2025/06/29 - 2025/07/08
120位(同エリア326件中)
ちゃーくんさん
- ちゃーくんさんTOP
- 旅行記18冊
- クチコミ34件
- Q&A回答0件
- 9,948アクセス
- フォロワー4人
2025年夏、10日間のスイスアルプス紀行です。ここ十数年は個人でオリジナルなルートを組んでヨーロッパの街歩きを楽しんでいます。スイスは久しぶりで、アルプス方面は初めてです。温暖化の影響で氷河が猛烈なスピードで後退しているので、溶けて消えてしまう前に行っておかなければ…。
今回は、列車などの予約の煩雑さ、観光や移動の効率の良さを考慮して、短期間でサクサク周遊するパッケージツアー(添乗員付き)を選びました。半年以上も前に予約して楽しみにしていたところ、出発の1か月前(5月28日)になって、スイスで氷河が崩壊し、麓の村が埋没したというニュースが飛び込んできました。マッターホルンやツェルマットのあるヴァレー州での出来事ですし、他にも危機が迫っている村があるという情報もあって少し心配しましたが、スイスの世界屈指の監視システムを信じて、予定どおり参加することにしました。
元山ガール?(私)と現役山ガール?(友人)の2人で、3回のハイキングも楽しみました。
★羽田発着10日間(現地8泊)2025.6.29~7.8
1日目 羽田発→ミュンヘン着/泊(①)
2日目 ミュンヘン→ザンクトガレン(②)→マイエンフェルト(③)→ユリア峠(④)→サンモリッツ泊(⑦)
3日目 ベルニナ急行:サンモリッツ→ティラノ(⑤)→ディアヴォレッツァ展望台/ベルニナアルプス→モルテラッチ氷河ハイキング(⑥)→サンモリッツ泊(⑦)
4日目 氷河特急:サンモリッツ→アンデルマット(⑧)→ローヌ氷河→サースフェー/ミシャベルアルプス→ツェルマット泊(⑨)
5日目 スネガ展望台(⑩)→ゴルナーグラート展望台/マッターホルン~ハイキング(⑪)→ツェルマット泊(⑫⑬)
6日目 ツェルマット→シャモニー~エギーユ・デュ・ミディ展望台/モンブラン/→インターラーケン着(⑭)泊(⑮)
7日目 インターラーケン→グリンデルワルト→スフィンクス展望台/ユングフラウ(⑯)→ハイキング(⑰)→インターラーケン泊(★⑱はココ)
8日目 インターラーケン(★⑱はココ)→ブリエンツロートホルン鉄道(⑲)→ルツェルン(⑳)→ミュンヘン泊(21)
9日目 ミュンヘン発、帰国へ(21)
10日目 羽田着
⑱は、7日目-3:インターラーケンの街歩きです。高級リゾートのメイン通り、脇道、裏通りを散策し、それぞれの違う表情を味わいました。街歩きを楽しみながら最後のお土産を探したり、スーパーで買物をしたり、庶民でも楽しい充実した時間でした。次の日(8日目)の朝、うきうきと出かけたお散歩では、山や花など、きれいな景色をたくさん見て、またまたテンションが上がりました。
-
グリンデルワルトからインターラーケンに戻り、ホテルに荷物を置いて街歩きを始めます。もう夕方なので休憩時間ゼロで出発です。旅も終盤なのですが、2人とも元気いっぱい(アドレナリン出まくり)です。
さて、スイスのほぼ中心に位置するインターラーケンは、”湖の間”という名のとおり、ブリエンツ湖とトゥーン湖に挟まれたところにあります。歴史を遡ると、12世紀に建てられた修道院を起点に街ができ、その後、19世紀にアルピニストたちが登山の拠点としたことで発展し、やがて高級リゾートになったということです。かつては王侯貴族(オーストリア皇后エリザベートやルートヴィヒ2世など)、文豪(バイロン、ゲーテなど)や、音楽家(メンデルスゾーン、ブラームスなど)たちもこぞって訪れ、競うように豪華なホテルや社交場が誕生したそうです。この地を何度も訪れたアンデルセンは”アルプスのパリ”と絶賛していたとのこと、さぞかしエレガントな雰囲気だったことでしょう。
さて、インターラーケンには、ヴェスト/West(西)駅とオスト/Ost(東)駅の2つの駅があります。両駅間は電車で1駅、バスもありますが、1.5kmほどの距離なので歩いても20分くらいです。オスト駅から西に歩いて7、8分のところにあるホテル Royal St Georges Interlaken Mgallery を出て、メインストリートのヘーエ通りを西に向かいました。
歩き始めるとすぐ、左側にヘーエマッテパーク/Höhematte Parkという広大な芝地があります。ユングフラウ地方はハングライダーを楽しむ人がとても多く(韓国ドラマ『愛の不時着』でも有名ですね)、この芝地に向けてひっきりなしにハングライダーが降りてきます。ヘーエマッテ 広場・公園
-
ヘーエマッテの横は、観光馬車の乗り場になっています。観光地ではよく見かけますが、注目されがちなので恥ずかしくて乗れません。もちろん、料金も高いでしょうから、そういう意味でも乗れません。写真を撮るだけです。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
通りの右側に目をやると、きれいな庭園とその奥に趣のある建物がありました。風情のあるレストランか郷土資料館のようなものかと思いきや、カジノ/Casino Kursaal でした。カジノといってもラスベガスのような電飾に彩られたものとは全く雰囲気が異なり、山を背景に落ち着いた佇まいです。建物は1859年に建てられたものだそうで、往時はユングフラウ地方髄一の社交場だったということです。130年経っても現役です。カジノに入るのは少し敷居が高いですが、花壇や噴水のある庭園には自由に入れるので、多くの人が散策していました。
カジノ クアザール カジノ・ギャンブル
-
さらに西に進むと、オメガ/OMEGA の店がありました。オメガは私でも知っている超有名なスイスの高級腕時計ブランドです。私に手が出せるものではありませんし、そもそもスマートウォッチ愛用ですし、当然素通りです。
-
メインストリートには、こんな感じのクラシカルホテルがたくさんあります。これはホテル スプレンディッド/HOTEL SPLENDID です。
-
メインストリートから脇道に入ると、規模の小さなホテルやショップが並んでいます。左側の黄色い看板があるところは、トブラローネ/Toblerone のショップです。トブラローネは三角柱のチョコレート(ハチミツとアーモンドヌガー入り)で、スイス土産の定番です。サイズは、10cmのものから1m近いものまであり、スーパーや空港でも売られています。
細かい話になりますが、以前はこのチョコレートは「スイス製」と表記され、パッケージにはスイスの国旗が描かれていたのですが、現在では消えています。それにはしっかり理由があります。まず、製品に「スイス製」と表示するためには、原材料の80%をスイスで調達すること、牛乳や乳製品は100%スイス産を使うこと、主な加工はスイス国内で行うことなどと決められているのですが、アメリカの食品会社(スイスでなくアメリカなんです)が製造拠点の一部をブラチスラバ(スロバキアの首都)に移したため、「スイス製」→「スイスで設立」と表示を変更することに。さらにスイスは2017年に制定した法律で「スイス製」の基準を満たさない製品に国旗をあしらうことを禁止したので、パッケージから国旗も消えたというわけです。
スイスではあちこちで多種多様なチョコレートが売られていますが、国旗がついている製品は「スイス製」の基準を満たしているということなんですね(ついているものが多いような気がしますが)。ちなみに昔は、チョコレートといえばスイスというのが日本の常識でしたが、それがいつからかベルギーのものが有名になってきましたよね。基準を厳しくすることでスイス製のブランドや品質を守ろうという流れなのかもしれません。
-
マクドナルドもあります。間違いなく高いと思います。店構えは普通ですが、なぜか写真を撮りたくなります。この店は、開店は10時と遅いものの(朝マックはあるのかな)、珍しいことに深夜0時まで開いているようです。
-
ヴェスト(西)駅の近くにあるCOOPです。2階はカフェになっています。店内調理のパン、お惣菜、お弁当などが売られているので、ホテルの部屋食としてうってつけです。人気があるらしく店の前に行列ができています。スーパーに行列ってあまり見たことのない風景です。並んでみたところ、入口に係員がいて入店整理をしていました。インターラーケンのCOOPではオスト駅前にある店舗がいちばん大きくて品ぞろえも良いのですが、ホットデリカを買うならこちらでしょう。
-
ヴェスト(西)駅です。周辺は店も多く人通りも多いです。近くにはスーパーのミグロス/Migros もあります(日曜は休み)。
インターラーケンオスト駅 駅
-
脇道にある可愛らしいホテルです。1階はレストランで、とても賑わっていました。
-
小径には、レトロな建物が並んでいます。個人の家? 共同住宅?、またはプチホテルかもしれません。
-
ヴェスト(西)駅の西側、アーレ川を越えたところには、ウンターゼン/Unterseen という旧市街のエリアがあります。川沿いに並ぶ建物は瀟洒という言葉がぴったりです。
-
アーレ川は溢れそうな水量でした。
-
青白い水は、氷河由来のものでしょうか。
-
案内板の標識はさっぱりわかりません。近くの水飲み場では、カップルが水筒に水を補給していました。水も買うと高いですからね。
-
アーレ川を渡って、川沿いを散策します。水がいったん堰き止められたような場所もあり、なんとも美しい水辺の風景です。
-
白鳥にエサを与える心優しいお兄さん。
-
この辺りまで来ると個人のお宅です。外観も趣があるけれど、家の中もきっと素敵なんだろうなあ。目の前がきれいな川で景色も最高だし…。
-
庭先に白い紫陽花が咲いていました。これはアナベルという北アメリカ原産の紫陽花(西洋アジサイ)で、白くて毬のようにこんもりしています。こちらでは、公園などでもこのアナベルをよくみかけます。
-
ほんとうに溢れそうな水の量で、水面はモネの絵筆のタッチのようです。流れはけっこう速いのですが、泳いでいる女性もいました。目の前で突然水から上がってきたのでびっくりしました(写真には写っていません)。
-
メインストリートに戻ってきました。ヘーエマッテからは次々に観光馬車が出て行きます。料金が気になるので調べたところ、定額制ではなく交渉で決めるとか…。人数やルートによって異なるものの、一応の目安は1台あたり50~100CHF(9,500~19,500円)程度とのこと。最初は高く提示されるので、そこから交渉して値切るそうです。何人かで乗ればそこまで高くないのかもしれませんが、さらにチップもあるので、やっかいですよね。
-
午後8時半ですが、まだ青空です。こちらはヴィクトリア・ユングフラウ・グランドホテル&スパ(Victoria-Jungfrau Grand Hotel & Spa)です。メインストリートに間口いっぱい広がる存在感が凄い5つ星ホテルです。レストランもミシュランの星付きだそうで、さぞかしお値段も…。テラスでくつろいでいる人たちはきっとリッチな方々なんだろうなぁと、東洋の庶民はつぶやくばかりです。
ビクトリア ユングフラウ グランド ホテル アンド スパ ホテル
-
ようやく夕暮れてきました。手前にはフラワーハンギングと3本の旗、奥には山を背景にした教会(聖霊カトリック教会)と、スイスっぽい風景です。
-
ホテルに戻ってシャワーを浴び、COOPで買ったビールで一日を締めくくります。FLELDSCHIOESSCHEN はスーパーで最もよくみかけるブランドで、スイス最大の醸造所(いわゆる大手メーカーかな)で造られているものです。値段も安く、色違いの缶も何種類かあります。この青い缶の ORIGINAL はクセのないあっさりとした味で、のど越しもライトです。
ロイヤル サン ジョルジュ ホテル インターラーケン エムギャラリー コレクション ホテル
-
8日目です。早めに朝食をすませ、出発までのあいだ、朝の散歩にでかけました。朝の柔らかい光が山を染めています。空気が爽やかすぎて、日本に帰るのが怖いです。
-
ヘーエマッテも、朝は人がいなくて静かです。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
雲は多めですが、ユングフラウが見えています。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
アップです。雪は少なめです。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
絵になります。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
いろいろな種類の花がたくさん植えられいます。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
ヘーエマッテを二人占めです。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
メインストリートを東に進むと、Victorinox /ヴィクトリノクスの店があります。日本でも普通に買えますし、私もマルチツールを登山の装備品として持っていますが、本場の品ぞろえは興味がありますね。開店前なのでショーウインドゥだけ覗きました。
-
ホテルの前に、おなじみのシュタインボックの像が置かれていました。このあたりを少し入ったところには、滋賀県大津市との姉妹都市提携の記念につくられた日本庭園もあるようです。
-
オスト(東)駅です。こじんまりとした駅舎ですが、この駅にはスイス鉄道やドイツ鉄道が乗り入れ、ベルナー・オーバーラント鉄道など3つの路線が集まっています。
-
ヴェスト(西)駅と較べると周辺は静かな感じです。とはいえ、駅前には新しくて大きなCOOPがあり、生鮮食品、お土産品、旅行用品など、品揃えが豊富です。ただし、日曜日は休みで、平日は19:00に閉店なので注意が必要です。ここで折り返してホテルに戻ります。
-
駅舎に水飲み場(?)がありました。飲めるかどうかわかりませんが、何気にフォトジェニックです。
-
私たちはツアーバスで移動したので鉄道駅を利用することはなかったのですが、改札口がないので、ちょっとホームに入ってみました。
-
ホテルの近くまで戻ると、青空の中をハングライダーがたくさん飛んでいました。
-
ヘーエマテに、ハングライダーが降り始めました。
ヘーエマッテ 広場・公園
-
どこから飛んできたのでしょうか。きっと素晴らしい眺めでしょうね。清々しい朝の散歩を楽しんだ後は、インターラーケンを出発し、ブリエンツ・ロートホルン鉄道(SL)に乗車してロートホルンに登ります(→⑲)。
ヘーエマッテ 広場・公園
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃーくんさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
インターラーケン(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40