2026/05/23 - 2026/05/25
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montarou(紋太老)さん
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2026年5月18日に日本から韓国経由でペルーのリマに到着し、ワラスでウィルカウアン神殿、バロン湖、ユンガイ、ペルー最高峰ワスカランツアー。次いでラ・ウニオン経由でプエブ・ケロパルカに行き、ペルー第二位の高峰のイェルパハの東面を見て、温泉にも入った。ラ・ウニオンまで戻り、再度温泉を楽しんでから、チキアンで泊まり、イェルパハやワイワシュ山群の西面を見た。ワラスに戻り、チャカス行きツアーでワスカランの東面を見る。リマに戻って飛行機でクスコに。チンチェロ、モライ、オリャンタイタンボやレインボーマウンテンに行く。ボリビアの暴動激化で入国バスが全面停止になったので、プーノのウロス島宿泊、アマタンティ、タキレ島 2日間ツアー、鮭養殖場など訪問。次いでチバイ経由でアレキバに移動。サリナス湖、ピロネス滝と岩の森ツアー、シリャールルートトレッキング。ナスカに移動し地上絵を見て、イーカでワカチナ見物、リマのKokopelli Hostel Barrancoで泊まり、7月27日リマ発で29日に日本に帰った。
ここでは「後期高齢者、紋太老ペルーアンデスを往く 2」として、バロン湖、ワスカランを見るツアーについて記す。
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月23日は山を見るために、ワラスの宿を早起きして、6時に迎えの中型ツアーバスに乗った。パロン湖への登り口の町、カラス(Caras)の標高2300m、ワラスの3100mから高度差800mを下って行く。これに2時間余りを要した。途中でユンガイに近づくと、ペルー最高峰のワスカラン南峰の頂上が、少しだけ見えたが、雲が多い。ただワスラから北に向かうと高度が下がるので、麓から山頂との高度差が大きく、山が高く、目立つようになる。
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カラスから川沿いに上ると、最初は狭い谷合いで、その途中で入山料を取られる。さらに登っていくと、谷が大きく開け、すばらしく広大な桃源郷のような山村となった。途中のレストランで朝食、値段が高いので注文しない人が半分近くいたので、注文した事を後悔した。一時間余りして、再度出発。狭い谷に入り、その谷の側面を削った道路を登って行く。
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やがて両岸は上部にハングのある、数万年前の氷河で平に削られた急峻な岸壁に挟まれた谷になった。
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上流に登ると、氷河で削られた岩の曲面を流れ落ちてくる滝が出て来た。そのナメ滝の上に見える山はワンドイ峰(Huandoy)6395mかな? 奥大日岳の雪庇より小さいが、相当に大きな雪庇が帽子の庇のように出ている。後方のトンガリ山の方が写真になるワンドイの支峰かな?
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車はパロン湖(Laguna Parón)に出て来た。標高は約4200m。残念ながら雲が多く、目的のピラミデ峰(5885m)は基部が見えるだけ。山頂は雲の中だった。大分、待ったが、最後まで出て来なかった。
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4200mの駐車場からパロン湖展望台(Mirador Laguna Paron)の約4300mまで歩いて登る。下の半分は歩きやすく、青と黄色の花が咲いていたが、上半分は岩で歩きにくい。ところが、この若者は裸足で登ってきた!
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ワンドイは、皿状の雪庇まで良く見えるが、ピラミデ峰は雲の中。
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ピラミデが手前の三角形の岩のように見えれば良かったが、残念! ところでこの展望台周辺の岩は花崗岩だった。基部と上部で岩質が異なる場合も多いだろうが、急上昇したアンデスには堆積岩の山が多いと思うが、誤りかな?
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氷河湖をカヌーで遊ぶ人もいる。黄色い花も良い。
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ピラミデが見えなかったのは残念だが、これで帰路。途中に高度差の大きなナメ滝があるが、水量は少ない。
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桃源郷まで降りて来た。ここは住みたくなるような、のんびりした良い村だ。
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ツアーの途中で、予定通りユンガイ(Yungay)で降りる。宿はbooking.comで予約してあったが、宿には誰も居らず、工事中だった。待ったが、誰も来ないので、近所の人が電話をかけてくれた。宿主は来たが、予約の設備が異なった部屋だった。料金は支払い済みだったので、主人に宿の都合で客を断ったことにして、返金してくれと頼んだが、結果は? 数年前booking.comの不払い問題があった時以来、宿の確認がズサンになったのでは? 昨年イグアスの滝からブエノスアイレス経由で乗り換えのメンドーサ行きの飛行機を予約した。ところがキルメス空港発の飛行機の座席が無かった。電話すると中国語の電話になった。中国企業に丸投げしているようで、未だに何らの対応もない! 日本国内の旅行代理社は弱体だし、オランダbooking.comもシンガポールアゴダも同類。bookingホールディングスがアメリカ企業とは言え、日本の行政は気兼ねせずに、日本人に被害が出ないように行政指導すべきだ。
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公園横の宿は断られたが、その先で、素晴らしい宿を飛び込みで見つけた。そこの主人は歯医者で、女将が宿を営んでいた。女将に頼んで、明日のワスカラン見物ツアーバスに拾ってもらう場所と時間を尋ねてもらった。返事は“ユンガイの墓地”と聞いて、“驚き・嫌だ”、と思ったが、明日、そこに行ってみると素晴らしい所だった。最初の予約した宿で時間を浪費したが、この宿の助力で用事が早く終わり、明朝、墓地までの三輪タクシーを頼んでおいた。残るは食料の調達。外に出ると、何故か教会前のユンガイ公園で若者が焚火を始めていた。後記する大災害の追悼日まで1週間だからかな?
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公園の前に市場がある。ここはじゃがいも売り場。この芋は白だが、黒や赤やマダラなど、ジャガイモの種類は非常に多い。味も様々だが、美味しいイモもあるが、不味いイモがむしろ多い。私はジャガイモ農家ではないが、日本のジャガイモ、例えば”アンデス“などの名の日本産がおいしく、好きだ。
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山なのに魚も、貝も海藻もある。大イカ、鯖?、ボラ?、アジ?、バケツはホタテやエビ、真ん中の青いザルの上はヒジキのような海藻。標高4千mの峠を越えた2400mの高地なのに豊富な海産物。
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公園と市場の間の道路に並ぶ三輪タクシー、買い物を入れる荷台のついた車もある。距離により1~5ソム程度で乗れるが、馬力が弱いので急坂の山道は乗せてくれない。
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ここの住民は花も好きなのか? それとも後記する過去の大災害の追悼用かな?
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明日、ツアーバスは墓地前に10~11時に来ると言うので、9時半に3輪タクシーに乗った。市内から谷に向かうが、逆に少市上り坂で、その上に墓地があった。そこは公園になっており、谷筋で民家がないので見通しが良く、ワスカランが正面に見えた。ただ昨日から天候が不十分で雲が多すぎた。詳細はツアーの帰路の部分で記すが、ここの公園は広いだけでなく、大災害の跡地なのだ。
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ツアーバスは10時半に来た。標高3100mのワラスから標高2400mのユンガイまで下るのに時間がかかるのだ。ただ私の荷物は約7㎏のザック一つだから、全荷物を持ったままでも、ツアーに行ける。バスはユンガイの町の入口から上流に向かい、小さな遊園地のような所で休憩。そこから、さらに登り、写真の正面の谷に入っていく。公園見物は帰り道で。
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谷の南の2連山の右側頂上がワスカラン南峰6768mでペルーの最高峰、谷側がワスカラン北峰で6655mだが、完全に雲に隠れていた。
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バスは谷に入り、途中の入域料徴収所で外国人料金を取られた。2日分払えば連続3日間入山できると言う情報もあるが、真っ当に機能していないようで、昨日と今日の入域料は違うし、それをツアーガイドに聞いても返事は曖昧だった。
さらに登ってリャンガヌコ湖に到着。ワスカラン北峰6655mの北面が良く見えた。下記する1970年の地震で左壁が崩れ、氷河湖に落ちて、大量の水を堰き止めたため、洪水発生を恐れ、人工放水路が掘られたと言う。 -
この氷河湖でも水遊びもできるが、このボートは乗員オーバーじゃないか? 背景の雪山はチョピカルキ(6354m)だろう。
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下山途中のレストランで食事、高いので食事は注文せず。
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悲劇は1970年5月31日の昼に起こった。突然、ペルー北部でマグニチュード7.9の地震があり、ワスカラン北峰の2か所で氷河を含む山体崩壊が起こった。北側の崩壊は、リャンガヌコ湖に落ち、登山客を少なくとも十数名を生き埋めにした。北西側の崩壊では1.5億m3(黒四ダムの貯水量に近い量)土石氷流となり、サンタ川の4千mの高度差を時速300㎞で流れ下り、下流の旧ユンガイの町民の80%の1.6~2万人が死亡した。私の目視ではワスカラン北峰は層状の岩質で、堆積岩と思われるが、花崗岩との記載も多いが、それは誤りと思う。堆積岩の浸食に弱い層が削られ、削れにくい強い堆積岩層が層状のオーバーハング状態で残り、その上に厚い万年氷雪が乗っていて、その氷と岩が地震で崩落し、下流のモレーンや土石を巻き込み、1.5億m3に増えた土石氷水流になり、4千mの高度差の急傾斜の流れ落ちたのだろう。今は、壊滅した遺物は地下に埋まっていて、地表は花木やバラの公園になっている。
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ただ写真のようなレンガの建物の残骸や重機の残骸などは残されている。
現在その範囲での、住宅建設は禁じられ、広大な慰霊公園と墓地に整備されている。 -
写真は流されてきたフォルクスワーゲンの大型トラック、後ろの岩の上は、子供が岩登りをしている平和な風景だ。日本でも今後数十~百年の間に東南海地震が起こるだろう。しかし海岸近くの住宅は減らず、そこでは高齢者が増えていて、津波に襲われた後あとになって、墓地公園にするのかな?
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夕方になって、ワスラカンの雲が晴れてきた。南峰の右がチョピカルキ(6354m)だ。
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帰りの車中からワイドンの鋭峰が見えて来た。ワラスに戻って、明日25日の早朝発車のラ・ウニオン行きのバスのチケットを購入、そのバス停の近くの、その会社が経営するホテルに飛び込みで泊まった。ここはシャワーも熱く、市場に近く、料金も安かった。
明日からラ・ウニオンを経て、交通の情報が全くないプエブ・ケロパルカ(Pueb Queropalca)から、ペルー第二の高峰、イェルパハ峰(Yerupajá)6635mを見に向かう。当初は2泊は必要かと思ったが、ところが当日にプエブ・ケロパルカに到着した。
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