2026/08/08 - 2026/08/17
357位(同エリア360件中)
maronさん
- maronさんTOP
- 旅行記34冊
- クチコミ15件
- Q&A回答1件
- 47,976アクセス
- フォロワー5人
3世代7人でオーストリアを旅してきました。
79歳の母は長距離の歩行が困難で歩行器と車椅子を使います。
ここでは、旅のはじまりから終わりまでを振り返りながらオーストリア・チロル地方のバリアフリーの現状や実際の様子をまとめてみます。
8月8日 関空からミュンヘンへ。ぜーフェルトに移動
8月9日 ゼーフェルト観光
8月10日 インスブルック観光
8月11日 ミッテンヴァルト観光
8月12日 シュリック2000へ
8月13日 エルマウに移動
8月14日 エルマウ観光
8月15日 キッツビュール観光、その後ミュンヘン空港に移動
8月16日 ミュンヘンから関空へ
8月17日 関空到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて、いよいよ出発の日、ルフトハンザのビジネスクラスカウンターに車椅子が1つ置いてあったので、あれは母のかしらと思っていたら、そのとおりでした。荷物預けが終わると、車椅子アテンダントの方が両親を保安検査、出国手続き、ビジネスクラスのラウンジ、搭乗口までサポートしてくださったので、私たちは安心して自分たちのペースで搭乗口へと向かうことができました。素晴らしいサポート体制でびっくりしました。
-
ミュンヘン空港に着くと機体を出たすぐのところに車椅子アテンダントの方が待っていてくれたようです。両親と私たちはボーディングブリッジの途中で運良く再会することができました。入国審査そして荷物受け取りの場所までしっかりサポートしてもらえ、とても助かりました。
-
旅の移動はハイヤーにお願いしました。乗る時にかなりの段差がかなりあったのが、想定外でしたが、踏み台を置いてくれる車もありました。中は広く、かがんだりしなくてもいいので楽です。
-
ゼーフェルトのホテルで案内されたアクセシビリティルームです。3階のエレベーターから1番近い部屋でした。嬉しいことに部屋に入ると車椅子が用意されていました。部屋に入るとすぐにベッドがあり、ソファーセット、そして収納式ミニキッチン、奥にテーブルセットと山の景色が見えるベランダがあります。歩行器を押して動きやすい部屋でした。浴室には段差のないウオークインのシャワーとトイレ、洗面台があります。レストランで私たちが毎日使うテーブルも段差のないアクセスしやすい場所でした。オーナーファミリーとスタッフがいつも優しく声をかけくれる家庭的なホテルで、5日間安心して心地よく過ごすことができました。
※現地ではアクセシビリティという言葉をよく見かけましたので、バリアフリーのことをそう書きます -
ロープウェイは歩行器や車椅子、ベビーカーの方が来たら係員の方がすぐに声をかけてくれて入場ゲートも扉を開いて入れてくれます。ロープウェイも止めたり、ゆっくり進めて対応してくれます。車両には助けが必要な人が乗ってます!という赤い棒を差してくれます。何十人も乗れるタイプの箱型車両の場合は最初か最後に乗り込めるように調整して乗りました。どこでもスタッフの方が見守ってくれます。
ただ、場所によってケーブルカーに乗る前に階段がありました。全てのケーブルやロープウェイがアクセシビリティ完備ではありません。
今回の旅行で完備の場所
・インスブルックのノルトケッテバーン(登山鉄道とロープウェイ)3日目
Innsbruck's Nordkettenbahnen lifts and cable cars
・シュリック2000のメインのゴンドラ 5日目
The main Kreuzjochbahn gondola
・ヴィルダー・カイザー地方のゴンドラ 6日目・7日目
Hartkaiserbahn Ellmau, 10-seater gondola lift
Astbergbahn Going, 4-seater chairlift
Brandstadlbahn Scheffau, 8-seater gondola lift
Gondola lift Söll-Hochsöll, 10-seater gondola lift
Hochsöll-Hohe Salve gondola lift, 8-seater gondola lift
・キッツビュール周辺 8日目
Hahnenkammbahn
Hornbahn I & II
Fleckalmbahn
Panoramabahn Kitzbüheler Alpen (both sections) -
歩行器は歩きやすいばかりでなく、折り畳めたり、座ることもできるので本当に助かりました。押していても、座ってもスタイリッシュな感じで、ヨーロッパの街や山並みにも似合っている歩行器ですね!空港では折り畳んで専用のバックに入れて機内預け荷物にしました。
-
インスブルックのケーブルカーはこの旅で一番混雑していました。1本見送り、最初に入場しましたが、なんと!1番先頭車両がアクセシビリティ車両になっていました。
-
インスブルックのハーフェレカーに向かう道中、わずか6段くらいの階段にはこんなに立派な昇降装置があり、ありがたく使わせていただきました。こういう装置が用意されていると車椅子の方も、足元が不安な方も心強いですね。
-
家族が山をハイキングしている間、母と私は展望台や景色の良い場所でのんびり過ごしていました。どんな場所でも大体ベンチがあったので座って景色を眺めたり、おしゃべりしていました。
-
山頂にレストランがあるところでは、先に飲み物を注文して日陰で過ごしていた時もあります。テラスが人気で満席でも、室内はびっくりするほど空いてます。広いテーブルからはアルプスの景色もよく見えます。今年のヨーロッパは猛暑でチロル地方も思っていた以上に暑く、日差しが眩しかったです。
山の上のトイレですが、レストランの近くには必ずあります。リゾート地なのでどこもきれいに清潔にしてあります。どこのトイレットペーパーも厚みがあり可愛い柄付きでした。アクセシビリティ専用も見かけましたが、普通のトイレでも十分な広さがありました。ただ階段で地下に降りなければならないところも2ヶ所くらいありました。 -
街のカフェやレストランのテラス席も段差を気にせずアクセスしやすかったです。インスブルックでは黄金の小屋根の前にあるカフェでお茶をすることができました。
-
観光の時、美術館や宮殿の中のバリアフリーはどうかしら?と思いますよね。インスブルックの王宮は車椅子で、ミッテンヴァルトのヴァイオリン博物館の中は歩行器で歩くことができました。
-
今回の旅で車椅子を借りることができたのは、ゼーフェルトのホテルとインスブルックの王宮です。王宮は窓口でリクエストしたら、借りることができました。エレベーターを使うので、一般の方と入場が違う場所だったからか、入ってすぐにスタッフの方が館内の説明をしてくださいました。館内は少し狭い場所もありましたが、みんなで一緒に見てまわることができて良かったです。
-
さて、なぜ鉄道!?まさか両親が乗るとは思っていませんでした!がミッテンヴァルトからゼーフェルトまでタクシーがつかまらず鉄道に乗りました。前日に私と子どもたちはインスブルックからゼーフェルトまでオーストリアの鉄道OBBに乗っていたので安心していましたが、ここはドイツ鉄道DB!なので遅延です。そしてすごい人!!でも係員の方がいらしてきちんと両親を乗せてくださいました。中は空いていたのか、みんなきちんと座れました。乗る時には段差はありませんが、客席は場所によって段差があります。
-
ゼーフェルトの駅です。段差はほとんどありません。
-
オーストリアの観光地では、馬車をよく見かけます。今回もみんなで乗せていただきました。馬のひづめの音を聞きまながら、ゆっくりと流れていく景色を眺める時間は印象深く心地よい時間です。家族みんなで楽しめる幸せを感じますね。お馬さんたち、7人も乗せてくれてありがとう(ちょっと重かったよねー!)。
-
オーストリアのチロルの村ではよく音楽堂を見かけます。ゼーフェルトではサマーナイトコンサートを聴くことができました!ここなら気軽に出入して地元の音楽を楽しむことができます。
-
エルマウでの滞在は憧れのホテル。息を飲むほどの美しいアルプスの雄大な山々を眺めることができます。山側のお部屋重視だったので、直前までアクセシビリティのリクエストはしていませんでした。両親はエレベーターに近い、ベランダがとても広く素晴らしい眺望のお部屋に、私たちは家族5人で過ごせる2ベットルームのお部屋に案内されました。お食事も素晴らしくて、最高のホテルでした。心からここに泊まれて良かった!と感じています。
旅を計画していて気付いたのは5つ星ホテルだからといって必ずしもアクセシビリティ完備というわけではありません。自分たちが旅で何を求めるかによってホテルを選ぶことが大切です。 -
ホテルの送迎の車とスーツケースがない日のハイヤーはこんな感じです。ホテルの送迎とUberタクシーは乗客6人乗りでした。ホテルから予約してもらったタクシーは7人乗れました(運転席の隣に座ったけど)。
-
ミュンヘン空港のヒルトンホテルです。ここには全く何も伝えていませんでした。するとエレベーターを降りて一番奥の遠い遠いお部屋になってしまいました。でも、広く綺麗なホテルで、段差などなく快適に過ごせました。
-
これはミュンヘン空港のモビリティサービスポイントです。車椅子のサービスを利用する場合はこちらで係員の方が来てくれるのを待ちます。30分くらい待ちましたが、その後も一緒に移動できたので、大変スムーズに搭乗口まで行けました(関空のようにファストレーンがないから、一緒に移動できたのかな??よくわかりませんが、別行動にならなくて良かったです)。ちなみにミュンヘン空港は混雑がひどい(1ヶ月前の情報)と聞いていたので3時間前にカウンターに並びました。両親はラウンジにも行けて、お買い物する時間もありました。私たちも空港での最後の買い物をゆっくり楽しめました。
-
関空に到着し、機体の外に出ると、車椅子が4台もありました。母はすでに車椅子に乗り車椅子アテンダントの方がサポートしてくださっていました。入国審査、荷物受け取り、そして帰りの車まで付き添ってくださいました。本当にありがとうございました。
出発前は歩行器や車椅子での旅は不安や心配がたくさんありました。けれど、温かくきめ細やかなサポートをしてくださる方々に支えられ、想像以上にスムーズで心強い旅となりました。思い切って旅に出て本当に良かったです。私たち家族にとって特別な、心に残る素敵な旅になりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
チロル(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
チロル(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
376円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
22