2025/12/02 - 2025/12/09
314位(同エリア1108件中)
ヒゲGさん
イスタンブール空港を8時15分に離陸して約2時間のフライトを経てカターニャ空港に着陸したのが午前8時20分頃と時差の関係で儲かったような気がしますが、日本出発後8時間の時差を考えると移動の疲れが溜まっています。
目的地に到着したのでテンションを上げて観光を楽しみましょう。
表紙の写真はシチリア島のシンボル「エトナ山」です、山頂は雪化粧していましたが、島内滞在中に再びその姿を見ることは叶いませんでした。
今回のツアーは18名で、内訳は夫婦が6組12名、一人参加の男女が3名ずつで、後期高齢者は私だけでした。
観光1日目の行程はカターニャ空港からは全行程バス移動でカルタジローネでマヨルカ焼きタイルで有名な大階段とドゥオーモなどを見学後アグリジェントに移動して神殿の谷でギリシャ神殿の荘厳な遺跡を観光しました。
観光施設などの詳しい説明は出来かねますので、写真のみお楽しみください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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カターニャ空港で入国手続き、両替などを終えて9時15分過ぎにターミナルビルを出るとリノベーション中でした。
因みに両替率は非常に不満な1USドルが0.65ユーロでしたので、食事時に必要なドリンク代位を両替しました。 -
旅行中お世話になった大型バスは日本人ツアー客専用か?
平仮名で「ようこそイタリアへ」のボディーペイントは「そ」が天地逆さに書かれていました。 -
空港を出たロータリーには初期のジェット戦闘機が展示されていました。
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カルタジローネまで約65Kmは田園風景が続きます
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広々としたブドウ畑
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10時45分頃、郊外の駐車場に到着。
カルタジローネ市街には大型バスは乗り入れることが出来ないので観光トラムに乗り換えて案内してもらいます。 -
録音された日本語の案内を聞きながら狭く曲がりくねった坂道を登って行きます。
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市民庭園
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庭園の中央にあるタイルで飾られた東屋(音楽堂)
天気が良ければブルーのタイルが鮮やかに輝いていただろうに‥残念 -
市民庭園を囲む塀も歴史を感じます。
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市民劇場?の跡
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二つの丘をつなぐ橋の欄干にも色々なタイルが貼られています。
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漫画チックな騎馬像は?
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ドゥオーモの横の広場でトラムを下りて30分のフリータイムです。
広場には小さなクリスマス飾りがありました。 -
石畳の道は歩き難いし、トラムの乗り心地も悪かった。
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脇道のランプの街灯にそそられます。
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市庁舎広場のクリスマスツリー。(夜、輝く電飾を見たかった)
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庁舎に突き当り、左側を向くと「スカーラ」と呼ばれる大階段が見えました。
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142段の階段をタイルの絵柄を見ながら登ります。
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幅が広めで歩幅と合わず登りにくい階段でした。
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タイル画の一部をご覧ください。
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上部のタイルタイルほど制作年代が新しいそうです。
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階段の最上段に鎮座する場違いな塑像はなに?
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頂上のサンタ・マリア・デル・モンテ教会前のタイル画です。
残念ながら教会は閉じられており、入場できませんでした。 -
階段の途中の両サイドにはマヨルカ焼きの工房兼土産屋が何店か開いています、値段は上のお店の方が安いと感じました。
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時間があれば階段途中の脇道にも迷い込みたい・・・
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低地の市内は霧に包まれて幻想的です。
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最後にもう一度階段を振り返り、見納めます。
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フリータイムも残り僅かの時点でドゥオーモに入場しました。
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ドゥオーモ内
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天井画をしっかり見たかったナ。
ツアー仲間にはオペラグラス持参で鑑賞する方もいました。 -
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11時45分、帰路もドゥオーモの脇から駐車場まで狭い路地を抜けていきます。
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後方には、低速のトラムを追い抜けない車の列ができます。
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12時20分、駐車場から数分のバス移動でレストラン「Fra.Ma.Lu」に到着しました。
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シチリア島最初の食事はやや期待外れの、
茄子、ズッキーニ、ジャガイモ、チーズなどの揚げ物 -
ミートボールとポテト
希望者はお替りできました。 -
デザートは甘いアーモンドケーキ
(袋菓子でガッカリ) -
昼食後はお昼寝を兼ねて約110Km先のアグリジェントに向かいます。
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途中で丘の上に神殿(ジュノーネ・ラチニア神殿?)が見えてきました。
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険しい岩肌です
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神殿の丘からは通ってきた円形交差点が見えます。
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最初に標高120mの丘の頂上に立つジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿を見学しました。
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火災に遭った後、中世の地震で25本の柱と梁の一部を残して崩壊したそうです。
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崩れた神殿の石材がゴロゴロしています。
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宮殿の丘から地中海を望むと、中央右の道路と水路の交差点には医療のシンボルである「蛇が巻き付くアスクレピウスの杖」を刻印した遺跡があり、紀元前400年ころには病院があったとのことです。
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コンコルディア神殿に下る途中で振り返り、見上げたヘラ神殿。
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道端には沢山のサボテンが赤い実を付けており、食べられるそうです。
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数分、丘を下るとコンコルデア神殿が見えてきました。
(丘を下る道順で良かったです。) -
短辺6本、長辺13本の柱で構築された神殿はギリシャ建築の最高傑作と言われています。
6世紀末、教会に転用されたことで良好に保存されたと考えられているそうです。 -
神殿の説明図
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16時15分、陽が傾き始めました。
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近年置かれたイカロス像
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西側に回ると夕日に照らされて燃え立つような色合いです。
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梁や柱に模様がしっかりと残っています。
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内部の壁まで残っているのは珍しいそうです。
残念ですが神殿に立ち入ることはできません。 -
次のヘラクレス神殿に下る途中で道路下の農園に特徴的な角を持つヤギが放牧されていました。
現地ガイドさんがオリーブの枝を振りかざして呼ぶと寄ってきます。
神殿を訪れる都度、オリーブの枝を与えて手懐けているそうです。 -
3カ所目のエルコレ(ヘラクレス)神殿に到着する頃は逆光のためシルエットです。
これは最も古い神殿で、紀元前520年ころ建造されたと言われています。
現在は8本の柱だけが残っています。 -
西側からは残照で撮影できましたが、足場が悪く全体が撮れません。
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崩れた柱の部材が転がっています。
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お月様が輝き始めました。
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下から見上げるとキノコのようにも見えます。
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崩れ落ちた石材を見ると、柱に積み重ねて固定する材木を刺した穴が見とれます。
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遺跡群に残る2本の溝は水路かと思ったら、神殿の建築時に石材を運んだ荷車の轍だそうです。
16時45分過ぎ、見学を終えホテルに向かいます。 -
17時に海辺のホテルに到着しました。
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今宵は「ディオスクーリ・ベイ・パレスホテル」に泊まります。
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ロビーは広々しています。
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174号室、設備も装飾もクラッシックなお部屋でした。
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夕食はホテル内のレストランで頂きましたした。
野菜スープ -
白身魚(sea bream)のグラティナート(パン粉を付けてオーブンで焼く)とインゲン豆
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デザートはカットフルーツの盛り合わせ
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夕食後、ホテルの御厚意で特別に屋上を開放していただき、ライトアップされた神殿を見ることが出来ました。(中央に並ぶ針のような灯りが神殿です)
日本と8時間、トルコと2時間の時差を含めて長~い一日が終わりました。(本日は14,000歩)
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