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銚子の海の幸を食べに出かけた一日。<br />せっかくここまで行くのだからと、少し足を延ばして東国三社を巡ることにしました。<br /><br />訪れたのは<br />	•	鹿島神宮<br />	•	息栖神社<br />	•	香取神宮<br /><br />関東では「東国三社」と呼ばれる由緒ある神社です。<br /><br />そしてこの日は、偶然にも3月11日。<br />震災の日に巡る参拝となりました。<br /><br />要石に手を合わせ、静かな境内を歩き、<br />そして息栖神社では思いがけず黙祷の時間を迎えました。<br /><br />美味しい銚子のランチから始まった一日が、<br />どこか心に残る、少し特別な旅になったのです。

銚子の海の幸から東国三社詣へ ― 3月11日、静かな祈りの一日

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2026/03/11 - 2026/03/11

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mumuさん

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銚子の海の幸を食べに出かけた一日。
せっかくここまで行くのだからと、少し足を延ばして東国三社を巡ることにしました。

訪れたのは
• 鹿島神宮
• 息栖神社
• 香取神宮

関東では「東国三社」と呼ばれる由緒ある神社です。

そしてこの日は、偶然にも3月11日。
震災の日に巡る参拝となりました。

要石に手を合わせ、静かな境内を歩き、
そして息栖神社では思いがけず黙祷の時間を迎えました。

美味しい銚子のランチから始まった一日が、
どこか心に残る、少し特別な旅になったのです。

  • ”伊勢海老の天ぷら”<br />一山いけす名物の伊勢海老は、天ぷらが一番好き!

    ”伊勢海老の天ぷら”
    一山いけす名物の伊勢海老は、天ぷらが一番好き!

    一山いけす グルメ・レストラン

  • このごろの定番、”海鮮丼”。<br />とっても新鮮なウニといくら、そして柔らか煮鮑です。

    このごろの定番、”海鮮丼”。
    とっても新鮮なウニといくら、そして柔らか煮鮑です。

  • ひな祭りに食べ損ねた、蛤。<br />調理法は、色々ありましたが、”焼き蛤”にしました。<br />今日は、一皿に3個でした。

    ひな祭りに食べ損ねた、蛤。
    調理法は、色々ありましたが、”焼き蛤”にしました。
    今日は、一皿に3個でした。

  • ”一山いけす”の入り口。<br />今日は、海外の団体も多く、12時過ぎで駐車場は、ほぼ満車です。

    ”一山いけす”の入り口。
    今日は、海外の団体も多く、12時過ぎで駐車場は、ほぼ満車です。

  • ”一山”から、見える銚子の海。<br />まさに、某映画会社のオープニングのようです。

    ”一山”から、見える銚子の海。
    まさに、某映画会社のオープニングのようです。

  •  東国三社で旅立ちの際に詣ると良いとされる武神の社、”鹿島神宮”<br />大鳥居横の駐車場に停めます。無料駐車場は満車で、ここは、300円でした。

    東国三社で旅立ちの際に詣ると良いとされる武神の社、”鹿島神宮”
    大鳥居横の駐車場に停めます。無料駐車場は満車で、ここは、300円でした。

    鹿島神宮 寺・神社・教会

  • 静かな森の中を進みます

    静かな森の中を進みます

  • ”鹿島神宮”の御祭神「武甕槌大神(たけみかづちのかみ)」は、神話によると、「天照大御神」の命を受け”香取神宮”の御祭神「経津主大神」と共に&quot;出雲の国&quot;に行き「大国主命」と交渉し、日本の国土を譲り受けることに成就した神様です。

    ”鹿島神宮”の御祭神「武甕槌大神(たけみかづちのかみ)」は、神話によると、「天照大御神」の命を受け”香取神宮”の御祭神「経津主大神」と共に"出雲の国"に行き「大国主命」と交渉し、日本の国土を譲り受けることに成就した神様です。

    鹿島神宮 寺・神社・教会

  • 国譲り神話において、鹿の神である「天迦久神(あめのかくのかみ)」が、「天照大御神」の命を「武甕槌大神」に伝える重要な役割を担ったことから、鹿が神の使いとして大切にされています。<br /><br />”鹿島アントラーズ”のマスコットも鹿だよね、とサッカー好きの夫と話が弾みます。アントラーズの強さの秘密なのかな…。

    国譲り神話において、鹿の神である「天迦久神(あめのかくのかみ)」が、「天照大御神」の命を「武甕槌大神」に伝える重要な役割を担ったことから、鹿が神の使いとして大切にされています。

    ”鹿島アントラーズ”のマスコットも鹿だよね、とサッカー好きの夫と話が弾みます。アントラーズの強さの秘密なのかな…。

    鹿島神宮鹿園 動物園・水族館

  • 境内の奥にある”鹿島神宮” ”要石(かなめいし)”<br />地震を起こす大鯰の頭を押さえている石として知られています。窪んでいるのが、その印だとか。<br />「小さい石」と聞いていたのですが、実際に見てみると、想像していたよりもさらに小さくて。<br />江戸時代には、水戸藩主の徳川光圀がこの石を掘らせたが、<br />深く掘っても底が見えなかったという話も残っています。<br />拍子抜けするほど控えめな姿なのに、<br />昔から多くの人がこの石に手を合わせてきたのだと思うと、<br />不思議と印象に残ります。<br /><br />3月11日という日に訪れたこともあり、<br />静かに祈るような気持ちで手を合わせます。

    境内の奥にある”鹿島神宮” ”要石(かなめいし)”
    地震を起こす大鯰の頭を押さえている石として知られています。窪んでいるのが、その印だとか。
    「小さい石」と聞いていたのですが、実際に見てみると、想像していたよりもさらに小さくて。
    江戸時代には、水戸藩主の徳川光圀がこの石を掘らせたが、
    深く掘っても底が見えなかったという話も残っています。
    拍子抜けするほど控えめな姿なのに、
    昔から多くの人がこの石に手を合わせてきたのだと思うと、
    不思議と印象に残ります。

    3月11日という日に訪れたこともあり、
    静かに祈るような気持ちで手を合わせます。

    鹿島神宮 寺・神社・教会

  • つぎに”息栖神社”に向かいます。<br />駐車場は、この”二の鳥居”の左右にあります。<br /><br />反対の海岸に”一の鳥居”があるようです。

    つぎに”息栖神社”に向かいます。
    駐車場は、この”二の鳥居”の左右にあります。

    反対の海岸に”一の鳥居”があるようです。

    息栖神社 寺・神社・教会

  • ”息栖神社””一の鳥居” 両根元に”忍潮井(おしおい)”があります。<br />この一帯がまだ海だった頃から、海水を押しのけ真水が沸き続けている、潮を押しのける”忍潮井”。右が”男甕”、左が”女甕”。2つの甕を両側の井戸の中に見る事ができます。<br /><br />この河岸は、常陸利根川玄関口として栄えたそうです。

    ”息栖神社””一の鳥居” 両根元に”忍潮井(おしおい)”があります。
    この一帯がまだ海だった頃から、海水を押しのけ真水が沸き続けている、潮を押しのける”忍潮井”。右が”男甕”、左が”女甕”。2つの甕を両側の井戸の中に見る事ができます。

    この河岸は、常陸利根川玄関口として栄えたそうです。

  • 灯篭の間を進むと神門があります。<br />他の2社に比べると、こじんまりしていると言われていますが、立派な神社だよね、と夫と話しながら進みます。

    灯篭の間を進むと神門があります。
    他の2社に比べると、こじんまりしていると言われていますが、立派な神社だよね、と夫と話しながら進みます。

  • ”息栖神社”社殿にお詣りします。<br />”東国三社”として知られており、主神である「久那斗神(くなどのかみ)」は厄除招福・交通守護の神であり、井戸の神だそうです。<br />また相殿に「天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ、交通守護神)」、「住吉三神(海上守護神)」を祀っています。<br /><br />「天乃鳥船神」は、国譲り神話では、出雲に派遣された神々を乗せて運び、さらに不在だった「事代主神(ことしろぬしのかみ、大国主命の息子)」を交渉の場に連れてきた、とされています。<br />天と地を結ぶ交通の神と言われ、パイロットに強い神徳があるそうです。<br /><br />いずれも交通守護神で、東国の入口を守っているのでしょうね。

    ”息栖神社”社殿にお詣りします。
    ”東国三社”として知られており、主神である「久那斗神(くなどのかみ)」は厄除招福・交通守護の神であり、井戸の神だそうです。
    また相殿に「天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ、交通守護神)」、「住吉三神(海上守護神)」を祀っています。

    「天乃鳥船神」は、国譲り神話では、出雲に派遣された神々を乗せて運び、さらに不在だった「事代主神(ことしろぬしのかみ、大国主命の息子)」を交渉の場に連れてきた、とされています。
    天と地を結ぶ交通の神と言われ、パイロットに強い神徳があるそうです。

    いずれも交通守護神で、東国の入口を守っているのでしょうね。

    息栖神社 寺・神社・教会

  • 左手の”さざれ石”の奥に”社務所”があります。<br />”社務所”に「東国三社守」を頂きに入りました。<br />その時、時計を見るとちょうど 14時46分。<br />”社務所”の中で、巫女さんが静かに声を掛けてくださり、<br />神主さんと共に私たちも黙祷を捧げることになりました。<br /><br />”要石”のない”息栖神社”ですが、思いがけずここで震災の時間を迎え、神主さんや巫女さんと一緒に黙祷。<br />黙祷のあと、巫女さんが当時の様子を少し話してくださいました。この地域でも揺れや津波の影響があり、一の鳥居の前の海は、海底が見えるほどだったそうです。<br /><br />朝、旭市の復興の話をテレビで見たばかりだったので、<br />その言葉がとても現実味をもって胸に残りました。

    左手の”さざれ石”の奥に”社務所”があります。
    ”社務所”に「東国三社守」を頂きに入りました。
    その時、時計を見るとちょうど 14時46分。
    ”社務所”の中で、巫女さんが静かに声を掛けてくださり、
    神主さんと共に私たちも黙祷を捧げることになりました。

    ”要石”のない”息栖神社”ですが、思いがけずここで震災の時間を迎え、神主さんや巫女さんと一緒に黙祷。
    黙祷のあと、巫女さんが当時の様子を少し話してくださいました。この地域でも揺れや津波の影響があり、一の鳥居の前の海は、海底が見えるほどだったそうです。

    朝、旭市の復興の話をテレビで見たばかりだったので、
    その言葉がとても現実味をもって胸に残りました。

  • ”香取神宮”入り口、朱塗の大鳥居<br />「朱色の門をくぐると、長い参道が続いて、境内の空気が少し変わるような気がしたね。」と夫。<br />実は、”香取神宮”は、2度目のお詣り。<br />参道の立派さに、驚いた一度目。桜のシーズンで賑やかでした。今日も平日にもかかわらず、駐車場はほぼ満車です。

    ”香取神宮”入り口、朱塗の大鳥居
    「朱色の門をくぐると、長い参道が続いて、境内の空気が少し変わるような気がしたね。」と夫。
    実は、”香取神宮”は、2度目のお詣り。
    参道の立派さに、驚いた一度目。桜のシーズンで賑やかでした。今日も平日にもかかわらず、駐車場はほぼ満車です。

    香取神宮 寺・神社・教会

  • 石灯籠が並ぶ長い参道を歩いて、”勅使門”にたどり着きました。階段の先には、”総門”が佇みます。

    石灯籠が並ぶ長い参道を歩いて、”勅使門”にたどり着きました。階段の先には、”総門”が佇みます。

  • ”総門”を抜けると真紅の”楼門”。<br />元禄13年(1700年)、本殿と共に徳川幕府の手によって造営されたそうです。

    ”総門”を抜けると真紅の”楼門”。
    元禄13年(1700年)、本殿と共に徳川幕府の手によって造営されたそうです。

  • ”香取神宮”拝殿とその奥にある本殿。<br />黒漆を基調にした重厚な社殿は、ほかの神社とは少し違う独特の雰囲気です。<br /><br />香取の御祭神 「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」は、国譲りの神話で、八百万神に推薦され、自ら名乗り出た「武甕槌大神」と出雲に派遣されたとなっています。<br /><br />静かな森の中にたたずむ姿は、<br />何度訪れても印象に残る場所です。<br />三社の中で、個人的にいちばん印象に残ったのは<br />”香取神宮”でした。

    ”香取神宮”拝殿とその奥にある本殿。
    黒漆を基調にした重厚な社殿は、ほかの神社とは少し違う独特の雰囲気です。

    香取の御祭神 「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」は、国譲りの神話で、八百万神に推薦され、自ら名乗り出た「武甕槌大神」と出雲に派遣されたとなっています。

    静かな森の中にたたずむ姿は、
    何度訪れても印象に残る場所です。
    三社の中で、個人的にいちばん印象に残ったのは
    ”香取神宮”でした。

  • ”要石”までは、また山道を進みます。<br />香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。<br />こちらは、尾を押さえているとの事。<br /><br />3月11日のこの日に、二つの”要石”にお詣りでき、”東国三社守”も完成しました。<br /><br />黒い本殿と長い参道が印象的な香取神宮。<br />東国三社を巡る一日を、静かに締めくくる参拝になりました。

    ”要石”までは、また山道を進みます。
    香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。
    こちらは、尾を押さえているとの事。

    3月11日のこの日に、二つの”要石”にお詣りでき、”東国三社守”も完成しました。

    黒い本殿と長い参道が印象的な香取神宮。
    東国三社を巡る一日を、静かに締めくくる参拝になりました。

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