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琵琶湖の東岸に位置する滋賀県彦根市は、江戸時代初期に完成した彦根城を中心に発展した土地で、彦根城築城に併せて計画的に整備され、寛永年間(1624年~1644年)に成立したとされる城下町が広がっています。<br /><br />彦根城とその城下町を守備する役割を担う彦根藩足軽組は、江戸時代の早い時期から体制づくりが始まり、寛永10年(1633年)には1,120人の足軽が召し抱えられるに至り、弓組6組と鉄砲組31組の、計37組の足軽組が編成され、彦根城外堀の外側に、城下を取り囲むように七つの居住区を設けて足軽組屋敷が配置されました。<br /><br />ちなみに、彦根城の外堀は昭和9年から10年(1934年~1935年)にかけて埋め立てられ、昭和新道が整備されています。<br /><br />藩によっては「足軽長屋」が一般的だった時代に、彦根藩の足軽組屋敷は小さいながらも間口5間(約9メー トル)、奥行10間(約18メートル)ほどの敷地に、武家屋敷の体裁を整えた門構えのある一戸建ての住居が与えられ、幕末期には戸数700を数えたといわれています。<br /><br />今回訪れた善利(せり)組の足軽組屋敷は七つの居住区の中でも規模が大きく、往時の雰囲気を感じさせてくれる足軽組屋敷が数多く残っています。

2025 彦根藩 善利組足軽組屋敷散歩

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2025/11/07 - 2025/11/07

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nao

naoさん

琵琶湖の東岸に位置する滋賀県彦根市は、江戸時代初期に完成した彦根城を中心に発展した土地で、彦根城築城に併せて計画的に整備され、寛永年間(1624年~1644年)に成立したとされる城下町が広がっています。

彦根城とその城下町を守備する役割を担う彦根藩足軽組は、江戸時代の早い時期から体制づくりが始まり、寛永10年(1633年)には1,120人の足軽が召し抱えられるに至り、弓組6組と鉄砲組31組の、計37組の足軽組が編成され、彦根城外堀の外側に、城下を取り囲むように七つの居住区を設けて足軽組屋敷が配置されました。

ちなみに、彦根城の外堀は昭和9年から10年(1934年~1935年)にかけて埋め立てられ、昭和新道が整備されています。

藩によっては「足軽長屋」が一般的だった時代に、彦根藩の足軽組屋敷は小さいながらも間口5間(約9メー トル)、奥行10間(約18メートル)ほどの敷地に、武家屋敷の体裁を整えた門構えのある一戸建ての住居が与えられ、幕末期には戸数700を数えたといわれています。

今回訪れた善利(せり)組の足軽組屋敷は七つの居住区の中でも規模が大きく、往時の雰囲気を感じさせてくれる足軽組屋敷が数多く残っています。

同行者
一人旅
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 彦根藩の善利組足軽組屋敷へやって来ました。<br /><br />彦根城とその城下町の警護にあたる彦根藩足軽組は、弓組6組と鉄砲組31組の、計37組の足軽組が編成され、彦根城外堀の外側に、城下を取り囲むように七つの居住区を設けて足軽組屋敷が配置されました。

    彦根藩の善利組足軽組屋敷へやって来ました。

    彦根城とその城下町の警護にあたる彦根藩足軽組は、弓組6組と鉄砲組31組の、計37組の足軽組が編成され、彦根城外堀の外側に、城下を取り囲むように七つの居住区を設けて足軽組屋敷が配置されました。

  • こちらが標準的な彦根藩の足軽組屋敷になります。

    こちらが標準的な彦根藩の足軽組屋敷になります。

  • 藩によっては「長屋」が一般的だった時代に、彦根藩は小さいながらも武家屋敷の体裁を整えた門構えのある一戸建ての住居を足軽に与えました。

    藩によっては「長屋」が一般的だった時代に、彦根藩は小さいながらも武家屋敷の体裁を整えた門構えのある一戸建ての住居を足軽に与えました。

  • 2軒隣り合った足軽組屋敷です。

    2軒隣り合った足軽組屋敷です。

  • 片方の足軽組屋敷がカフェを開いていたので、いい時間なので昼食を戴くことにします。

    片方の足軽組屋敷がカフェを開いていたので、いい時間なので昼食を戴くことにします。

  • 店内の様子です。<br /><br />こちらのお店は、熱に弱い栄養成分も摂れるようにすることを念頭に、加熱せずに作った『ローチョコレート』の専門店とのことです。

    店内の様子です。

    こちらのお店は、熱に弱い栄養成分も摂れるようにすることを念頭に、加熱せずに作った『ローチョコレート』の専門店とのことです。

  • 食事が用意できるまでの間に店内を探索して見ましょう。<br /><br />商品棚に架けられた蓮の絵のタペストリー。

    食事が用意できるまでの間に店内を探索して見ましょう。

    商品棚に架けられた蓮の絵のタペストリー。

  • ゆらゆらと揺れるモビール。

    ゆらゆらと揺れるモビール。

  • お庭を眺めながらカフェが楽しめそうです。

    お庭を眺めながらカフェが楽しめそうです。

  • ほの暗い光を放つ照明器具。

    ほの暗い光を放つ照明器具。

  • 空腹が満たされたところで、町歩きに戻ります。

    空腹が満たされたところで、町歩きに戻ります。

  • こちらの足軽組屋敷は、建物の保存修理を行った際、ほぼ江戸時代当初の姿に復元したそうです。

    こちらの足軽組屋敷は、建物の保存修理を行った際、ほぼ江戸時代当初の姿に復元したそうです。

  • 保存修理の際に復元された門と塀。

    保存修理の際に復元された門と塀。

  • 善利組足軽組屋敷の町並みです。

    善利組足軽組屋敷の町並みです。

  • 道幅は狭く、約2.7メートルしかありません。

    道幅は狭く、約2.7メートルしかありません。

  • 腰板に焼杉板が使われている門。

    腰板に焼杉板が使われている門。

  • 見事な松が植えられた足軽組屋敷です。

    見事な松が植えられた足軽組屋敷です。

  • その足軽組屋敷の一角には・・・

    その足軽組屋敷の一角には・・・

  • 間口1間、奥行き2間の辻番所と呼ばれる小さな小屋が建てられています。

    間口1間、奥行き2間の辻番所と呼ばれる小さな小屋が建てられています。

  • 辻番所には、直線を避けて意図的に道路の交差部をずらした「くいちがい」に面して、見張り窓が2か所設けられています。

    辻番所には、直線を避けて意図的に道路の交差部をずらした「くいちがい」に面して、見張り窓が2か所設けられています。

  • このように、道路の2方向を見通すことで、城下町への侵入者を監視する機能を果たしていました

    このように、道路の2方向を見通すことで、城下町への侵入者を監視する機能を果たしていました

  • こんなに小さな辻番所ですが、その存在は足軽組屋敷の機能や足軽の日常的な業務を考える上で歴史的に重要であるとされています。

    こんなに小さな辻番所ですが、その存在は足軽組屋敷の機能や足軽の日常的な業務を考える上で歴史的に重要であるとされています。

  • こちらは、NPO法人善利組まちづくりネットさんが明治時代の古民家をリノベーションしてオープンしたコミュニティスペースです。

    こちらは、NPO法人善利組まちづくりネットさんが明治時代の古民家をリノベーションしてオープンしたコミュニティスペースです。

  • 現在、ショップ、レンタルキッチン、サロンスペースなどに分かれて、様々な交流の輪が広がっています。

    現在、ショップ、レンタルキッチン、サロンスペースなどに分かれて、様々な交流の輪が広がっています。

  • そのコミュニティスペースの奥から「くいちがい」の方向を見ると、道路の交差部を意図的にずらしているのがよく判ります。

    そのコミュニティスペースの奥から「くいちがい」の方向を見ると、道路の交差部を意図的にずらしているのがよく判ります。

  • 標準的な足軽組屋敷。

    標準的な足軽組屋敷。

  • この交差点も「くいちがい」になっています。

    この交差点も「くいちがい」になっています。

  • こちらの足軽組屋敷は、現在使われていないように見受けられます。

    こちらの足軽組屋敷は、現在使われていないように見受けられます。

  • 所々改修された部分が見える足軽組屋敷です。

    所々改修された部分が見える足軽組屋敷です。

  • 門の形態はほぼ当初のままのようです。

    門の形態はほぼ当初のままのようです。

  • 所々改修された部分が見える足軽組屋敷です。

    所々改修された部分が見える足軽組屋敷です。

  • 門に続いて板塀をめぐらせた足軽組屋敷です。

    門に続いて板塀をめぐらせた足軽組屋敷です。

  • 少し造りの異なった足軽組屋敷です。

    少し造りの異なった足軽組屋敷です。

  • 竹張りの外壁に改修している足軽組屋敷です。

    竹張りの外壁に改修している足軽組屋敷です。

  • 門はほぼ原形を留めています。

    門はほぼ原形を留めています。

  • 竹張りの外壁に気を取られて見落としていましたが、軒裏は白漆喰塗籠めになっています。

    竹張りの外壁に気を取られて見落としていましたが、軒裏は白漆喰塗籠めになっています。

  • 瓦葺きの板塀をめぐらせた足軽組屋敷です。

    瓦葺きの板塀をめぐらせた足軽組屋敷です。

  • 主屋は板塀から少し奥まって建てられています。

    主屋は板塀から少し奥まって建てられています。

  • こちらは彦根藩の御用窯として名高い、湖東焼を復興した陶工さんの作品を集めたギャラリー&カフェです。

    こちらは彦根藩の御用窯として名高い、湖東焼を復興した陶工さんの作品を集めたギャラリー&カフェです。

  • ちなみに、湖東焼を復興した陶工さんの工房は同じ敷地の奥にあるそうです。

    ちなみに、湖東焼を復興した陶工さんの工房は同じ敷地の奥にあるそうです。

  • では、これで善利組足軽組屋敷の町歩きを終わります。

    では、これで善利組足軽組屋敷の町歩きを終わります。

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