2026/03/15 - 2026/03/15
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アジア好きの晴れおじさんさん
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3月に入ってから、山形県は、暖かくなったり寒くなったりの、安定しない天気が続いています。第三日曜日の今日は、比較的暖かい陽気が続くとの天気予報なので、東根市まで車で移動して、街歩きをして来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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自宅から東根市中心部までの走行距離は、20kmほど。
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最初の目的地「東の杜」(ひがしのもり)には、約30分で到着しました。
時刻は、午前11時15分。 -
「東の杜」は、旧家の酒蔵だった施設をリノベーションした東根市の公共施設で、交流館、歴史資料館、カフェなどが配置されています。
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まずは、交流館に入ります。
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和室スペースには、東根市のひな祭りの一環として、古代雛や享保雛が展示されていました。今日が展示最終日だとのこと。
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そして、ホールでは、午前11時30分から、本日2回目のミニコンサートが開催されることをネットで調べていました。
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山形交響楽団のフルート奏者とクラリネット奏者による演奏は、ベートーベン、モーツァルトなどのクラシックと、松任谷由実などの現代曲を織り交ぜて、8曲、30分余り。
ここ数年、毎年ひな祭りの時期に開催しているとのことで、プロの演奏を無料で開放する東根市役所の太っ腹なスタンスに感謝しつつ、楽しませてもらいました。 -
ちょうどランチタイムになったので、「なごみ倉」の中のカフェで、
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東根市特産の麩を使った「麩レンチトースト」(680円)をオーダー。
抹茶味を選んだところ、甘過ぎず苦過ぎない、ちょうどよい味付けでした。 -
ランチの後は、歴史資料館に入館。
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土器などの文化財や民具などが展示されているのは、在り来たりだけれど、
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この藁で作った「祝い面」は、これまで見たことがなく、目を引きました。
左から、牛、虎、兎のお面だそうで、なかなかリアルな仕上がりですね。 -
歴史資料館の脇には、酒蔵時代に使用した「搾り機」が展示してあって、
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説明書きを読んだところ、この地は、かつて東根城の旧三の丸に位置する酒蔵だったとのこと。そして、酒蔵を営んでいた旧横尾家は、山形城主最上義光(もがみよしあき)の家老だった志村伊豆守(しむらいずのかみ)を先祖としており、明治21年に酒造業を興したとのこと。
※山形の歴史に疎い方のために補足すると、最上義光は伊達政宗の伯父(母親の兄)で、最盛期には57万石の版図を築いた大大名でした。 -
つぎは、伝承館。
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東根市出身の児童文学者「国分一太郎」氏の足跡を紹介する資料が展示してあります。
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国分一太郎氏について、晴れおじさんは、若いころから名前は聞いていたけれど、業績などは、この展示を見て初めて知りました。
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教育上の取り組みが当時の国の方針に合わず教職を追われたり、戦後、共産党に入党するも、後に除名されたりと、波乱に満ちた生涯を送られたようです。
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教科書を真似て描かせる絵ではなく、生徒に自らの生活に目を向けさせて素直に表現させたという「想画」も展示されていました。
これは、昭和9年に尋常小学校6年生が描いた「雪ふみ」という作品。当時の雪国の厳しい生活が偲ばれますね。 -
中庭も、なかなか立派。
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茶室もありました。
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グーグルマップで検索して、国指定特別天然記念物の「大ケヤキ」が近くにあることが判ったので、車を置いたまま、歩いて向かいましょう。
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葉山かな?
雪山は青空に映えますね。 -
東根小学校は、東根城の本丸跡に建てられたようで、敷地を取り囲む塀が城壁風のデザインになっています。
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正門の方に回ったら、凛と聳える大ケヤキの全景が視野に入りました。
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角度を変えてもう一枚。
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案内板によると、推定樹齢は1500年以上で、樹高は28mに達するとのこと。
若い頃に一度見に来た記憶があるけれど、歳をとった今の方が感動が大きいような気がします。 -
では、次は、お土産を買いに行くとしましょう。
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東根名物の「豆糖」を製造販売している「まめとうや」。
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「日本一凸凹豆菓子」の表示がありました。
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昭和の雰囲気が残る店内には、お雛様が飾られていて、
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三種類の豆糖が並んでいました。
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店主の奥さんと思われる女性から説明を聞いて、ピーナッツを黒砂糖でくるんだ豆糖と、青大豆を黒砂糖でくるんだ豆糖の二種を購入。
残り一種は、ピーナッツを白砂糖でくるんだ豆糖でした。 -
わずか1300円分しか買わなかったのに、味見用の三種を小さな紙袋に入れてオマケしてくれました。
「昭和のまんま」の懐かしい買い物体験でした。 -
またグーグルマップで検索して、3kmほど離れた「與次郎稲荷神社」(よじろういなりじんじゃ)へ車で移動。
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この石鳥居は、室町時代以前に建立されたものなんだとか。
ちょっとユーモラスな形をしていますね。 -
説明書きによると、秋田佐竹藩と江戸をわずか六日間で往復したとされる飛脚の與次郎が、故あってこの地で暗殺されたため、祀られたとのこと。
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健脚の神様とされ、有名ランナーも参拝しているようです。
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東根市では、サクランボが実る時季に、毎年マラソン大会が開催されているけれど、飛脚の與次郎にあやかったものだと、初めて気づきました。
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社殿の脇に小さなお墓があったので、近づくと、與次郎祖廟と表示があります。
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先ほどの説明書きの中に、與次郎は死後、恋人お花に密かに葬られたという一文があったけれど、まさにそうと思わせるような慎ましい墓石で、ちょっと切なくなってしまいました。
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帰り道、沿道のさくらんぼ畑では、剪定作業をする農家の姿が見られました。
今年も、ぜひ可憐な「赤い恋人」をたくさん実らせてほしいと願う晴れおじさんでありました。
完
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