2025/09/19 - 2025/09/24
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航さん
東アジア諸国で姿を消しつつある「寝台列車」ですが、広大な面積を持つ中国では、今でも多くの列車が運行されています。
今回乗車するのは、中国国内でも貴重になりつつある「緑皮車(りょくひしゃ)」と呼ばれる昔ながらの緑色の客車です。
乗車区間はは上海から北京まで。早朝に上海へ到着して観光を楽しみ、その日の夜に寝台列車で移動するという「究極の効率ルート」に挑戦しました!
旅行の日程が限られていても、寝ている間に移動できる寝台列車は、時間を最大限に有効活用したい方におすすめです!
レートは2025年9月時点で1元=20円で計算しています。
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成田空港からジェットスターGK35便で上海へ!
今回は通路側の席だったので仮眠を取り、気づけば上海浦東空港に着陸。
所要時間は約3時間。沖縄へ行くのと変わらない体感です。 -
AM2時 入国審査通過
入国審査に向かうと、深夜にもかかわらず長蛇の列で、通過まで1時間ほどかかりました。周囲からは至る所で日本語が聞こえてきて、安心感もありました。
到着したのは深夜2時だったので、今回は始発列車までベンチで仮眠を取って夜を明かすことしました。 -
AM7時 空港から上海市街へ
移動手段は、地下鉄とリニア(マグレブ)の2つのルートがあります。
地下鉄の方が始発が1時間早く移動できるのですが、せっかくなので、7時の始発を待ってリニアに乗車することにしました! -
地下鉄一日乗車券とのセット券が販売されています。
通常のマグレブ料金に加え+15元で地下鉄も乗り放題なので、上海観光する人は迷わずセット券を買いましょう!
セット券は有人窓口でしか買えないようなのですが、英語は通じました。 -
マグレブに乗車します!
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かつては時速400km運転でしたが、現在は保線上の理由から最高時速300kmに抑えられているようです。
横揺れがすごくアトラクションのようでした。出発して10分ほどであっという間に龍陽路駅へ到着し、地下鉄に乗り換えて南京東路へ向かいます。 -
AM8時 南京東路へ到着しました!
北京行きの寝台列車は16時30分に上海駅を出発するので、上海滞在時間は駅の改札時間も考慮すると7時間ほど...!弾丸で上海を観光します!
深夜便で到着する最大のメリットは、普段は観光客で溢れかえる人気スポットを独占できること。初めての土地に降り立ち、人通り少ない広々とした空間を歩く時間は、旅の中で一番好きな瞬間です~南京東路 散歩・街歩き
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東方明珠電視塔を眺めながら黄浦江沿いの道を歩いて、豫園へ向かいます。
川沿いはランニングする人、ベンチでくつろぐ人、踊る人がいて、朝からとてものどかな上海です。 -
AM9時 豫園に到着しました。
明代に作られた美しい上海の庭園で、上海の一大観光地です。
訪問日は土曜日なのですが、オープンと同時に入場ができたので落ち着いて散策することができました!豫園 自然・景勝地
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AM10時 豫園の老街です!
今回は日中の訪問でしたが、ここは夜のライトアップが格別に美しいとのことなので、今度は夜の時間帯を狙って再訪してみたいと思います。 -
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AM11時 Alipayで借りれるレンタル自転車で上海を散策しました。
右ハンドル回せるのですが、ギアかと思ったら、ベルでした笑
上海の歩道は人が多いし、電動スクーターも走っていてカオスです。
北京は自転車レーンが整備されていたので特に気になりませんでしたが、上海に関しては運転難易度高いと思いました、、 -
PM1時 再び南京東路へ戻ると、早朝の静けさが嘘のような活気に包まれていました。中国のエネルギーを感じます!
たくさん歩いてお腹も空いてきたので、そろそろお昼ごはんに。一旦、上海駅へ移動して食事を取ることにしました。 -
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PM2時 上海駅前の小楊生煎という小籠包チェーンで昼食を取りました。
上海葱油拌麺と小籠包とのセットで34.5元、小籠包の肉汁すごかったです!
列車で軽食食べるつもりが、すっかりお腹いっぱいになってしまいました。
テーブル決済なので中国語話せなくても簡単に注文できます。 -
PM3時 列車出発まで上海駅構内のスターバックスで一休みです。
土曜日の昼間ですが、店内は空いていて、すぐに座ることができました。
アイスコーヒー一杯30元で中国にしてはお高め?
中国では格安チェーンが勢いを増しているので、スタバは少し敬遠されているのかもしれませんね。
氷の量を調整できるのを知らず、アイスコーヒーと思って多氷を注文したら、氷ぎっしりのコーヒーが届きました笑 -
PM4時 上海駅から北京行きの寝台に乗車します。
上海駅前は他の観光地と比較して、客層ががらっと変わり、少し治安に気を引き締めなければならないような雰囲気がありました。
駅の行先表示板を見上げると、「ウルムチ」「蘭州」といった、数千キロ先の地名があり、大陸のロマンがあっていいな~と思いました!上海駅 駅
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駅構内に入ると、至る所でカップラーメンをすすりながら改札を待つ人々がいます。これまで巡ってきた上海の観光地とは一線を画すローカル感です笑
車内販売はないので飲み物・軽食は構内のキオスクで買うのがおすすめです~ -
PM4時 改札は長蛇の列ですが、中国人と外国人は改札が分かれているので、日本人はすんなりホームに入れました。
荷物を置くためでしょうか?改札を抜けると乗客は一斉に列車に向かって走ります。警備が有り、写真をゆっくり撮影していい雰囲気ではなかったので、すぐに車内へ入りました。 -
上海→北京の寝台車は、新型の電車タイプ(動車組)の寝台が主流となっていますが、今回は1日2本しかない、客車列車(T110列車)を選びました。所要時間は動車組と比べてかかりますが、懐かしい雰囲気を味わえるのが選んだ理由です。
ちなみに客車は動車組と比べて値段が安くて人気が高いので、日程決まり次第、早めの確保がおすすめです! -
座席は三段ベット(硬臥)と、二段ベット(軟臥)の部屋があります。下段のほうが人気が高いです。今回は運よく軟臥の下段が取れました~値段は497元でした!
ちなみにコンセントは部屋についておらず、一両に3プラグしかありませんでした。早いもの勝ちなので注意が必要です! -
PM4時半 定刻で上海駅を出発です!
半日しか滞在できなかったので、次はゆっくり上海を観光したいと思いました。 -
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上海から老夫婦と同室でした。自分は日本人だと簡単な中国語で説明すると、なんで日本人が乗ってるの?どうやってチケット取ったの?と苦笑いされました。
そんな始まりでしたが、とても親切でリネンの使い方を教えてくれたり、「このウェルカムウォーター、飲んでいいよ」と差し出してくれたり。さらには、持っていたおやつのパンまでお裾分けしてくれました! -
列車は蘇州、無錫と停車。無錫を過ぎた頃には、僕のコンパートメントもいつの間にか満席になっていました。
無錫から同室になった方は英語が話せる方で、軽く挨拶を交わすことができて一安心。……だったのですが、その方が別室の乗客に「日本人が乗っているぞ!」と嬉しそうに報告しに行ってしまったのには、少しヒヤッとしました。笑
相手に悪気はなく、むしろ珍しがって歓迎してくれている様子ではありましたが、密室に近い空間なので、むやみに国籍オープンにするのは避けたほうがよさそうですね。 -
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この列車には食堂車があると聞いていたので、あえて夕飯は買わずに乗車しました。人生初の食堂車体験です!
メニューは一種類しかなく、Alipayで40元を支払います。
心地よい振動を感じながら、流れる車窓を眺めていただく食事は、これまでのどんな豪華なレストランよりも感動的で、心に深く刻まれる味となりました。
ふと横を見るとウェイターと別のお客さんがものすごい勢いで口喧嘩をしていました(笑) -
ご飯を食べたら南京駅に到着していました!
旅の疲れから、この後は熟睡してしまいました。 -
起きたら北京の手前の天津西駅に到着していました。
同室の老夫婦はここで下車していきました。
ホームの広さがが大陸スケールだな~ -
天津から1時間半快走し、北京の市街地へ入りました!
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AM8時55分、北京駅に到着しました!
上海を出て16時間30分の長旅でしたが、本当にあっという間でした。 -
車内での一期一会の出会い、日本では姿を消した開放寝台、そして心に響く食堂車での食事。この列車旅はとても印象に残りました。
この「T109/T110次列車」は上海と北京を結ぶ列車で、どちらの都市も日本からの直行便が多く就航しているので、海外の客車寝台に挑戦してみたい方にはおすすめの列車だと思います。興味のある方は、ぜひ一度乗ってみてください!
ただし、車内でこっそり喫煙している乗客もいるのでタバコが苦手な人はおすすめしません笑
この後は北京に二泊三日で滞在したので、その旅行記をお届けしたいと思います~
ここまでご覧いただきありがとうございました!北京駅 駅
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