2024/09/18 - 2024/09/18
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piglet2017さん
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2024年度は、かつてのヴェネツィア共和国の領土を中心に、北イタリアの世界遺産を巡ってきました。
ヴェネツィア観光最終日は、ラグーナに浮かぶ島々を巡ります。午前は、トルチェッロ島からブラーノ島へ向かいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ローマ広場からまず5.2番ヴァポレットでFondamente Noveに移動、12番線に乗り換えてブラーノ島へ向かいます。糸杉が繁る死者の島、サン・ミケーレ島が見えてきました。
サン ミケーレ島 散歩・街歩き
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ブラーノ島でさらに9番線に乗換え、ヴェネツィア発祥の地、トルチェッロ島に到着しました。船着場から一本道を5分歩いたところに、悪魔の橋がありました。ラグーナに残る唯一の欄干のない橋です。
悪魔の橋 史跡・遺跡
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さらに歩くと、真っ赤なホテルの背後に聖堂の鐘楼が見えてきました。
トルチェッロ島 散歩・街歩き
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サンタ・マリア橋を渡った先には聖フォスカ教会がありました。聖フォスカは古代ローマ帝国時代にキリスト教に殉教した少女で、その聖遺物が10世紀にトルチェッロ島に運ばれた際に建てられたものです。
サンタ フォスカ教会 寺院・教会
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教会の前には、ラグーナに移住する原因となったアッティラ大王の大理石の玉座が置かれていました。アッティラ大王の侵攻はアクイレイアでとまり、大王がこの島を蹂躙することはなかったので、実際にはトルチェッロの総督か司教が使用したものだと考えられています。
トルチェッロ島 散歩・街歩き
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トルチェッロから出土した6~10世紀の石材などを眺めながら、聖母マリア被昇天聖堂へ向かいます。
トルチェッロ島 散歩・街歩き
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639年に創建された古い聖堂で、内部はビザンチン様式のモザイク画で装飾されています。出入口の壁に最後の審判をしているキリスト、向かい合う内陣の金色の丸天井に、随筆家の須賀敦子さん一押しの聖母子像がありました。聖堂内部は写真不可でした。
サンタ マリア アッスンタ聖堂 寺院・教会
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ブラーノ島のレース博物館に、トルチェッロの聖母の紫色のマントを飾る金色の縁飾りについての展示コーナーがありました。イエスの受難を予見して涙を流す悲しみの聖母で、右目の下に大粒の涙が一滴、モザイク石で表現されています。
レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ヴァポレット9番線で、ブラーノ島に戻ります。
ヴァポレット (水上バス) 船系
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わずか5分で、ブラーノ島に到着しました。まるで色見本帳のように、色とりどりの家が並んでいます。島内のお散歩は後にして、トイレ目当てでレース博物館に直行しました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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ヴェネツィア観光共通券City Pass - All Veniceを提示して入場しました。
温かい眼差しでこちらを見るボビンレース職人の肖像です。鼻眼鏡は、ムラーノ島のガラス工房で作ってもらったものでしょうか。レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ロンギ「刺繍工房」。前景で芸をする犬には目もくれず、ボビンレースづくりに集中している女性がいます。
レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1830年代に描かれた肖像画の女性は、レースをふんだんに使用した装いをしています。
レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブラーノ島ならではのニードルレースです。何種類もの複雑なステッチを組み合わせるブラーノレースは、付加価値が高く、軽くて運びやすい商品なので、14~15世紀のヴェネツィア共和国の主力商品だった胡椒に代わる品目になったのではないでしょうか。
レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「ヴェネツィアのためのレースコンクール」の受賞作品も展示されていました。2024年のテーマは「おとぎ話」。こちらの「白雪姫」はモダンスタイルのニードルレース部門の優勝作品です。
レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ボビンレース部門の優勝作品「三匹の子豚」です。
レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「星の王子様の赤いバラ」。
入賞作品の中には、日本人の作品もありました。レース博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ランチの予約時間まで残り15分、レース博物館近くのTerranova運河に行ってみました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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運河に停留している自家用ボートの持ち主は、ボートと同じ色で塗られた家に住んでいるのでしょうか。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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レゴブロックのような家もありました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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Terranova橋の上からは、聖マルティーノ教会の斜塔がきれいに見えました。
サン マルティーノ教会 寺院・教会
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教会の近くの家には、1.85メートル傾いている斜塔をまっすぐにしようと試みている場面を描いたユニークな壁画がありました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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教会の中にも入ってみました。ティエポロの作品「磔刑」です。前景でマリアが気を失っています。
サン マルティーノ教会 寺院・教会
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1920年創業、老舗シーフードレストランTrattoria da Romanoでランチをいただきます。
トラットリア ダ ロマーノ イタリアン
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店内の壁には、絵画が隙間なく飾られていました。創業当時はアーティストの交流の場にもなっていたらしく、ブラーノ島内外の画家たちが食事代の代わりに置いていったものだそうです。
トラットリア ダ ロマーノ イタリアン
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スカンピのリゾットとサラダをいただきました。公式サイトでは、リゾット鍋を上下に振ってできるリゾットの柱の実演を見ることができます。エビの出汁が染みこんだ濃厚なおいしさのリゾットでした。
トラットリア ダ ロマーノ イタリアン
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食後は、レストラン近くにあるブラーノ島で最もカラフルな家として有名なCasa Bepiを見に行きました。カラフルな丸、三角、四角が描かれたオレンジ色の家でした。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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ブラーノ島では、観光客があまり足を踏み入れない狭い路地の奥でさえ、美しく景観が保たれています。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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1950年創業、ヴェネツィア伝統のビスケット専門店Palmisano Carmelinaに立ち寄りました。
カルメリーナ パルミサーノ 専門店
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カ・レッツォーニコに展示されていたロンギ「朝のチョコレート」。ホットチョコレートと共に食べているドーナツのようなリング状のビスケットが、ブラーノ島発祥のお菓子Bussolaです。昔は本当に羅針盤サイズの大きさに焼かれていたのかもしれません。
ギャラリア カ レッツォーニコ 博物館・美術館・ギャラリー
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もう一つのヴェネツィア伝統のお菓子、レーズン入りのZaletiも購入しました。パッケージには、カ・ペーザロのコレクション「リアルト橋」が採用されています。ヴェネツィア伝統のビスケットが一袋にいろいろ入っている商品は、3袋まとめ買いすると割引があるので、ブラーノ島土産におすすめです。
カルメリーナ パルミサーノ 専門店
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3つの区画を結ぶ木製のTre Ponti橋の上から周囲を眺めます。ジュデッカ通り方面を見ると、黄色の家の向こうに聖マルティーノ教会の斜塔も見えました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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90度方向転換すると、運河の向こうに海も見えました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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さらに90度方向転換してみると、ブラーノ島でもアックア・アルタ現象が発生していることに気づきました。手前のカップルは、どこで入手したのか、簡易長靴のようなものを履いています。冠水時に設置される台の上を歩いている観光客もいました。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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Via San Mauro側はすっかり浸水していて、アイスクリーム店も開店休業状態です。ブラーノ島に到着した2時間前にそばを通りかかった時は、Via San Mauroを普通に観光客が闊歩していたので、急速に潮位が上がっていることがわかります。狭い道が浸水する状況は、これから向かうムラーノ島も同様でした。
ブラーノ島 散歩・街歩き
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