2026/03/25 - 2026/03/26
-位(同エリア433件中)
ひらしまさん
わたしたちが中国政府の”万里の長城”を破れずに、GoogleもLINEも使えない旅になってしまった顛末は前回書いた。その結果Google翻訳が使えなくなったわたしたちが頼ったのは、日本製翻訳アプリのVoiceTraだった。
VoiceTraを使ってみて、いいなと思ったのは、聞き取った日本語と訳した中国語の両方を文字で表示すると同時に、音声でも翻訳して相手に伝えてくれることだ。Google翻訳ではこの3つを同時にはできなさそうだ。
中国のWeChatには文字翻訳機能が備わっていて、とくに英語の通じない民宿では必須の翻訳アプリとなっていた。それはもちろん便利なのだが、やっぱり生の声での会話は、たとえアプリ経由でも会話してる感がある。
会話のテンポがずっとよくなる。
時々は聞き取り失敗により、まるっきり外れた訳が音声で出てきて、相手は面くらい、こちらはあせって言い直す場面もあるけれど、それもご愛嬌で笑いを誘い、かえって相手との距離が縮まったりしたような気もして、このVoiceTra、中国以外でも活躍してくれそうな気がしている。
☆ 3/24 上海泊
★ 3/25 同里泊
★ 3/26 上海泊
☆ 3/27 麗江泊
☆ 3/28 麗江泊
☆ 3/29 大理泊
☆ 3/30 大理泊
☆ 3/31 羽田帰着
1元≒23円
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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舟遊びの次は同里の街を歩こう。
ぶらぶら歩いて、さきほど舟から見た大きな柳のところまでやってきた。
烏金橋の上に立って魚行橋方向を見る。よい眺めだ。 -
反対方向の陸家埭(ダイ)も古そうな屋根が連なり、落ち着いた味のある景色だ。
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烏金橋に面した眺めのよいカフェでひと休みする。
3品で100元と安くない店なのに、トイレの場所を聞くと近くの公衆トイレを教えられて驚いた。個々の店にトイレを設置せず、代わりに公衆トイレをあちこちに設置するという仕組みらしい。合理的ではあるのかもしれない。ちなみに公衆トイレは無料。 -
この一角は、時代物コスチュームで写真を撮ってもらう女性たちが途絶えることがなかった。
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西岸の陸家埭に行き、柳と烏金橋を見る。
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さらに、宋・元以来の古い街道である南埭を歩いた。
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路地から南の大運河が見える。
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こんな洒落た窓もあった。
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南の大運河に出て、人民橋の上から北方向を振り返った。
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南方向は運河の十字路になっている。
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家の窓格子がそれぞれ素敵だ。
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もとの道に戻って東埭に進み、右手にあった中元橋。1755年につくられたというだけあって、不均等な石段が味わい深い。
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一番の繁華街である中川路に出た。このあたりの名物料理らしい状元蹄(豚足の煮込み)の店などでにぎやかだ。
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そろそろ夕食にしたい。事前に調べておいた店がどうしても見つからず、明清街でなんとなくよさそうに思った大同という店に入った。
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汁麺を食べたいと言っていた妻は牛肉面。わたしはなぜか台式ルーロー飯。
2人で64元はお茶代より安いけど、十分おいしく満足した。 -
中川路の広場では、ご婦人たちが夜のダンスを楽しんでいた。朝の太極拳だけじゃないのだ。
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暗くなった富観街を宿に帰る。
部屋の前の細い道を荷物を積んだ3輪車がガタゴト通ると結構うるさいので、夜中はどうかと心配していたが寝るころには静かになった。
この日は結構疲れて9時半に就寝。 -
3月26日。
朝、紅茶だけ飲んで、8時過ぎに宿を出た。写真は宿の玄関。 -
宿の前の東渓街を、これまで行ってない南東方向へ歩いてみた。
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あの石橋まで行ってみよう。
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普安橋。アーチが美しい。
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16世紀に架けられたとネットにはあったが、石段はそれほどすり減ってはいない。
ここが同里古鎮の東端になる。
では、退思園へ行こう。 -
退思園は蘇州古典庭園とよばれる名園のひとつ。
19世紀、清朝の官僚だった任蘭生が讒言により職を追われて故郷の同里に戻り、屋敷に庭園を造らせて暮らしたのだという。 -
メインの庭に行く前から地面はこのように小石で精緻にデザインされているのに圧倒された。
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退思園にはいると、まだ9時前なのにすでに団体を含め入場者は多かった。
水香榭のデッキから見て、正面は太湖石の築山。左手に人が多くいるのが、この庭の主建物である退思草堂から張り出した広いデッキ。 -
右手手前は閙紅一舸と名付けられた石舫(石造りの屋形船になぞらえた建物)。
その左奥には菰雨生涼軒が見え、閙紅一舸の上には天橋がのぞいている。 -
閙紅一舸に行き、先ほどいた水香榭を振り返る。右奥に見える2階建ては攬勝閣。
反り返った屋根と太湖石が、中国庭園らしい美しさを池に映している。 -
退思草堂にはいってみた。
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琴なども置かれ、任蘭生の優雅な隠退生活がうかがわれる。
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築山に進む。
太湖石の洞穴に潜っていくと岩山の上に出るという、なんだか子ども心そのままに造ったような設計だ。
築山の上から右手の退思草堂を見る。 -
池と閙紅一舸。
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背景の木々もいい。
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回廊の屋根がやわらかな曲線を描いているのも独特の魅力がある。
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築山を下りて、菰雨生涼軒の窓から。
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天橋の2階に上がった。
中国の団体さんの色別帽子は健在だった。しかし、もう少しおとなしい色にしていただけるとうれしいな。 -
写真の正面奥に見える攬勝閣の2階には登らないまま退思園を出てしまったが、実は参考にさせていただいた「蘇州古典園林の魅力」というサイトで攬勝閣2階からの景色を絶賛されていたことにあとになって気がついた。
もし二度目があれば、その時はぜひ2階からの景色を堪能したいものだ。 -
退思園の出入口にあった「静かに 注意深く歴史のささやきに耳を傾けよ」。いいね。
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中川橋を南に渡り、古鎮南出入口を出た。
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朝食の店として宿の女主人が勧めてくれたのがここ、鑫震源。
点心でブランチだ。アリペイでQR注文。 -
写真と漢字で見当をつけて注文するが、出てきたものは微妙にずれたりもする。
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この店でもトイレはなかった。これじゃ長居はできないな。
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もう一度運河沿いを歩いたあと、宿に預けた鞄を引き取り、同里をあとにして蘇州に向かう。
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蘇州駅の2階に上がると、そこには広大な待合室にいっぱいの人たちがいた。巨大な出発案内板と6つの搭乗口があるのは、まるで空港のようだ。
ここから上海まで15時14分発の高速鉄道を予約してあったが、早めに着いたので少し早い便に変更できないかと思った。しかし、有人窓口は見当たらず、機械は在住登録者限定のようで、あきらめて旅の記録に集中する。 -
念のため出発時刻の20分ほど前に搭乗口に並んだ。開場は10分前くらいだった。
ホームには号車表示があり、みなさん整然と並んだのがちょっと不思議。これでは、まるで日本じゃないか。 -
和諧号の2等車。シートは少し疲れが見え、窓ガラスは汚れていた。
最高時速275kmを出したが、100kmくらいにしか感じさせない。30分足らずで上海駅に着いてしまい、中国での初めての長距離鉄道体験はあっさり終わった。 -
上海の地下鉄はクレカタッチで便利。1号線、2号線を乗り継ぎ南京東路に来た。
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外灘への道は歩行者天国。
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曇り空もあってか上海租界の建築群は今ひとつさえなかったが、巨大な柱が並ぶ光景は20世紀初めの英米大資本のパワーを誇示するようだ。
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そして、黄浦江の対岸には、その百年後の中国大資本のパワーを象徴する建築が林立している。
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意外だったのは、たくさんのチューリップが咲き誇っていたこと。
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ここはオランダか、と思わせる外灘だった。
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夕食は、点心の店に行くはずだったのにブランチに点心を食べてしまったので、揚州料理の店へ。福建中路の揚州飯店。
高級店のような雰囲気はあるが英語は通じず、VoiceTraを通じておすすめを教えてもらった。 -
写真は、揚州名物の紅焼獅子頭(特大肉団子の醤油煮込み)を切り分けてくれているところ。このほかに豆腐と野菜のスープ、揚州炒飯、それに青島ビールに鉄観音。
ポットの鉄観音はビールよりも炒飯よりも高かったけれど、脂っこい料理のあとにはやはり欠かせなかった。
どれも美味しく満足。しめて256元。
食べきれなかった獅子頭と炒飯は、とてもしっかりした有料容器に詰めて持ち帰った。
地下鉄2号線で1泊目と同じ浦東空港近くのホリデイイン・エクスプレスへ向かう。夜の地下鉄はいちゃいちゃしているカップルなどいて、東京やソウルと変わらないなと思う。
空港の一つ手前の海天三路駅から静かな夜の道を数百メートル歩く。
ホテルでは昨日の朝預けたスーツケースの預かり札が出てこなくて困ったけれど、親切に対応してもらえた。1泊目と同じ部屋なので、さっと寝る態勢にはいる。
明日は早起きして雲南だ。
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