2026/03/04 - 2026/03/08
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Massanさん
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この旅行記スケジュールを元に
私は大学生だった1980年前後に多くの鉄道旅行をしたものですが、お金と時間の制約もあり、全国あまねく足跡を残せたわけではありません。とりわけ首都圏住まいだった私にとって関西以遠は東京―大阪間の移動に心理的・費用的制約が大きく、西日本の乗りたかった列車にほとんど乗れていなかったのが実情です。博多から筑肥線、松浦線(現在の第三セクター松浦鉄道)、大村線を経て長崎へ向かう「平戸」と、長崎から佐賀、佐賀から佐賀線を経て熊本へ向かう「ちくご」という二本の急行列車も乗りたかった列車で、大学生時代に長崎から熊本まで周遊旅行をしていながらも、鉄道趣味とは無縁な友人数人とのグループ旅行であったために乗る機会を逸したまま現在に至ったという悔いがありました。そんな二本の急行列車の足跡を青春18きっぷを利用して辿りましたので、ご紹介いたします。
なお、東京―九州間の往復は青春18きっぷをそのまま利用した一人旅でしたが、メインとなる「平戸」「ちくご」の足跡は、今も交際がある高校生時代からの同好の士とともに辿りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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私は前日の朝に東京を出発し、博多に着いたのは14時半でした。
途中で一泊していますので、青春18きっぷ2券片分4820円(1万2050円÷5×2)とホテル代とを合計すると、博多まで1万5000円近くかかったことになります。帰りも同じくらい費用も時間もかかるのですから、こうなると青春18きっぷのおトク感が薄れるのが正直なところではあります。博多駅 駅
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まずは博多駅前のAのりばから西鉄バス47系統に乗り、「パナソニック前」バス停へ向かいます。
現在の筑肥線は姪浜が起点であり、福岡市営地下鉄空港線に乗り入れて博多駅まで結んでいますが、1983年の博多-姪浜間廃止(地下鉄への乗り入れ)直前までは、博多駅から福岡市街の南辺をぐるりと大きく迂回するように走っていました。かつての急行「平戸」は地下鉄への乗り入れ以降姪浜発着となりましたが、私が友人らと共に長崎・熊本を訪れたのはその直前で、当然急行「平戸」も博多に発着し、博多-姪浜間は旧線を走っていたはずです。したがって「平戸」の足跡を辿るとなれば、やはりこの旧線区間も訪れてみたくなりました。
そんなわけで、この日は短時間ながらも単独で福岡市内の廃線跡をバスと徒歩で辿ります。路線バス (西鉄バス) 乗り物
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最初の目的地はパナソニック前バス停からすぐの所にある、旧線の博多からひと駅目の「筑前蓑島駅」跡地です。Wikipediaに掲載されている現役時代の写真と比べるとホーム高や石組みが違うので、たぶん後年モニュメント的に造ったのでしょう。
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道路の高架橋は、まだ旧線が健在だった時代の名残です。
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この筑前蓑島駅跡から博多駅へ向かい、廃線跡の遊歩道を歩きます。
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九州新幹線や鹿児島本線との交点あたりまで歩いてみました。
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反対側から見るとこんな感じ。いかにも博多駅を発車したローカル線の気動車が本線と袂を分かっていく線形が目に浮かびます。
ちなみに、正面で建築中だかリフォーム中だかの建物はJR九州の社員寮のようです。 -
筑前蓑島駅周辺の廃線跡の散策を終え、近くのバス停から旧・小笹駅方面へ向かう69-1系統のバスに乗ります。この系統は本数が少ないので、美野島二丁目バス停を定刻15時23分発のバスに乗ることを基準に旅程を組まざるを得ませんでした。
駅は「筑前蓑島」、地名は「美野島」ですが、その歴史的経緯はわかりません。 -
69-1系統のバスを笹丘二丁目で下車し、廃線跡が残されている緑道を歩きました。
ひとつ手前の笹丘一丁目バス停の近くに旧・小笹駅があったらしいのですが、あまりゆっくりすると最後には暗くなってしまいますので、旧・小笹駅跡地の見学は見送りました。 -
旧・国鉄筑肥線の廃線跡である旨が表示されています。
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遊歩道はこんな感じです。
旧・筑肥線は単線だったはずですが、それにしては緑道の幅が広いです。おそらくこのあたりは盛り土高架だったのでしょう。 -
姪浜方の緑道の終点です。
旧線の廃線跡は緑道が途切れても、そのまま一般道として続いています。 -
この橋が廃線跡にあることを示す機関車の車輪を模したモニュメントが、欄干に残されていました。
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ここにも旧・筑肥線を跨ぐ道路の高架橋がありました。
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次の目的地は、姪浜駅手前の地下鉄現在線との合流地点です。
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姪浜駅のひとつ手前のバス停で下車し、現在線との合流地点まで歩きました。
この写真では見にくいですが、二車線の道路が左にカーブする曲がり口の先に細い道が延長線上にありますので、旧線はこの細い道を通っていたと思われます。 -
現在線との合流地点です。
歩道橋の橋脚の裏手に見える遮音壁が、現在線である地下鉄が地上に出て高架へ上がる勾配区間になります。地下鉄への乗り入れのために複線高架工事がなされていた間も、旧線はその脇を走っていました。この写真の奥へと続く道路が廃線跡と思われます。 -
歩道橋に上ってみると、地下鉄の坑口が目の前に見えました。陽がだいぶ西に傾いて影も長くなりましたが、かろうじて明るいうちにここまで来ることができて良かったです。
旧・筑肥線の福岡市内の廃線跡散策はここまでになります。姪浜駅 駅
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西鉄バスの六時間フリーパスを買っていたこともあり、帰りは地下鉄ではなく、都市高速を経由するバスで博多駅へ戻りました。このバスも一時間に一本と本数は少ないので間に合うか不安でしたが、駆け足ながらもどうにか当初組んだ旅程どおりに行動できました。
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今夜の宿は博多駅筑紫口からちょっと歩いた所にあるスーパーホテルPremier博多駅です。着いたときにはとっぷりと日が暮れていました。
同行者はまだ博多に向かっているところですので、私はいったんチェックインしてしばし休んでいました。快適に滞在できます by MassanさんスーパーホテルPremier博多駅 筑紫口天然温泉 宿・ホテル
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博多駅で同行者と待ち合わせて、遅い時間ながらもつ鍋の夕食です。
このお店は、店内が「もつ鍋屋さん」のイメージからかけ離れたゴージャスな雰囲気なのが売りのようで、私が福岡に頻繁に出張していた頃、赤坂にある系列店に地元の方にお連れいただいたことがありました。もちろん、お味も大満足です。お薦めできます。
翌日からは、いよいよ実際に列車に乗って急行「平戸」の足跡を辿ります。博多もつ鍋 やま中 博多店 グルメ・レストラン
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