2026/05/06 - 2026/05/20
4位(同エリア6件中)
youさん
2018年5月に、フランスから続いているサンチャゴ巡礼路のラスト114Kmを歩きました。2019年6月は、フランスの巡礼路上にある南西フランスの美しい村や街を列車とバスで巡りました。今回は以前から気になっていた、サンチャゴ巡礼路のフランスからの起点の一つとなっているル・ピュイ・アン・ヴレを訪れ、その後、リヨン周辺の美しい村や街を列車とバスで巡りました。
日程は下記。
5月6日 羽田→パリ(泊)
5月7日 パリ→ル・ピュイ・アン・ヴレ(泊)
5月8日 ル・ピュイ・アン・ヴレ(泊)
5月9日 ル・ピュイ・アン・ヴレ→クレルモン(泊)
■5月10日 クレルモン→ヴィエンヌ(泊)
■5月11日 ヴィエンヌ→リヨン(泊)
5月12日 リヨン→アヌシー→リヨン(泊)
5月13日 リヨン→ペルージュ→リヨン(泊)
5月14日 リヨン終日観光 リヨン(泊)
5月15日 リヨン→プロヴアン(泊)
5月16日 プロヴァン→フォンテーヌブロー(泊)
5月17日 フォンテーヌブロー→モレ・シュル・ロワン→パリ(泊)
5月18日 パリ→サン・ジェルマン・アン・レー→パリ(泊)
5月19日 午前中パリ観光。夕方パリ発
5月20日 夜8時 羽田着
この旅行記は、ローヌ・アルプ地方にあるヴィエンヌを主に掲載しています。
表紙の写真は、古代ローマ劇場背後の山から見下ろしたヴィエンヌ市街地。横方向に白く光っているのはローヌ川です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月10日 朝 クレルモン・フェラン駅8時9分発のローカル線に乗って、リヨン経由でローマ遺跡が残る街ヴィエンヌに向かいます。
リヨンで約1時間の待ち合わせ時間があり、リヨンからは約20分でヴィエンヌ駅に到着します。
写真は、ヴィエンヌ駅で背後は山になっています。 -
ヴィエンヌ駅前のロータリー。
広場を見渡すように両腕を広げた女性の像が設置されています。脇の石碑に1914,1939それに1918,1945という年号が刻まれていますので、第一次世界大戦や第二次世界大戦での犠牲者に捧げら戦没者記念碑だと思われます。また像の下に花束が置かれていますが、2日前の5月8日の戦勝記念日に捧げられたのでしょう。昨日訪れたクレルモン・フェランで見かけた戦没者記念碑と同じかと思います。 -
12時過ぎ 今宵の宿は、駅前から数分の所に建つ ibis B Vienneで、到着後すぐにチェックインさせていただきます。部屋はこんな感じです(朝食・諸税込みで82ユーロ)。
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ホテルのフロントで街の地図を頂き、早速ヴィエンヌの街歩きに出かけます。
地図によれば、ローヌ川が南北に流れ、東側山との間に古代ローマ時代に交通の要衝として栄えたヴィエンヌの旧市街が広がっています。はじめにローヌ川や町が一望できると言う、地図内数字の(13)で示される古代劇場に向かいます。 -
ヴィエンヌ駅(23)前の道を山の麓沿いにしばらく歩き、右折すると左手にピペト山(Pipet 14)が見え、山頂には要塞や立像、教会建物があるようです。
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右手の山の斜面にはオデオン(Odeon 15)の石垣が見えています。オデオンへの入口を探しましたが、ゲートは閉じられていて入場不可みたいデス。
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更に山道を進むと、山の斜面に円形観客席が築かれた古代劇場(13)が見えてきました。
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こちらは古代劇場前の道路沿いに掲示されていた古代劇場の全景写真です。
道路沿いは、各種の説明板やイラスト図などが一面に掲示されていて、その向こう側にある劇場は残念ながら見えません。また劇場への入場は14時からで、訪れた時間帯は入れませんでした。
道路沿いの説明版によれば、古代劇場は、40~50ADに造られたもので、11000人が収容可能でした。また劇場の南隣のオデオンは、2世紀に造られ、音楽や詩の朗読などに利用され約3000人収容出来たとのこと。 -
古代劇場の脇のこちらの山道を上ってピペト山(Pipet 14)の展望台に向かいます。
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坂を上る途中の左側丘陵地は、御覧のような墓地が広がっています。白い墓碑がこちらを向いて沢山並んでいて、ちょっと怖くなります。。。
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15分ほど山を上ってピペト山の展望台に到着。
赤レンガで造られた塔の上には黒色のマリア像が立っていました。 -
展望台から街を見下ろした眺望です。
真下に古代ローマ劇場、街を横切るローヌ川、その奥に広がる緑の丘陵地・・・絶景デス。。。 -
展望台から右手方向の眺望。
左手にローヌ川が見え、その上流側奥がリヨンとなります。また、手前の山の斜面上には、廃墟となったモン・サロモン・ベティ城が見えています。 -
展望台から左手方向、ローヌ川の下流方向の眺望。
手前の石垣に囲まれている芝生広場は、オデオンがあった場所です。 -
真下の古代ローマ劇場を見下ろしています。
舞台にはしっかりとした屋根が造られています。例年6月下旬~7月上旬にはこの劇場で、ジャズフェスティバルが開かれているとのことなので、まだ現役なんです。 -
こちらは現地に提示されていた展望台からのスケッチ・イラスト図です。
古代ローマ時代の数々の遺跡や、中世の教会等が街中に散らばっており、遺跡大好きなyouとしては、ワクワクしてきます。 -
14時 展望台備えのベンチに座って、この絶景を眺めながら駅前で買ってきた菓子パンと果実とでピクニックランチをとります。
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展望台のあるピペトの丘には、黒いマリア像が立つ塔の他に、ノートルダム・ド・ピペト教会が並んで建っています。
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ノートルダム・ド・ピペト教会の中に入ります。シンプルな礼拝堂です。
誰もいない礼拝堂の椅子に座り、例によりここに来られたことを感謝するとともに、もろもろを祈ります。 -
16時過ぎ ピペト山の展望台から街中に降りてきました。
地図の(7)で示されるサンタンドレ・ル・オー教会(Saint-André-le-Haut)に来ました。6世紀初頭に女子修道院として創設された、ヴィエンヌで最も古い修道院遺構の一つとのこと(現地説明版)。 -
市街地をテクテク歩きます。
建物の中から中世の時代に造られたと思える城壁が突き出ています。 -
こちらも。トンネルの向こうは山の斜面を上る石段が見えています。
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街の北の端まで来ました。
手前はローヌ川に注ぐ支流のゲレ(Gere)川、そのゲレ川に架かるのはローカル線の鉄道橋です。背後の山の上にモン・サロモン・ベティ城が見えています。 -
ローヌ川沿いに走るメインストリートに出てきました。
道路沿いに柱の上に壺が鎮座する噴水モニュメントがあります。 -
こちらは、噴水モニュメントの前にある地図の(5)で示される ヘリテージルーム(Heritage Room)です。外観は一見教会のようですが。
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ヘリテージルームに入りました。
正面壁面に街の移り変わりの歴史を示すイラスト地図や写真が多数掲示されています。奥に街のいろいろな遺跡の資料等もあるみたいです。 -
ヘリテージルームの後ろ側、サン・タンドレ・ル・バ教会(Saint-André-le-Bas de Vienne 4)が隣接して建っています。12世紀に再建されたもので、ロマネスク様式の建築が特徴だとか。
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こちらはサン・タンドレ・ル・バ教会の北側入口です。
扉口上のタンパンには、頭部の無いキリスト像や唐草模様等、ロマネスク様式の彫刻が施されています。 -
旧市街の細い通りを歩きます。
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こちらも。
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日本のフィギュアが沢山並べられたお店がありました。日本のものは人気なんでしょうネ。。。
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ギャラリーを覗きます。
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古代ローマ神殿(9)に来ました。
アウグストゥスとリヴィア神殿 (Temple d'Auguste et de Livie)と呼ばれており、保存状態が良い状態で見られます。
紀元前20年~10年頃のローマ帝国初期に建設され、後にアウグストゥスの妻リヴィアも合祀されました。 -
こちらは正面から。
神殿屋根を支える柱頭彫刻が綺麗に残るコリント式の円柱が特徴です。 -
側面から。
ローマ帝国の崩壊後、5世紀~6世紀頃にはキリスト教の教会へと改築されて使用され続け、その後も商業裁判所、博物館、図書館などに利用されたりしたお陰で、破壊を免れ今日、御覧のような美しい姿を見ることが出来るのです。先人らに感謝デス。 -
こちらも。
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基壇部分は現在の地面よりも1m程下がった所にあります。
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神殿の周囲は住宅やレストラン・商店が建っています。
神殿前のこちらの住宅壁面にはご覧の記念プレートが張り付いていました。
トーマス・ジェファーソンは、米国第3代大統領でアメリカ独立宣言の起草者の一人として知られていますが、彼は1785年~1789年までフランス公使を務めており、米仏の友好と自由への架け橋の証としてこの場所に設置されているようです。 -
ヴィエンヌの市庁舎。
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地図(12)のシベール古代庭園(Jardin archéologique de Cybèle)に来ました。
ここはローマ時代のフォーラム跡や集会所や住宅地等を整備して、入場料無料の庭園にした場所です。 -
階段状の座席跡が見られます。
ここは800人が収容出来た市民らの集会場だった場所。中央建物の奥に先に訪れたピペト山頂に建つ黒いマリア像が見えています。 -
フォーラムのポルチコ(柱廊)の一部で、アウグストゥスとリヴィア神殿へ通じている通路だった場所です。
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こちらも。
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シベール古代庭園に設置されていた説明版の抜粋写真です。
左下写真がローマ時代の想像図で、アウグストゥスとリヴィア神殿、その上の円形劇場やオデオン、青色で囲んだ部分が古代庭園のある場所となります。これらの巨大な公共設備が造られていたことに驚きます。。 -
古そうな建物ですが美術・考古学博物館(11)です。
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旧市街の中心に建つサン・モーリス大聖堂(10)に来ました。西側の扉口前のテラスから大聖堂のファサードを見上げています。
1130年頃に後期ロマネスク様式で建設が始まり、その後ゴシック様式の改築と増築が行われ、現在見られるファサードは16世紀のものだそうです。 -
大聖堂の中に入ります。
ロマネスクとゴシックが混ざり合う形で建設されたようですが、割とシンプルな感じを受けます。 -
側廊はありますが翼廊の無い礼拝堂になっています。
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柱頭に見られる彫刻像。
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こちらの彫刻像らは頭部が無いなどひどく損傷しています。フランス宗教戦争によるものでしょう。
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サン・モーリス大聖堂を出ると青空が広がっています。大聖堂はご覧のように大階段上の基壇上に造られています。
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大聖堂前から延びる道を歩き、ローヌ川沿いから大聖堂を見ています。
なかなか風格のある教会です。 -
ローヌ川に出てきました。川沿いには遊歩道が出来ていて、市民らのジョギングコースになっています。
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ローヌ川に架かる歩道橋を渡ります。
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歩道橋の上から見るローヌ川で上流側を見ています。
左手川沿いにヴァロワ塔(3)(Tower des Valois)が見えています。あれはかって要塞だったようです。 -
ローヌ川越しにモン・サロモン・ベティ城が見えています。
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旧市街に戻り、セント・ピーター教会(16)(St Peters Church)に来ました。
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セント・ピーター教会の鐘楼。
この教会は5世紀末にローマ時代の城壁内に建てられていました。 -
ヴィエンヌ駅前からローヌ川沿いまで延びているブリリェ(Brillier)通りです。前出の地図によれば、この通りにローマ時代の城壁(Ramparts)があることが示されているので行き来して探します。
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ありました。。これですww。
建物内に取り込まれていて通り過ぎてしまいました。 -
こちらも。
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駅前通りから、住宅街を1Kmほどキョロキョロしながら探し歩き、道の交差点のような場所に建っているビラミット(19)を見つけました。
周りは普通の街並みが広がっているので、道路の真ん中にこんなビラミットが建っているのに不思議な気がします。 -
四つ足の台座上にオベリスクが搭載されている全体高さ23mの古代建造物です。
このビラミットは、2世紀半頃にローマ競技場の中心に造られたようです。
おお~と言うことは、ここまで歩いて来た住宅街は、ローマ時代は競技場だった場所で、当時はそこで各種の競技が行われていたと言うことなんだww。
夢とロマンが広がりますねぇ~。。。。
列車で巡るフランス・ローヌ・アルプ地方(4)----リヨン編につづく。
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