2026/03/27 - 2026/04/06
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menhir(メンヒル)さん
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さあ、春だ。桜の開花の声が聞こえる季節だ。南から北に向かって開花の波は押し寄せる。その流れに合わせるように今年もJRから企画切符が発売された。26年春版「北海道&東日本パス(普通列車限定)」がそれだ。今シーズンもこの切符を用いて飲む旅に出かけた。
基本は工程はいつもの通りだ。日中は普通列車を乗り継ぎながら旅を続ける。相棒は文庫本。軽めの短編集を片手に車窓を楽しみながら読書にふける。従って観光とか、途中下車などは一切考えない。そして夜を迎える頃になると、宿を探してその町の呑み屋街で楽しい夜を過ごす。あくまでも「乗り鉄」であり「ストイック」な旅だ。
今回も自分の備忘録として工程を残すことにした。今回は前回の北海道部分を膨らませ、東北~北海道を巡る旅だ。期間は3月末~4月上旬になる。事前の情報だと、北海道の桜前線はGWの頃らしいので桜は拝めない。また、稚内や網走の夜はマイナスらしい。東京では半袖でも十分な季節なので衣類に悩むが、まあ楽しい旅になりそうだ。
初日は常磐線を北上しながら磐越東線を使って仙台を目指す。主な行程は以下の通りだ。
上野 05:31-06:03 我孫子
我孫子 06:26-07:44 水戸
水戸 08:18-09:40 湯本
温泉神社 11:11-11:34 堂の前(バス)
いわき 13:27-15:37 郡山
郡山 15:42-16:28 福島
福島 16:38-17:59 仙台
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さあ鈍行の旅が出発だ。今回のメインディッシュは北海道の鈍行の旅だ。時刻表を調べると運行本数の少ない函館~長万部付近の通過時間によって全て決まるようだ。従って本州エリアの鈍行の旅はがつがつせずにノンビリ車窓を楽しむ事にした。
首都圏から鈍行で東北方面に移動する場合、夜の時間を楽しむためには前例に従えば盛岡か秋田までたどり着ける。そこで初日は磐越東線を制覇しつつ仙台まで駒を進めることにした。前々回は磐越西線を制覇したので、これで東西制覇の完成だ。
まずは平日の東京エリアを早朝に抜け、 -
自宅から早朝に移動すると、水戸駅へ朝8時頃到着できるとこが判明。まずは、ここ水戸をスタートとして計画する。すると、いわき駅から出発し郡山まで移動できる磐越東線は午後の時間帯を利用するのが効率であることが判明。いわき駅で3時間程度待つもの良いのだが、もう少しイベント色を出したいものだ。そこで、常磐線で湯本駅まで進み、ここにある朝から営業している先頭に入浴し、バスでいわき駅まで移動する計画を立てた。我ながらGoodなプランだ。
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08:11発のいわき行きに無事乗車。
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寝過ごすことも無く09:40湯本駅へ無事到着。この旅の恐ろしいところは寝過ごしによる目的駅の通過だ。特に下車駅が終点でない場合は注意が必要だ。つまり湯本駅で下車できた事は素晴らしいのだ。
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このいわき駅、全くの無名駅だ。しかしながら「スパハワイアンリゾート」のある駅といえば、首都圏の皆さんならお分かりになるだろう。そう、フラダンスで有名なあの施設があるのだ。
また湯本自体、日本三大古泉と言われる歴史ある温泉街。昔は沢山の施設があったようだが、今では閑散としている。温泉街だけあって、足湯の施設は沢山あった。 -
駅から徒歩でゆっくり10分ほどで町湯「さはこの湯」がある。朝10時から開いている貴重な銭湯だ。ただし湯舟は小さく5名ほどで満員になる。しかもお湯は熱湯だ。従ってノンビリ入浴というよりは、ささっと浸かって即退出になってしまう。ちょっと残念な銭湯だが、朝から営業している為、10時過ぎには満員御礼状態だった。
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続いてバス停のあるメイン通りまで戻り、「温泉神社」で旅の安全を祈願した。この神社、境内の中に温泉が湧き出ているのだ。
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いわき駅までのバス停の前にも足湯はある。バスを待つ人々で満員、を狙ったのだろうが、住民の憩いの場になっていた。
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バスは1時間に一本の割合で運行。事前に時間を調べておけば、効率的な街歩きが可能だ。11:11湯本神社バス停を出発。
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バスは常磐線沿いをいわき駅までゆったりと進む。今回は途中で下車し、念願の喫茶店へ立ち寄った。「コーヒーマメ本店(黒炒豆)」である。外観は、訪ねる店であることを知っていてもドアを開けるのが躊躇われるほどのレトロな雰囲気。
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老成のご夫婦が運営されている小さな喫茶店だ。
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この店はランチメニューが有名らしい。
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注文を待つ間に店内を見学。テーブル、いす、壁、エアコンまですべてがレトロなのだ。
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しばらくするとドライカレーが到着。みそ汁とコーヒーが付いて900円だ。
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先ほどの店を後して、今度は最先端の喫茶店へ足を延ばした。
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ドライブスルータイプの店は、とても広くゆったりとした設え。先ほどの店とは正反対だ。
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10分ほど歩いていわき駅へ到着。あと30分くらいで目的の列車が出発するようだ。
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少し早いが改札を抜ける。北海道東日本パス紙切符なので、切符が投入できる改札しか通過できない。ちょっと面倒だが、慣れれば問題無し。昔の定期入れか、スキーなどで使うパスケース等があると切符の出し入れが便利だ。
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いわきはやっぱりフラダンスの街なんだな。駅から海が見える訳でもないので、ちょっと不思議な感じです。
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列車は東北地方で見かけるタイプ。2両編成だ。
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先頭での眺めも捨てがたいですが、体力的に厳しいので一人掛けのシートに収まった。13:27いわき駅を出発。
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磐越東線は基本的に単線で、主要ホームで待ち合わせをする。いわき駅から郡山駅まで2時間半。数回の待ち合わせを経て列車は進んでく。ところで、何もない途中の駅で大量の異国の若者が乗車して、5駅ほど離れた駅で全員下車された。何かの支援でこのエリアに大勢滞在しているのだろう。皆元気な若者だった。日本を支えてくれありがとう。
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列車は終着に郡山駅へ15:37に到着。ここから乗り換えて西側の磐越西線を進む流れもあるのだが、今回は北上だ。先ずは一つ先の福島まで東北本線を進む。郡山駅と福島駅を結ぶ区間は乗車者も多い。
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16:28福島駅に到着。ここからは仙台駅まで一気に走り抜ける列車に乗車。新白河駅での乗り換えがないのが嬉い。
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17:59に目的の仙台駅に到着。スタバで今夜の行動計画を練る。仙台の夜を過ごすためにわざわざ鈍行列車を乗り継いで来たのだ。
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仙台のアーケード街の中に佇む三瀧不動尊。遊ぶ前にしっかりお祓いをしよう。
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本日最初の河岸は、壱弐参(いろは)横丁の中にあるワインバー。自然派ワインを気軽に飲める店です。
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ワインと共に提供されるお通し。いろいろなものがちょっとづつ乗っています。スタートにピッタリ。
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口開けだったので店内の様子も撮影。手作り感覚におカウンターが素敵ですね。
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内臓料理トリッパも頂きました。
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続いては、同じ商店街の中にある立ち飲み屋へ。カキなど海鮮物が売りの素敵な店でした。
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ミニマムだがすべてそろっているカウンター。定員さんもお客さんも手際が良く、楽しい時間を過ごすことが出来た。
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牡蠣は時価。でも1つ単位で販売。確か200円以下だったはず。
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続いてはおでん屋さんへ突入。
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カウンターのみの小さな店。好きだな。
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定番のおでんはおでん鍋で常時温めるのではなく、食べる直前で温めなおして提供する。狭い店ならではの対応だな。
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最後にワインが飲みたかったのでワイン屋をチョイス。
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楽しいワイン談義が出来た。
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頂いたワインはこんな感じ。
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軽食も提供されるのでゆっくり飲むには丁度良い。さあ、寝床に戻って明日の準備だ。
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