塩の道　信州大町の歴史と文化を訪ねて

2025/11/13 - 2025/11/13

今まで何度も通ったことはありましたが、今回あらためて塩の道　信州大町を訪ね、散策の旅をしてみました。
天気も良くて、途中、北アルプスの景観に感動しながらの旅でした。

初めに街の中心にある施設、塩の道ちょうじやという施設に行きました。
まず驚いたのが、太い梁の建物です。また塩を積んだ荷車を、そのまま建物の中に引き込んで、塩を保管するようにもなっていました。昔使われていた様々な調度品なども展示しているので、当時の様子を想像することが出来てよかったです。

さらに流鏑馬会館が隣接して建てられていてそちらも見学。
子供たちが馬に乗って、流鏑馬をするところなど、流鏑馬行事の様子が、映像でも流されていました。子供たちの衣装も独特で、地方のお祭りの伝統文化に触れることが出来て、とても面白かったです。

次に塩の道ちょうじやを出たすぐ近くに、女清水という湧き水を汲んで飲める場所がありました。口に含むと、とても舌触りが柔らかい天然水でした。さらに大通には、男清水という水くみ場があって、どうも水源が別なようで、微妙に味も違う気がしました。

そこから、流鏑馬のお祭りを行う若王子神社にお参りに行きました。森に囲まれた静かな境内に、本殿と三重塔などがありました。これこそパワースポットらしい空気感だったので、とても身が引き締まる雰囲気の神社でした。この神社で行われている流鏑馬行事は、絶対に一見の価値があると思いました。短い時間での散策でしたが、信州大町に伝わる文化が、今でも地域の人々に守られているのがわかって、とても心が温まる旅になりました。

エリア 大町(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

大町近郊で眺めた北アルプス。山の上に雪があって、きれいでした。

塩の道　ちょうじや　の建物全景

道路の向かいも、建物が街道らしい雰囲気の町並みでした。

ちょうじやの中に入りました。梁が大きくて、屋根裏まで見えていました。

昔の調度品が展示されていました。

ジオラマで当時の様子が想像できました。

２階にあがる階段も、収納引き出し付きで、風情がありました。

当時の服装などが展示してありました。

地域特有のお祭りで使用されていた飾りもありました。少し不気味な感じ。

外に出ると蔵が並んでいます。

一番奥に塩蔵がありました。

倉の中はこんな感じです。

隣接している流鏑馬会館の入口の飾りと写真、案内板

子供が馬に乗って流鏑馬をしている様子（人形）

祭礼時の衣装も展示されています。デザイン、色合いなど、かなり独特の衣装だと思いました。

流鏑馬会館の展示スペースです

ちょうじや、流鏑馬会館の外で見つけた水くみ場。女清水と書かれていて、柔らかな口当たりの天然水でした。

美味しい水が飲めるので、湧き水が出ている町が羨ましかったです。

女清水の近くに、男清水という水くみ場もありました。

こちらは、メイン道路添いなので、見つけやすいかと思います。

先ほどの流鏑馬神事が行われ若王子神社の赤い鳥居です。

三重塔もあって、美しい境内です。

神社の由来書き案内板です

境内にある茅葺屋根の建物は風格がありました。

こちらが本殿です。

境内の周囲は森になっていて、静かでパワースポットらしい空気感でした。

本殿裏手の屋根に、赤い鬼のお面が付けられていて、ご神域の雰囲気でした。

赤い鬼の面、拡大写真です。