みたいなのが多く入った、ヘルシーなワンタンなのです。
しかもボリュームたっぷり。
味はあっさりしていました。ちょっと物足りないかなあ。
テーブルにあった、ラー油を入れて食べましたよ。
しっかし、こんなに安くておいしいものが、1人につき1000円を切る値段で食べられるなんて。
台湾は物価が安い。
あと、街の人はみんな親切でした。 -
2日目は、地下鉄(MTR)とバスを乗り継いで故宮博物院へ。
地下鉄は、士林駅まで20NTS(日本円で約55円)。
バス料金は市内一律15NTS(同40円位)。20分くらいで博物院到着。
今回、台湾旅行をした目的のひとつは、出張でいろんな国へ飛ばされても、
何とかなるようにとの予行練習なのです。
だから公共交通機関を使いこなす練習を兼ねて。
タクシーは使わず、足と電車とバスで、地元の人に道を聞きながら移動しました。 -
博物院に行く前に腹ごしらえ。
地下鉄淡水線士林駅前商店街にある鍋貼専門店「八方雲集」の水餃子とサンラータンスープ。
どこにでもある「鍋貼専門店」とは、餃子専門店のことで、「鍋貼」が焼き餃子を差します。
1個4〜5NTS(日本円で10円位)で、個数単位で注文できるので便利。皮はもちもち、スープたっぷりの餡は味わい深い。
サンラータン(25NTS)も美味しかったです。
外れのない激安B級グルメ。 -
高台にあり、快晴の空に映える故宮博物院の門。
-
白亜の建物も豪華で、大きかったです。中国4000年の歴史の秘宝が集まっている様は、圧巻。
歴史&美術&博物館好きにはたまらない。
有名な翡翠の白菜形の彫刻とか瑪瑙の豚角煮の置物がリアルで面白かったです。
そのほか、いろんな時代、地域の焼き物もあり、食器好きな人も楽しめると思います。 -
この真っ黒い不気味な食べ物、とっても美味しかったのです。
博物院の帰り、これも士林駅前のデザートショップで食べた仙草ゼリーのデザート。
一見、コーヒーゼリーとか亀ゼリーのようですが、全然苦くない。
仙草とは、中国のハーブみたいなもので、味は麦茶やほうじ茶に似た、香ばしい味です。
薄く甘味が付けられており、かかっている小豆餡と合います。
黒い粒々は、もちもちしたタピオカパール。
白いのは、落花生のゆでたもの。ほくほくした口当たり。
下にはかき氷が敷かれています。
コーヒーフレッシュをかけていただきます。 -
夜は、MTR中山駅前にある「楽天養生会館」で足のマッサージと角質取り(1100NTS)をしてもらってから、お茶を買いに長春路にある「昇祥茶行」へ。
-
中国茶の飲み方を教わりながら、いろんな茶葉を試飲させてもらいました。
-
左の長細いコップは、茶の香りを確かめるもので、急須から茶うけに注ぎ、この細長いコップへ。
その後、ようやく湯呑に注ぎます。
細長いコップで茶葉の香りが立つのをかいだ後、お茶を飲むのです。 -
茶葉は、1度で10煎くらい淹れられます。
だんだん葉っぱの形になってくる。 -
お茶菓子の、シメジチップス(左)と、梅のウーロン茶漬け(右)。
シメジチップスはワサビ風味で、お酒のおつまみにも最高!な味でしたよ。 -
これは、チャンピオンを受賞したメーカーのお茶だそうです。
買わなかったですが。
阿里山のウーロン茶。 -
黒ウーロン茶(左)を買って帰りました。
日本では、厚労省の特保のお茶ですが、こちらで飲んでみると普通に香ばしくておいしかったので。
青茶や白茶よりも、黒いお茶のほうが好みなのです。 -
晩御飯を食べに「雙城街夜市」(シュワンチェンジエイエシー)へ。
小規模でしたが、いろんな屋台があり、面白かったです。 -
麺、海鮮、おでんみたいなの、肉料理などなど。
-
なぜか、タコ焼きの屋台も(笑)
-
牛肉麺(80NTS=日本円で230円位)にしました。
牛肉は、日本のものより硬く、牛筋みたいなところが多い。
八角の香りが効いています。 -
麺は、左から太麺、中くらい、細麺が選べます。
量も、中盛りと大盛りが選べます。
コシのある麺でした。 -
傍らではおばちゃんが、餃子を作っています。
-
鶏肉の屋台で、手羽先を買おうと思ったら、手羽元がいっぱい出てきた…しかも、冷たいもの。失敗。
レバーみたいなのとか、ソーセージみたいなのとか、ちょっと不気味なものもあり。見ているだけでも楽しい。 -
3日目は、九分へ足をのばしました。
まずはホテル近くの総菜店「名家魯肉飯」で、早めの昼食。
鶏腿飯(85NTS=日本円で240円くらい)。安過ぎ&ウマ過ぎ。
カリカリの鶏モモ肉フライが、ご飯に大胆に載っています。
付け合わせのマーボー豆腐、青梗菜の炒め物、かまぼこの甘辛炒めもおいしかった。 -
3日目は、台北車駅から普通電車とバスを乗り継ぎ、九分へ。
電車は空いており、途中の瑞芳(ズイファン)まで50分くらい。
料金は50NTS(約130円)。 -
世界の車窓から・台北その1。
公共交通機関では、お年寄りや小さい子連れの客がのってくればさっと席を譲る習慣が。
アジアの国として、見習うべき姿がありました。 -
世界の車窓から・台北その2。
-
折角着いたのですが、外は雨。
しかも、風を伴って、嵐のようになってきました。
霧に煙る九分の海と山。 -
晴れていたら、どんなにいい景色だったことか…
次回リベンジ。 -
山並にへばりつくように建つ家々。
-
古い建築はそのまま生かされ、今は茶芸館や土産物屋になっています。
-
ここは、金鉱で栄えたころに映画館として使われていた建物。
映画のタイトルを掲げた看板が、その当時の名残です。
今は改修中で残念。 -
名所のひとつ、石階段。土産物屋が並ぶ。
-
京都の産寧坂の台湾版、といった雰囲気。
-
日が暮れて、提灯がともる頃も美しい。
-
雨なのに大勢の人で賑わっていました。
-
晴れた時にもう一度来たい。
-
九分に来たのは、こちらの茶芸館「九分茶坊」でお茶をしたかったのが目的のひとつ。
築150年という古い建物をそのまま使い、アンティーク家具を用いたインテリアの中でお茶を楽しめます。
茶葉や、作家さんの茶器の販売もしているのです。 -
アンティーク家具に囲まれた個室で一休み。
-
中国茶(400NTS〜)と、ウーロン茶入りチーズケーキ(80NTS)をいただきました。(そのほかにチャージ料100NTSが必要)。
-
お茶の淹れ方を教えてくれます。
白磁の美しい茶器は、作家さんの手作り。 -
チーズケーキも、なめらかで美味しかったです。
帰りは、台北まで直通のバスに乗ったのですが(運賃は102NTS)、混むし、揺れるので、女性や荷物の多い方にはお勧めしません(笑)。結局高くついたし。 -
バス酔いのため少し元気がなく。
夕飯は、鍋貼専門店「四海遊龍」の焼き餃子(1個4NTS×6個)。
前日の昼に食べた鍋貼専門店とは別のチェーンですが、こちらの焼き餃子も美味しかった。
食欲がなくてもいける。 -
台北市内にて。
地下道の入り口が、かわいいかぼちゃの馬車になっているのです。 -
地元の人が通うお店で食事をした結果、台湾では、高い=旨い、安い=不味いという図式は必ずしも成立しない、と感じた私。
まあ、あまり高いものは食べていませんが。
といっておきながら、ここで真打登場。
世界的な有名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の小龍包(190NTS)。
本店は行列ができると聞いていたので、地下鉄板南線忠孝敦化駅近くにある忠孝店へ。
土曜だったので、警戒して11時過ぎに行ったので、空いてました。
有名店に行くには、昼前の11時半までに入店することがポイント。 -
スープたっぷりでおいしい小龍包。
でも、私は初日の夜に行った京鼎楼のほうが、コクがあると感じました。 -
サイドメニューは、空芯菜のガーリック炒め。ニンニクが効いていて美味しい。
アジアの味。 -
食事の後、近くにある美容室「小林髪廊」で台湾シャンプーをしてもらいました(トップスタイリスト280NTS、マッサージ5分80NTS)。
台湾シャンプーとは、いきなりシャンプーを頭につけながら泡立てていく洗髪方法。
指をブリッブリッと鳴らしながらマッサージして洗うのです。
自分の頭の上に、觔斗雲(きんとうん)みたいな泡がモクモクとできていくのを鏡で見るのが面白かったし、何より頭と肩のマッサージが気持よかった。
ブローして、仕上げです。
その後は地下鉄に乗って龍山寺へ。 -
その名の通り、龍が祀られたきれいな極彩色の建物。
-
庭に滝も。
-
お線香の煙が立ち込める。参拝客が後を絶ちません。
-
いたるところに龍の彫刻がある。
-
参拝客はみんな、線香を持って供え…
-
お祈りします。
-
台湾式のおみくじ。
ミカンの房のような木片を2つ足元に落とし…
木片の裏表によって、おみくじが引けるそうです。 -
その後、蒋介石の功績をたたえて建設された中正記念堂へ。
記念堂の自由広場の門。 -
この建物も、白亜でとてもきれい。
-
中正記念堂。八角形の建物です。
-
建物も、階段の觔斗雲(きんとうん)みたいな彫り物もきれい。
-
内部には、蒋介石像が鎮座。
でっか〜い。 -
天井の造りもきれい。
-
毎正時には、閲兵交代のセレモニーがあります。
控室から交代要員が出てきて… -
1時間、微動だにせず勤めを終えた閲兵が動きます。
-
中央まで歩いてきて。
-
機敏な交代式が行われます。
この動きを見ているのが楽しい。 -
立っていた閲兵が帰り、新しい閲兵が定位置につきました。
若い青年です。
たぶん、名誉ある職に就くエリート。 -
自由広場には、音楽院と劇場があります。
-
夜のライトアップもきれい。
-
雨だったので、光が反射します。
-
記念広場の回廊は、大理石の模様がきれい。
夕暮時には、地元の人が集まって囲碁のようなゲームをしていました。 -
中正記念堂の建物の1階は文物博物館になっており、蒋介石にまつわる書物や遺品がずらり。
これは、蒋介石の公用車。
アメリカ車のキャデラックです。 -
これも、蒋介石の公用車。
キャデラックのサルーン。 -
夜は、ホテル近くの長春路のマッサージ「正気養生館」で整体マッサージを受けました。(2時間くらいで1350NTS)。
晩御飯は向かいの「伍柒玖牛肉麺」で、サンラータン麺(70NTS)と水餃子(60NTS)。 -
この麺、旅行中に食べた中でも一番コシがあっておいしかった。
スープは、あまり酸っぱくはなかったけれど、それはそれで美味しいスープでした。
具は豆腐、卵、筍、人参、よく分からないけど茶色い豆腐のようなもの。
まれに、「台湾料理が口に合わなかった」という人がいますが、多分八角の香りが嫌いなのでは?
確かに今まで食べた料理で、牛肉と鶏肉には、八角が入っていました。
牛肉ではなく、豚肉の料理(小龍包や餃子、チャーハン)を選べば、そんなにクセのあるものは出てきませんよ。 -
こちらは、水餃子(10個60NTS)。
大振りで皮がモチモチ、プリプリ。
スープがあふれる。
中の餡もおいしい。
今回の旅は、餃子ばかり食べていましたね。
安くておいしいもの。
これだけ食べても130NTS(日本円で350円位)。
今回、お酒を飲まなかったし、高級店には入っていないけど、1人1000お腹一杯になれます。
愛すべき台湾。 -
街中、いたるところにあるジュース&お茶スタンドで、タピオカミルクティー(ないちゃ)をテイクアウト。
ホテルでいただきました。
日本で売られているものより、タピオカがたっぷりでおいしい。
このほかチェーン店「台北牛乳大王」の杏仁牛乳も、美味しかったなあ。
杏仁豆腐の飲み物バージョンといったところでした。 -
お土産は、インスタントラーメン(種類がたくさんあり、楽しい)やお茶にしました。昇祥茶行では、利き茶セットも買いましたよ。
ぽってりした質感と絵がかわいい。
帰りのリムジンバスは、台北バスターミナルではなく、台北駅の隣にある台北西駅(A棟)のバス乗り場からバスが出ているので注意!です。
料金はバス会社によりますが、片道1200NTSでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
78