2010/10/22 - 2010/10/22
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放浪人さん
テレビでは何度も「鞍馬の火祭り」を見ましたが、実際の火祭りを見たくて今年は京都に行きました。
市内では「時代祭り」が開催され、夜には「鞍馬の火祭り」と忙しい1日ですが、実際の火祭りは昼間の準備から夜半まで続く祭事に鞍馬の地域と歴史の流れを十分味わうことが出来ました。
午後3時半、出町柳発ー鞍馬駅(叡山電鉄)=往復¥800.出町柳のホームは大変な混雑でホームは一日中大変な賑わいです。
最終電車は臨時電車が鞍馬発24:20。昼間の情景と変わり、松明に火がともると一気に祭りが盛り上がります。
午後6時からは由岐神社周辺は立ち止まっての観覧は出来ず。狭い鞍馬街道をギャラリーは回遊を強いられます。
午後9時頃、各家々の松明が由岐神社石段下に200本ほど集まり最高潮を迎えます。
その後も各家々の前では薪を絶やさずかがり火が焚かれ、御輿を迎えます。この頃になるとギャラリーの数も次第に減り、趣のある鞍馬の町を味わうことが出来ました。
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早朝、鞍馬の下見に。町はまだ静かでした。鞍馬街道はこんな感じで。
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京都の町はどこでも電柱が道路にはみ出し、難儀ですね。。
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鞍馬の象徴。天狗さん
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「鞍馬の火祭り」会場の由岐神社。
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奥へ入るとこんな感じです。
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境内には六地蔵が・・
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祭りが始まるとここからの景色は見られません。
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山門の阿吽(あうん)。狛犬吽形
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町内の空き地には火祭り用の巻きが組まれていました。
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これが大松明。松明はトックリ松明(約10?)小松明(約30?)中松明(約60?)・大松明(約120?)のようです。
下見を終え、時代祭りを観覧の為一時京都市内へ。 -
午後3時半、出町柳から鞍馬へ。 ホームは鞍馬へ向かう人たちで混雑してました。
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一電車を見送り、次の電車で。有名な祭りだけに外国の観光客も多々見えけられました。
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ホームの観光パンフレット。
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鞍馬・貴船はまだ紅葉には早いようで。
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鞍馬駅ホームに飾られた出迎えたの面。
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鞍馬の町は、祭りの準備がすすみます。各家々の前には「かがり火」用に薪が組まれ夜を待ちます。
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朝の静かな由岐神社と異なり、警察・祭り関係者・観光客があつまり祭りを待ちます。
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数年前に使用された鉾が飾られ、玄関先には大松明が準備されています。
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御神燈も祭りの場所ごとに違っていて、その度撮ることにしています。
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民家の壁にこんなものが・・・
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各家々では屏風を立て、その前にお宝を飾るようです。この家は甲冑。
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本番の祭り開始前に、大松明の最終点検。
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町の家々では玄関先の格子戸をはずし、提灯を飾り家先を開放してます。
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この家では、金屏風に有田の赤絵大皿。
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鞍馬街道の雰囲気を未だ残す風景です。
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提灯と大松明が静かに置かれ。夜の火祭りを待ちます。
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由岐神社脇。 絶好の場所取りでしたが午後5時半。警察官にこの場所は退去させられました。プレスはこの場所に陣取ってました。一般人にとっては残念至極。
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日も暮れ始め、各家では「かがり火」に点火が始まります。
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家族も家の前に出始めます。
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午後6時。松明を持った男性が、「神事にまいらっしゃれ・・」の掛け声で祭りが始まります。
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最初は子供達が小松明を担ぎ、町を練り歩きます。
天慶3(940)年、朱雀天皇が御所の由岐大明神を鞍馬に御遷宮した時、鞍馬の人々が松明やかがり火を焚き御遷宮の行列を迎えたのが始まりとされる。 -
男性はこの姿で祭りに参加
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子供達はこんな感じで。
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大人も、子供達も女性用の襦袢を身にまといます。
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松明を担ぐ若者達の井出達です。
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子供達の小松明の後は、いよいよ大松明の出番です。
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当主が大松明に点火をします。向かいには息子達が・・・
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軒先が燃えるのではないかと思うくらいの火勢です。
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親子三代が大松明にかかわります。この方はおじいちゃん。
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大松明に火がはいり。いよいよ担ぎ出し。
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あちこちから大松明が担ぎだされます。
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中学生達は、中松明で
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それぞれの衣装でしょうか、余裕の姿。孫・息子を見守って・・・
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お尻丸出しでした。
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皆、この衣装で、掛け声は「サイレイ、サイリョウ」。
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火よけの衣装もカラフルで、 中には頭を焦がしている若者も・・
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甲冑姿の若者。
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鉾が担ぎだされると、おばあさんが太鼓裁きを・・
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昔は130kの大松明を一人で担いだようです。
現在は2-3人、中には4−5人で担いでいます。 -
鉾を先導すつ責任者達。
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「サイレイ、サイリョウ」
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「サイレイ、サイリョウ」
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大松明が次々と由岐神社に向かいます。
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これが、「鞍馬剣の鉾」です。御所の由岐大明神を鞍馬に御遷宮したことから大変格式がある「剣鉾」とか・・
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夕暮れから夜半まで祭りの最中、家の前では「かがり火」が焚かれ続きます。
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夜は、一段と雰囲気のある情景が・・
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子供達も夜遅くまで祭りに参加
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昔ながらの建築は京都を感じさせます。
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松明も無事奉納。家族との談笑。
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今年の出来栄えはどうだったんでしょう・・・
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御輿の登場です。
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由岐神社か
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自慢の長襦袢を纏い、家先で祭りの語らいを・・
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こちらでは、どんな話でしょうか??
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由岐神社前の「かがり火」。火もじっくり見ていると神秘的なものですね。
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これが「剣鉾」です。
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祭壇には大根・ミョウガのお供え物が・・・
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祭りも一段落。
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「剣鉾」も大変な重量のようです。
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御輿を先導して旅所に向かう武者
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いよいよ祭りのクライマックスに
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御輿が旅所に向かいます。午後11時。
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鞍馬の駅は大変な混雑、駅で1時間半待ちでやっと乗れました。
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午前1時、やっと出町柳に到着。お疲れ様でした。
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