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私がかつて乗ってみたかった二本の急行列車「平戸」「ちくご」の足跡を辿る旅。今回は博多から急行「平戸」が走った筑肥線、松浦鉄道、大村線を経て長崎まで、実際に列車に乗って旅をしましたのでご紹介いたします。<br /><br />なお、1980年12月時点における急行「平戸」の停車駅と着発時刻は以下のとおりでした。<br />※駅名の左は着時刻、右は発時刻<br />博多816-姪浜833-筑前前原848-918東唐津923-932山本932-1002伊万里1005-浦の崎1018-1032松浦1032-1052平戸口1053-江迎1105-肥前吉井1119-佐々1136-1200佐世保1204-1215早岐1218-川棚1232-大村1257-1309諫早1310-浦上1331-1334長崎<br />

青春18きっふで急行「平戸」「ちくご」の足跡を辿る旅(中編)

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2026/03/04 - 2026/03/08

11493位(同エリア11832件中)

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Massanさん

この旅行記のスケジュール

2026/03/06

この旅行記スケジュールを元に

私がかつて乗ってみたかった二本の急行列車「平戸」「ちくご」の足跡を辿る旅。今回は博多から急行「平戸」が走った筑肥線、松浦鉄道、大村線を経て長崎まで、実際に列車に乗って旅をしましたのでご紹介いたします。

なお、1980年12月時点における急行「平戸」の停車駅と着発時刻は以下のとおりでした。
※駅名の左は着時刻、右は発時刻
博多816-姪浜833-筑前前原848-918東唐津923-932山本932-1002伊万里1005-浦の崎1018-1032松浦1032-1052平戸口1053-江迎1105-肥前吉井1119-佐々1136-1200佐世保1204-1215早岐1218-川棚1232-大村1257-1309諫早1310-浦上1331-1334長崎

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
JRローカル
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
じゃらん
  • この日の旅は同行者と共に地下鉄博多駅からスタートしましたが、私にとっては前日すでに博多から姪浜まで急行「平戸」の足跡を辿っていますので、この旅行記も姪浜から始めます。<br />地下鉄博多駅を少し早めに出発し、姪浜から後続の筑肥線に直通する筑前前原ゆきに乗車しました。

    この日の旅は同行者と共に地下鉄博多駅からスタートしましたが、私にとっては前日すでに博多から姪浜まで急行「平戸」の足跡を辿っていますので、この旅行記も姪浜から始めます。
    地下鉄博多駅を少し早めに出発し、姪浜から後続の筑肥線に直通する筑前前原ゆきに乗車しました。

    姪浜駅

  • 筑前前原で接続する西唐津ゆきの列車に乗り継ぎます。

    筑前前原で接続する西唐津ゆきの列車に乗り継ぎます。

    筑前前原駅

  • 筑肥線は海沿いを走る景観の良い路線ですが、あいにくこの日は朝から強く雨が降る、写真のような荒天でした。<br />筑肥線は福岡市内のみならず、唐津市内でも大きく線形を変えています。現在ではまっすぐ松浦川を渡って唐津駅に達しますが、地下鉄に乗り入れるまでは虹ノ松原の松林に沿って旧・東唐津駅(写真正面の白いホテルの位置にありました。その右にある松林が虹ノ松原です。)に達し、スイッチバックで折り返して松浦川を渡らずに南下していました。

    筑肥線は海沿いを走る景観の良い路線ですが、あいにくこの日は朝から強く雨が降る、写真のような荒天でした。
    筑肥線は福岡市内のみならず、唐津市内でも大きく線形を変えています。現在ではまっすぐ松浦川を渡って唐津駅に達しますが、地下鉄に乗り入れるまでは虹ノ松原の松林に沿って旧・東唐津駅(写真正面の白いホテルの位置にありました。その右にある松林が虹ノ松原です。)に達し、スイッチバックで折り返して松浦川を渡らずに南下していました。

  • 本来は東唐津で下車して旧・東唐津駅まで旧線跡を歩きたかったのですが、こんな天気なので諦め、唐津駅までやって来ました。

    本来は東唐津で下車して旧・東唐津駅まで旧線跡を歩きたかったのですが、こんな天気なので諦め、唐津駅までやって来ました。

    唐津駅

  • 唐津駅からは昭和自動車の路線バスで松浦川河口に架かる橋を渡り、先にご紹介した旧・東唐津駅を経由して現在の東唐津駅まで向かいます。

    唐津駅からは昭和自動車の路線バスで松浦川河口に架かる橋を渡り、先にご紹介した旧・東唐津駅を経由して現在の東唐津駅まで向かいます。

  • 現在の東唐津駅の駅舎は、1983年に付け替えられた新たな筑肥線の高架橋の下にちんまりと建てられていました。

    現在の東唐津駅の駅舎は、1983年に付け替えられた新たな筑肥線の高架橋の下にちんまりと建てられていました。

  • ここ東唐津駅から、筑紫線の旧線に沿って走る路線バスに乗ります。

    ここ東唐津駅から、筑紫線の旧線に沿って走る路線バスに乗ります。

  • 旧・東唐津駅から松浦川の右岸を南下していた筑肥線の旧線は、ここ山本駅に取り付くために松浦川を渡り、乗り入れていました。したがって、かつてはここ山本駅が筑肥線と、西唐津から佐賀へと走る唐津線とが交わる駅でした。<br />

    旧・東唐津駅から松浦川の右岸を南下していた筑肥線の旧線は、ここ山本駅に取り付くために松浦川を渡り、乗り入れていました。したがって、かつてはここ山本駅が筑肥線と、西唐津から佐賀へと走る唐津線とが交わる駅でした。

    山本駅

  • 駅舎の内部です。鉄道ファン的には味のある雰囲気ですが、客観的には朽ちるに任せたようにしか見えないかも知れません。<br />私たちがバスで着いたのは10時40分ですが、次に乗る列車は12時09分発と一時間半近い時間があります。天気が良ければ旧線跡がわかるあたりを歩いてみようかと考えていましたが、この荒天では外に出る気もしません。意外と気温も低く、寒くてこの駅舎で一時間以上待つのも辛そうでした。<br />いろいろ考えて、呼べるタクシーに来てもらって唐津駅まで戻ることにしました。どのタクシー会社が来てくれるのかあれこれ調べましたが、昭和バス系列のタクシーが来てくれるというのでお願いしました。<br />

    駅舎の内部です。鉄道ファン的には味のある雰囲気ですが、客観的には朽ちるに任せたようにしか見えないかも知れません。
    私たちがバスで着いたのは10時40分ですが、次に乗る列車は12時09分発と一時間半近い時間があります。天気が良ければ旧線跡がわかるあたりを歩いてみようかと考えていましたが、この荒天では外に出る気もしません。意外と気温も低く、寒くてこの駅舎で一時間以上待つのも辛そうでした。
    いろいろ考えて、呼べるタクシーに来てもらって唐津駅まで戻ることにしました。どのタクシー会社が来てくれるのかあれこれ調べましたが、昭和バス系列のタクシーが来てくれるというのでお願いしました。

  • 山本から乗るつもりだった列車に始発駅の唐津から乗り込みます。

    山本から乗るつもりだった列車に始発駅の唐津から乗り込みます。

    伊万里駅

  • 車内前方から山本駅構内を撮影しました。<br />筑肥線の旧線が現在線の左側に敷設されていたことを想像させる風景です。

    車内前方から山本駅構内を撮影しました。
    筑肥線の旧線が現在線の左側に敷設されていたことを想像させる風景です。

  • 終点の伊万里駅に着きました。<br />ここ伊万里駅では、急行「平戸」が直通していたように松浦線と線路がつながっていましたが、のちにJR九州と第三セクター松浦鉄道とに経営体も分かれて直通することもなく、かつ都市計画上駅を貫通する道路を造りたかったのか、今では新しい道路の両側にそれぞれの駅があり、線路は分断されています。その結果、筑肥線の発着ホームは一面一線と簡素なものになりました。一日に十本も発着しない路線なので、これで十分なのでしょう。

    終点の伊万里駅に着きました。
    ここ伊万里駅では、急行「平戸」が直通していたように松浦線と線路がつながっていましたが、のちにJR九州と第三セクター松浦鉄道とに経営体も分かれて直通することもなく、かつ都市計画上駅を貫通する道路を造りたかったのか、今では新しい道路の両側にそれぞれの駅があり、線路は分断されています。その結果、筑肥線の発着ホームは一面一線と簡素なものになりました。一日に十本も発着しない路線なので、これで十分なのでしょう。

  • JR筑肥線のホームからそのまま改札を通って外に出ると、幅広の道路が目の前を通っています。<br />おそらく筑肥線と松浦鉄道との間を相互に乗り換える方が非常に少ないのでしょうが、横断歩道が正面のみならず近くにもありません。それでも以前ホームが並立していた経緯から相互の乗り換え客をまるで無視することも出来ず、新駅舎を建てるにあたってコンクリートの高架橋のような連絡通路を二階部分に設けるという、かえって大がかりなものを造りました。こんなものを造るならば正面に横断歩道を設置して押しボタン式信号機をつけたほうがよっぽど安く出来たような気がしますが、このあたりは地元の意向もあるのかと想像しました。

    JR筑肥線のホームからそのまま改札を通って外に出ると、幅広の道路が目の前を通っています。
    おそらく筑肥線と松浦鉄道との間を相互に乗り換える方が非常に少ないのでしょうが、横断歩道が正面のみならず近くにもありません。それでも以前ホームが並立していた経緯から相互の乗り換え客をまるで無視することも出来ず、新駅舎を建てるにあたってコンクリートの高架橋のような連絡通路を二階部分に設けるという、かえって大がかりなものを造りました。こんなものを造るならば正面に横断歩道を設置して押しボタン式信号機をつけたほうがよっぽど安く出来たような気がしますが、このあたりは地元の意向もあるのかと想像しました。

  • 松浦鉄道側の駅舎には食堂もありました。<br />松浦鉄道に乗ったら佐世保までお店で食べる時間は無いためコンビニを探しましたが、乗換時間も多少あったのでこちらで昼食をとることにしました。

    松浦鉄道側の駅舎には食堂もありました。
    松浦鉄道に乗ったら佐世保までお店で食べる時間は無いためコンビニを探しましたが、乗換時間も多少あったのでこちらで昼食をとることにしました。

  • 注文したのは定番のカレーライス。<br />そば・うどんよりも、何らかの丼よりも、最も早く出て来るものだと私は思っています。実際、先に注文をとられていたお客さんのうどんよりも早く出て来ました。

    注文したのは定番のカレーライス。
    そば・うどんよりも、何らかの丼よりも、最も早く出て来るものだと私は思っています。実際、先に注文をとられていたお客さんのうどんよりも早く出て来ました。

  • カレーライスを手早く食べて列車に乗り込みます。<br />松浦鉄道のホームは国鉄時代からのものをそのまま使用しています。JRと第三セクター鉄道の駅が同居する例は全国に多くありますが、どこも第三セクター鉄道のほうがJRの軒先を借りるように駅舎やホームは片隅に追いやられており、ここ伊万里駅のように第三セクター松浦鉄道のほうが堂々と二面三線の旧駅のホームを独占しているのは珍しいです。<br />列車は13時37分に発車しました。

    カレーライスを手早く食べて列車に乗り込みます。
    松浦鉄道のホームは国鉄時代からのものをそのまま使用しています。JRと第三セクター鉄道の駅が同居する例は全国に多くありますが、どこも第三セクター鉄道のほうがJRの軒先を借りるように駅舎やホームは片隅に追いやられており、ここ伊万里駅のように第三セクター松浦鉄道のほうが堂々と二面三線の旧駅のホームを独占しているのは珍しいです。
    列車は13時37分に発車しました。

  • たびら平戸口(旧称・平戸口)には14時46分の到着です。<br />ここで離合のため2分の停車時間がありましたので、腰を伸ばすのを兼ねて外にホームに降りてみました。松浦鉄道は伊万里-たびら平戸口間はほぼ毎時一本しか運転されていませんが、たびら平戸口-佐世保間では毎時二本走る時間帯もあり、佐々-佐世保間となると朝夕は毎時三本運転されています。

    たびら平戸口(旧称・平戸口)には14時46分の到着です。
    ここで離合のため2分の停車時間がありましたので、腰を伸ばすのを兼ねて外にホームに降りてみました。松浦鉄道は伊万里-たびら平戸口間はほぼ毎時一本しか運転されていませんが、たびら平戸口-佐世保間では毎時二本走る時間帯もあり、佐々-佐世保間となると朝夕は毎時三本運転されています。

    たびら平戸口駅

  • 伊万里から二時間半かけて佐世保までやって来ました。

    伊万里から二時間半かけて佐世保までやって来ました。

    佐世保駅

  • 長崎まではあと二時間です。

    長崎まではあと二時間です。

  • 途中、きれいな大村湾の車窓に出会うことができました。天気は午後から回復に向かっていました。

    途中、きれいな大村湾の車窓に出会うことができました。天気は午後から回復に向かっていました。

  • 長崎に着いたときには、すっかり夕暮れです。

    長崎に着いたときには、すっかり夕暮れです。

    長崎駅 (長崎県)

  • ホームがまだ地平にあったときは、このアトリウムの写真右側に改札口があったかと思いますが、今はアミュプラザの店内を突っ切るように歩いてここまで出て来ることになります。<br />今夜の宿は駅直結のJR系列のホテル。写真左側のエスカレーターを上がってすぐの所にフロントがあります。利便性は抜群です。

    ホームがまだ地平にあったときは、このアトリウムの写真右側に改札口があったかと思いますが、今はアミュプラザの店内を突っ切るように歩いてここまで出て来ることになります。
    今夜の宿は駅直結のJR系列のホテル。写真左側のエスカレーターを上がってすぐの所にフロントがあります。利便性は抜群です。

    JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

    利便性抜群! by Massanさん
  • まだ多少時間に余裕があるので、夕食は新地中華街で皿うどん(同行者はちゃんぽん)をいただきました。こちらのお店の皿うどんは揚げた細麺も選べますが、揚げていない太麺を選ぶことも出来ます。以前は揚げた細麺は無かったと記憶しています。私は断然揚げていない太麺派です。<br />急行「平戸」の足跡を辿る旅は以上です。翌日はいよいよ急行「ちくご」の足跡を辿ります。

    まだ多少時間に余裕があるので、夕食は新地中華街で皿うどん(同行者はちゃんぽん)をいただきました。こちらのお店の皿うどんは揚げた細麺も選べますが、揚げていない太麺を選ぶことも出来ます。以前は揚げた細麺は無かったと記憶しています。私は断然揚げていない太麺派です。
    急行「平戸」の足跡を辿る旅は以上です。翌日はいよいよ急行「ちくご」の足跡を辿ります。

    中国菜館 江山楼 中華街新館 グルメ・レストラン

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