中正記念堂に入る大きな門は、台湾の歴史も語っている
- 4.5
- 旅行時期:2024/02(約3ヶ月前)
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by ぱくにくさん(男性)
台北 クチコミ:101件
東門から中正記念堂に向かうと、この門があります。
(地下鉄の中正記念堂や、東門駅から来てしまうと、この門を通りません)
蒋介石の偉業を記念して建てられた中正記念堂の門で、とにかくその大きさと優雅さに圧倒されます。
一方で、蒋介石時代の台湾は言論統制、新党結党禁止の独裁政権。
1987年に台湾にも民主化が訪れ、政権交代した時に記念堂の前の広場は「自由広場」と改められ、中正記念堂も「台湾民主紀念館」に、さらに門の文字も「大中至正」(蒋介石の座右の銘)から「自由広場」に書き換えられました。
国民党政権が政権を奪還して「中正記念堂」の名前に復活はしたものの、門には自由の文字が残ったままです。
ぱっと見圧倒される門には、台湾が民主化を勝ち得た歴史が刻まれています。
(しかも、日本人にイメージしやすい共産圏政権の独裁ではなく、反共政権の独裁でした)
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/04/18
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