2026/04/11 - 2026/04/11
-位(同エリア180件中)
かっちんさん
JR城端線(じょうはなせん)は、城下町高岡と越中の小京都「城端」を結ぶ29.9kmのローカル線。
散居村とチューリップ栽培で有名な砺波平野(となみへいや)を気動車が走ります。
東京駅から出発し、北陸新幹線新高岡駅で城端線に乗り換え、観光列車「べるもんた号」の車窓から春の沿線風景を紹介します。
また、途中の福野駅では昭和47年(1972)まで加越能鉄道加越線(石動-庄川町)と交差しており、昭和44年に加越線に乗ったので当時の車両を紹介します。
利用したきっぷは、「大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ」。
東京から北陸新幹線の往復指定席とエリア内(富山・石川・福井)の特急・普通車自由席が4日間乗り放題で25,000円です。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・城端線・氷見線ガイドのHP
・eまっぷいといがわ
・平地から山の展望「糸魚川市翡翠橋西(ひすいばしにし)」
・糸魚川企業ガイド「デンカ青海工場」
・4トラベル旅行記「北陸新幹線の山岳車窓と向野の江戸彼岸桜2022~砺波平野の散居村と一本桜を訪ねて~(長野新潟富山)」
・JRおでかけネット、観光列車の旅時間「べるもんた」
・鉄道ホビダス「中越パルプ工業二塚製造部専用線が運用休止」
・中越パルプ工業のHP
・となみ散居村ミュージアム「散居村について」
・JR西日本Blue Signal「富山県砺波市 散居村」
・VISIT富山県「砺波のチューリップについて」
・川田工業のHP
・クレーンクラブ、クレーンに関する知識「給電装置」
・ローカル線のアルバム「加越能鉄道加越線」
・Yuzurihaののんびり山歩き「富山県南砺市、小瀬から袴腰山(1169m)三方山(1142m)周回」
・鉄道旅のガイド「福光駅に停まっている混合列車の正体は?」
・ウィキペディア「新高岡駅」「「ベル・モンタニュー・エ・メール」」「戸出駅」「こきりこ節」「加越能鉄道加越線」「中越鉄道」「戸出町」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「戸田ボートレース場」(荒川付近)
東京駅6:28発の北陸新幹線「はくたか号」に乗り、富山県へ向かいます。
荒川を渡ると見える「戸田ボートレース場」。
まだ、6:44なのに朝から練習しています。 -
「ゴツゴツした妙義山」(高崎付近)
高崎に近づくと見えてくる「妙義山」。 -
「真っ白な妙高山」(上越妙高駅付近)
飯山トンネルを抜けると上越妙高駅。
北側から見る「妙高山」は形が違います。 -
「海川の桜並木」(糸魚川付近)
日本海に注ぐ「海川」下流の堤防に植えられた桜が見頃です。
日本海側から見える山々は、左から火打山(2462)、烏帽子岳(1450)、焼山(2400)、阿彌陀山(1511)。
(「eまっぷいといがわ」と「平地から山の展望」を参考にしました) -
「デンカ青海工場」(糸魚川付近)
「青海工場」は全山石灰石の黒姫山、自家用発電所で自給する電力など、豊富な自社資源を活用し、独自性の高いカーバイド化学を推進し幅広い製品群を生産しています。
後ろの山は「青海黒姫山(おうみくろひめやま)」。
全山石灰岩からなる独立峰で、日本三百名山に数えられています。 -
富山駅を過ぎ、次の「新高岡駅に到着」(富山県高岡市)
「新高岡駅」は「高岡駅」から1.8km南側に設置され、北陸新幹線と在来線JR城端線の接続駅です。 -
高さ4mのブロンズ製「高岡大兜」(新高岡駅)
この地を治めた加賀前田家2代当主・前田利長公が戦場へ赴く際に用いたとされる「銀鯰尾形兜(ぎんなまずおなりかぶと)」をモチーフに製作された「高岡大兜」。
鯰の尾をかたどったものとされており、当時、鯰は「大地を揺るがす力を持つ動物」として、とても縁起のいいものとされていました。 -
「城端線 新高岡駅」
平成27年(2015)北陸新幹線開業時に在来線城端線(じょうはなせん)接続用に設けられた新駅。
新幹線から在来線への乗り換えは、新幹線改札口を出て通路を100m弱ほど歩きます。
在来線は無人駅なので改札口がありません。 -
「城端線 新高岡駅ホーム」
新幹線の駅と交差しています。 -
「ベル・モンタニュー・エ・メール」のお出迎え(城端線 新高岡駅)
城端線と氷見線を走る観光列車「ベル・モンタニュー・エ・メール」は、フランス語で「美しい山と海」のこと。
「ベル(中央)」は時空を越える能力を持つ猫、「モンターニュ王子(左側)」は山の王国に暮らす妖精の王子様、「エ・メール姫(右側)」は海の王国に暮らす妖精のお姫様なんです。
彼らが沿線の「砺波平野の散居村、チューリップ栽培、五箇山の合掌造り」などを紹介しています。 -
「べるもんた号」が到着(新高岡駅)
土日に運転している1両編成の観光列車。
土曜日は城端線、日曜日は氷見線を運転。
座席指定券(530円)が必要なので、事前に購入しています。
気動車は「キハ40 2027」。 -
「展望車両のべるもんた号」
左側が額縁風窓枠の展望席(東側、氷見線では海側)13席、右側がボックス席26席。
私は展望席を購入。 -
「井波彫刻」(べるもんた号)
世界遺産にも登録された合掌造りや花などを題材に、高度な技術で創作された富山県南砺市の伝統工芸品「井波彫刻」が8作品展示されています。 -
「銅箔の吊り革」(べるもんた号)
吊り革の持ち手は、高岡銅器をイメージする銅箔と沿線4市を代表する図柄で装飾しています。 -
「売店と厨房」(べるもんた号)
鮨を握るのは「とやま鮨べるもんた店」。
「あるよっ」の田中要次さんの乗車記念サインもあります。 -
「べるもんた車内飲食メニュー」(べるもんた号)
富山湾鮨セットやほろ酔いセット、白海老と紅ずわい蟹のお造りなどがあります。 -
これは「ぷち富山湾鮨セット」(べるもんた号)
私は景色を見たかったので、お鮨はお預け。 -
「記念乗車証」(べるもんた号)
城端線と氷見線を走る「べるもんた号」。 -
「記念乗車証の内側」(べるもんた号)
記念スタンプを押しました。 -
「中越パルプ工業専用線」(二塚駅)
二塚駅から中越(ちゅうえつ)パルプ工業生産本部二塚製造部の工場を結ぶ全長約1.4kmの貨物専用線が分かれます。
専用線では新聞用紙などを運んでいましたが、トラック輸送に切り替えるため、2015年9月に運用休止になりました。
中越パルプ工業は当初、高岡製紙でしたが、昭和24年(1949)に中越パルプ工業に社名変更しています。
「中越」の名前は、中越地方の長岡市とは関係なく、富山県において現在の城端線と氷見線及び新湊線を建設・運営した「中越鉄道」が社名変更に使われたと思われます。 -
「チューリップの咲く戸出駅」
地名の戸出(といで)の由来を調べてみると、1614年頃の越中古地図には「灯油田」という村名が残っていて、古来、「戸出」は「灯油田」と書かれていました。
この地で灯油(荏胡麻油、胡麻油、菜種油)の生産が盛んであったために、この名がついたと考えられています。
「灯油田」が「戸出」と表記されるようになったのは、川合又右エ門が加賀藩より受けた「戸出野開きの御印」に起因し、「戸」を「出」でて「野」を拓くとの思いを込めてこの文字を当てたと考えられています。
「野開き」とは、新しい土地(特に原野や荒れ地)を開墾して村を作ることを意味しています。 -
「鉄道跨線橋の古い円形鋼管柱」(戸出駅)
跨線橋は第二次大戦中、金属類の供出のため一旦取り壊され、戦後昭和29年(1954)再度架設されました。 -
「散居村の風景」(戸出-砺波間)
富山県の西部に位置する砺波平野は主に庄川と小矢部川が形成した扇状地です。
砺波平野の「散居村」の成り立ちは、それぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りを行ってきたことに由来します。
「散居村」の特徴としては、家の周りに屋敷林をめぐらせています。 -
赤い絨毯の「チューリップ畑」(戸出-砺波間)
大正7年(1918)現在の砺波市の水野豊造さんがチューリップ球根10球あまりを取り寄せ、試作して切花と球根を販売。
種苗商が高く買い取ったことを契機に、本格的なチューリップ球根の栽培に取り組み始めたといいます。 -
咲き始めた「チューリップ畑」(戸出-砺波間)
チューリップ栽培は、水田裏作の有望な特産物として県下全域に波及し、富山県はチューリップの球根出荷量日本一の産地となっています。 -
「チューリップの砺波駅」
-
「チューリップフェアをPRするスタッフ」(砺波駅)
近くの砺波チューリップ公園では、10日後の4/22~5/10まで「チューリップフェア」が開催されます。 -
イチオシ
「ややっ、SLみたいなボイラー」(砺波駅付近)
木工所のボイラーです。 -
イチオシ
「東芝電気ヤグラ製造」(砺波駅付近)
「東芝製やぐらこたつ」に使われる「木製のやぐら(枠)」を橋本木工で作っていたのでしょうか。。。
「東京芝浦電気(東芝電気)」の名称は昭和59年(1984)まで。
42年経っても健在な看板です。
現在は社名変更し株式会社「東芝」。 -
橋形クレーンの「川田工業」(福野駅付近)
明石海峡大橋などを施工した橋梁製作・架設の「川田工業」。
橋形クレーン横に整列する電柱は、ここからクレーンに給電しているのでしょうか。 -
<思い出の記録>「加越能鉄道加越線」(1969/12/22福野駅訪問)
福野駅はかつて加越能鉄道との接続駅。
昭和44年(1969)当時の福野駅時刻表です。1時間に1~3本発着しています。
加越線は、旧北陸本線石動駅(いするぎ駅)と庄川町駅(現砺波市)を結んでいた鉄道路線です。
大正4年(1915)砺波鉄道 福野駅-青島町駅(後の庄川町駅)間が開業。
大正11年(1922)に石動まで延伸し全線19.5kmが開通。
庄川の小牧ダム建設(1925-1930)のための資材運搬によって一時活況を呈しましたが、その後営業成績が悪化し、昭和47年(1972)に廃止されました。 -
<思い出の記録>「加越能鉄道キハ126」(1969/12/22福野駅訪問)
昭和32年(1957)東急車輛製造製。
正面を湘南型2枚窓、側窓をバス窓とした16m級車体。
加越線初の液体式気動車です。 -
<思い出の記録>「加越能鉄道キハ187」(1969/12/22福野駅訪問)
昭和38年(1963)に1両のみ製造された富士重工製の両運転台・片開き3扉車体のオリジナル車。
正面は二枚窓の直線的なデザインで液体式気動車。
加越線最後の新造車です。 -
「散居村と五箇山の山」(福野~福光)
「袴腰山(はかまごしやま)」は南砺市の旧城端町と旧上平村(五箇山)の境界に位置し、袴の腰板に似た台形の山容からつけられた名前です。 -
「べるもんたに手を振る会」(福光付近)
車内からは「あ り が と う」の文字を掲げ、乗客みんなで手を振ります。
そして、地元の年配者の人たちが手を振ってくれます。 -
ユニークなデザイン「タンク車」(福光駅)
ホームの後ろにある駐輪場の壁に鉄道車両の絵が描かれています。 -
「こきりこ節の披露」(車内)
べるもんた号で観光案内をしているガイドさんが、五箇山地方に伝わる民謡「こきりこ節」を歌ってくれます。 -
終点「城端駅に到着」
新高岡駅から46分の観光列車を楽しみました。 -
駅名標「城端」
城端は合掌造りの集落がある世界遺産「五箇山」ヘの玄関口です。 -
「べるもんた号の側面」(城端駅)
豪華列車の装いです。
中央のエンブレムは、立山連峰(山)と富山湾(海)をモチーフにした鮮やかな青色のデザインです。 -
「べるもんた号」(城端駅)
バックの山を越えると五箇山の集落です。 -
「転車台」(城端駅)
駅構内にある、かつてSLの向きを変えていた転車台の遺構。
レールとそれを支えて回転する部分(主桁)はありませんが、内側の石垣が残されています。 -
イチオシ
「城端線終着駅 春の風景」(城端駅)
べるもんた号と普通列車が仲良く並んでいます。 -
「線路脇のタンポポ」(城端駅)
-
「終着駅に佇む由緒ある駅舎」(城端駅)
明治30年(1897)開業当初からの木造駅舎です。
今年で129年経っています。 -
イチオシ
「桜並木の横に停車する城端線」(城端駅)
時々桜の花吹雪が舞います。 -
「黒瓦が美しい駅舎」(城端駅)
建物が綺麗に維持されています。
この駅は「中部の駅百選」や「とやまの近代歴史百選」に選ばれています。 -
「海抜123.4m」(城端駅)
数字の並びが気に入りました。
時刻は15時過ぎ。向野の桜、城端の町歩きをして帰ってきたところです。
これから新高岡へ戻ります。 -
イチオシ
「梨の花が似合う朱色のキハ47」(城端駅)
駅長さんの話では、かつて駅周辺には梨の木がいっぱいあったとのこと。
この1本は唯一駅構内に残されています。 -
「青空に映える梨の花」(城端駅)
-
「満開になった梨の花」(城端駅)
秋の果実は少し小さめです。 -
「屋敷林」に囲まれた風景(福野付近)
「屋敷林」は、冬の冷たい季節風や吹雪、夏の日差しなどから家や人々の暮らしを守ってくれました。
スギの落ち葉や枝木などは毎日の炊事や風呂焚きの大切な燃料として利用されました。
また、スギやケヤキ、タケ等は家を新築する際の建材や様々な生活用具としても利用されました。
昔の散居村の人々は、自分の家の周りの農地を耕して米や野菜を作って生活し、日常生活に必要な資材を調達するという、きわめて自給自足に近い生活を送っていました。 -
イチオシ
「散居村」の風景(福野-砺波)
屋敷林に囲まれた家屋敷は、母屋、土蔵、納屋、庭、囲炉裏の灰を保管する灰納屋が基本。
なかでも代表的な母屋の形態は「アズマダチ」と呼ばれます。
江戸時代の金沢の武家屋敷を倣った大きな切妻屋根を持つ家は、黒い瓦に木組みと白壁の意匠がモダンです。
どの家も南西の風を避けて東向きに建てられています。 -
「田植えの始り」(福野-砺波)
散居村の景色が十分楽しめる城端線でした。
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