2026/01/30 - 2026/01/31
-位(同エリア1546件中)
ちゃんさん
東京での「所用」の帰路は、一度乗ってみたかった東京九州フェリーに乗船しました。一つの交通機関に21時間も乗っているだなんて、寝台特急トワイライトエクスプレス以来です。
飛行機で帰れば午前中には久留米に帰宅できて、休日の家族の時間を持つことができたので、これはヨメさんの協力あっての余暇時間。感謝です!
※往路のサンライズエクスプレスはこちら→https://4travel.jp/travelogue/12033459
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京九州フェリーの横須賀発は23時45分。1時間前までの手続きを求められているので、22時半頃までには、最寄り駅の横須賀中央駅に行きたいところです。
首都圏では、まだラッシュの続きの時間帯。混雑を避けるべく、一度乗ってみたかった「イブニングウイング号」の指定券を抑えました。品川駅 駅
-
通勤電車の、いわゆる「有料指定席」の一つ。指定券は300円で、ネットで予約すればチケットレスで乗れます。Paypay支払いなら、会員登録も不要です。
21時05分発のイブニングウイング16号が、最終列車となります。京急本線 (空港線) 乗り物
-
品川駅の下り列車は1番線という先入観があったので、階段を渡った3番線としって少々焦りました。
乗車口で、チケットのQRコードの提示を求められます。メールを見せるだけでいいと思っていたので、こちらでも焦ってしまいました。ウイング号 乗り物
-
昼間の乗客が少ない時間帯の快特・特急で走っている、2100形。2扉のオールクロスシート車で、300円を払っても惜しくないと思える車両です。
昔は阪急や西鉄にも特急料金不要の2扉クロス車はありましたが、今残っているのは京阪と東武くらいじゃないかな。 -
1時間あまりの快適な休息時間を終え、横須賀中央駅に到着。ターミナルデパートを擁す、立派な駅です。
横須賀中央駅 駅
-
知名度は抜群ながら、近年は人口減少に悩まされている街でもあります。
-
明るい照明またたく繁華街に、駅前にそびえるタワマンを見ていると信じられない気もしますが、まぁ久留米も似たようなものです。
-
狭いながらも明るい路地に、無数の飲食店が並んでいて、この後の予定を忘れてフラフラ入りたい気分になりました。
飲みにこなきゃいけない街が、また増えましたな。 -
繁華街は狭い範囲にぎゅぎゅっと集中していて、5分も歩けば暗くなりました。
東京九州フェリーの乗り場は、駅から公称徒歩15分。バスにもタクシーにも頼る必要がなく、アクセスの良さでは屈指のレベルです。 -
今宵の宿でもある「それいゆ」の白い船体が見えてきました。で、でかい! 全長222.5m。トラック150台余りを積める、巨大フェリーです。
東京九州フェリー 乗り物
-
2021年の東京九州フェリーの就航とともにできたフェリーターミナルなので、まだまだきれい。乗船手続きは1階で行います。
-
ネットで購入すれば、QRコードで乗船できるので手続き不要。今回は旅行会社のパッケージ商品だったので、乗船券に引き換えました。
-
東京九州フェリーは、SHKグループの一員。関西と北海道を結ぶ新日本海フェリーや、僕にはお馴染み阪九フェリーだけでなく、釜山、蘇州へも足を伸ばします。
-
時期によっては、東京九州フェリーと新日本海フェリーの「船体トレード」もあります。
-
深夜10時半を過ぎても、ターミナルのカフェは開いていました。「所用」で飲み食いした後ではあるけど、小腹が減ってくるタイミングです。
横須賀フェリーターミナル 乗り物
-
横須賀らしいカレーパンで、小腹を満たしました。
-
売店には横須賀だけではなく、九州でお土産を買い忘れた人に向けてか、九州各地の名物も並んでいました。
久留米・田主丸の巨峰ワインまであるじゃないの。営業がんばってます! -
徒歩の所定の乗船時刻・23時10分より数分はやく、乗船の案内が流れました。
タラップを渡り、長い長い廊下を歩いて船内へ。 -
3層吹き抜けのエントランスに迎えられました。木目調の重厚感がある内装で、ちょっといいホテルに来た気分です。
-
今夜の僕の根城は、もっとも安いツーリストA。基本運賃の14,000円(繁忙期は20,000円)で乗れるエリアです。
雑魚寝の2等寝台なんて過去の話。以前なら「2等寝台」よりも格上だった、カプセルタイプの寝台です。僕の寝台は出入口の側で、向かいに人が来ない分気楽。ただ扉の開け閉めの音は気になります。 -
シーズンオフということでか、上段の区画は空いたままでした。向かいのベッドに人が来ないなら、こちらもプライベート感は高いです。
この時期、暖房も上段の方がよく効きます。 -
出航前だけど、「所用」でかいた汗をさっぱり流したいので、風呂に行きましょう。
ツーリストAには貴重品を置いて行けないので、ロビーのセーフティボックスに預けました。無料で、暗証番号を登録するシステムです。 -
風呂は最上階にあり、サウナまである豪華版。露天風呂は接岸時は使えないと書いてあったけど、開放されていました。ちょっと寒かったけど、夜空を見ながらの風呂は たまりません。
子ども用の椅子や風呂桶が大量に備えてあるので、子連れでの乗船にも安心です。 -
風呂から上がると23時45分、ちょうど出航の時間でした。
デッキでは若い女性二人組が、アクションカメラを回しながら大盛り上がり。楽しい旅のスタートです。 -
地上係員さんが、ペンライトを振って見送ってくれました。
-
さて、出航時間の遅い東京九州フェリー。風呂の他にも、ここまで忙しくたどり着いた人向けに、レストランの夜食営業がオープンします。時間は23:30~1:00まで。
さっきカレーパンを食べたばかりだけど、「夜食」を体験したくて暖簾をくぐってしまいました。 -
一人用のカウンター席が多くて、一人旅でも気兼ねなく使えるのが嬉しいです。
同じグループの阪九フェリーでも、窓側席がカウンターになっていて、話し相手のいない一人旅こそ景色を楽しんでほしい配慮と受け止めてます。東京九州フェリーレストラン うらら(はまゆう)/ルミエール(それいゆ) グルメ・レストラン
-
既に結構飲んでるけど、生ビールもあるのなら、手を出すのが礼儀ですよね(?)。セルフ方式で、1杯700円とちょっとお高めです。
ジョッキは冷蔵庫でキンキンに冷やされています。 -
注文用タブレットとにらめっこすること数分、黒瀬ぶりの「りゅうきゅう丼」を頼んでしまいました。脂ののったぶりと白米が、絶妙なマリアージュを奏でます。
贅沢へ流されたのには理由があり、実は今回、4千円分のクーポン券を携えて乗っています。 -
利用したのは、SHKのグループ会社の一つであるヴィーナストラベルのパック「ウインターチケット」。1、2月限定、通常運賃と同額の旅費で、4千円分のクーポンがついてくるお得なパックです。
夜食、朝食、昼食、夕食の4食に充てれば、1食あたり千円引きになる算段。ならばいいものを食べたい!と、高いメニューにも食指が動いてしまいました。 -
ウインターチケットは冬季の閑散期限定なので、それ以外の時期なら「持ち込み」や売店・自販機の利用も考えたいところ。
自販機コーナーは一か所のみで、酒類の販売は明日の14時までという独特の規制があります。 -
洗面所には洗濯乾燥機があり、長旅の途中では重宝しそうです。なんてあれこれ楽しんでたら、1時を過ぎてしまいました。酒酔いが船酔いに勝っているうちに、寝てしまうとしましょう。
乗りなれている瀬戸内航路と違って、外洋を航行する東京九州フェリーは揺れることも想定されます。実際、夜中には何度か揺れで目覚めました。 -
それでも玄界灘を渡る日韓航路よりは、はるかにマシ。よく眠って、6時半頃に目が覚めました。
旅なら早起きした流れで行動開始してしまいますが、宵っ張りな東京九州フェリーは、8時までどこも開きません。起きても無意味で、2度寝を決め込みました。 -
おはよう放送の8時まで目覚めることがなく、こんな時間まで寝たのは数年ぶりです。たまにはいいいよね。
同じく8時オープンのレストランへ、朝食を執行しに行きました。旅客定員が少ないので、レストランはバイキングやカフェテリアではなく、すべてオーダー方式です。 -
洋食プレートセット・1,280円なり。コーヒーがついていないのは想定外で、300円でセルフドリップしました。
モーニングセット(コーヒーつき)750円とベーコンエッグ600円を組み合わせれば、まったく同じ内容で230円安くなりますので、ご参考まで。 -
船は紀伊半島沖を航行中で、新宮の工業地帯を見ながら西進します。
3年前に「ウエストエクスプレス銀河」に乗って旅した地でもあり、関西からでもとにかく遠い地でした。船からのんびり眺めていると、はるばる遠い場所を旅している感があります。 -
大型のフェリーが見えてきました。隣の席で食事していた男性2人の会話から、ライバルのオーシャン東九フェリーであることを知りました。
あちらは速度制限のかかる東京湾内に乗り入れ、徳島に寄港する上、船の速力の違いもあって2泊3日の長旅になります。有明まで乗り入れるのは強みです。https://www.youtube.com/watch?v=pWmcOcJOh8oオーシャン東九フェリー 乗り物
-
ぐんぐん追い抜き、速力の違いを見せつけてくれました。個人的には、この航海で一番の見所だと思います。先輩航路への敬意からか、「追い越します!」なんて案内放送は一切ありませんのでお見逃しなく。
会計を自動精算機で支払います。クーポン利用の場合は、係員さんへ申し出る必要あり。 -
デッキに出ると、勝浦から白浜にかけての断崖絶壁まで見渡すことができました。
-
それにしても、いい天気。夜中に感じられた揺れもまったくなくなり、瀬戸内海の航路のようです。
外洋なので揺れる日は相当揺れるらしく、今日はラッキーでした。 -
最上階にはトレーニングルームがあって、水平線を見ながら自転車を漕げます。
-
僕は朝風呂でのんびり。サウナからも大海原を眺められて、心まで整います。ただ温度は、サウナーには少し物足りないかな。
いい天気でも露天風呂に吹き付ける風は強く、「波のメカニズム」を湯舟で感じられました。 -
シンプルなキッズルームは、6歳まで限定。ちびっ子にとって21時間の退屈しのぎになりうる設備ではないけど、気分転換にはなるでしょう。
ただ出航・入航時間が遅く、子連れには厳しい時間なんですよね。せめてもう3時間早ければとは思いますが、この船の主役はトラックと貨物です。 -
9時半過ぎに、横須賀行きの姉妹船「それいゆ」とのすれ違いが予告されました。先頭のフォワードサロン「白南風」に行くと、既に先客が。
-
船の前方を見渡せるサロンで、航海士気分を味わえます。飲食禁止なので静かに過ごすことができて、本を読みながらくつろぐ人も集う場所です。
-
ただ今の時間だけは、「それいゆ」を見ようという人で賑やか。水平線から現れた白い巨体が、ぐんぐん近づいてきます。
船とはいえ、時速50kmで航行できる高速フェリー。相対速度では100kmになり、思いの他すぐに迫って来ます。 -
他の人とともに、デッキへ出てきました。大丈夫?というくらい近づき、迫力満点。https://www.youtube.com/watch?v=g8KtnwcbZzY
-
お互いに汽笛を鳴らし、後半の航海の安全を祈り合いました。
-
スクリーンルームでは午前中、プラネタリウムを上映中。椅子ではなく、ヨギボに寝そべって見られるのがラクでたまりません。
10時30分からの上映回を鑑賞。心地よい音楽とまたたく星空に包まれていたら、自然に夢の中へ堕ちていました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49