2026/07/07 - 2026/07/09
-位(同エリア139件中)
国電さん
■はじめに
鉄道が無い自治体(市レベル)に行くこのシリーズであるが、今回は北海道の石狩市である。石狩市は札幌の北側にある都市であるが、過去に大きな鉄道が通った歴史は無い(大昔に軽石軌道というものがあったが、これは馬車鉄道であり、しかも昭和12年に運行を終えている)。よって、廃線跡などの鉄道ネタも無いが、あれこれ観光して来ようと思う。
石狩市ではネタが持たないため、翌日は月形町(こちらは札沼線が以前は走っていた)にある温泉宿に泊まることにした。
【過去のシリーズ】
鉄道がない町へ Part1(宮城県登米市編)
https://4travel.jp/travelogue/12007957
鉄道のない町へ Part2(静岡県御前崎市・牧之原市編)
https://4travel.jp/travelogue/12019118
鉄道がない町へ Part3(鹿児島県鹿屋市・垂水市・南さつま市・伊佐市編)
https://4travel.jp/travelogue/12022945
鉄道のない町へ Part4(熊本県菊池市・山鹿市編)
https://4travel.jp/travelogue/12027270
*ブログでは、旧旅行記の動画や写真での補足、資産関係などを随時更新しています。以下をご覧ください。
「少しだけFIRE、時々プチ移住、そして鉄旅」
https://tadanokokuden.com/
「鉄旅の動画保存庫」
https://www.youtube.com/channel/UCQ37SlkTE5m8EQbeOnQji9g
X(旧twitter)
https://x.com/TadanoKokuden
- 旅行の満足度
- 4.5
-
■2026.7.7
成田空港に向かい、LCCで新千歳空港に移動した。
北海道内での移動は、多くが共通の交通系ICで可能である。働いていた時代の定期の名残で普段はPASMOを使っているが、今回は2008年のデビュー直後に買っていたJR北海道のKITACAを久々に使おうと思う。
@KITACA -
9時59分発の快速エアポートに乗り込み、札幌へ移動した。
札幌駅からしばし歩いて、北7条西1丁目バス停に向かった。ここから、石狩庁舎まではバス移動となる。
@石狩行 -
同バス停を10時54分に出発。その時点では乗客は4人くらいであったが、JR新琴似と接続するバス停でかなり増えた。
終着の石狩庁舎前には、11時45分頃に到着した。ずっと住宅街を走っていたので「鉄道があってもおかしくないのに」と思っていたが、最後まで乗っていたのは4人だけであったので、意外に需要は多くないようである。
これからは半島のようになっている浜町方面まで行くが、オンデマンドバスの本数が少ないため、往路は歩きである。
@ひたすら歩く(放水路) -
しばらく歩くと右手に川の博物館や鮭の販売店が見えてくるが、これらは明日訪問することにしている。
さらに歩いて行くと、中央バスの整備場敷地内に、貨車が置いてあるのが見えてきた。今日については鉄道ネタは皆無と思っていたが、まさかの遭遇である(もちろん、この周囲で走っていた訳ではなく、倉庫的に使われているだけであるが)。
@貨物列車 -
ひたすら歩き続けること約2時間30分、「はまなすの丘公園 ヴィジターセンター」に辿り着いた。さすがに足が痛くなってきたため、ここで小休止である。
長時間を歩いた疲労回復のためではないが、ハマナスソフトを買ってみた。
@ハマナスソフト -
しばし休んでから、センターの2階にある展示品を見て、そして再度散策に出掛けた。
石狩川の河口付近に広がる「はまなすの丘公園」には遊歩道が整備されており、季節的にもあちこちで花が咲いていた。ぶらぶら歩くには、最適な場所である。
@公園 -
その後は、海側の道を歩いて集落に戻り、集落内にあった鮭関係の展示館(無料)を見てから、オンデマンドバスのバス停に向かった。
復路については歩く気などないため、オンデマンドバスをネットで予約してある。石狩庁舎まで、300円也。
@オンデマンドバス -
15時10分、石狩バス停を出発した。17分程度で石狩庁舎前に到着したが、乗客はずっと私だけであった(この程度しか需要が無いから、オンデマンド形式なのであろう)。
今日の宿は、安いビジネスホテルが無かったため、リゾート系である。本来なら1万円を下らない額であるが、早期予約割引があり、そこに「じゃらん」のクーポン2種類(2,500円と1,000円)を適用させて、5千円ちょっとである。これなら、いつも通りである。
@大きなホテル -
荷物を置いてから、近くにあったスーパーに行って割引総菜などを買って戻り、ホテルにあった温泉に入った後に一献してから就寝した。
■2026.7.8
石狩市は縦長であり、中央部分は厚田(今年の3月までは「区」であった)となっているが、今日はそちらに行くことにしている。北海道中央バスが走っていたので時刻を調べようとしたら、なんと今年の3月末で廃止になっているではないか(理由は運転手不足)。よって、こちらも代替のオンデマンドバスを予約しておいた。
@今日もオンデマンドバス -
バスの出発は8時20分であるため、8時10分頃にバス乗り場に向かった。8時13分にバスがやって来たので乗り込んだが、なんとすぐに出発してしまった。つまり、予約客は私だけということである。
石狩川を越えて旧厚田区に入ると、左手に海が見えてきた。高台を走る区間が多く、また防雪柵もあるため、撮影し難いことこの上ない。
@横を諦めて前方を撮影 -
下車予定であった厚田支所前バス停には、8時53分に到着した。定刻より11分早着であるが、出発自体が7分早かったため、想定内である。
ちなみに料金は、1,200円也。路線バスと思うと高いが、タクシーと思えば割安であり、マイクロバス貸し切りと思えば激安である。
取り急ぎ、近くにあった市場などを散策した。開いている店舗もあるが、この時刻に鮮魚を買う訳にもいかない。
@見るだけ -
集落内を散策してからは、坂道を上がり続けて道の駅に向かった。
この辺りは、昔は鰊漁で栄えた地域であり、「にしん街道」と名付けられている。今日は天気も良く、散策日和である。
@街道より日本海を眺める -
しばし周囲を散策してから、9時半に営業を開始した道の駅の売店に入ってみた。青果が売っているが、これも買って帰る訳にもいかない。しかし、巨大な肉厚ピーマンが税込みでたったの90円というのを見てしまい、これは買って自宅まで持って帰ることにした(ピーマンなら軽いし)。
@激安 -
2階にある北前船関連の展示を見てから、道の駅のすぐ前にあるバス乗り場に向かった。乗り込んだのは私だけで、定刻の9時45分に出発した。
貸し切りであった往路とは違い、復路はすぐ隣のバス停で1名増え、その後もさらに3名ほど増えて行った。
終着までは乗らず、4線というバス停で下車した。目の前にあるのが、佐藤水産のサーモンファクトリーである
@サーモンファクトリー -
2階にあるレストランはまだ営業していないが、夜用食材と、ブランチ的に食べられるものを探すのが目的である。夜用食材としては、鮭カマのスモーク、鮭の白子のザンギ(唐揚げ)、ニシンフライを確保して、ブランチ用として鮭醤油ハラスおにぎりを買ってみた。
@一式 -
店の前にあったベンチで、おにぎりを頂いた。それなりの値段(400円以上)がするが、コンビニおにぎりの2.5倍くらいの量はありそうであった。
建物には売店とレストランだけでなく展望台もあったので、それに登ってみたりした。川沿いには鮭のオブジェなどもあり、観光地のようである。
@川沿いの様子 -
今日にペンディングしていた項目のうち「鮭」についてはこれでクリアしたので、残りは「川」である。サーモンファクトリーから数分歩いて、川の博物館に向かった。
しかし、なぜかゲートが閉じられている。事前に営業日と営業時間は確認したのに、と思って表示を見てみると、なんと予約制とのことであった。
@無念 -
仕方なく諦めて、石狩庁舎の方面に足を進めた。バスの本数が少ないため、今日も1時間ほどの散策である。
石狩庁舎付近に到着したが、バスが来るまで時間があるため、近くにあった図書館で時間を調整した。新しい建物であり、自由に使える椅子や机もある場所であった。
バス停に向かい、13時14分発の札幌ターミナル行のバスに乗り込んだ。
@またバス旅に -
12分くらい乗車して北五番橋というバス停で降り、20分ほど歩いてJRの篠路駅に向かった。しばし待ち、13時59分発の当別行に乗り込んだ。Uシートのある車両であったので、もちろんそこを陣取った(各駅停車として運用される時は、自由席であるため)。
14時20分、当別に到着した。しばし駅付近を散策である。
@伊達藩にゆかりのある地域 -
ここからは月形まで移動するが、札沼線の北海道医療大学以降は2020に廃線となっているため、それの代替バスである。
散策後にバス乗り場に向かったが、待っていたのはかなり小さいバスであった。しかしオンデマンド方式ではないため、予約は不要である。
@小さい -
定刻の15時05分、3人の乗客で出発した。見た目はミニバンであるが路線バスであるため、車内放送もあり、また降車ボタンも車内の各所に設置されていた。
バスからは、時折廃線跡を見ることができた。レールが残っている区間もある。
@月ヶ岡駅跡 -
50分ほど乗車して、月形役場バス停で下車した。理由は、目の前にスーパーがあるからである。
しかしかなり小さいスーパーであり、酒もコンビニ価格である(しかも冷えていない)。つまみ類はもう買ってあるから退散しようと思ってあれこれ見ていたら、月形産の納豆があったので、それを買ってみることにした。
@地元の納豆 -
酒についてはコンビニで買おうかと思って歩き始めると、ホームセンターなのに「酒」と看板に書いてある店がったので、そこに入って廉価な酒を買うことができた。
10分ほど歩いて辿り着いたのが道の駅であるが、ここに併設されている温泉が今日の宿である。
@今日の宿 -
チェックインの手続きを済ませて、温泉に入り、石狩市で買っておいた鮭などで一献してから就寝した。
■2027.7.9
今日は昼過ぎのLCCを予約しているため、ただひたすら帰るだけである。出発前に、札沼線の廃線跡を確認することにした。
温泉施設をチェックアウトして、線路後へと向かった。集落内の道路と交差する部分であるが、残念ながらレールは撤去済みであった。
@廃線跡 -
続いて、月形駅跡に向かってみた。こちらには札沼線の歴史に関する説明版があり、またレールも少し残っている状態であった。
@説明版 -
駅舎自体は解体されてしまっていたが、ホームとレールは残っており、駅名標(再現されたレプリカ)なども展示されていた。「駅舎を残してちょっとした資料館にでもすれば」という気がしなくもないが、そんな維持費も無いのであろう。
@駅跡 -
さて、後は大人しく帰るだけである。8時10分発のバス(昨日と同じバンタイプ)に乗り込んだ。
出発時点の乗客は5人であったが、次第に増えて行き、ついに満席(12人)になってしまった。これ以上増えたらどうしよう(助手席を使うのか)と思ったが、幸いにもそれ以上は増えず、北海道医療大学駅で私を含めた多くの乗客が下車した。
ここからはJRを乗り継いで新千歳空港に向かい、LCCで飛ぶだけである。
@札沼線の生き残った部分(学園都市線)
*旅行記および私の詳細については以下で。
「少しだけFIRE、時々プチ移住、そして鉄旅」
https://tadanokokuden.com/
「鉄旅の動画保存庫」
https://www.youtube.com/channel/UCQ37SlkTE5m8EQbeOnQji9g
X(旧twitter)
https://x.com/TadanoKokuden
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